プロ野球
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スポーツ 2020年06月04日 11時45分
原監督「抗体を持っている選手いなかった」発言も 巨人、インスタライブでマスク未着用だったことも物議
プロ野球・読売巨人軍の坂本勇人選手と大城卓三選手が新型コロナウイルスに感染していたことが、3日に発表された。 現在、2選手ともに都内の医療機関に入院しているが、体調不良や味覚・嗅覚異常などの症状はないとのこと。巨人が5月29日~31日に実施した抗体検査で選手やスタッフ計4人に抗体が認められ、2日、改めて4人にPCR検査を行ったところ、2選手の陽性が判明したという。 4日には原辰徳監督始め、一軍の首脳陣や選手、スタッフにPCR検査が行われるとのことだが、巨人ファンからは心配の声が上がっているという。 「実は巨人、公式インスタグラムを通じて連日インスタライブを行っていましたが、基本的にほとんどの人がマスクを着けておらず、選手らが密着した状態で撮影。一部からは『マスク着けなくて大丈夫なのか?』といった不安の声も聞かれていましたが、練習中の風景が収められた動画がほとんどだったため、多くのファンがマスク未着用を気にしていませんでした。とは言え、このような状況になったことで、改めてマスク未着用への指摘が上がることとなり、『やっぱマスクって必要なんだな』『マスクで感染防げたかも』『マスクしてなかったから感染者出るのはしょうがないとしか思えない』という声も寄せられています」(スポーツライター) また、1日に行われたインスタライブには、原監督が出演していたが――。 「実は原監督、インスタライブに出演した際、巨人が行った抗体検査の結果について、『誰一人抗体を持ってる人がいなかった』と発言しており、多くのファンが胸をなで下ろし、プロ野球開幕が予定通り進むものと信じていましたが、実際には、4人に抗体が認められていたということで、ファンからは『情報が錯綜してる』『この発言で安心してたのに、原監督も残念だったろうな』という声が上がっています。一部では、行った抗体検査は即日結果が判明するもので全員陰性だったものの、より詳細な判定で4人に陽性が出たとの情報もあり、球団側も慎重に新型コロナウイルス検査を行った結果、無症状感染者を絞り出したという指摘もありました」(同) 2人の新型コロナ感染が、プロ野球開幕に影響しなければいいが――。
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スポーツ 2020年06月04日 11時00分
ロッテ2日連続の引き分けもレアードに一発!「たくさん幕張寿司を握る」
プロ野球練習試合▼3日 ZOZOマリンスタジアム(無観客試合)北海道日本ハム 5-5 千葉ロッテ※規定により引き分け 千葉ロッテは3日、北海道日本ハムとZOZOマリンスタジアムで練習試合を行った。 2日にも行われた同カードは、5対5の引き分けに終わっているが、2戦目は先攻と後攻を入れ換えて行われた。これは、札幌ドームで練習試合が開催されない日本ハムサイドに配慮したものだ。 ロッテは初回、4番のレアードがレフトスタンドに運ぶ2ランで先制。「シーズン中はもちろんだけど、シーズンに入るまでもたくさん幕張寿司を握りたいね。そういう気持ちが乗ったホームランだったかな」と本人は振り返っていたが、レアードらしい一発だった。 1回の裏には、先発の二木康太が、大田泰示に2ランを浴びて追いつかれると、近藤健介にも一発を浴びてしまう。二木は3回を56球、被安打6、失点4と課題を残す結果となってしまった。ロッテは6回にマーティンのタイムリーで1点を返すと、7回に藤岡裕大が「打ったのはストレートです。自分のスイングをすることが出来ましたし、タイミングも取れているのでこのまま続けていきたいです」という逆転2ランをライトスタンドに放つ。 6回には、石崎剛がパーフェクトピッチングを披露し、「状態もすごく良いので、この状態をキープしたいのと、欲を言えばもう少しスピードを出したいのでこれからかなと思います。(久しぶりの対外試合での登板)めちゃくちゃ緊張しました。ボール先行にならなかったですし、自分を苦しめるようなピッチングにならなかったので、スムーズに行けて良かったなと思います」とコメント。 しかし、最終回に永野将司が捕まり、松本剛のタイムリーで同点に。2日連続で同じスコアのまま終了した。このカードは、明日もZOZOマリンスタジアムで開催される。(どら増田)
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スポーツ 2020年06月03日 18時30分
オリックス・モヤに「首脳陣への造反か?」ファン困惑 代打登場後の“無気力三振”、「昔の落合みたい」との声も
2日に行われたオリックス対ソフトバンクの練習試合。この試合に出場したオリックス・モヤのプレーが、ネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 オリックスの本拠地・京セラドームで行われた同戦。スタメンではなくベンチスタートだったモヤは、9回裏2死の場面で代打として登場。「1-2」と1点ビハインドの状況だったため、一発が出れば同点という場面だった。 しかし、打席に立ったモヤは棒立ちのまま、相手投手・モイネロの投げる球を打つそぶりを見せず。結局、最後までバットを振らないまま5球目で見逃し三振となり、試合もそのままオリックスの敗北となった。 ネット上には「どうしたんだモヤ、全くやる気がないじゃないか」、「なんか不貞腐れてるような雰囲気だな、何か不満でもあるんだろうか」、「首脳陣への造反か?何の意味もなく棒立ちって言うのは考えづらいし」といった反応が多数寄せられている。 一方、「昔の落合みたいに、バットを振らず球筋だけを見る日って決めてたんじゃないの?」、「落合と同じように、変にバット振ってフォーム崩さないようにしたんじゃないか」といった、元中日監督・落合博満氏と絡めたコメントも散見された。 “首脳陣への不満説”の背景には、現在モヤが置かれている状況があると思われる。昨年6月に中日から金銭トレードで移籍したモヤは64試合で10本塁打をマークする活躍を見せたが、チームは同年オフにジョーンズ、ロドリゲスといった新助っ人打者を補強。外国人枠の兼ね合いを考えると、この両名が健康ならモヤの出場機会は極めて少なくなるのではとの見方は強い。 実際、同戦でもジョーンズが「4番・右翼」、ロドリゲスが「2番・指名打者」で先発した一方でモヤはベンチスタート。序列の低さに不満を募らせたモヤが、首脳陣への抗議としてバットを振らなかったのではと推測するファンは多いようだ。 「落合氏を引き合いに出したコメントが散見されたのには、当時ロッテに所属していた落合氏が1986年に見せた行動が関係していると思われます。同年の落合氏は巨人とのオープン戦に出場した際、『調整不足のまま球を打つとフォームが狂う』との理由で一度もバットを振らないまま試合を終えたことがあります。当時は『落合の考えは分からない』と懐疑的な声もありましたが、落合氏は同年シーズン、2年連続の三冠王を獲得するなど結果を残しこうした声を封じました」(野球ライター) 現時点(3日午後4時半時点)ではモヤの“無気力三振”について、本人や球団から特にコメントは出されていない。プロ野球ファンをざわつかせたプレーの真意は果たしてどこにあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年06月03日 17時00分
元巨人・上原氏、大学卒業後はMLB入りの予定だった? 現地スカウトのキツイ“忠告”で断念か、口説いてきた球団名も明かす
元巨人で野球解説者の上原浩治氏が、2日に自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。自身のプロ入り前の裏話を語った。 1998年ドラフトで逆指名でのドラフト1位として巨人に入団した上原氏。本動画では自身の大学時代をテーマに、プロのスカウトが上原氏に注目するようになったきっかけやプロの世界に行きたいと思った理由などについて語ったが、その中でドラフト前にMLB球団との接触があったことを明かした。 上原氏によると、自身が大学4年生だった1998年夏にあるMLB球団から誘いを受け、同球団の試合を現地観戦したり球団上層部と会ったりしたとのこと。上原氏はその球団から「『ちょっと観に来いよ』ぐらいで軽かった(感じ)」で誘いを受けたのだという。 続けて、上原氏はその球団を含め3、4のMLB球団からも同様の誘いがあったことを告白。また、そのうちの1つが同年に創設されたダイヤモンドバックスだったことや、「『新球団ができたからその顔に』みたいな感じで入ってくれと言われた」という同球団の誘い文句も明かしていた。 こうした誘いを受けたこともあり、当時は「90%以上はMLBに行こうと思っていた」ほど気持ちが固まっていたという上原氏。ただ、そこからドラフトまでの期間にあるMLBスカウトから「100%の自信がないならアメリカでは通用しねえ!来るな!」と言われたという。 この言葉を受けた上原氏は、「『100%の自信って言われたらなあ…』って(気持ちに)なって、言葉の壁や医療関係、住むところとだんだん(自信の)パーセンテージが下がっていった」とのこと。そのため、NPBのプロ志望届の提出期限前日にNPB入りすることを決断したという。 「(スカウトの言葉は)本当に『そうだな』と思った。そんなに甘い世界ではないし、ましてや日本人選手がそんなに(MLBに)行ってない時代だったので」という上原氏。「その(MLBに行かない)選択は僕の中で間違ってたとは思っていない」と断言していた。 今回の動画を受け、動画のコメント欄やネット上には「MLB球団が複数接触していたっていうのは初めて知った」、「実力だけなら通用したかもしれないけど、環境の違いなどに対応できたかは分からないしNPBでプレーして正解だったと思う」、「MLBに直接行ってたら一体どんな現役生活になってたんだろうな」、「上原はNPB1年目にいきなり20勝したから、MLB直行でも2ケタ前後は勝てたんじゃないか?」といった反応が多数寄せられている。 今でこそダルビッシュ有(カブス)、田中将大(ヤンキース)、大谷翔平(エンゼルス)など、複数の日本人メジャーリーガーが活躍しているMLB。ただ、上原氏がMLB行きを断念した1998年当時、日本人選手がMLBに移籍した例はまだ7例しかなかった。 上原氏はプロ入り後巨人のエースとして活躍した後、2008年オフに海外FA権を行使しオリオールズに移籍している。一度は諦めたMLB入りを10年越しにかなえた形となったが、上原氏は「巨人で10年間やったら今の自分がある。『直接行ってれば良かったかなあ』というような思いはあまりない」とも語っていた。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCGynN2H7DcNjpN7Qng4dZmg
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スポーツ 2020年06月03日 11時40分
西武・辻監督、「新1番」は金子でいく? 当初の構想から一転、昨季の“成功体験”も起用法に影響か
獅子の新1番バッターは、金子侑司か、それとも、新加入のコーリー・スパンジェンバーグか…。辻発彦監督は自身の意見を引っ込めて、金子にチャンスを与えるのではないだろうか。 パ・リーグ優勝チームの埼玉西武ライオンズが巨人との練習試合に勝利した(6月2日)。注目の「新1番」に抜擢されたのは昨季の盗塁王・金子だったが、存在感を見せつけたのは、スパンジェンバーグの方である。 「辻監督は昨秋のキャンプ時点から、金子の努力を認めていました。今春キャンプでもメディアの取材で、『1番に定着しようと必死にアピールしている』と話していました」(スポーツ紙記者) 安打製造機・秋山(現レッズ)のメジャーリーグ挑戦により、西武は1番バッター不在に陥った。昨季は「1番金子、3番秋山」でスタートしたが、打線がつながらず、得点効率を高めるため、辻監督は「1番秋山」の打順に戻している。その後、投打もかみ合い、8月以降の快進撃で逆転優勝を遂げている。金子の1番バッターは“再挑戦”でもあるのだ。 辻監督が金子に期待しているのは本当だが、こんな情報も聞かれた。「スパンジェンバーグを1番にしたら面白いんじゃないか?」と、何度か口にしてきたそうだ。チーム関係者がこう続ける。 「秋山のメジャー挑戦は早い段階から球団も認めていたので、スパンジェンバーグは19年12月と、早い時期に契約しました。外国人選手を絞り込んだ後、辻監督も映像を見ているんですが、『アグレッシブな選手。足も速いし、チームの士気を高めてくれそうな…』と話していました。長打力もあり、攻撃的な、新しい1番バッターとしてその可能性を感じ取っていました」 2日の巨人戦では、菅野からソロアーチを放っている。だが、メジャーリーグ、マイナー時代のデータを見てみると、1番での試合出場はほとんどない。辻監督は米球界時代とは異なる新たな可能性にも期待したわけだが、やはり、「金子で行く」との見方が強い。 「優勝した18年のオフ、菊池雄星、浅村、炭谷が抜け、それでも19年は連覇を果たしました。19年オフは秋山が退団しました。西武は優勝しても主力選手の流出が止まりません。現場を預かる辻監督は大変だと思いますが、18年の優勝よりも19年のようなチームスタイルを理想としています」(前出・関係者) どういう意味かというと、18年は4月から首位をキープしてそのまま優勝した。19年は投打の主力選手が抜けたため、打線を改造した。それが「1番金子、3番秋山」の打順だった。「1番秋山」に戻したのとほぼ同時期に、打撃不振に陥っていた山川穂高を7番に下げ、ベテラン・中村剛也を4番に戻している。辻監督は選手を育てるために我慢もするが、失敗したら改める柔軟な発想力を持っている。ライバルチームに追い掛けられていた18年よりも、尻上がりにチームの調子を挙げていき、逆転優勝した19年の方が、選手はもちろん、辻監督自身も精神的にラクだったという。 1番バッターの定着を狙う金子に対し、「好きにやらせてやろう」と思っているのだろう。辻監督と言えば、試合中は腕組みをし、眉間に深い皺を寄せ、コワイ表情でグラウンドを見ている印象も強い。しかし、「本当は饒舌で優しい」(前出・同)という。打線の力で勝ってきた。金子が1番バッターとして覚醒できれば、辻監督が試合中にコワイ表情を見せることがなくなるのだが…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年06月03日 11時00分
プロ野球開幕に向けて練習試合が開催!ヤクルトが18安打15得点の猛攻を見せる
プロ野球は、開幕に向けて2日から練習試合を開幕させた。 東京ヤクルトは、神宮球場で同じセ・リーグの中日と対戦。18安打、15得点の猛攻を見せている。 初回に2点を先制すると、2回には坂口智隆が「打ったのはカットボール。どんどんアピールしないといけないと思っているので良かったです」と振り返るタイムリーを放つ。4回には、村上宗隆、雄平、山崎晃大朗、西浦直亨のタイムリーで一挙10点。山崎は「チャンスで四球の後だったので積極的に打とうと思っていました。打てて良かったです」と語ると、西浦は「途中出場なのでとにかく集中して打席に入りました」とコメント。 5回には、村上が練習試合初戦で、レフトスタンドにホームランを放ち、ダメ押し。「打ったのはストレート。自分らしく逆方向の本塁打だったので次に繋がる一発になりました」と手応えがあったようだ。 投げては、先発の新外国人イノーアが、5回を62球、6安打打たれたが、7奪三振、1失点と合格の投球内容を披露。「低めにしっかりとコントロールできていた。ゴロアウトと空振りを多く取ることができたのが良かったが、球が浮いてしまうと打たれてしまうので、気をつけていきたい。これからもテンポ良く、野手にとって守りやすい投球をしていきたい」と本人は課題を挙げながら、自身の投球内容を振り返っていた。 中日は、先発の柳裕也が3失点、2番手の橋本侑樹が10失点と、ピッチャー有利のこの時期にしては不安な結果になってしまった。明日、明後日も同一カードが行われる。(どら増田)
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スポーツ 2020年06月03日 06時30分
近鉄助っ人がスタンドで観客をボコボコに! 張本氏・ノムさんも心酔した好打者、前代未聞の凶行に及んだワケは
新型コロナウイルスの影響で開幕延期が続いていたが、6月19日に開幕することが決定している今シーズンのプロ野球。同月2日からは練習試合も始まるなど、開幕へ向けた調整が本格化している。 2日の練習試合ではDeNA・オースティンや西武・スパンジェンバーグなど、複数の助っ人打者が本塁打をマークしている。こうした助っ人はシーズンに入っても大暴れすることが期待されているが、今から約60年前にはある助っ人がグラウンドではなく観客席で大暴れした試合がある。 1961年6月3日、西宮球場で行われた近鉄対阪急の一戦。阪急1点リードで迎えた5回裏、二塁の守備についていた近鉄・ブルームが突然守備位置から一塁ベンチ方向へ向け猛ダッシュ。この時点で当時の観客は「なんだなんだ?」と騒然となっていたという。 一塁ベンチ横の金網を乗り越え内野スタンドに降りたブルームは、観客席にいた男性客の1人に突進。そのまま男性客の顔面を殴り付けると、倒れ込んだ男性客をさらにスパイクで踏み付けるという暴挙に出た。 試合中の選手が突然観客を暴行するという事態に球場はさらに騒然となる中、駆け付けた警備員や周りの観客が必至にブルームを制止。ただ、ブルームの怒りは収まらず、その直後に退場処分となった後もベンチ裏で男性客へ暴言を吐き続けていたという。 球界では後にも先にも例がない“観客への暴行”を犯してしまったブルームだが、なぜこのような事態を引き起こすに至ったのかはその後の報道で判明する。当時の報道によると、殴られたのは兵庫県内に住む阪急ファンの男性客だったが、この男性客が実は試合中のブルームに対し「ヤンキー・ゴー・ホーム!(アメリカ人は帰れ!)」と人種差別的なヤジを飛ばしていたとのこと。これを聞いたブルームは「アメリカ人にとっては許せない言葉」と激怒し凶行に及んでしまったという。 暴行により右手などに怪我を負った男性客は、当初ブルームに対し刑事告訴も辞さない構えだったというが、後に自身の言動を反省し被害届は出さなかったとのこと。ただ、近鉄側はブルームに対し「出場停止7日間+罰金5万円」という処分を下している。 ここまでの経緯を見ると粗暴な助っ人という印象が強いブルームだが、気さくな一面も見せた人物ともいわれている。ブルームは2年連続(1962-1963)で首位打者に輝くほどの好打者だったが、打撃のコツを聞きに来た張本勲(当時東映)や野村克也(当時南海)には親身になってアドバイスを送っていたという。 また、前後は不明だが今回の一件と同じ1961年には、妻の退院のため訪れた病院で輸血をしなければ命が危ない女の子の赤ちゃんがいるという話を聞き、自ら輸血を申し出て女の子の赤ちゃんの命を救っている。なお、それから30年後の1991年12月には、母親となった女の子が自身の赤ちゃんを連れて、プロ野球OB戦出場のため来日中だったブルームと再会を果たすという感動的な出来事があったことも広く伝えられている。 今回取り上げた出来事からは約60年が経過しているが、観客のヤジが選手を激怒させたり、委縮させたりといったことは現在でも少なくない。今シーズンは当面無観客で行われる予定のためしばらくはヤジがないことが予想されるが、観客を入れた試合が解禁された後も心ないヤジが飛ばないことを願いたいところだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年06月02日 22時30分
本拠地開幕のオリックス「大阪と共に戦う!」特別動画が反響!
6月19日より東北楽天を相手に戦う京セラドーム大阪での開幕3連戦から、今シーズンの幕を切るオリックスが1日、開幕戦に向かう球団の思いを込めたスペシャルムービー「We are STRONG OSAKA」を公開し、ファンの間からは早速大きな反響を呼んでいる。 「We are STRONG OSAKA」のコンセプトについて、球団の担当者は「私たちは今、新型コロナウイルスと雄々しく戦う大阪の力強さを感じずにはいられません。命を守るために昼夜を問わず献身的なお仕事を続けておられる医療従事者の皆さん、我慢の日々を耐え抜いていらっしゃる多くの方々、そして、このような状況にあっても開幕を待ち望んでいてくださるたくさんのファン。様々な人に支えられて、オリックス・バファローズは6月19日に今シーズンの開幕を迎えます。大阪の強さは私たちのパワーです」とコメント。 動画は球団公式の各種SNSやYouTube、BsTVで視聴可能だが、ツイッターでは1日で約2万回再生されており、ドキュメンタリータッチに作られた作品に対するファンの反応も上々だ。また、球団では「野球で笑顔に」「みんなでバファローズ」をテーマに、ファンからグッズのデザイン投票を受け付けたりするなど、しばらく「おうち観戦」となってしまうファンに対してのアプローチをし続けている。 選手とファンがいっしょにグッズを製作するという初の試みだが、今回製作されるグッズは、選手たちが練習などで着用し、またオンラインショップでの販売も予定しているという。バファローズとファンが作るグッズで、グラウンドにも、スタンドにも、そしてテレビの前にも、笑顔を届けたい思いからこの企画が生まれたという。 これらのプロジェクトを成功させるためにも、今年こそ開幕戦の連敗を止めて、スタートダッシュに成功する必要がある。なぜならファンにとって、勝利以上の喜びはないからだ。(どら増田・画像は球団提供)
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スポーツ 2020年06月02日 20時30分
福本豊氏、阪神・近本の独自の練習法に「指の使い方を覚えられる」と絶賛 2年目の飛躍へ向けた課題も指摘
元阪急で野球解説者の福本豊氏が、1日放送の『ガチ虎!』(ABCラジオ)に電話で生出演。阪神・近本光司について言及した。 今回番組では5月19日に収録され、同月28日に『虎バン』(ABCテレビ)の番組公式ユーチューブチャンネルで公開された福本氏と近本の対談を音声付きで紹介。紹介後に福本氏は近本について語った。 福本氏はまず、対談の中で近本が語った「裸足で砂の上や山道を走る」という調整方法に着目。「裸足で走ると、足の裏や指の使い方を覚えられる。今の運動靴は優秀だけど、使うものを使わないっていう(部分がある)」と、靴の性能に頼らずに脚力が鍛えられる調整方法だと評価した。 福本氏は続けて、近本の今シーズンについて分析。昨シーズンは「前半戦は(他球団が)『どんな選手かな?』と探りを入れてたけど、後半戦はデータを(洗い)出されて数字が下がった」としつつも、「攻められ方の中身もだんだん分かっただろうから、(昨シーズンに比べて)対応はできると思う」と推測した。 また、福本氏は近本に対し、自身の盗塁やチームの得点効率を上げるために出塁率を最も重視すべきと指摘。「去年は三振も多かったけど、(減らせば)その分だけヒットや四球も増える」と、出塁率を上げるために昨シーズンの「110個(セ・リーグワースト9位)」から1つでも三振数を減らすことが必要だとした。 福本氏は番組の最後に、「一番の敵は調子云々ではなく故障。特に足回りの故障はごまかしがきかないからね」と近本にアドバイス。怪我なく1年を戦い、個人、チーム共に良い成績を残してくれることを期待していた。 今回の放送を受け、ネット上には「砂の上を走るのはボクサーとかもやってる練習だからかなり効果あるんじゃないか」、「去年は出塁率が3割ちょっとしかなかったから、率上げれば40、50盗塁は出来るはず」、「三振を減らして塁に出る回数が上がれば、投手の気が散って後ろの選手も打ちやすくなりそう」、「近本に抜けられると相当キツイから、福本の言う通り怪我だけには気をつけて」、「チームの勝ち負け関係なく見たいと思える選手の1人だから、とにかく1年間健康に過ごしてほしい」といった反応があった。 昨シーズンはルーキーながら「142試合・.271・9本・42打点・159安打・36盗塁」といった数字をマークし、盗塁王や新人特別賞も獲得した25歳の近本。福本氏の期待に応え、昨シーズン以上の成績を残すことはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年06月02日 17時30分
ロッテは当初と同じ福岡で開幕!井口監督「新しい面白さがあるかな」
日本野球機構NPBは、6月19日から7月19日までのプロ野球公式戦の日程を発表した。 昨年4位の千葉ロッテは、福岡に乗り込んで、PayPayドームで福岡ソフトバンクを相手に開幕3連戦を行う。ロッテは本来の開幕カードも福岡でのソフトバンク3連戦だったこともあり、開幕の条件に変わりはない。決定した日程6月19日〜21日 対 福岡ソフトバンク(PayPayドーム)6月23日〜28日 対 オリックス(ZOZOマリン)6月30日〜7月5日 対 東北楽天(楽天生命パーク)7月7日〜12日 対 埼玉西武(ZOZOマリン)7月14日〜19日 対 北海道日本ハム(札幌ドーム) パ・リーグは東に4チームあることもあり、ロッテは同一球場の6連戦が2回続くスケジュールは組まれていない。ただ、先発ピッチャーを6人準備しなければならないのは、他球団と同じだ。開幕一軍を目指しているスーパールーキー佐々木朗希が、ルーキーイヤーから開幕ローテーションに入るのか注目されるところ。 井口資仁監督は「(開幕カードは)当初予定されていたのと同じ開幕カードであり球場でもありますので、そこを目標に調整をしていくだけだと思います。相手は昨年の日本一チーム。勝って勢いをつけることが出来ればと思います。同一カード6連戦は今までにないパターンでいい方にも悪い方にも転びかねませんが、これまで日程の都合などでどうしても対戦投手が偏る事もあった中で、お互い先発ローテーションピッチャー全員が6連戦で当たることになるので、そこはファンに皆様にとっては新しい面白さがあるかなと思います」とコメント。同一カード6連戦では、いろいろと試していきたいようだ。(どら増田)
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西武、一軍キャンプ帯同も「松坂は別メニュー」か 渡辺GMの目論見がメンバー編成から判明?
2020年01月16日 11時30分
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DeNA・倉本寿彦、「周りを気にしている立場ではない」6年目の決意
2020年01月16日 11時00分
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巨人、オフ補強失敗が意外なベテランに影響? 元木ヘッドコーチも期待、若手を差し置いての優先起用もあるか
2020年01月15日 11時57分
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2020年01月14日 11時44分
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ソフトバンク・コラスも復帰絶望か 給料を持ち逃げした選手も、球団との契約を反故にしたお騒がせ助っ人
2020年01月13日 09時00分
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.350、22本、106打点…メジャー1年目の日本人野手が残した打撃記録、筒香・秋山は更新なるか?
2020年01月12日 18時00分
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西武・松坂、一軍キャンプ投入は危険? 渡辺GMの意味深発言、昨季未登板の内海とも明暗分かれるか
2020年01月11日 17時30分
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日本ハム・中田も怯える「プロ野球選手寮」 心霊現象の頻発、球団が対応に追われたケースも?
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阪神、現コーチ陣には存在意義がない? 山本昌待望論が渦巻く春キャンプ、秋に敷かれた“かん口令“も継続か
2020年01月10日 11時40分