プロ野球
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スポーツ 2020年12月25日 17時00分
DeNA・梶谷、巨人入りは金目当てでは無かった? FA移籍の意外な真相を明かす、あの選手も決断の決め手に
元横浜で野球解説者の高木豊氏が24日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、巨人のプロ14年目・32歳の梶谷隆幸がゲスト出演。今オフのFA移籍の真相を語った。 2007~20年にかけ横浜・DeNAでプレーした梶谷は11月27日にFA宣言し、12月14日に4年総額8億円(推定)での巨人入りが決定。高木氏のユーチューブチャンネルに初出演し、FA宣言前に抱えていた悩みや巨人入りの決め手を語った。 2006年の高校生ドラフトで3位指名を受け横浜に入団し、今季まで「895試合・.269・119本・397打点・840安打」といった数字を残した梶谷。14年間過ごしたチームには恩や愛着を強く感じており、宣言前は「最後までいて終わった方がいいのか」と慣れ親しんだチームで現役を全うすべきではないかと悩んでいたという。 その一方で「変な気を遣わない、環境が変わらないことが自分にとっては良くないんじゃないか」と、環境を変えた方が野球選手としてさらに成長できるのではとの思いもあったという梶谷。安定か、それとも挑戦かと悩んだ結果、「1回きりの野球人生なので、環境を変えて飛び込んでみたい」という結論に至ったという。 今季年俸7400万円(同)から大幅アップとなる単年2億円での4年契約という好条件で巨人に移籍したこともあり、金銭面が最大の理由なのではとの見方も根強い梶谷。しかし、本人は家族のことがあるため金銭面ももちろん大事としつつも、それ以上に成長するため環境を変えたいと強く思ったことが最大の理由だったと説明。また、巨人入りを決めたのは、原辰徳監督から直接「欲しい」、「1番(打者のスタメン)で出てほしい」と熱意を伝えられたことが大きかったという。 ただ、梶谷にとっては原監督の言葉と同じくらい、1988年生まれの同級生である坂本勇人の存在も移籍を決断した大きな理由だったとのこと。動画内で詳しい理由は明かさなかったが「勇人と野球をやりたいなっていうのは昔から思っていた」と、以前から坂本と同じチームでプレーしたい気持ちがあったことを明かしていた。 この他にも梶谷は今回のFA宣言・移籍を自身も「おめでとう」と思っている理由や、来季から着用する新背番号「13」への思い入れなどについて動画内で語っている。 >>巨人の“ベテラン軽視”に「何たる仕打ちか」ファン激怒亀井・陽は命拾いも…FA補強が仇となった大騒動<< 今回の動画を受け、ネット上には「金額よりも環境を変えたいっていう気持ちが強かったのか」、「宣言から移籍まで2週間ちょっとだから最初から出る気だったんだなって思ったけど、ちゃんと残留も悩んでくれたことが知れて良かった」、「坂本と一緒にプレーしたかったっていうのは初耳」、「坂本は同い年なのにもう2000本安打達成してるから、同リーグで戦ってて相当刺激を受けたのが理由かもしれないな」といった反応が多数寄せられている。 14日に行われた梶谷の入団会見では、原監督が来季の打順として「1番梶谷・2番坂本」という構想を明かしたことが伝えられている。坂本とコンビで上位打線を担うことを原監督からも期待されている梶谷だが、果たして来季どのような成績を残すのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCgr5CkgytiVfdnk4C0M42nQ
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スポーツ 2020年12月25日 11時10分
ヤクルト・小川、FA残留は不幸の予兆か 奥川と明暗が分かれる? 7億円ゲットも本人は不服か
「残留する。間違いない」――。12月24日夜間、フリーエージェント権(以下=FA)を行使した東京ヤクルトの小川泰弘投手が残留するとの情報が駆け巡った。その一報だが、「残留せざるを得ない」というものだった。他球団からのオファーはなかったようだ。また、残留交渉に当たった東京ヤクルト側も「年越し交渉はしない」と伝えていたそうだ。 「今季8月にノーヒットノーランも達成した好投手です。先発投手として確実に計算もできます。ただ、新型コロナウイルスの影響もあって、ほとんどの球団が補強の規模を縮小しています」(球界関係者) チームメイトから「来季も一緒にやろう」の連絡も寄せられていたそうだ。自身を必要としてくれる球団で現役を続けるのは幸せなことであり、小川も東京ヤクルトの誠意を受け止めたのだろう。 >>ヤクルト監督が敵捕手に新人への“忖度”を要求?「坊ちゃんに打たせてくれ」若菜氏が衝撃の裏話を暴露<< しかし、来季の先発ローテーション争いは波乱含みとなりそうだ。 「来季の目玉はプロ2年目を迎える奥川恭伸投手、今年のドラフト会議でも木澤尚文(慶應大)、山野太一(東北福祉大)と、即戦力投手を指名しました。新外国人投手のサイスニードも先発で使う予定です」(スポーツ紙記者) 来季の先発候補は他にもいる。レジェンド・石川雅規、高梨裕稔、サイスニード、吉田大喜、木澤、山野など。石川の年齢を考えると、シーズンを通して投げることはないだろう。そうなると、左の先発要員が新人の山野だけだ。来季6年目の左腕・高橋奎二も先発で調整させなければならない。「今季、高津臣吾監督は奥川を使いたくて使いたくて、ウズウズしていました。キャンプ、オープン戦で怪我がなければ、先発ローテーション入りさせ、将来のエースとして育てていくはず」(前出・球界関係者) 先発枠の6人は、高橋奎、山野の左投手と奥川優先で決められそうだ。 かといって、実績十分で働き盛りの年齢にある小川が「先発枠から外れる」ことにはならないが、こんな見方もできる。 「小川をエースとして扱っていくのは間違いありません。ということは、来季の開幕投手の最有力候補であるのと同時に、常に3連戦の初戦を託されるわけです。エース対決の投げ合いが続くことになります」(前出・同) ロースコアでの投げ合いが続く。味方打線も「対エース」となれば、得点能力はダウンする。小川は厳しい投手戦を続けていくことになり、勝ち星もなかなか増えないだろう。奥川など新人投手たちは精神的負担の少ない2戦目以降で投げさせていくはずだ。 「勝ち星だけを見たら、『奥川の方が上』なんてことも考えられます」(前出・同) 東京ヤクルトは誠意を示した。その誠意とは、もっとも過酷な登板機会に変わる。小川には4年7億円強が提示されたという。エースに相応しい年俸額である。厳しいエース対決に勝ち続けなければ、奥川との世代交代が加速するだけだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年12月24日 20時30分
ヤクルト監督が敵捕手に新人への“忖度”を要求?「坊ちゃんに打たせてくれ」若菜氏が衝撃の裏話を暴露
元ダイエー(現ソフトバンク)で野球解説者の池田親興氏が23日に投稿したユーチューブ動画に、元阪神で野球解説者の若菜嘉晴氏がゲスト出演。元ヤクルト・長嶋一茂氏にまつわる現役時代の裏話を暴露した。 池田氏が10月23日に投稿した動画で初出演し、今回が24本目の登場となる若菜氏。本動画では自身が現役・コーチ時代に見て印象に残っている選手について複数選手の名を挙げながらトークを展開したが、その中の1人として名を挙げた一茂氏にわざと投球コースを教えても打てなかったというエピソードを披露した。 1987年ドラフトで1位指名を受けヤクルトに入団し、翌1988年からプロ野球選手としてのキャリアが始まった一茂氏。若菜氏は当時同じセ・リーグの大洋(現DeNA)で捕手としてプレーしていたが、プロ入り当時の一茂氏についてはかなりの飛距離を出す強打者という印象があったという。 動画内で具体的な時期は明かしていないが、ある日一茂氏が所属するヤクルトとの試合に向け試合前練習を行っていた若菜氏。すると、当時のヤクルト・関根潤三監督、安藤統男一軍作戦コーチがそろって自身のもとを訪れ「坊ちゃんに打たせてくれないか」と、一茂氏が打てるように捕手としてうまく取り計らってくれないかと言ってきたという。 敵軍首脳陣が一茂氏への“忖度”を直々に頼み込むという行動に驚いたという若菜氏。ただ、関根監督とは1983~84年にかけ大洋で共に戦った間柄ということもあり、「分かりました。彼(一茂氏)が俺に(打席で)挨拶したら何とかしましょう」と答えたという。 その後の試合で打席に入った一茂氏が挨拶する様子を観察し、「(首脳陣に)言われた(から挨拶をした)んじゃないだろう。ちゃんとした人間だな」と判断したという若菜氏。ヤクルト首脳陣の頼み通りに打席の一茂氏に投球コースを教えたが、結果は「教えようが教えまいが打てなかった」という。 「足は速い、肩は強い、パワーはある」と一茂氏は身体能力こそすごかったが、「一つ一つのモノは良くても使いこなせてない(印象だった)」という若菜氏。「この3つがハマったら相当なスーパースターになってたと思うよ」と才能をうまく発揮できなかったことを惜しんでいた。 若菜氏はこの他にも高校時代から別格の雰囲気を放っていたという打者や、現ロッテ監督・井口資仁をプロ入り当初から「モノが違う」と感じた理由について動画内で語っている。 >>元横浜・高木氏、長嶋一茂は「親父を超える素質があった」通算18本の“二世選手”が見せた驚きの素質とは<< 今回の動画を受け、ネット上には「首脳陣が一茂を打たせるために相手方に頼みにいくってとんでもない話だな」、「八百長まがいの行動してもらってそれでも打てないって逆にすごいな」、「プロ入り前は日米大学野球で4番も張ってたほどの強打者だったんだけどなあ」、「古田(敦也)とか落合(博満)も一茂の身体能力はすごかったって言ってるから素質自体はあったんだろう」といった反応が多数寄せられている。 現役時代にヤクルト(1988-1992)、巨人(1993-1996)の2球団でプレーし、「384試合・.210・18本・82打点・161安打」と傑出した数字は残せなかった一茂氏。ただ、素質を考えれば球界トップクラスの選手になっていた可能性もあったのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について池田親興氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC89DdDdfD-wuREdrIjnO8DA
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スポーツ 2020年12月24日 19時30分
広島・長野「僕じゃありません」まさかの犯人疑いに困惑? 物議を醸した“もう一発騒動”の裏話を明かす
元巨人で野球解説者の井端弘和氏が23日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、広島・長野久義がゲスト出演。今季ヤクルトとの試合で起こった乱闘騒ぎで予想外のとばっちりを受けたことを明かした。 現役選手としては初めて井端氏の動画にゲスト出演した長野は、2019年1月に巨人から広島に移籍した際の心境や今季の戦いをテーマにトーク。その中で、広島ベンチからのヤジがきっかけで乱闘騒ぎが勃発した10月3日ヤクルト戦の裏話を語った。 同戦は「13-0」と広島13点リードの8回裏にヤクルト・青木宣親が広島・菊池保則から死球を受け負傷交代したが、次打者の山田哲人が打席に入る際に広島ベンチから「いったれもう一発いったれいったれ」とヤジが。すると、これを聞いたヤクルト・森岡良介コーチが「もう一発はアカンやろオラ!当てといてなんじゃコラ!」と激怒して広島ベンチへ詰め寄り、これをきっかけに両軍ベンチから選手・コーチが飛び出し本塁付近での乱闘騒ぎに発展している。 審判団から警告試合が宣告されることにもなったこの乱闘騒ぎだが、長野は直前までベンチ裏でアイシングをしていたとのこと。ただ、「(ベンチの方が)ざわざわとなっていきなりみんな(グラウンドに)行き始めた」と、何か騒ぎが起こった雰囲気はベンチ裏にも伝わってきていたという。 その直後に同僚が一斉にグラウンドへ飛び出したことを受け、「慌ててアイシングをベンチで外して、ユニフォーム(の裾)も出しっぱなしだったので(ズボンに)全部入れて最後の方に行った」と自身も出遅れながら駆け付けたという長野。ただ、誰がヤジを飛ばしたのかは最後まで把握できなかったという。 同戦後は井端氏を含めた多くの知人から乱闘騒ぎについて連絡をもらったという長野。ただ、「もう一発いけはアカンぞ」と自身が犯人なのではと勘繰る知人も一部いたため、「いや、僕じゃありません」と困惑しながら弁明に努めたと苦笑いで語っていた。 この他にも長野は巨人時代の2013年12月にチームに移籍してきた井端氏と親交を深めたきっかけや、広島移籍に際し最も懸念していたことなどについて動画内で語っている。 >>「いつまでグズグズ言ってるんだ」巨人コーチのヤジが大騒動に!同僚は流血、藤田元監督も嘆いた衝撃の大乱闘<< 今回の動画を受け、ネット上には「あの騒動は中継で見てて『いきなりなんだ?』って思ったけど、長野にとっても予想外の出来事だったのか」、「当時の中継映像見返したら、ユニフォーム着直しながら慌てて出てくる長野がバッチリ映ってるね」、「一方的に犯人扱いされるって完全なとばっちりだな」、「長野は巨人時代から選手、裏方への気遣いが凄いことで知られてるから絶対犯人じゃないって思ってたよ」、「結局ヤジ飛ばしたのは誰なんだろうか、球団内ではもう特定や処分は済んでるんだろうけど」といった反応が多数寄せられている。 現在までにヤジを飛ばした犯人は現在まで公表されていないが、当時はネット上でも「あの選手が言ったんじゃないか」と憶測が飛び交った同戦の乱闘騒ぎ。無実の長野もとばっちりを受けていたことに驚いたファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について井端弘和氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCVhXntGHOpB4vnfkBdN5HlA
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スポーツ 2020年12月24日 18時30分
DeNA・山下「生き抜くことに必死」 髪色、クルマに続き背番号もチェンジ!
2015年のルーキーイヤーは開幕スタメン、2年目も62試合出場とマルチポジションを守れる内野手として重宝されていた山下幸輝。しかし、年々出場機会は減少し、昨年は遂に一度も一軍に上がることなく終わった。崖っぷちの6年目の今シーズン、ファームで打ちまくり結果を出すと、7月14日には待ちに待った一軍昇格。主に代打として出場すると、一時期は4割を超える高打率をマークし、切り札的存在となっていた。8月19日からはパッタリと当たりは止まり、結果的には打率は.209まで下がってしまったが、パワフルなスイングと思い切りのいいバッティング、気迫を全面に出すプレースタイルは、チームにいないタイプだけに来シーズン以降期待がかかる。 今シーズンは「自分を何か変えたいなと今年のシーズン初めからずっと思っていて、クルマを変えてみたり、髪色変えたり、目に見える部分をどんどん変えてきた」と変化を求め続けた一年だった。更に来シーズンに向けて、背番号も慣れ親しんだ38から66へ変更。昨年もミスターベイスターズだった石川雄洋が7から「尊敬する坂口智隆さんの番号」の42へ、最速161キロを誇る剛腕リリーバーの国吉佑樹は65から「武者修行していたオーストラリアンベースボールで付けていて、自分の名前にかけて」と92へと、あえて今よりも大きな背番号へ変更する異例のケースが2件もあったが、「66という番号自体に意味はない」と彼らのような理由はないとしながらも「(目に見える部分を変えるとの)流れで背番号も変えたいと思い、球団と相談した」と変更の経緯を説明。来年は「正月1から3日」に断食も決行し、短いオフの中の「誘惑を断ち切るために」とあえてその時期をチョイスすることからも、並々ならぬ決意が感じられる。 来季は梶谷隆幸のFAに伴い、人的補償でジャイアンツから内野のユーティリティープレイヤー田中俊太がやってくる。内野陣は更に激戦となることが予想されるが、「生き抜くことに必死。頑張ります」と目をギラつかせた山下幸輝。勝負の7年目はハングリー精神を武器に、サバイバルレースを勝ち抜いていく。 取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2020年12月24日 15時40分
新庄剛志氏、NPB復帰チャンスはまだ消えていない? BC新潟入りが急浮上、ファンも入団を熱望「前例もあるし参戦して」
7日のプロ野球12球団合同トライアウトに参加し「3打数1安打1打点・1四球」とアピールしたものの、NPB球団から声はかからなかった元日本ハムで48歳の新庄剛志氏。24日、その新庄氏にBCリーグ・新潟が獲得オファーを出していることを複数メディアが報じた。 報道によると、新潟はトライアウトに参加した新庄氏のプレーを高く評価し、新庄氏に近い関係者を通じて獲得オファーを出したとのこと。新庄氏は13日に自身の公式インスタグラムを通じて「1%の可能性を信じてやって来たが、今日0%になりただただ悔しいし情けない、身の程を知りました!」とNPBからのオファーがなかったため復帰を断念すると表明しているが、23日までに新潟側に断りの連絡は返ってきていないという。 昨年11月に自身の公式インスタグラムで現役復帰を宣言した新庄氏は当初からNPB復帰を目標としており、今年5月には北海道の独立リーグである『北海道ベースボールリーグ』からのオファーを断ったことが伝えられている。ただ、21日放送の『報道ステーション』(テレビ朝日系)にVTR出演した際には「最終的には野球が好き。(現役・NPB復帰への挑戦は野球を)こんなにも好きだったのかという気持ちにさせてくれた」と、トライアウト後もなお野球への情熱は衰えていない旨を口にしていた。 >>現役復帰断念の新庄剛志氏に「キャンプぐらいまでは」元日本ハム・岩本氏らが続行を願う沈黙を貫く“セカンドキャリア”の行方は<< 今回の獲得オファー報道を受け、ネット上には「成績面、興行面、指導面いずれも大きなメリットをもたらせると思うからオファー受けてほしい」、「BCで結果残してNPBに途中入団っていう道もあるし前向きに検討するは価値ある」、「断りを入れてないってことは本人もまだ迷ってる可能性はあるぞ」、「今の新庄と同じくらいの年齢のローズが活躍した前例もあるし参戦してくれないかなあ」といった反応が多数寄せられている。 「新庄氏にオファーを出した新潟が所属するBCリーグでは2015年に元ロッテ・フランコ(当時56歳)が石川に、元近鉄・ローズ(当時46歳)が富山にそれぞれ加入し、同年はフランコが『.312・0本・16打点・24安打』、ローズも『315・5本・37打点・46安打』と年齢を感じさせない数字をマークしています。新潟も両名の前例を踏まえ、営業面や育成面だけでなく成績面でも『メリットがある』と判断し新庄氏にオファーをかけたのではないでしょうか」(野球ライター) 24日に自身のインスタに「新潟県アルビレックスさん僕は多分48歳なので、すいませんが」と投稿したが、それでもなおネット上のファンの間からはBCリーグ参戦を望む声は多数挙がっている新庄氏。今後の動向も大きな注目を集めそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について新庄剛志氏の公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/shinjo.freedom/
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スポーツ 2020年12月24日 11時15分
FAのヤクルト・小川は日本ハム以外のオファーを待っている? “年俸2倍”でも残留決断せず、年明け以降もゴタゴタは続くか
「仕事納め」まで、あと2日…。国内フリーエージェント権(以下=FA)を行使した小川泰弘投手に対し、東京ヤクルト球団が改めて残留交渉を行った(12月23日)。 しかし、結論は出なかった。球団は「年越しとなるかも」とこぼしていた。 「4年契約を提示したようです。年俸も2020年の9000万円から約2倍のアップがあったと聞いています。残留すれば、7億円前後の大型契約となります」(スポーツ紙記者) 球団の誠意は伝わっている。小川が「残る」と言えない理由はどこにあるのか――。ひょっとしたら、アノ球団からのオファーを待っているのかもしれない。 >>ヤクルト入りの内川、控え起用は避けられないか高津監督はショートの“日替わり覚悟”も漏らす?<< 小川のFA交渉について、気になる点もある。 球団、選手、メディアとの関係についてだが、一般論として、FA選手との交渉日時は事前に知らされることが多い。現地取材NGであれば、メディア側はそれに従い、場所を特定するような書き方はしない。その代わりに球団、選手双方から交渉後のコメントをもらってきた。 そんな関係性の是非はともかく、そういう申し合わせの慣例に照らし合わせてみると、小川のFA交渉には不可解な点もある。 <日本ハム、小川獲得へ> 北海道日本ハムファイターズが小川獲得に向けて動き出すとの一報があったのは、12月5日。翌6日には各紙で報じられたが、日本ハム、小川の双方からその交渉に関する情報が全く聞かれないのだ。 内々に交渉した可能性もゼロではないが、日本ハム側にその気配も見られない。 「後日談として漏れてくるものもあるのだが、今回はそれもない」(前出・同) また、残留交渉を続けるヤクルトから、こんな情報も聞かれた。 「12月10日、球団と小川は今後の交渉日程、お互いのスケジュールを確認するだけで会っています。小川も残留するかどうか迷っていましたが、結論をいつまでも先延ばしするのは迷惑だということは分かっていました」(球界関係者) 12月15日、ヤクルト側が小川に年俸アップを約束し、同18日に出来高払いなど詳しい内容を伝えたという。18日後の両者の交渉について、先の関係者がこう続ける。 「エースとしてチームに貢献してほしい、必要な戦力だということを伝え、小川の表情も変わったと聞いていますが」 ヤクルト側は23日の交渉で残留の返事をもらえると思っていたそうだ。25日にまた会談する予定だが、同日はヤクルト球団の仕事納めの日でもある。ここでまた結論が出なければ、「年越し」は避けられない。球団は小川に代わる先発の柱となる投手を探さなければならないが、1月に入ってからでは国内トレードの成立は難しいだろう。 「小川はヤクルト以外の球団からの交渉を待っているのではないか。他球団の話を聞くことでヤクルトの誠意も見えてくるし、自身の投手としての評価も分かるので」(ベテラン記者) FA権を行使した理由は、優勝へのこだわりだと言われている。 ヤクルトは選手間の関係も良好で、雰囲気も明るい。だが、交渉が長引けば、残留後の対人関係にも影響しかねない。何よりもまた、自主トレ期間も短くなり、21年シーズンの成績にも響いてくる。「年越し」は小川にとっても良策ではない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年12月23日 20時30分
鳥谷残留のロッテに「絶対におかしい」反発の声 “打率1割台”なのに高評価? 生え抜き主力との“格差”に疑問も
今季「42試合・.139・0本・6打点・5安打」と、代走や守備固めとしての起用がほとんどだったロッテのプロ17年目・39歳の鳥谷敬。その鳥谷が来季もロッテに残留することがネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 今季終了直後には「続ける可能性もあるし、辞める可能性もある」と場合によっては引退する旨を口にしていた鳥谷だが、球団側は23日の契約更改で現状維持となる年俸1600万円(推定)の単年契約を提示し鳥谷と合意。報道によると、球団側は代走・守備固めでの起用が多い中、若手の手本として真摯にプレーした鳥谷を高く評価すると同時に、来年も戦力として考えている旨を本人に伝えたという。 現状維持での鳥谷残留を受け、ネット上には「今年は安田(尚憲)らに積極的にアドバイスして支えてたらしいし、コーチ的な役割も考えたら残すのは当然」、「中継見てると鳥谷グッズ持ってるお客さん多かったし、グッズ代の収益とかも含めるとむしろ微増でもいいんじゃないか」といった賛同の声が寄せられる一方、「打率1割のロートルを現状維持で残留させたのは絶対におかしい」、「鳥谷に1600万使うより、契約切って補強費とかに回した方がいいだろ」と反発も挙がっている。 一方、「鳥谷が現状維持で残留するのは別にいいけど、それならFA残留組にも金払えよ」、「あまり昇給しなかった生え抜きのFA選手たちはこの現状維持をどう思ってるんだろうか」といったコメントも複数見受けられた。 >>ロッテ・松永のFAに「言えない情報がある」?里崎氏の“匂わせ”が物議、「球団と大揉めしたのか」憶測飛び交う<< 「ロッテは今オフ澤村拓一(海外FA)、松永昂大(国内FA)の2名がFA宣言した一方、唐川侑己、荻野貴司、清田育宏の3名はいずれも権利を行使せずに残留を決断。ただ、その後の契約更改では唐川は1800万円増(8000万円/同)、荻野は200万円増(8000万円/同)とあまり昇給しておらず、清田については23日に臨んだ契約更改で『折り合わないところがあった』としてサインを保留しています。そのため、控え起用が主である外様の鳥谷を現状維持で残留させるほどの余裕があるのならば、生え抜きの功労者で今もバリバリの主力である3名の年俸をもっと手厚くするべきだったのではないかと考えているファンも少なくないようです」(野球ライター) プロ18年目・40歳となる来季の現役続行は確定したが、現状維持での残留に少なからず疑問も寄せられている鳥谷。来季は果たしてファンを納得させるような結果を残すことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年12月23日 17時00分
中日の福留復帰に「いい拾いもんした」 金村氏が獲得判断に太鼓判、代打の切り札以上に重要な役割も語る
元近鉄で野球解説者の金村義明氏が、22日放送の『金村義明のええかげんにせえ~!』(MBSラジオ)に生出演。前阪神・福留孝介の中日での活躍に太鼓判を押した。 今季「43試合・.154・1本・12打点・12安打」と打撃不振に苦しみ阪神退団となったプロ22年目・43歳の福留だが、12日に古巣中日に14年ぶりに復帰することが決定。その後18日に行われた入団会見に関する報道では、年俸3000万円の単年契約であることや背番号「9」を着用することなどが伝えられている。 今回の番組内でリスナーから「福留選手はまだまだやれそうでしょうか?」という質問を受けた金村氏は、「レギュラーとして広いナゴヤドームで期待するのはかわいそうやけど、ここ一番のピンチヒッターでは絶対いける」とコメント。年齢面を考えるとレギュラーとして攻守にフル稼働するのは難しいとしつつも、代打の切り札としては十分戦力になるだろうと分析した。 金村氏は続けて「それ以外にも彼(福留)の野球に対する取り組み方や経験を、(中日の)伸び盛りの選手たちはすごく吸収すると思う」と、自身の経験をもとにした若手へのアドバイスでチーム力を底上げしてくれるのではと推測。また、福留は阪神時代から他選手へのアドバイスを惜しまなかったとした上で、今季「.293・9本・45打点・139安打」をマークした近本光司の活躍も福留のアドバイスのおかげだと指摘した。 金村氏によると、福留は7月3日広島戦が雨天中止となったことを受け、同戦前時点で打率「.149」と不振にあえいでいた近本に打撃指導を敢行していたとのこと。それまでの近本は「トップの位置が決まらずに左手首をこね倒して(打てなくなり)、(そのせいで)2番打たなきゃいけないところをすぐ1番に戻されてもうヨレヨレだった」という。 しかし、福留の指導の結果近本は翌4日の広島戦で猛打賞を記録。この試合を境に徐々に復調のきっかけをつかんでいったという。なお、金村氏は福留がどのような指導をしたのかについては触れなかったが、当時の報道では打撃時の足の上げ方やタイミングの取り方についてアドバイスしたと伝えられている。 近本を不振から救った的確な指導は、来季も随所に見られるだろうという金村氏。「元々いた球団だし、(中日は)いい拾いもんしたと思うよ」と、福留はグラウンド内外でチームにメリットをもたらしてくれるのではと期待していた。 >>阪神・福留、退団理由は“代打”にアリ?「このままだったら後悔しか残らない」赤裸々な愚痴に心配の声も<< 今回の放送を受け、ネット上には「年を考えたら代打の切り札になってくれるだけでも万々歳、年俸も1億円ダウンを呑んでくれたし」、「日米通算2000本安打を達成してる福留の姿から根尾(昂)や石川(昂弥)はブレークのきっかけを得てほしいな」、「近本の件はちょろっとニュースにもなってたな、その後近本が調子上向きになって福留凄えって感じた」、「今年は近本だけじゃなくボーアも復調させてたから、中日からはむしろ指導面の方が期待されてそう」といった反応が多数寄せられている。 18日の入団会見では「若い選手たちに僕が経験したこと、プラスになることを少しでも伝えていければいい」と語ったことも伝えられている福留。本人も自身の経験を若手に惜しみなく伝えていこうと意気込んでいることがうかがえるが、果たして来季中日にどのような変化をもたらすのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年12月23日 11時30分
中日・与田監督、来春キャンプでバトル勃発? “歓迎できない来客”の襲来は根尾ら有望株にも影響か
来春の中日キャンプの主役は、OB・立浪和義氏となりそうだ。氏のキャンプ中の臨時コーチ就任はすでに発表されている。伸び悩んでいる根尾昂内野手、将来の4番候補・石川昂弥内野手が“強化指定選手”となる。そのため、 「近い将来、監督として帰ってくる布石では?」 との憶測も飛び交っており、与田剛監督の立場から見れば、“歓迎できない来客”となるだろう。 「根尾、石川が2021年シーズンにブレイクしたら、『立浪氏のおかげ』とメディアは騒ぎ立てるでしょう。世代交代が加速したとしても、与田監督の評価にはなりません」(地元関係者) しかも、立浪氏の招聘を決めたのは、20年に新オーナーに就任した大島宇一郎氏だという。立浪氏は中日一筋で通算2480本を放ったレジェンドだ。現役引退後、監督、コーチ候補としての何度も名前が挙がったが、実現しなかったのは、白井文吾前オーナーの強い意向があったため。真相は定かではないが、中日の現場取材で立浪氏の名前が出ると、ヘンな雰囲気になることもあった。 「根尾は岐阜県、石川は愛知県の出身です。2人とも中日ファンでした。当然、立浪氏を憧れのプロ野球選手として見ていました」(スポーツ紙記者) 立浪氏との“接近”は避けられそうにない。特に、根尾はその門下生として強く位置づけられそうだ。 >>巨人惨敗の日本シリーズ「ウチが出た方が勝てた」?中日・大島の“毒舌”が物議、「それは無い」阪神・藤川は即否定<< 去る12月22日、立浪氏がメディアの取材に応じ、来春キャンプのビジョンを打ち明けた。 20日間の滞在、その間、選手と同じ宿舎ホテルに入ること、夜間の選手訪問を歓迎することなどが語られたが、親しい知人やOB仲間には「別のビジョン」も話していた。根尾の打撃フォーム改造だ。 「根尾は腕の位置など細かいところでの打撃改造の指導は受けていますが、大きくは変えていません。というか、高校時代に打撃フォームはほぼ完成したとの評価を受けていましたので」(前出・地元関係者) 立浪氏は上半身の動きを改造するという。テイクバックの際に体を捻りすぎて、両方の肩が後ろに入りすぎているという。一軍の投手に対応できないのはそのためだと指摘していたそうだ。 「一般論として、ドラフト1位の野手に対し、コーチたちは打撃フォームの改造はできません。もし失敗したら、全責任を負わされるので怖いんです」(前出・同) 臨時コーチという外部にいる立浪氏は、失うものがない。だから、核心を突いた指導ができるというわけか。その意味では立浪氏の招聘は期待できそうだが、「成功すれば、自身のお手柄。失敗しても、リスクを負うのはペナントレースで指揮を執る与田監督」の図式は変わらない。21年、球団創設85周年のメモリアルを迎える中日は、「将来の監督候補」と現指揮官の駆け引きでも楽しめそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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