プロ野球
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スポーツ 2021年06月24日 11時25分
DeNA、対巨人10戦未勝利から更なるドロ沼へ? 三浦監督もイライラ隠せず、異例の日程も今後に追い打ちか
巨人・山口俊投手が復帰登板を白星で飾った。ここまで、横浜DeNAベイスターズは巨人戦10試合を消化して、まだ勝っていない。開幕から3か月強、同一カードの10戦勝ち星ナシは、1989年以来32年ぶりの屈辱だ。 試合後、三浦大輔監督は「フォークボールを効果的に使われた」と山口のピッチングを冷静に分析していたが、内心は違うはず。現役時代から勝つことに強い執着心を見せてきた野球人である。「勝っても負けても、ファンのために会見に応じる」の“心情”が感情を抑え込んでいたという印象だ。 「6月中、両チームの対戦はありません。7月にならないと…」(スポーツ紙記者) しかし、その7月対戦が“異例”なのだ。 >>DeNA・三浦監督に「大輔辞めろって」チームOBが苦言 サヨナラ機で犯していたミスをズバリ指摘、ファンからは賛否の声<< 7月2日から3連戦、主催球団はDeNA。球場は「明治神宮球場」である。 東京五輪の影響によるものだ。神宮球場は東京ヤクルトスワローズが本拠地としているが、同日はバンテリンドームでの中日戦が組み込まれている。DeNAの本拠地・横浜スタジアムが利用できないため、NPBと当該チーム同士で調整し、“間借り”することになったのだ。 “球場の間借り”だが、DeNAはこの北陸遠征前の広島3連戦を東京ドームで主催している。こうした状況がしばらくの間、続くのだ。 「今さらですが、横浜スタジアムは五輪の野球・ソフトボールの競技会場となります。その準備もあって、8月31日の広島戦まではDeNAは横浜スタジアムを利用できません」(球界関係者) 地方球場で主催試合を行う方法もあったが、選手の負担も考え、横浜スタジアムで試合をする時と同じように自宅から通える東京ドーム、神宮球場が提供された。この先、神宮球場も五輪の影響で暫く使えなくなるが…。 「東京ドームでの『DeNA対広島戦』もそうでしたが、神宮での『対巨人戦』も違和感があります。DeNAは両球場でビジターゲームをこなしてきたので、球場の特徴は知り尽くしています。問題はないと思いますが」(前出・同) しかし、こんな意見も聞かれた。 神宮球場は学生野球の聖地でもある。神宮3連戦の2日目となる7月3日は、夏の甲子園大会の東京都予選の開会式が予定されている。高校野球連盟も新型コロナウイルス禍で開会式の規模縮小を決めているが、その開会式のスタート予定時間は午後1時半、DeNAの試合開始は午後5時45分だ。 「高野連とプロ野球の入れ換えなどもあり、調整が難しい」(プロ野球解説者) 室内練習場などが利用されるはずだが、試合開始までの喧騒は想像に難くない。 「DeNAが横浜スタジアムで試合を行ったのは、6月6日が最後。8月末まで帰れません。阪神が夏の甲子園大会のため長期ロードに出る以上の期間です」(前出・同) 三浦監督は東京ドーム、神宮球場での主催ゲームに対し、「問題ナシ」と一笑に付していたが、一歩間違えばそのままズルズルと連敗街道に陥ってしまう危険性もある。 6月23日の巨人戦を落とし、借金17。早く立ち直らないと、DeNAはヤバイことにならないか? (スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年06月23日 19時30分
ヤクルト・田口の投球を広島ファンが妨害? バックネット裏での不可解行動が物議、「目立ちたかっただけでは」と指摘も
22日に広島・マツダスタジアムで行われた広島対ヤクルトの一戦。「6-1」でヤクルトが勝利したこの試合で、ある観客が見せた行動がネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、「6-0」とヤクルト6点リードで迎えた6回裏に中継カメラに映り込んだ観客の様子。この回ヤクルトは先発・田口麗斗が続投していたが、その田口の投球中にバックネット裏に座っていた赤いTシャツ姿の小学生らしき少年客が、両手を上下左右に不規則に大きく動かす動作を複数回行う。また、少年客は両手だけでなく、同戦の来場者に配られた応援グッズの赤い傘も何度か振り回していた。 その後田口は1死一、三塁から西川龍馬の犠牲フライで1点を失うが、後続の石原貴規が打席に入った直後、球場の警備員が少年客に近づき言葉をかける。何らかの注意を受けたとみられる少年客はその後は大きな動作を控えたが、警備員は7回以降も少年客の座席前方に待機し監視を続けていた。 少年客は4回表ごろからバックネット裏の座席に着席し試合を観戦していたが、6回裏までは特に目立った行動はなかった。また、少年客の横には身内と思われる男性客も座っていたが、6回裏の少年客の行動に対し注意したような様子は見られなかった。 少年客の行動を受け、ネット上には「明らかに田口の投球を邪魔しようとしてて不快」、「田口にとっても他のファンにとっても迷惑でしかない、警備員もその場で退場にすればよかったのに」、「フラッシュの次は傘で妨害かよ、広島ファンはどんだけ民度低いんだ」といった苦言や批判が多数寄せられている。 一方、「試合の大勢が決まってる6回にいきなり騒ぎ出したのは不思議だな、妨害が目的ならもっと早いイニングでやってると思うけど」、「知り合いから『TV映ってるよ!』って連絡が来て舞い上がっちゃった可能性もあるんじゃないか」、「警備員と喋った後はおとなしくなってたし、本人的には中継画面で目立ちたかっただけなのでは」と、少年客に悪意はなかったとみるコメントも複数見受けられた。 「今回試合が行われたマツダスタジアムでは、2019年にもバックネット裏のファンの行動が物議を醸しています。同年8月30日~9月1日の広島対DeNA3連戦で、バックネット裏のファンがDeNA投手の投球に合わせてカメラのフラッシュをたくという行動を連発。1日の試合では球審が一度試合を止め直接注意する事態に発展しました、広島を含めたセ・パ12球団が試合進行・展開に影響を及ぼす行為を観戦ルールで固く禁止していることもあり、ネット上にも『ルール破りのフラッシュで目つぶしを狙うなんて卑劣すぎる』、『当たり前のルールも守れないような奴は早く出禁にしろ』と批判が噴出しました」(野球ライター) >>試合が崩壊したことも? 広島、観客による投球後の“目つぶし”に「わざとだろ」批判の声 迷惑行為止まず<< 試合後、田口は自身の公式ツイッターに投稿し「今季4勝目を挙げられました!」とファンに勝利を報告したが、投稿内で少年客については言及していない。ファンの間で物議を醸した少年客の行動だが、田口本人はあまり気に留めていなかったのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について田口麗斗の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/taguchi90
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スポーツ 2021年06月23日 17時00分
ソフトB・甲斐の守備にファン驚愕「悪夢が蘇った」 フェンスを破壊した“深追い”が問題視されたワケは
22日に行われたソフトバンク対ロッテの一戦。「6-4」でソフトバンクが勝利したが、結果以上に話題となったのがソフトバンクのプロ11年目・28歳の甲斐拓也の衝突プレーだった。 注目が集まったのは、「6-1」とソフトバンク5点リードの7回裏1死で飛び出たプレー。打席の佐藤都志也が本塁後方へのファールフライを打つと、捕手の甲斐は全力でダッシュ。打球は三塁ベンチ横のフェンス扉付近に落下したが、甲斐は足から滑り込みながら扉に突っ込んだ。 甲斐は捕球できなかったものの、衝突後はすぐに立ち上がり小走りで守備位置に帰還。ところが、フェンス扉の方は衝突の衝撃で内側に大きく外れてしまったため、ソフトバンクコーチ陣やボールボーイが数人がかりで扉を元の位置に戻していた。 >>ソフトB・周東、放心状態でベンチ裏に失踪? カメラに映った異様な光景に「メンタル壊れてる」ミスの影響か、心配相次ぐ<< この光景を受け、ネット上には「1つのアウトをもぎ取るための執念を感じた、捕球はできなかったがいい守備だった」、「結構な勢いでぶつかったけど、甲斐が無傷でフェンスが壊れるのは意外」、「扉が壊れた分衝撃が吸収された面もあったんじゃないか」といった反応が多数寄せられている。 一方、「高谷の大量出血を思い出してゾッとした、打球方向とかほぼ同じだし」、「高谷大流血の悪夢が蘇った、あの時とは打球への突っ込み方は違うけど…」、「アウトを取りたい気持ちは分かるが少しは自重しろよ、高谷の悲劇を忘れたのか」、「高谷みたいに衝突で負傷した例もあるし、本当に深追いするべきなのかはよく考えてほしい」と、同僚捕手・高谷裕亮を絡めた否定的なコメントも複数見受けられた。 「ソフトバンクは2019年10月10日CSファイナル第2戦・西武戦で、打球を深追いした高谷が負傷交代となるアクシデントに見舞われたことがあります。同戦の4回裏、高谷は三塁ベンチ方向に上がったフライを追い、ベンチ横に設置されていた棚に激突。このプレーであご付近を裂傷し流血した高谷は負傷交代となり、交代後に向かった病院で6針縫うはめになりました。なお、高谷が激突した棚はボールボーイの用具を置くために使われていたものですが、負傷交代を受け西武側は危険と判断し試合後にすぐ撤去しています」(野球ライター) 衝突後の甲斐は最後まで試合にフル出場し、試合後も故障が発覚したとは特に伝えられていない。ただ、高谷の負傷劇を思い出して肝を冷やしたファンも少なくはなかったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月23日 11時20分
広島、鈴木・森下に侍ジャパン離脱の危機? 佐々岡監督も不安視、ワクチン副反応で選考は白紙か
「侍ジャパン」にも影響が出るのではないだろうか。 広島・鈴木誠也外野手が6月22日の東京ヤクルト戦のスタメンから消えた。前日に接種した新型コロナウイルス対策のワクチンによる副反応の影響で、球場には姿を見せたものの、練習は行わず、大事を取った。球団の発表によれば、同じくワクチン接種を受けた森下暢仁投手も“体調不良”を訴えており、広島はまたしても新型コロナウイルスに泣かされることになってしまった。 >>広島・會澤の侍ジャパン入りで阪神ファンから心配の声?「とばっちり受ける」 敵選手の負傷が問題視されているワケは<< 「鈴木は5月20日に陽性判定を受けており、何人かの広島ナインも感染が疑われました。濃厚接触者も少なくなく、ベストメンバーを組めない時期が続きました。これからという時だったのに…」(スポーツ紙記者) 同情の声は少なくなかった。森下は26日の中日戦での先発が予定されている。「一度、ローテーションを外して回復を待つ」というのが大半の見方だが、こんな指摘も聞かれた。 「12球団は『感染拡大防止特例2021』を設けて、感染者が出てしまった場合などに備えていました。同特例の中にはワクチン接種による体調不良者が出た場合についても書かれていますが、それは、体調不良の選手の登録を抹消しても、回復すればすぐに再登録できるという内容だけです。つまり、試合に出られない選手を抱えたチームへの救済法は書かれていません」(球界関係者) 例えば、二軍選手を一軍戦に臨時登録できる、あるいは試合直前でも26人の出場登録を入れ換え可能にするなど、“臨時対処法”が書かれていないのだ。 鈴木は広島打線の主砲であり、彼に代わる選手はいないが、チーム救済の臨時措置法があれば、ワンサイドゲームにはならなかったはずだ。 「12球団は秋までに全選手のワクチン接種を終えようとしていますが、侍ジャパン入りした選手から優先して接種を進めるつもり」(前出・同) 選手個々の体質もあるが、今回の広島のようなケースが再び起こる可能性は捨て切れない。 「この影響で、鈴木、森下が調子を落としたどうなるのか…。侍ジャパンのメンバーを直前で何人か入れ換えることも考えられます」(前出・スポーツ紙記者) 代表チームのメンバー変更は“故障など”と記されているので、「不振」が適用されるのかどうか分からない。しかし、対策は講じておくべきだろう。 雨天中止の影響もあるが、広島は阪神戦をまだ7試合しか行っていない。阪神戦を最も残しており、広島は「ペナントレースの行方を決めるチーム」でもあったのだ。 鈴木、森下の体調不良について、試合後、佐々岡真司監督は「明日になってみなければ分からない」と力なく語っていたが、侍ジャパンはもちろん、セ・リーグの首位戦線にも大きな影響を与えそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年06月22日 20時45分
中日監督が入団間もない選手を小馬鹿に?「腹出とるねえ」 金村氏が衝撃の苦言を明かし反響、「陰湿すぎるだろ」と驚きの声
元フジテレビでフリーの田中大貴アナウンサーが21日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、野球解説者の金村義明氏(元近鉄他)がゲスト出演。動画内での発言が、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 今回の動画で金村氏は、自身が印象に残っている球団ルールや監督の態度をテーマにトーク。中日時代に体験した門限破りに関する珍ルールや、西武時代に自身を毛嫌いしていたコーチについて語った。 >>中日・京田に「常軌を逸してる」ファンドン引き ボールボーイに防具を投げつけ、死球の怒りは2週間前に伏線アリ?<< その中で、金村氏は当時プロ13年目・31歳だった1994年オフに近鉄から中日に移籍した際、当時の中日監督・高木守道さんから入団早々に嫌味を言われたという話を明かす。当初は翌1995年から中日監督に就任予定だった星野仙一さん(元阪神監督他)から3年総額3億円(推定)という条件で誘われたため、金村氏はこれを受け入れ近鉄からFA宣言。ところが、宣言後に星野さんの就任話がなくなり高木さんが続投することになったため、条件が単年7000万円(同)に変更されてしまったという。 宣言後に近鉄に戻るわけにもいかず、その条件をのんで入団会見に臨んだという金村氏。すると、会見に同席していた高木さんは金村氏の腹をつかむと、「あんた腹出とるねえ」と体型に苦言を呈してきたという。 また、高木さんはその後に「ウチにはサードいっぱいおるでねえ」と、金村氏の本職である三塁のポジションに空きはないという旨も伝えてきたことのこと。これを聞いた金村氏は「あちゃ~」と内心移籍を後悔したと語った。 今回の動画を受け、ネット上には「入団間もない選手に言うことではない、明らかに失礼の域を超えてる」、「それなら獲らなきゃよかったのに、獲った後にネチネチ文句言うのは陰湿すぎる」、「高木さんは『星野のせいで不必要な選手が来た』ってキレてた可能性もありそう」、「入団会見で暗にいらないと言い放つとは、瞬間湯沸かし器の異名にふさわしい喧嘩っ早さだな」といった反応が多数寄せられている。 「高木さんは中日一筋(1960-1986,1992-1995,2012-2013)で現役・指導者生活を送りましたが、監督時代は短気な一面を見せることがしばしばあったことから“瞬間湯沸かし器”とも称されていました。中でも有名なエピソードといえるのが、金村氏の加入1年目でもある1995年6月2日・阪神戦での退場劇。高木さんは成績不振により同戦をもって辞任することが決まっていましたが、その試合で一塁塁審の判定に激高。抗議の際に塁審の胸を小突いてしまい、退場という異例の形で監督を辞しています」(野球ライター) 1995~96年にかけ中日でプレーしたが、2年間の通算成績は「70試合・.176・1本・11打点・21安打」と不振に終わった金村氏。入団早々高木さんからケチをつけられ、モチベーションを失った面もあるのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について田中大貴アナの公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC95Lxy4H7OA0w-bVzIvFyzg
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スポーツ 2021年06月22日 19時45分
侍ジャパン・稲葉監督、五輪メンバー選考基準を明かし驚きの声「そういう面も重視してたのか」 過去の気苦労の影響指摘も
21日放送の『報道ステーション』(テレビ朝日系)に、侍ジャパン・稲葉篤紀監督がVTR出演。番組内での発言が、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 16日に東京五輪に臨む侍ジャパンのメンバー(全24名)を自身の口から直接発表した稲葉監督。スポーツキャスター・松岡修造氏(元男子プロテニス選手)との対談形式のインタビューに応じ、メンバー選考での考え方や金メダル獲得に向けた思いなどを語った。 その中で、松岡氏から「五輪で世界と戦った時に、(この選手は)いけるかどうかっていう(点を判断する)ポイントはどこなんですか?」という質問を受けた稲葉監督は、「ジャパンに対する思い、日の丸を背負って戦うという情熱(があるかどうか)ですね」と回答。メンバー選出に当たっては、侍ジャパンの一員として全力で戦いたいという気持ちがどれだけあるかが大きな判断基準になったと明かした。 >>五輪メンバーの指名を中日がまさかの拒否? 高木氏がアテネ五輪での誤算を暴露、「だから北京では大量派遣したのか」と驚きも<< 稲葉監督は続けて、侍ジャパンへの熱い思いが感じられた選手の1人として、2019年・プレミア12での坂本勇人(巨人)を挙げる。稲葉監督は同大会のベネズエラ戦終盤、それまで「4打数無安打・2三振」と振るわなかった坂本に代え山田哲人(ヤクルト)を代打に送る。ただ、坂本は突然の交代にも全く不満をにじませず、すぐにベンチ前の柵に乗り出して山田を応援したという。 「(坂本は)『代えられた、クソッ!』という気持ちがある中で、それを(態度に)出さずに応援したんですよ。チームが勝つために」と、坂本から勝利への強い気持ちが感じられたという稲葉監督。「ああいう姿なんですよ。ああいうチームにしたいんですよ」と、選手全員が坂本のように気持ちを見せる侍ジャパンにしたいと語った。 稲葉監督の発言を受け、ネット上には「実力だけじゃなくてそういう気持ちの面も重視してたのか」、「五輪みたいな短期決戦は勢いが大事だから、坂本のように周囲を鼓舞する選手は多ければ多いほど有利になりそう」、「そもそもやる気ある選手の方が招集に応じてくれやすいから、『断られた時の代役は…』とかあれこれ考えなくて済むっていう面もあるんだろうな」、「プレミア12の時は戦前から辞退者多かったから、代表への気持ちが招集基準の1つになったのは分からなくもない」といった反応が多数寄せられている。 「稲葉監督が侍ジャパンメンバーを選出したのは2019年のプレミア12以来ですが、同大会の選考では松井裕樹(楽天)、千賀滉大(ソフトバンク)、山川穂高(西武)など、コンディション不良を理由に代表入りを辞退する選手が続出。これに伴い甲斐野央(ソフトバンク)や嘉弥真新也(ソフトバンク)、大竹寛(巨人)といった選手を急きょ追加招集するなど、メンバー選考の段階でそれなりの苦労をしいられていました。こうした経緯もあってか、稲葉監督は今回侍ジャパンにどれだけの思いを持っているかを判断基準に組み込むことで、選考をスムーズに進めたい思惑があったのではとみているファンも少なくないようです」(野球ライター) 番組では全24名の人選について、「一つも迷いはない」と自信をのぞかせた稲葉監督。確固たる信念のもとで招集した選手たちは、来たる東京五輪でどのような活躍を見せてくれるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月22日 15時35分
楽天・石井監督、助っ人の痛恨ミスにブチ切れ?「表情に出てました」球界OBが指摘、「後の流れも酷かった」とファンも呆れ
野球解説者の江本孟紀氏(元阪神他)、野村弘樹氏(元横浜)が、21日放送の『プロ野球ニュース 2021』(フジテレビONE)に生出演。楽天・カスティーヨのプレーに苦言を呈した。 今回の番組で江本氏と野村氏は、同日に行われ楽天が「3-4」で敗れた楽天対オリックスの一戦を解説。その中で、「1-2」と楽天1点ビハインドの4回裏にカスティーヨが犯した走塁ミスを問題視した。 >>楽天・辰己が則本に「なんか悪いことしたんか」不倫報道を揶揄? お立ち台発言にスタンド騒然、「茶化すことじゃない」と反発も<< 初回から3回まで毎回走者を出していた楽天は、この回も先頭のカスティーヨがオリックス2番手・山崎福也からライト前ヒットを放ち出塁。続く黒川史陽が送りバントを決め1死二塁のチャンスを作ると、石井一久監督は下水流昂を代打に送り1点を狙いにいった。ところが、カウント「1-2」から山崎が4球目を投げる直前に、カスティーヨはなぜか三盗を敢行。これに気付いた山崎から三塁へ送球されアウトとなり、得点機はまさかの形でついえてしまった。 カスティーヨの走塁ミスについて、江本氏は「ミスは調子の悪いチームに多く出て、好調なチームは当たり損ねでもヒットになっていくとか、飛んでいったコースがいいとか(はよくある)ね」とコメント。試合前時点では楽天は5連敗中、一方のオリックスは8連勝中(1分け挟む)だったが、江本氏は今のチーム状況がよく分かるミスだと口にした。 江本氏は続けて、「そういうのを食い止めるためにはミス、凡ミスはやっぱり止めなダメですよね」とコメント。カスティーヨのようなミスが出ているようでは、悪い流れからは抜け出せないと苦言を呈した。 江本氏の後に話を振られた野村氏は「(カスティーヨは)大事な同点の走者で、代打に下水流を送って(1点を奪いたい)というところ。(その状況で)こういったことをされると、石井監督の表情にも出てましたけど、何をやってんだというところ(ですよね)」と、カスティーヨのミスを受けた石井監督は明らかに不満顔だったと指摘。同時に、「久しぶりの出場(4月23日・西武戦以来の出場)なんで張り切り過ぎたんじゃないですかね」と、三盗はカスティーヨの独断ではないかと推測した。 両氏の発言を受け、ネット上には「チームが低迷してる時は何をやっても上手くいかないことを痛感した」、「こんなことしてるから勝てないんだよってため息が出るミスだった、実際その後の流れも酷かったし」、「あそこで1点取ってたら引き分けの計算だから、試合の明暗を分けた重大ミスとも言えるな」、「やっぱりあれカスティーヨの勝手なプレーだよな? 失敗なら代打策が無駄になるリスクを石井監督が自らとるとは思えないし」といった反応が多数寄せられている。 「カスティーヨの走塁死でチャンスをフイにした楽天ですが、5回以降は7回まで1人も走者を出せないまま、8回表にオリックスに2点を奪われ『1-4』に。その裏に島内宏明のタイムリーで2点を返しましたが、反撃はここまでで敗れました。それまで毎回走者を出していた流れが一変したということもあり、カスティーヨの走塁死は凡ミスでは済まされない致命的なボーンヘッドだと憤るファンは少なくないようです」(野球ライター) 21日の試合に敗れたことで、オリックスに抜かれパ・リーグ2位に転落した楽天。石井監督は試合後、「苦しい時期は必ずあるので、はね返していくのが将来的なチーム力に還元される」と前向きなコメントを口にしたことが伝えられているが、悪い流れを食い止めるためにどのような策を講じるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月22日 11時20分
巨人・山口がぶっつけ本番で一軍復帰登板へ 本人は現状に不安吐露も、首脳陣は阪神追撃へ余裕ナシ?
巨人に復帰した山口俊投手は、「いきなり、公式戦登板」となる。 北陸遠征(対DeNA/6月22日~)から左太股を故障していた梶谷隆幸外野手が復帰する話はすでに伝えられていた。一発の脅威を持つスモーク選手が退団し、実績十分の梶谷が戻ってくることはプラス材料だが、今回の遠征の主役となりそうなのは、山口の方だろう。 「一軍合流までさほど時間は掛からない」とは伝えられていた。しかし、二軍での調整登板もなく、いきなり公式戦で先発登板するとは予想できなかった。遠征2戦目の23日の先発が予定されているという。 「帰国後の隔離期間があり、チームに合流できたのが、今月20日。二軍の若手相手にシート打撃登板しただけ。帰国直前までマイナーリーグで投げていましたが」(スポーツ紙記者) >>巨人復帰決定の山口、ファンに手放しで喜ばれてはいない? 球界OBも「ストイックに追い込んではない」致命的な問題を指摘<< シート打撃後の共同会見で、山口は「打者と対戦していくうちに上がってくればいいかな」と話していた。何が上がってくればと言えば、「状態、実戦感覚」のこと。 このコメントを聞く限り、実戦登板できる状態にはないと思われたが…。 「20日までの阪神3連戦に勝ち越すことができました。この遠征に勝ち越せば、首位阪神を追いかけるムードも一気に高まるのですが」(プロ野球解説者) 北陸遠征の重要性を指摘する声は多く聞かれた。「いきなりの実戦登板」となれば“リスク”も大きい。 「山口に活躍してもらわなければ、逆転優勝は難しいでしょう。緊張感のある一軍で調整させるつもりでは?」(前出・同) 遠征第2戦を落としてもいいという意味ではない。二軍で調整させる余裕がなかったのだろう。また、プロ野球12球団はこの夏、新たな調整期間を得ることに変更した。五輪期間中に“特別興行”を行うという。 「当初はペナントレースを中断させるつもりでいましたが、約1カ月間もペナントレースを中断させたら実戦感覚が鈍ってしまうとのことで、各球団とも10試合程度ですが、有観客で試合を行うことになりました。同一リーグとは試合をしない、勝敗、個人成績はペナントレースにカウントしないということで」(球界関係者) この夏季興行の中で、山口はさらに実戦感覚を取り戻していくことができそうだ。 こんな見方もできる。山口が23日に先発し、通常ローテーション通りに調整した場合、次回登板は6月29日からの広島3連戦(東京ドーム)で、次々回は7月9日からの阪神3連戦(甲子園)が予想される。先の阪神戦に勝ち越したとは言え、まだ6ゲーム差も開いており、これを縮めるには直接対決で勝つしかない。 山口をこの北陸遠征でいきなり先発させる目的は、球宴前の最後の首位攻防戦も見据えてのことではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年06月22日 11時00分
オリックス7年ぶりの単独首位!9連勝&貯金「6」の快進撃にファン歓喜感涙
オリックスが10年ぶりとなる9連勝で、一気に首位の東北楽天を抜き去り、あのシーズン終盤まで福岡ソフトバンクと優勝争いを繰り広げた2014年以来、7年ぶりとなる単独首位に輝いた。【オリックス 6.18〜6.21戦績】対 東北楽天宮城・楽天生命パーク宮城6月18日○オリックス(山本)5-2(涌井)東北楽天●19日雨天中止20日○オリックス(宮城)3-0(早川)東北楽天●21日○オリックス(竹安)4-3(瀧中)東北楽天●※(カッコ)内は先発投手。※68試合33勝27敗8分。1位。2位の東北楽天と1ゲーム差。 セ・パ交流戦を1引き分けを挟む6連勝で終えて、11年ぶりの優勝を飾ったオリックス。公式戦再開後、仙台に乗り込んで、2ゲーム差(オリックスは3位)の首位である楽天との3連戦を行った。 まず初戦は、交流戦MVPだったエース山本由伸が先発。あわや完全試合達成か?と思わせた先週よりも、序盤に制球に苦しみながらも6回を2失点の粘投。由伸は「調子自体は悪くなかったと思いますが、球数が多くなってしまい、少し苦しいピッチングになってしまいました。ただ、その中でも、しっかりとリードを保ってリリーフ陣につなぐことができたところは良かったですし、なんとかゲームを作ることができたと思います」と降板後に振り返っていたが、序盤から打線の援護もあって、7回を澤田圭佑、8回をヒギンス、9回は平野佳寿という交流戦になって、ようやく固まりつつある勝利の方程式で逃げ切り、カード頭を取る。 雨天中止を挟んでの2戦目は、高卒2戦目の宮城大弥と楽天のルーキー早川隆久の新人王候補対決が実現。オリックスは6回にモヤとロメロのタイムリーなどで3点を先制すると、宮城が8回まで無失点で楽天打線を抑え、最終回は平野がピシャリと抑えて、宮城に白星をプレゼント。モヤが「安達(了一)がいい仕事をしてくれていたし、最低限ランナー1人を還せるようにと思って打席に入っていたよ。なんとか自分の仕事ができて良かったし、その後もロメロのタイムリーにもつながってくれて良かったね!」と話せば、ロメロは「最初の2打席に打てていなかったから、なんとかいい打席にしようと思っていたよ。フルカウントからインコースのカットボールで詰まっていたけど、いいところに飛んでくれたね!」と笑顔を浮かべた。この結果、由伸と宮城は早川と並び7勝でハーラーダービートップタイに並び、チームは楽天と同率の1位に。 19日の振り替えで行われた21日の3戦目。オリックスも楽天も7人ずつピッチャーを登板させる展開に。オリックスは8回、ヒギンスが捕まり1点差にまで迫られたが、最終回は平野が3戦連続で楽天打線を抑えて、オリックスが単独首位に輝いた。紅林弘太郎が猛打賞の活躍を見せ、ロメロが昨年所属していた楽天戦でホームランを放ち、「まずは塁に出ることを意識して、しっかりと強く振っていこうと思って打席に入っていたよ。いい感じで打球が上がってくれて、ホームランになってくれて良かった!」とコメントしている。 好調の理由は交流戦を経て、福田周平、宗佑磨、吉田正尚、杉本裕太郎までの打線が固まったのが大きいと言ってもいいだろう。下位打線もT-岡田、モヤ、ロメロ、安達らがいることで、脅威のラインナップになってきた。ピッチャーは先発の由伸、宮城の他、山岡泰輔、田嶋大樹、増井浩俊、山崎福也、そして勝利の方程式も確立しつつある。さらに、若手投手陣が豊富とあって、ここから優勝争いを繰り広げるにあたり、ピースは揃ってきた。今後はここにどのような補強をしていくのかという点も注目していきたい。(どら増田 / 写真・ふりーだむ。)
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スポーツ 2021年06月21日 21時30分
元ヤクルト・上田氏が現役時代に受けた恫喝を明かす「何でダメなん」 自身のプレーがトラブルに発展、強烈な仕返しを食らうケースも
元ヤクルト・上田剛史氏が20日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。動画内での発言が、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 今回の動画で上田氏は、「大量点差でリードするチームは盗塁をしてはいけない」、「投手に対して内角攻めをしてはいけない」、「奪三振、本塁打の際に過度に喜びを表してはいけない」といった球界の不文律をテーマにトーク。自身が現役・ヤクルト時代(2007-2020)に見聞きした不文律破りの事例を語った。 >>ヤクルトベンチに「馬鹿にしてるのか」ファン激怒 原監督への失礼ヤジに批判、「正直言われても仕方ない」巨人ファンからはため息も<< その中で、上田氏は当時プロ1年目・18歳だった2007年のある二軍戦で、大量点差で盗塁をしてしまったというエピソードを明かす。その試合はヤクルトが「13-1」で勝っていたというが、終盤に代走で出場した上田氏は二盗を敢行。相手捕手が投げるそぶりを見せなかったため楽に成功し、上田氏は「やった盗塁だ!」と心の中で喜んでいたという。 ところが、上田氏は具体的な名前は触れていないが、二盗直後に敵選手から「お前何盗塁してんねん」と詰め寄られる。「はい?ダメなんですか?」と上田氏が聞き返すと、その敵選手は「お前今何回やねん。何点差や」、「お前何で盗塁してんねん、こんな状況で」とさらに怒ってきたという。 それまで不文律については全く知らず、攻撃終了後にベンチに帰った後にコーチから大差リードの場面で盗塁をしてはいけないと教えられたという上田氏。それでも、「何でダメなん?」、「ほんなら何の(ための)代走なん?」と疑問はぬぐえなかったと明かした。 今回の動画を受け、ネット上には「不文律を破るとそんな恫喝を受けることになるのか」、「大差での盗塁より、相手選手に偉そうに説教する方がよっぽど問題だろ」、「球団側も『プロ野球にはこういう不文律があるよ』って新人自主トレの段階から教えとけよ」といった反応が多数寄せられている。 一方、「変に相手を焚きつけるとしっぺ返し受ける可能性もあるからなあ」、「敵選手が誰かは分からないけど、『破るとロクなことが無いぞ』っていう警告の意味合いもあったんじゃないか」、「不文律破ったチームが大逆転負け食らった試合もあるし、なるべく相手を刺激するようなことは控えた方がいいとは思う」といったコメントも複数見受けられた。 「球界の不文律は試合に敗北しつつある相手をさらにおとしめることや、大勢が決した試合でいたずらに成績が上積みされることを防ぐために形成されていったとされていますが、不文律破りを犯すと闘志に火が付いた相手側から報復死球や猛反撃を受けるリスクもあります。直近の事例といえるのが、2020年11月5日のヤクルト対阪神戦。同戦では『6-1』とヤクルト5点リードの2回表2死一塁の場面で、ヤクルト・村上宗隆が二盗を敢行。その後2死一、二塁となった後に二走・村上、一走・宮本が重盗を成功させ2死二、三塁となると、さらに三走・村上が二塁牽制のすきをついて本盗を決め1点を加えました。ただ、これを受けた阪神側は村上の本盗直後に打席の西浦直亨に死球を与えると、その後3~5回にかけ7点を奪い最終的に『7-8』で逆転勝ち。村上は球界では41年ぶりに1試合で二盗、三盗、本盗を全て決めた選手となりましたが、一部ファンからは『余計なことするから負けたんだ』と批判も挙がりました」(野球ライター) 動画内で上田氏は2007年4月19日・ヤクルト対横浜(現DeNA)戦で横浜側が大差リードで盗塁を仕掛け乱闘に発展した光景をテレビで見て、「これ俺がやったやつや。こういうことになるんや」と肝を冷やしたことを明かしている。同時に、「確かに負けてる方からしたら、そんな点差でいちいち盗塁してくんなっていうふうになるわなって思って、『なるほどな』って(納得した)」と、二軍戦で怒られたことに納得できたと語っていた。文 / 柴田雅人記事内の引用について上田剛史氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCY-tBYSCEQDxNg4nP2oP8YQ
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