プロ野球
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スポーツ 2021年06月29日 19時30分
中日・京田の一軍復帰に「戻す必要は無い」反発の声 1か月でのスピード昇格、二軍で復調も歓迎されないワケは
打撃不振により5月28日に自身初の二軍降格となったプロ5年目・27歳の京田陽太。6月29日、その京田が一軍に登録されたとNPBから公示された。 昇格を伝える報道によると、京田は降格後に二軍戦で「.283・1本・3打点」と3割近くの打率をマークしたことなどから、前日28日に抹消された阿部寿樹と入れ替わる形で一軍に復帰する流れになったという。また、仁村徹二軍監督が「少しずつ試合への対応、考え方が良くなった」と京田の復調に太鼓判を押したことも伝えられている。 京田はプロ入りした2017年に新人王を獲得し、翌2018年以降もチームの正遊撃手としてプレーする内野手。ただ、今季は「.245・1本・10打点」と打撃成績は振るっていない上、5月5日・DeNA戦では死球を受け一塁へ出塁する際、着用していた手袋やレガースをボールボーイの足元に投げつけるなど精神的に不安定な姿も露呈。成績やメンタルの不安定さから28日に二軍降格となり、与田剛監督から「切り替えるいいチャンスだと思ってやってほしい」と奮起を求められていた。 >>中日・京田に「常軌を逸してる」ファンドン引き ボールボーイに防具を投げつけ、死球の怒りは2週間前に伏線アリ?<< 京田の一軍復帰を受け、ネット上には「2割後半で復調と判断するのはどうなのか、3割中盤とか打ってるならまだしも」、「降格前にボロボロだった打撃面、精神面がたった1か月で改善されてるとは思えない」、「代役の堂上(直倫)が頑張ってるし、まだ一軍に戻す必要は無い気がする」と否定的な声が寄せられている。 一方、「反対意見も多いけど自分は大賛成、ベテランの堂上でその場しのぎをしてもあまり意味がないし」、「目先の勝ちだけ狙うなら堂上を使えばいいけど、数年先のことを考えると批判覚悟でも京田を使って成長を促すべきだと思う」、「降格は『このままだとダメになるぞ』ってお灸をすえたかっただけだったんだろうし、首脳陣が納得してるならそれでいいのでは」、「そもそも阿部が落ちてるから京田と堂上は共存できるのでは?」と賛同するコメントも複数見受けられた。 「京田が二軍降格した5月28日・日本ハム戦から直近試合の6月27日・広島戦の間は、プロ15年目・32歳の堂上が最も多く(13試合)スタメン遊撃手として試合に出場しています。その堂上が『.257・2本・10打点』と京田とそん色のない成績をマークしているため、京田を一軍に戻す必要性はないと主張しているファンは少なくありません。一方、京田が堂上より5歳若いことや過去に新人王を獲得するなど実績もあることを踏まえ、一軍スタメンに戻し我慢強く起用した方が長い目で見ればチームのためになるという意見もあります。また、与田監督も2020年から選手会長を務めている京田に、苦しみを乗り越えてグラウンド内でもチームを引っ張る存在になってほしいという思いで昇降格を決断したのかもしれません。なお、今後の両名は遊撃でポジション争いを展開するか、二塁堂上、遊撃京田といった形でお互いに二遊間を組むかのどちらかになることが想定されます」(野球ライター) 29日・DeNA戦では堂上が「5番・二塁」でスタメン起用される一方、京田はベンチスタートとなっている。昇格即スタメン復帰とはならなかった京田だが、ここから立場を取り戻していくことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月29日 15時30分
ソフトB・工藤監督にファン激怒「敗退行為だ」 追い上げムードを壊した代打策、打率1割台でも起用したワケは
28日に行われたソフトバンク対西武の一戦。「5-2」で西武が勝利したこの試合で、ソフトバンク・工藤公康監督が見せた采配がネット上のソフトバンクファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「1-5」とソフトバンク4点ビハインドで迎えた8回裏に飛び出た代打策。この回ソフトバンクは西武3番手・ギャレットから1点を奪い、なおも1死一、三塁の場面で甲斐拓也に第4打席が回る。甲斐は第3打席までに「2打数1安打・1四球」と2出塁を記録していたため、この打席でも後続につなぐ打撃が期待された。 ところが、工藤監督はその甲斐に代え、今季の代打打率が「.154」の明石健志を代打起用。しかし、明石はギャレットの5球目を打ち上げ平凡な遊飛に倒れこの代打策は失敗。その後、後続の松田宣浩が二ゴロに打ち取られ二者残塁で攻撃終了となった。 >>ソフトB・周東、放心状態でベンチ裏に失踪? カメラに映った異様な光景に「メンタル壊れてる」ミスの影響か、心配相次ぐ<< 工藤監督の代打策を受け、ネット上には「謎の代打明石のせいで追い上げムードが台無しになった」、「それまで無安打ならともかく、1安打1四球で結果出してた甲斐を代える必要は絶対になかった」、「打率2割の甲斐を下げて、代打打率1割台の明石を出すのはもはや敗退行為だろ」といった苦言や批判が寄せられている。 一方、「西武との相性を考えると代打明石は間違っては無い」、「対西武に限れば、明石は甲斐より打率が2割ぐらい高いからなあ」、「ソフトバンクファンはなんか怒ってるけど、西武ファンとしては明石はそれなりに怖かったぞ」と理解を示すコメントも複数見受けられた。 「明石は今季『.200・0本・6打点・9安打』(28日試合前時点)という打撃成績で、『.242・7本・29打点・56安打』(同)の甲斐とは大きな差が開いていました。さらに代打打率も1割台と今一つであることから、甲斐に代えて代打起用する必要性はなかったと憤っているファンは多いようです。一方、対西武の打撃成績を見ると明石が『.375・0本・1打点・3安打』(同)、甲斐が『.121・0本・2打点・4安打』(同)と明石の方が2割以上打率が高く、西武に好相性の明石を代打起用したのはあながち間違いではないのではという意見も見られます。ただ、こちらの意見についてはギャレットの対左被打率が『.203』(同)だったことを引き合いに、左打者の明石をぶつけるのは理にかなっていないと異を唱える声も散見されますね」(野球ライター) 28日の試合に敗れたことで連敗は4に伸び、4月6日以来の勝率5割となったソフトバンク。試合後、工藤監督やコーチ陣は約1時間の緊急ミーティングを行ったことが伝えられているが、不発に終わった明石の代打起用についてはどのように振り返ったのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月29日 11時30分
首位オリックス宮城大弥がハーラートップ8勝で連敗を止める!オールスター出場も決定
6月6日の中日戦から37年ぶりの11連勝を飾り、一気に首位にまで上り詰めたオリックス。11連勝の後は2連敗、引き分けと勝ちから遠ざかりかけたが、8連戦の最後に勝利を収めて、東北楽天と同率ながら首位を死守している。【オリックス 6.22〜6.27戦績】対 北海道日本ハム大阪・京セラドーム大阪6月22日○オリックス(山岡)5-2(バーヘイゲン)北海道日本ハム●23日○オリックス(田嶋)3-1(池田)北海道日本ハム24日●オリックス(増井)2-5(伊藤)北海道日本ハム○対 埼玉西武大阪・京セラドーム大阪25日●オリックス(山本)1-3(高橋光)埼玉西武○26日△オリックス(山崎福)3-3(今井)埼玉西武△27日○オリックス(宮城)10-0(ニール)埼玉西武●※(カッコ)内は先発投手。※74試合36勝29敗9分。楽天と同率の1位。3位の福岡ソフトバンクと3.5ゲーム差。 21日まで仙台で3試合を行ったオリックスは、移動日なしで本拠地の京セラドーム大阪へ。負け越している最下位の北海道日本ハムと対戦。初戦は山岡泰輔を先発に立てて、連勝に臨んだ。山岡は1回の途中で右肘に違和感を訴えて緊急降板したが、その後を山田修義が好投を見せて、オリックスが5-2でカード頭を取った。2戦目は田嶋が「初回は少し力みがありましたが、2回以降は落ち着いて、自分らしいピッチングが出来たと思います。全体的には、なんとか最低限の仕事が出来たと思いますが、少し球数が多くなってしまったところは課題だと思いますし、なんとか6回を投げ切りたかったです」としながらも粘り強く投げて、球団を37年ぶりの11連勝に導いた。3戦目は先発の増井浩俊が大乱調。打線も攻めきれず連勝はストップした。 25日からは得意としている西武との3連戦。初戦はエース山本由伸が7回を投げ、被安打4、奪三振9、無失点と好投。「調子自体は立ち上がりから悪くなかったと思います。途中から真っすぐの感覚も良くなっていって、どんどん押していくピッチングも出来ていました。ピンチの場面もしっかりと粘ることが出来ましたし、ゲームを作れたところはよかったと思います」と自身の投球を振り返っていたが、セットアッパーのヒギンスが同点に追いつかれ、守護神の平野佳寿が逆転を許してしまい連敗を喫する。2戦目は何とか追いついて引き分けに持ち込むと、3戦目は宮城大弥が5回まで毎回ランナーを許すも粘投で何とか無失点で切り抜ける。宮城は5回を98球、3安打、6奪三振、無失点の内容で降板。「先頭を出さない意識でいったんですけど反省です。野手の方に助けてもらいながら、なんとか0で抑えられたところは、次に繋がると思うのでよかったですが、抜けてしまうボールも多かったですし、反省することばかりです」と反省しきりだったが、先発全員安打、10得点と大爆発。宮城はハーラートップの8勝目をマークしている。 中嶋聡監督は「8連戦ということで疲れも見えてたんですけど、昨日の引き分けからの(連敗)ストップだったので大きかったです」とホッとした表情を浮かべていた。宮城は吉田正尚とともにオールスターにファン投票で選出された。 今週は千葉ロッテとの2連戦、埼玉に移動して再び西武との3連戦が予定されている。(どら増田 / 写真・Rinco)
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スポーツ 2021年06月29日 11時00分
日本ハム・栗山監督のメンタルが崩壊寸前? 体たらくな主力、口だけのフロントにもはや打つ手ナシか
6月28日の月曜日、唯一行われた福岡ソフトバンク対埼玉西武の一戦が、日本ハム・栗山英樹監督を追い詰めた。同試合で西武が勝利し、勝率を五分に戻した。 これによって、パ・リーグ6球団で勝率5割を切っているのは、日本ハムだけ。つまり、日本ハムはパ・リーグの借金を全て抱え込んだことになる。 「戦力的に見て、今年の日本ハムが厳しいということは予想されていました。投打ともに戦力不足です」(プロ野球解説者) 日本ハムは前日27日、千葉ロッテに敗れた時点で6月の負け越しが決定。借金も今季最多の「15」に膨らんだ。同日、栗山監督は「選手が一番分かっているのでは」と多くを語らなかったが、“打つ手ナシ”といった雰囲気だった。 「主砲・中田翔がまだ二軍調整中です。今季は不振で、心身ともに覇気が感じられません。腰の故障も気になります」(前出・同) >>元阪神・江夏氏に「二度と解説聞きたくない」ファン激怒 負傷交代の中田を「練習不足」と切り捨て批判相次ぐ<< チーム低迷の責任が中田一人にあるわけではない。 「不振は中田だけではありません。大田、西川もイマイチで、近藤も打率がまた2割台です。清宮幸太郎がレギュラー陣を脅かすところまで成長していたら…」(スポーツ紙記者) チーム打率2割2分7厘、本塁打39、総得点215。打撃部門の成績は全てリーグワーストだ。 「良くも悪くも、中田は目立ちますからね。4番を任されてきた以上、風当たりが強くなるのも当然です」(スポーツ紙記者) 中田の不振の原因は、メンタル的なものだと言われている。そのせいか、「精神面が原因なら、新監督のもとで」と安易に予想する声もあり、稲葉篤紀氏へのバトンタッチが既定路線だとしても、栗山監督のように辛抱強く起用してくれるのかどうかは、疑問だ。 その栗山監督が進退について考え込むなんてことにならなければいいのだが…。 「昨年オフ、日本ハムフロントは栗山監督を必死の説得で引き止めました。監督一人に責任を負わせないという雰囲気も強く感じられます」(前出・球界関係者) その通りだとすれば、戦力補強も積極的に行うべきだった。 中田と言えば、感情を表に出しやすいタイプだが、栗山監督もそれに近い一面がある。 普段の語り口はソフトだが、敗戦後、たまに粗雑な口調になる。すぐに我に返り、感情を押し殺そうとしているのも伝わってくるが、そういう時の栗山監督は一方的に会見を切り上げてしまう。記者団が追いかけて質問しても、何も喋ってくれない。 「記者団との質疑の中で選手の名前を出すこともあります。でも、栗山監督は試合後の談話で選手を批判すべきではないと考えており、怒る時は直接面と向かって言うように努めてきました」(前出・同) 2023年に移転する新球場の集客力にも影響してきそうだ。チームの雰囲気を変えられるのは、やはり中田しかいない。でなければ、栗山監督が気の毒である。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年06月28日 21時30分
阪神、藤浪リリーフ起用はもう限界?「晋太郎を先発に西を7回に」球界OBが提案も批判相次ぐ「理解できない」
野球解説者の中西清起氏(元阪神)が27日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。動画内での発言が、ネット上の阪神ファンの間で物議を醸している。 今回の動画で中西氏は、22~27日の6連戦で「2勝4敗」と負け越した阪神の戦いぶりをテーマにトーク。22日・中日戦で今季6勝目を挙げた青柳晃洋への称賛や、6連戦中の打撃成績が「.208・0本・2打点」だった大山悠輔への懸念などを語った。 >>阪神・佐藤に低迷の危険信号が点灯?「今後他球団もやってくる」谷繁氏が指摘、中日バッテリーが見せた攻略法とは<< その中で、中西氏は現在リリーフを務めている藤浪晋太郎が23日・中日戦で4失点を喫し敗戦投手となった点を問題視。「この位置(セットアッパー)ではもう使えないでしょ。四球出して堂上(直倫)に長打食らって、1イニングであれだけ点取られると一発で(試合が)終わってまう」と、試合を壊した投球だったと苦言を呈した。 今季の藤浪は4月下旬まで先発を務めた後に一度抹消され、再昇格した6月上旬からリリーフとして起用されている。ただ、中西氏は制球への不安から藤浪はリリーフには不向きと考えているといい、「(首脳陣は)先発で(もう一度)勝負させて、アカンかったら自分で身を引くくらいの、そのくらいの覚悟でやらさなきゃダメだ」と先発再転向を強く主張した。 同時に、中西氏は「場合によっては晋太郎を先発に回して西(勇輝)を(リリーフとして)7回に入れるとか、そういう(起用を考えなきゃいけない)時期だと思う」と、27日終了時点で「4勝4敗・防御率2.84」をマークしている先発・西勇輝のリリーフ転向も提案。ただ、西の転向を推す具体的な理由については語らなかった。 中西氏の発言を受け、ネット上には「プロ生活の序盤以外はずっと先発の西をリリーフに回すのはリスクが大き過ぎる」、「安定して6、7イニングを投げてくれる西をリリーフに回すような余裕は無い」、「藤浪の先発再転向はまだ分かるが西のリリーフ転向は理解できない、馬場(皐輔/2勝0敗7ホールド)とか及川(雅貴/1勝1敗0ホールド)を試すのが先だろ」といった苦言や批判が寄せられている。 一方、「西はリリーフにブランクがあるけど、それでも藤浪よりはマシではないか」、「与四球率(藤浪は7.39、西は2.63)の差を考えると、西が藤浪のように四球で崩れる可能性は低いと思う」、「このまま何もしないよりは一度試してみてほしい、終盤戦に向けたオプションが増えるかもしれないし」と理解を示すコメントも複数見受けられた。 「西はこれまでオリックス(2009-2018)、阪神(2019-)でプレーしている13年目・30歳の投手ですが、当時プロ3年目・21歳だった2011年シーズンを最後に一軍ではリリーフ登板していません。こうした背景もあってか、約10年のブランクがある役割をいきなり任せるのはリスクが大きすぎるのではと疑問を抱いているファンは少なくないようです。一方、リリーフ転向後の藤浪が『1勝1敗3ホールド・防御率8.22』と非常に不安定な投球を続けていることから、ブランクを差し引いても西をリリーフに回した方がチームとしては戦いやすくなるのではとの意見も見られます」(野球ライター) 27日終了時点では、2位巨人に2.5ゲーム差まで迫られている阪神。今週以降の戦いの中で、矢野燿大監督が藤浪、西の起用法について何らかの決断を下すことはあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について中西清起氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCMokupGPVCIvM99XLMnKbQQ
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スポーツ 2021年06月28日 19時00分
侍ジャパン、故障辞退した中川の代役は「宮城で決定!」中畑氏が断言も疑問の声、パ最多勝でも招集が無さそうなワケは
野球解説者の中畑清氏(元DeNA監督)が、27日放送の『SPORTSウォッチャー』(テレビ東京系)に生出演。番組内での発言が、ネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 今回の番組で中畑氏は、同日に行われオリックスが「10-0」で勝利したオリックス対西武の一戦を解説。「5回無失点・被安打3・6奪三振」でリーグトップの8勝目を挙げたオリックス先発・宮城大弥の制球力や投球フォームを称賛した。 問題となっているのは、宮城を称賛した後に飛び出た発言。中畑氏は番組MCのお笑いタレント・ビビる大木に突然、「中川の代わりの侍ジャパンは誰だ!」と質問。これを受けた大木が「これはもう宮城投手でよろしいでしょうか、キヨシさん?」と答えると、中畑氏は「もっと大きい声で言いなさい、宮城で決定!」とコメントした。 中畑氏が名を挙げた巨人・中川皓太は16日に発表された東京五輪に臨む侍ジャパンのメンバーに選出されていたが、左肋骨骨折を理由に25日にメンバー入りを辞退。中川に代わり侍ジャパン入りする選手はまだ決まっていないが、中畑氏は宮城が適任だと考えているようだ。 中畑氏の発言を受け、ネット上には「ここまで好調だと五輪でも見たい気持ちは分かる」、「あの二段モーションは初見じゃ攻略難しそうだし呼ぶ価値は十分にあると思う」、「防御率(1.93/リーグ2位)や被打率(.165/同1位)もリーグトップクラスだから、招集すれば安定した投球で貢献してくれるのでは」といった反応が寄せられている。 一方、「宮城はロースター外だから招集は無理じゃないか?」、「JOCに事前報告してない選手を今からメンバーに加えるのは難しいと思う」、「実はリスト入りしてたとかなら可能性出てくるけど、ニュースとかでも代役候補には挙げられてないしなあ」と、宮城は追加招集できないのではという指摘も複数見受けられた。 >>侍ジャパン・稲葉監督、五輪メンバー選考基準を明かし驚きの声「そういう面も重視してたのか」 過去の気苦労の影響指摘も<< 「16日に発表された侍ジャパンのメンバーですが、報道によると選出・追加招集の対象となるのは、チームが3月上旬にJOCに提出したロースター(全185名)に含まれている選手だけとのこと。宮城はこのロースターには入っていないと伝えられているため、中川の代役として招集するのは難しいのではとみているファンは少なくありません。なお、報道では中川の代役として高梨雄平(巨人)、松井裕樹(楽天)、今永昇太(DeNA)といった面々が有力候補になり得るとみられている一方、宮城の名は特に挙げられてはいません。宮城は27日終了時点で『12登板・8勝1敗・防御率1.93』と先発として申し分ない成績を残してはいるのですが、ロースター外であることから各メディアも追加招集の線は薄いとみているのかもしれません」(野球ライター) 中川の故障辞退を受けた侍ジャパン・稲葉篤紀監督は、「すぐ代わり、とはいかない」と追加招集する選手は時間をかけて選考する旨を語ったことが伝えられている。ただ選考の結果、宮城に白羽の矢が立つ可能性は低いのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月28日 17時30分
伊藤不在のピンチを救った! DeNA・山本が甲子園で猛アピールに成功
交流戦から「2番・キャッチャー」としてチームを引っ張り、停滞していたベイスターズを一気に上昇気流に乗せる立役者となっていた伊藤光に異変が起きたのが22日、金沢でのジャイアンツ戦の試合途中だった。経験豊富なベテランはリード、キャッチングはもちろん、打席でも貴重な殊勲打に送りバント、進塁打やファールで粘るなど「キャッチャーとして自分がやられたら嫌なこと」を率先。扇の要としてチームを鼓舞していたが古傷でもある腰を痛めてしまい、抹消はされていないものの、そこから試合には出場していないのが現状だ。 このピンチに三浦大輔監督が指名したのが22歳の山本祐大。 中学までは捕手。京都翔英高では外野手として甲子園出場を経験したが、プロになるために大学へ進まず、あえてBCリーグに加入したばかりの滋賀ユナイテッドベースボールクラブに中途入団。捕手にポジションを戻し打率.294、盗塁阻止率.448の好成績を残すと、オフにベイスターズに9位指名された異例の経歴を持つ。 昨年は三浦監督の元、ファームで主戦としてマスクを被り、.619と驚異の阻止率をマーク。今シーズンは開幕一軍の座もゲットしたが、4月24日に2打席凡退すると打率は1割に満たない成績に、翌日には高城俊人と入れ替わりでファームに落ちた。しかし横須賀で鍛錬を積み、6月22日に再登録されると、伊藤のアクシデント後からスタメン起用され、甲子園では6年ぶりとなる3連勝の陰のヒーローとなった。 特に土日のゲームでは、山本と同じく開幕一軍キップを手にしながら、右肘の違和感で離脱していた阪口皓亮と、極度の不振に陥った大貫晋一のファーム調整組を引っ張って勝利に導くことができた意味は大きい。土曜日の阪口はMAX150キロ、平均でも147キロのストレートとスライダーを軸に、110キロのカーブも有効に投げ、自己最長の6イニングを1失点の快投。山本はバットでも猛打賞と気を吐いた。日曜は防御率7点台と苦しんでいた大貫に、MAX148キロのストレートで強気に押すリードで腕を振らせ、スライダー、スプリットのコンビネーションで4月6日以来の勝利をアシストした。 ここまで決して順調に進まなかった2021シーズンだが、伸び盛りの若武者はチームのピンチをチャンスに変え、正捕手の座を一気に狙っていく。 写真・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2021年06月28日 17時00分
ヤクルト捕手の配球に球界OBが苦言「配慮がほしかった」 敗戦を招いた初球ストライクに高津監督もため息「もうちょっと丁寧に」
野球解説者の大矢明彦氏(元横浜監督)が、27日放送の『プロ野球ニュース 2021』(フジテレビONE)に生出演。ヤクルトのプロ5年目捕手・22歳の古賀優大のプレーに苦言を呈した。 今回の動画で大矢氏は、同日に行われヤクルトが「2-5」で敗れたヤクルト対巨人の一戦について解説。その中で、「1-1」と両チーム同点で迎えた6回表の古賀のリードを問題視した。 >>ヤクルト・田口の投球を広島ファンが妨害? バックネット裏での不可解行動が物議、「目立ちたかっただけでは」と指摘も<< この回ヤクルトは先発・スアレスと古賀のバッテリーが1死一、三塁とピンチを招くも、ここで迎えた丸佳浩は三球三振に抑え2アウトに。しかし、続く岡本和真に21号3ランを被弾し、結果的にこの一発が決勝点となった。 岡本の一発は初球を捉えたものだったが、大矢氏は「(岡本の)前の丸を三球三振で切って取った。投手からすると丸を三球で仕留めてしまった(か)ら、そのまま(次の)打者も攻めていこうという気迫で投げてくる(もの)」と発言。スアレスは直前に丸を三球三振で抑えたため、その勢いのまま岡本にも初球からストライクを投げたのではと指摘した。 その上で、大矢氏は「岡本に対しては捕手の方が少し引かなきゃいけなかった。(初球から)ストライクは放らせちゃいけない場面なんですよ。これだけホームラン打ってる打者に、投手の気持ちが立ち向かって行き過ぎてるところの初球なので」とコメント。スアレスに三球三振の勢いのまま、安易に初球ストライクを投げさせてはいけなかったと古賀に苦言を呈した。 「あの場面は『ボールからでいいんだよ』と(スアレスと意思疎通すると)か、少し間を置いてから投げさせるとかそういう配慮がほしかった」と、古賀はスアレスに投げ急がせないように対策を取るべきだったという大矢氏。「(古賀が)『あと一人丁寧に(抑える)』という気持ちだともう少し違う結果(になってたのでは)」と、冷静にリードすれば違った結果になっていたのではと推測した。 大矢氏の発言を受け、ネット上には「確かに岡本からの被弾は投げ急ぎの結果っていう印象だった」、「素人の自分でも前の打者が三球三振なら、『俺にもストライク先行でくるな』って思うしなあ」、「そもそも岡本は初球強いんだから、古賀は絶対ボールから入らせるべきだった」といった反応が寄せられている。 一方、「バッテリーはそれまで岡本を完全に封じてたから、この打席も押せ押せの配球になるのは仕方ない気もする」、「ここまでに岡本から2三振奪ってるから、古賀が『この打席も抑えれるだろう』って考えだったとしても不思議ではない」、「そこまでに1本でも打たれてたなら多少慎重になっただろうが…」と古賀を擁護するようなコメントも複数見受けられた。 「スアレスの初球を決勝3ランにした岡本ですが、今季はカウント『0-0』での打率が『.350』と、シーズン打率(.256)から1割ほど高くなっています。初球ストライクへの強さがデータにはっきり表れていることもあってか、大矢氏だけでなくファンの間でも古賀はボール球から慎重に入っていくべきだったという意見が多数派のようです。一方、バッテリーがそれまで岡本を『2打数無安打・2三振』と完璧に抑え込んでいたことから、6回表の第3打席でもストライク先行の配球で押そうとしたのは仕方ない部分もあったのではという見方も散見されます」(野球ライター) 試合後、チームを率いる高津臣吾監督が「(岡本への初球は)もうちょっと丁寧に入ってほしかった」と苦言を呈したことが伝えられている古賀。今回の痛恨被弾を今後の糧にすることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月28日 11時05分
巨人、阪神猛追の裏で正捕手争いに異変? 大城が守備でアピールも首脳陣が懸念する不安材料とは
7連勝で首位阪神に2・5ゲーム差。最大「8」まで開き、トラ独走の状況にあったが、9日間で一気に形勢が変わってきた。 「不振だった丸、故障していた梶谷が帰ってきて、戦力が整いつつあります。阪神は佐藤輝明を始め、打線が下降気味なので」(ベテラン記者) セ・リーグが面白くなってきた。 >>巨人・山口のお立ち台コメントにDeNAファン激怒「煽りとしか思えない」 古巣相手にNPB復帰星も、過去の恨みは未だ根強い?<< しかし、チームの状態が上向きになったのと同時に、新たな問題も発生した。正捕手問題である。 「山口俊が復帰し、初登板で勝利投手となりました。その山口の復帰勝利を導いたのが小林誠司です」 プロ野球解説者、スコアラーなど多くの関係者が小林のリードを称賛していた。山口が先発した23日時点で、「エース菅野(智之)も近く復帰」と伝えられていた。 小林は2019年に山口と、17年に菅野と最優秀バッテリー賞を受賞している。山口と息の合ったところを見せたことで、 「菅野復帰後は出場機会も増えるのではないか?」と言われていたが、首脳陣は決断できなかった。 「大城(卓三)ですよ。これまでは、打撃力なら大城、守備優先なら小林か、炭谷(銀仁朗)と言われてきましたが」(球界関係者) 大城が盗塁阻止率でリーグトップに立ったのだ。正確に言えば、「立っていた」。巨人首脳陣でさえ、最近になって気づいたのだという。27日現在、阻止率4割5分2厘、2位は3割台、3位は2割台となっているので、ダントツである。 投手コーチの経験を持つプロ野球解説者が「捕手・大城」をこう評していた。 「肩は強い方だと思います。でも、小林、炭谷はもっと強いので目立たなかっただけ。まあ、巨人のピッチャーはみんなクイックモーションが上手なので、他球団に比べて捕手の負担は少ないですが」 配球面はスコアラーとの共同作業なので、捕手個人で評価するのは難しい。 性格だが、首脳陣に叱られても淡々としており、試合前に要注意のバッターの配球について念押しした後、「本当に分かっているのか?」と心配する関係者も少なくないという。 先のプロ野球解説者がこんな話をしてくれた。 「大城は捕手ではなく、一塁手で試合に出ることもありました。プロ2年目だったかな、外野手に転向させて、打つことに専念させたら好成績を残すんじゃないかと、当時の首脳陣が真剣に考えていました」 また、原辰徳監督に代わってからの話だが、その打撃力を見込んで打順を上げると急に打てなくなるとのことで、7番か8番しか任せられないとの情報も聞かれるようになった。 「炭谷のインサイドワークというか、しっかりとゲームメイクできるのは彼です。スタメン捕手は先発投手との相性を見ながら代えていくしかないでしょう」(前出・球界関係者) “日替わりマスク”には賛否両論がある。マイナス面の声を一つ挙げるとすれば、「首位チームらしく、正捕手を決めてデンと構えるべき」とのこと。今季の巨人は試合途中から捕手を交代させる試合も多い。 首位攻防戦は過熱しそうだが、中継ぎ投手、捕手とも総動員の慌ただしいスタイルが続きそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年06月27日 18時30分
巨人・山口の大失言、2年前の方が酷かった?「完全に当てつけだ」古巣ファンを激怒させたお立ち台での爆弾発言
23日に富山・アルペンスタジアムで行われた巨人対DeNAの一戦で、NPB復帰後初登板・初先発に臨んだ巨人のプロ16年目・33歳の山口俊。その山口が試合後のお立ち台で口にしたコメントは、ネット上のDeNAファンの間で物議を醸した。 同戦で「5.2回1失点・被安打5・四球2」と試合を作り勝利投手となった山口。試合後のヒーローインタビューではインタビュアーから2シーズンぶりとなるNPBでの登板の感想について問われ、山口は「もっとヤジが多いのかなと思ったんですけど、すごく温かい応援ありがとうございます」と、予想以上にファンから厳しい声を浴びなかったという旨を語った。 >>巨人・山口のお立ち台コメントにDeNAファン激怒「煽りとしか思えない」 古巣相手にNPB復帰星も、過去の恨みは未だ根強い?<< 山口がDeNA時代に自軍ファンからしばしばヤジやブーイングを浴びていたという過去もあってか、ネット上には「DeNA側に向けた煽りにしか聞こえない」、「当時の恨みを未だに根に持ってるのか」といったDeNAファンからの苦言や批判が寄せられた。一方、「NPBラスト勝利の時も煽られたの思い出した」、「山口といえばハマスタ初勝利の時のヒーローインタビューも酷かったな」といったコメントも挙がった。 山口はDeNA(2006-2016/2006-2011は横浜)、巨人(2017-2019,2021-)の2球団で活躍した後ポスティングでMLBに移籍し、その後トロント・ブルージェイズ(2020)、サンフランシスコ・ジャイアンツ(2021/マイナー)でのプレーを経て今年6月10日にNPB・巨人に復帰。23日の白星は2019年9月20日・DeNA戦以来となるNPBでの勝利となったが、この試合でのお立ち台コメントもDeNAファンの間に波紋を広げている。 横浜スタジアムで行われた同戦に先発した山口は「6.2回4失点・被安打3・四死球5」と制球が不安定だったが、降板するまでに打線が7得点を挙げていたこともあり15勝目となる白星をマーク。2016年オフにDeNAから巨人にFA移籍した山口はこれが移籍後初となる同球場での勝利だったため、試合後のお立ち台ではインタビュアーから「ハマスタで勝てたというのも(喜びは)ひとしおじゃないですか?」という質問が飛んだ。 すると、山口はニヤリと笑みを浮かべながら「ハマスタで勝ててすっごい気持ちいいです。ありがとうございます」と発言。これを受けた球場からはどよめきが起こり、ネット上にも「完全にDeNAファンに対する当てつけだ」、「こんな恩知らずな奴は出ていってくれて正解だった」とDeNAファンからの批判が噴出した。 古巣ファンの感情を逆なでするようなコメントを残した山口だが、試合中にDeNAファンから受けた仕打ちが発言の伏線になったのではとの見方もされている。山口は7回裏に治療のため一時ベンチに下がる一幕があったが、マウンドに戻った山口に対しDeNAファンは大ブーイングを展開。そのため、他球団ファンからは「先に山口に喧嘩売っといてよく言うわ」、「自分達の民度の低さを棚に上げて山口を叩くのはどうなのか」という苦言も複数挙がっていた。 それから2年後に再び飛び出した爆弾発言により、より遺恨が深まったといえる山口とDeNAファン。次カード以降の対戦でも、いざこざが繰り広げられることになるのだろうか。文 / 柴田雅人
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