プロ野球
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スポーツ 2020年06月02日 17時00分
金村義明氏、阪神・藤浪に「西武にトレードしてやれば」二軍降格で辛らつな提案 「欲しいチームなんてあるのか」と賛否
元プロ野球選手で野球解説者の金村義明氏が、1日放送の『上泉雄一のええなぁ!』(MBSラジオ)に生出演。阪神・藤浪晋太郎について言及した。 藤浪は先月28日に一軍練習に遅刻したことが原因で同月29日からの二軍降格が決まりファンの間で波紋が広がっている。また、この件を伝える報道の中では、矢野燿大監督の「これが初めてじゃない」というコメントも伝えられている。 >>阪神・藤浪だけじゃない! もっと重い罰則が課されたケースも、遅刻で身を滅ぼしたプロ野球選手たち<< 藤浪の二軍降格について、金村氏は「何回も(遅刻)やってるからあの温厚な矢野監督が二軍に落としたんやろ。チームの士気にも関わるから」と矢野監督の心情を推察。 続けて、藤浪が今年3月に新型コロナウイルスに感染したことを引き合いに出しつつ、「(チームや他球団の)みんなに迷惑かけて、これお前野球で返さな何で返すねん」と苦言を呈した。 また、金村氏は「他のチームメイトもブチ切れてるんちゃう?今やったらもうそんなことはできんけど、昔やったら福留(孝介)あたりがどついとるんちゃうか」、「(現役時代の)俺がもし同じことやったら、チームの先輩やマネージャーに間違いなくボコボコにしばかれてるで」と、今回の一件はチームメイトや球団関係者もかなり憤っているのではないかと推測した。 藤浪に対して失望感をにじませた金村氏。番組の最後には「鳥谷(敬/昨年阪神を退団)はロッテで伸び伸びとやってるから、藤浪も西武(あたり)にトレードしてやればいいのに。(高校の後輩の)森友哉とバッテリー組んだら伸び伸びと(投げられるのでは)」とトレードも提案していた。 今回の放送を受け、ネット上には「コロナを乗り越えて『さあこれから』って時の遅刻だから矢野監督も裏切られたような気持ちなのかな」、「誰よりも自覚をもって行動しなければならない立場なのに遅刻するのは野球以前の問題だろ」、「福留とか能見(篤史)あたりのベテランは見えないところで説教してるんじゃない?」、「トレードで環境変えるのも手だとは思うが、今の藤浪を欲しいチームなんてあるんだろうか…」といった反応が多数寄せられている。 「近年制球難で不振が続く藤浪には以前から“トレード待望論”がありましたが、今回の一件を受け賛同の声が強まりつつあります。金村氏は藤浪が食事会に参加しコロナに感染した3月から『何を言われてもしょうがないような行動をしてしまっている』と厳しくコメントしていましたが、今回の一件を受け『阪神を出て他球団で心機一転を図った方がいい』と考えているようです」 「ただ、昨シーズンプロ入り後初の未勝利に終わった藤浪のトレードに応じる球団があるとは考えづらく、仮にトレードされて環境が変わっても本人の意識がそのままなら何も意味がないでしょう。本人が残りたいのか、それとも出ていきたいのかについては不明ですが、いずれにせよ改心して真摯に取り組まなければこれからも茨の道が続くのではないでしょうか」(野球ライター) 今回の二軍降格は無期限とされているため、二軍で開幕を迎えることが確実視されている藤浪。これからの取り組み、そして結果で周囲の信頼を取り戻すことはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年06月02日 11時45分
広島、今季の開幕ダッシュは不可能? 3連覇の“ツケ”が足かせか、紅白戦で不安要素が噴出
6月19日の開幕戦まで「再調整」できるかどうか…。強い信頼を寄せていたリリーバーが大炎上してしまった。佐々岡真司監督は「勝利の方程式」を考え直さなければならなくなった。 クローザーでの起用が予定されていた広島カープのヘロニモ・フランスア投手が紅白戦で1回被安打5失点5と打ち込まれた(5月30日)。試合後、佐々岡監督は「打たれたのは高めの球。高めでファウルや空振りが取れないと厳しい」と冷静に分析していたが、当のフランスアは、「自信を持って投げたんだけど、苦しかった」 と、下を向いた。新型コロナ禍で練習時間も限られていた。調整の失敗と言っていい。 「クローザーは中崎翔太か、フランスアのどちらかと目されていました。中崎は昨年11月に右ヒザ半月板の部分除去手術を受けており、無理をさせられません」(プロ野球解説者) 中崎、フランスアの両リリーバーが“強い広島”を支えてきた。昨季はBクラスに沈み、V奪回を果たすには両リリーバーの活躍が不可欠だった。しかし、こんな見方もされていた。 「勤続疲労、投げ過ぎです。特に中崎はクローザーに定着した2015年以降、毎年約60試合に投げてきました。昨季は不振で36試合にしか投げていませんが」(ベテラン記者) フランスアに関しては、もう一度話し合う必要もありそうだ。 ドミニカ共和国のカープアカデミー、育成選手を経て、18年に支配下登録を勝ち取った経歴は今さらだが、元々は“先発投手”だった。支配下登録された18年3月、当時の緒方孝市監督が150キロを超す剛球にほれ込み、リリーバーとなった。 「18年の契約更改でも、先発転向を訴えていました。でも、左であれだけの剛速球を投げられるピッチャーは貴重です。緒方監督がフランスアのリリーフ起用にこだわったのも分かる気がします」(前出・同) そのフランスアも18年は47試合、昨季も67試合に登板している。登板過多の疲労が、空振りを奪っていた高めの直球のキレを喪失させたのではないだろうか。 「佐々岡監督もフランスアの先発転向の希望は知っているはず。ただ、塹江、アドゥワ、高橋など生え抜きの若手も先発で育てなければならず、チーム内の優先順位みたいなものもあるのかもしれませんね」(前出・同) 先発転向の希望を持つフランスアときちんと話し合わなかったのもそうだが、優勝争いを続けていく中で、広島のリリーバーたちは想像以上に疲弊しているのかもしれない。これは、前政権の負の遺産とも言えそうだ。 ペナントレース序盤戦は失点覚悟で、中崎、フランスアを使い、2人の復調を待つものと思われる。今季は試合数が減るため、開幕ダッシュが優勝の近道となる。佐々岡カープは厳しい幕開けとなるかもしれない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年06月02日 11時10分
オリックスは京セラドームで開幕!西村監督「柔軟に対応していく」
日本野球機構NPBは、6月19日から7月19日までのプロ野球公式戦の日程を発表した。 昨年、最下位に終わったオリックスだが、開幕は本拠地である京セラドーム大阪で、東北楽天を相手に3連戦を行う。決定した日程6月19日〜21日 対 東北楽天(京セラ)6月23日〜28日 対 千葉ロッテ(ZOZOマリン)6月30日〜7月5日 対 埼玉西武(メットライフ)7月7日〜12日 対 北海道日本ハム(京セラ)7月14日〜19日 対 福岡ソフトバンク(京セラ) 現状、ここまでは無観客試合として開催される予定。移動のリスクを最小限に留めるため、2カード目からは同球場で同一カード6連戦が組まれる。連勝すれば良いが、大きく負け越したり大型連敗を喫すると、後に響きそうだ。 昨年まで開幕8連敗中のオリックス・西村徳文監督は「(開幕カードについて)ここのところ、開幕戦はなかなか勝てていませんし、なんとか勝利していいスタートが切れるようにしたいと思います。(同一カード6連戦について)一番は、移動のリスクを考えての日程だと思います。同じ球場での同一カード6連戦が続くというのは、今まで誰も経験したことがないでしょうし、始まってみなければ分からない部分もたくさん出てくると思います。選手の疲労度などもそうですし、先発ローテーションを含めた戦い方や、色々なことを想定しなければいけません。柔軟に対応できるように、しっかりと準備していきます」とコメント。 西村監督も話しているように、6連戦が続くことから、先発投手の数が必要となってくる。現在、オリックスでは山岡泰輔と山本由伸のダブルエース以外、ローテーションピッチャーは決まっていないため、2日からの練習試合で結果を残した選手が残り4枠を競うことになる。(どら増田)
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スポーツ 2020年06月01日 20時00分
巨人・原監督、プロ6年目・田口に「先発をやってくれ」指揮官直々の先発確約にファン歓喜、昨季のフル回転が決め手に?
巨人・原辰徳監督が、1日に球団公式インスタグラムが行った生配信に登場。巨人・田口麗斗について言及した。 今回の生配信で原監督は、MC役として共に登場した元木大介一軍ヘッドコーチと共に複数の巨人選手についてトーク。その中で今年プロ7年目を迎える24歳の田口についても語った。 田口について原監督は、「あれだけ体が小さかったのに早めに戦力になったという点では、(球団の)86年の歴史でもそうそうないでしょう。高校生から入っての順応性というかね」と成長の早さは球団史上屈指のレベルだと評価。なお、球団公式サイトには田口の身長は171センチ、体重は83キロと記載されている。 続けて、「少し足踏みしてるところはあったけれども、去年あたりから自分にも非常に厳しくなってね。もう今年は先発に戻って大活躍するのではないかという予感が僕にはしてます」と期待を述べた。 一連の発言を聞いた元木ヘッドから「(今年の田口は)先発ですか?」と起用法について質問されると、原監督は「先発!」と即答。「去年はいろいろな形(リリーフ)をやってもらいましたけど文句一つ言わずに(投げてくれて)、最後は日本代表としても堂々と(プレミア12で)戦ってくれた。これはもうこちらが頭を下げて、『先発をやってくれ』というぐらいの気持ち」と田口の先発起用を明言した。 今回の生配信を受け、ネット上には「球団屈指の成長速度って凄い評価だ」、「多くのファンが見てる生配信でここまで言うってことは相当田口に期待してるんだな」、「田口はこないだの生配信で先発へのこだわりを語ってたから、原監督が先発って明言してくれたのは嬉しい」、「田口良かったな、今年はその期待に応えてタイトルを争うくらいの成績を残してくれ」といった反応が多数寄せられている。 「田口は5月29日に球団公式インスタグラムが行った生配信に出演した際、共に出演していた宮本和知一軍投手チーフコーチに『僕はプロに入る時に(先発として)200勝したいという目標を掲げて入ってきたので、その目標は簡単には消えないですね』などと先発へのこだわりを口にしていました。今回原監督が先発と明言したことで、春季キャンプから続けてきた先発返り咲きへのアピールが実を結んだ形になりますね」(野球ライター) 今シーズンは先発を志願し春季キャンプからアピールを続け、31日の紅白戦でも先発として3回無失点と結果を残していた田口。原監督直々の先発確約を、自分のことのように喜んだファンも多いようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について巨人の公式サイトよりhttps://www.giants.jp/top.html巨人の公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/yomiuri.giants
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スポーツ 2020年06月01日 18時50分
元ソフトB・川崎氏、バレンティンの“転倒”を高評価? 「明らかに調子がいい」独自の視点で状態を分析
昨年台湾プロ野球に挑戦し、現在も同地での現役続行を目指してトレーニングを積んでいる元ソフトバンクで38歳の川崎宗則氏。1日、その川崎氏が同日放送の『S☆1』(TBS系)にVTRで出演しソフトバンク・バレンティンについて言及した。 今回の番組で川崎氏は、31日に行われた巨人、ロッテ、ソフトバンクの紅白戦の中で自身が注目した選手のプレーをそれぞれ解説。ソフトバンクの紅白戦の中で注目したのがバレンティンのプレーだった。 バレンティンは31日の紅白戦の7回、ドラ3ルーキー・津森宥紀の5球目をとらえレフトスタンドへの本塁打をマーク。一方、この打席ではすっぽ抜けて顔面付近に投じられた津森の3球目に対し、バレンティンが体をよじらせ倒れ込みながら回避するというあわやのシーンもあった。 この打席を見た川崎氏は、バレンティンが転倒しながら投球を回避したシーンに着目。「いい反応ですね、集中している(ことが分かる)いい反応」と評価した。 川崎氏は続けて、「(3球目が)インコースに来た時のかわし方、あの反応の速さを見れば明らかに調子がいい(と分かる)」、「(投手の手から)ボールが離れるところからよく(ボールが)見えている」と分析。本塁打については「打った打たないはどうでもいい」と語るほど、バレンティンから状態の良さを感じたようだ。 今回の放送を受け、ネット上には「本塁打より死球の避け方を評価したのは意外過ぎる」、「回避できるほど球筋がしっかり見えてるから本塁打も打てたってこと?」、「反射神経や敏捷性も含めてしっかりトレーニングしてるから、避けるにしろ打つにしろ筋肉への伝達が速いって話なんだろうな」、「死球は長期離脱の原因にもなるから、この反応をシーズンでも維持してほしい」といった反応が多数寄せられている。 「打者が死球を受け骨折などの怪我を負うケースは珍しくなく、まだ開幕していない今シーズンもヤクルト・嶋基宏が右手親指、広島・羽月隆太郎が鼻を死球で骨折しています。また、骨折まではいかないものの途中交代を強いられることもあるため、自身に向かってきた球をうまく回避できるかはシーズンを通して結果を残すための大切な要素の1つともいえるでしょう」(野球ライター) ソフトバンクは打線の中軸を担うグラシアル、デスパイネがコロナ禍の影響で母国キューバを出国できない状況が続いているため、開幕後しばらくはバレンティンに頼らざるを得ない状況が続くとみられている。川崎氏が指摘した反応の速さをバレンティンが維持できるかどうかは、シーズンを左右する要素の1つになりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年06月01日 17時30分
DeNA・オースティン「コンディションも問題ない」 開幕へ向け視界良好!
ベイスターズの新外国人、タイラー・オースティンの現在の状態が、横浜スタジアムで行われた5月31日の練習後、球団を通じて発表された。 この日はキャッチボール、シートノック、バッティング練習の他に、特打ちでも汗を流したオースティン。現在のコンディションは「いい状態です。身体もコンディションも問題ありません」と明かした。 長い自粛期間中の同5日時点では、「強くて速い身体作り」に取り組んでいるとし、「スタジアムではバッティングマシンで打ち込みを行い、自宅では器具を利用して日々トレーニングに励んでいました。トレーニング量もしっかりと確保出来ていたので、身体の強さを感じています」と、自慢のパワーを更にアップ。現在は「開幕へ向けて身体のコンディションと、メンタル的な部分をしっかりと準備して、更に整えていきたいです」と、6月19日を見据えていた。 ベイスターズは28日と30日に紅白戦を実施。両試合とも3番としてスタメンで登場し、1安打ずつ2試合連続ヒットを放ち、フォアボールもしっかりと2つ選ぶなど結果を残した。オープン戦で打率.343、ホームラン4本と暴れていた頃の好調をキープできているようで、同19日に全体練習が再開された際に、ラミレス監督が語っていた「オースティンはタイミングの取り方がパーフェクトで、オープン戦、練習試合と良かった状態をキープ出来ている」と絶賛していたことが、裏打ちされた格好だ。 ベイスターズは6月2日から練習試合として、まず楽天ゴールデンイーグルスとの対外試合が組まれている。「今まではマシン中心に打っていたので、早く実戦感覚を取り戻せるように、試合では特にタイミングの取り方を意識したいです」と、課題を明確にし開幕を待つ。 筒香嘉智がメジャーへ羽ばたき、その穴を少しでも埋めることを期待されているオースティン。コメントでは常に「チームに貢献できれば」と話すなど、バット以外の面でも、チームを去ったキャプテンと似通った面も見せる新助っ人は、待ちに待った開幕へ向け標準を合わせていく。文 ・ 写真/萩原孝弘
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スポーツ 2020年06月01日 17時00分
元ソフトB・斉藤氏、“スライダー最強投手”に「漫画みたいな曲がり」 ダル・マー君越えの球? 古田氏も「見たこと無い」と驚愕
元ソフトバンクで野球解説者の斉藤和巳氏が5月31日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。元ヤクルトで現在は楽天一軍投手チーフコーチの伊藤智仁氏について言及した。 今回の動画で斉藤氏は“球種別最強投手 スライダー編”と題し、最も良いスライダーを投げると自身が思う投手を選出。そこでNPB11年間で「37勝25セーブ・防御率2.31・548奪三振」といった成績を残した伊藤氏の名を挙げた。 伊藤氏のスライダーについて、斉藤氏は「漫画の世界のような曲がり方(だった)。今まで見てきたボールの変化の量じゃないって感じたボールだった」と自身が受けた衝撃を告白。斉藤氏の目には「途中まで真っすぐ(の軌道)だけど、いったん止まってから『ギュン!』って急に横に曲がる」ように見えていたという。 また、斉藤氏によると当時伊藤氏のスライダーを捕手として実際に受けていた元ヤクルト・古田敦也氏(現野球解説者)も、伊藤氏のスライダーを「あれ以上のスライダーは見たことがない」と評していたという。 他にも、斉藤氏は「(伊藤氏は)1年目は確か怪我でオールスター前ぐらいまでしか投げていなかったのに新人王を獲って、防御率も1点台を切ってたはず。それも衝撃的だった」と、登板機会が少ないにもかかわらず新人王を獲得したことにも驚いたことを明かしている。なお、伊藤氏はプロ1年目の1993年は怪我で7月までしか一軍登板がなかったが、それまでにマークした「7勝2敗・防御率0.91・126奪三振」といった成績が評価され新人王に選ばれている。 伊藤氏のスライダーは、ダルビッシュ有(カブス)、田中将大(ヤンキース)、菅野智之(巨人)といった現代の好投手のスライダー以上だという斉藤氏。「今後あれぐらいのスライダーを投げる投手が出てくるのかどうかってくらい(の投手だった)」と語っていた。 今回の動画を受け、動画のコメント欄やネット上には「全盛期見てた人ならスライダーって聞くだけで顔が浮かぶレベルの投手だと思う」、「スーッと外に逃げるスライダーに右打者が腰砕けで空振るのは当時何度も見た記憶がある」、「90年代なら西口(文也/西武)や宣銅烈(ソン・ドンヨル/中日)のスライダーも良かったけど伊藤の球は別次元だった」、「怪我で短命に終わったのが本当に悔やまれるな」といった反応が多数寄せられている。 現役時代にヤクルト(1993-2003)で活躍した49歳の伊藤氏と、ダイエー・ソフトバンク(1996-2013/2011-2013はコーチ扱い)で活躍した42歳の斉藤氏。両者は1996~2003年にかけ現役期間が被っているが、当時は交流戦がなかったためシーズンで投げ合ったことはなく日本シリーズでも対戦してはいない。 ヤクルトに所属した11年間のうち、一軍登板がなかった年が4年(1994-1995,2002-2003)もあった伊藤氏。たび重なる右肩、右肘の怪我で実働期間は短かったが、斉藤氏は「最強のスライダー投手」と全盛期の投球を称賛していた。文 / 柴田雅人記事内の引用について斉藤和巳氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCPZTIne5_lbA02WroeXhJtQ
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スポーツ 2020年06月01日 15時30分
ロッテ育成の和田を支配下登録!「足でチームに貢献したい」
千葉ロッテは1日、育成選手の和田康士朗外野手と支配下選手契約を結んだことを発表した。 和田は1999年1月14日生まれ、埼玉県出身の21歳。左投げ左打ちで俊足が持ち味だ。身長・体重は185センチ77キロ、血液型はB型、小川高から独立リーグの富山GRNサンダーバーズを経て、2017年の育成ドラフト1位で千葉ロッテに入団。新しい背番号は63と発表されている。 支配下登録を勝ち取った和田は「嬉しいですしホッとしています。両親に感謝の気持ちを伝えたいです。ここまでの道のりはとても長く感じ、心が折れそうになったこともメチャクチャありました。母に電話をして相談をしたこともありました。母からは『悔いのが残らないようにやりなさい』、『中途半端にだけはならないようにしなさい』と励ましてもらい、その言葉がこれまでの自分の支えでした。自分のアピールポイントは足だと思うので、まずは足でチームに貢献をしたいと思っています」と安堵の表情を浮かべながら、支配下選手として気を引き締めているようだった。 井口資仁監督は「和田は自分の力で支配下選手契約を勝ち取りました。彼の一番の魅力は足。十分に一軍戦力として貢献してもらえると思っていますし、だからこそ、この開幕前の時期に支配下選手契約にしてもらいました。打撃も豪快で非常に面白い。6月2日から始まる練習試合でアピールをして、次は開幕一軍の切符を手に入れて欲しいです」と語り、2日から始まる練習試合にも帯同させる意向を明らかにしている。 19日の開幕に向けて、ロッテが着々と動き出して来たのは間違いない。(どら増田)
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スポーツ 2020年06月01日 12時00分
関口宏、ゲストの岡田彰布元監督への態度が失礼? 意図した返答を得られず苛立ちか、批判集まる
5月31日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、関口宏が元阪神タイガース、オリックス・バファローズ(ブルーウェーブ)で選手・監督を務めた岡田彰布氏に強い態度を見せたことが、物議を醸した。 岡田氏は、プロ野球が6月19日に無観客で開幕することが決まったことについて、「やっとというね、開幕ですけど。まあね、サッカーとかゴルフとか、スポーツ界で先陣を切るので、まあ無観客ですけどね、マスコミを通じて勇気を与えるようなゲームをしてほしいですよね」と話す。 関口が「中止が決まってから、体力も精神的にも落ちますよね」と声を掛けると、「まあ、落ちますよね。仕切り直しっていうか、3か月遅れてますからねえ。どこの球団もいいスタートを切りたいと思ってると思うんですけど、試合数も減ったし」と岡田氏は話す。 さらに、関口は「今、肝心なことはなんですか?」と質問をぶつける。岡田氏は「いや、まあこれね、開催できないスポーツもあるのでね。まあ、そういう意味でもね、良い形でスタートを切れるようにね、そうですね、体調管理と勇気を与えるような素晴らしいゲームをやってほしいですね」と話す。 すると、関口は「コロナが収束していない」という言葉が気に入らなかったのか、露骨に苛立ちを見せ、岡田氏に「もちろんそうなんですが、そうじゃなくて、だから、それを目指して今一番選手がやるべきことはなんですか?」と強い口調で問い掛ける。 岡田氏は苦笑いを浮かべながら、「あ、やるべきこと? いやもうコロナがさっき言ったように収束していないのでね、体調だと思いますよ。始まって誰かが移ったりね、感染したりすると、またこれ、その辺が元に戻ってしまうんで…」と話すと、関口は「それはダメですね、はいはい、わかりました」と打ち切った。 さらに、注目の高卒新人千葉ロッテマリーンズ・佐々木朗希が、シート打撃でマウンドに上がり160キロを2度記録する「怪物ぶり」を見せた話題でも、岡田氏が「これ、チャンスですね、今年から。遅れたことによって。投げると思いますよ」と話すと、関口は不服そうに「ええ、彼はそうですよ」と呟く。岡田氏は笑顔を浮かべていたが、その心中は穏やかではなかったかもしれない。 関口の岡田氏に対する対応に、視聴者からは「失礼だ」「いくら年齢が上と言っても、もう少し尊敬の念を持てないのか?」「自分の意図する質問を求めているのか?」「岡田さんは誘導尋問に引っ掛かる人間じゃない。人選を間違えている」など、批判の声が上がった。 先週の放送でも、元中日ドラゴンズ・山本昌氏に突っかかるような態度を取り物議を醸した関口。かつて温和な名司会者と言われた人物だが、年齢とともに随分と変わってしまったようだ。
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スポーツ 2020年06月01日 11時50分
阪神、今回の人事で野球人生が変わる選手が? 締まりがない藤浪に代わって台頭、苦労人の“無名ルーキー”が一軍抜擢に王手か
開幕一軍メンバーの当落で明暗が別れるのは毎年のこと。しかし、今年の矢野阪神の当落争いは、大袈裟な話ではなく、当該選手のプロ野球人生にも影響してきそうだ。 藤浪晋太郎が無期限での二軍降格を告げられたのは既報通り。理由は、練習時間の遅刻に対する戒めだが、球団は“遅刻の常習性”も指摘していた。矢野燿大監督も「どうするかは、晋太郎次第」と厳しかった。 「ピッチャーでは高橋遥人がちょっと心配です。キャンプを順調に過ごし、オープン戦終盤、矢野監督は『エース候補』と絶賛していました。新型コロナ禍で実戦から遠ざかり、その間の調整に失敗したようです」(在阪記者) 対照的に評価が鰻登りなのが、ドラフト6位ルーキー投手の小川一平(右投右打)だ。昨秋の阪神のドラフト指名は高校生中心。支配下の指名選手6人のうち、5人が高校生だった。小川は唯一の大学生だったが、最後の6位指名。東海大学九州キャンパスの出身で、中央では無名に近かった。 その小川がシート打撃、紅白戦で好投し、「開幕一軍も!」と急浮上してきたのだ。キャンプ、オープン戦ではメディアを含めて、ノーマークだったが、藤浪の二軍降格と高橋の調整不良で一軍入りの可能性は高いと見ていい。 5月31日の紅白戦で好投した小川について、聞いてみた。 「(紅白戦の行われた)甲子園球場のスピードガンで152キロを計測しました。182センチの長身なので、『投球に角度がある』とは聞いていましたが、対戦したバッターは確かに打ちづらそうにしていました。変化球が独特、矢野監督が本当に一軍で使ってきたら、対戦チームも最初の対決では戸惑うでしょう」(関係者) “即戦力”ではないか。ドラフト会議前は全くと言っていいほど、名前が出ていなかった。阪神スカウト陣が地方で見つけてきた逸材とも言えるが、ライバル球団からはこんな評価も聞かれた。 「他11球団の指名リストに入っていた投手です。でも、育成枠で指名する予定でした」 詳しく聞いてみると、大学で覚醒した投手だという。しかし、スカウト陣が将来性を見極める「成績」が少なかったようである。 1年春の大会は熊本震災により、登板ナシ。2年生では大学日本代表候補の合宿にも招集されたが、3年生の時に腰を故障し、4年生最後の春季大会は部内の不祥事により、出場停止。「好投手だが、参考となるテータは少なすぎる。地方の大学リーグなので対戦バッターのレベルも…」と、他球団は支配下での指名に二の足を踏んだそうだ。 「大学では主にリリーフでした。独特なチェンジアップを投げていました。本来、チェンジアップは球速も落ちる変化球なんですが、彼の場合、通常のピッチャーが投げるようもスピードがあって(130キロ台後半)、ボールの回転数もあります」(ライバル球団スカウト) 震災、故障、不祥事。小川は「野球をやることのできる喜び」を知っている。だから、新型コロナ禍の自主練習期間も逞しく乗り切ることができるのだろう。 「性格は明るいと聞いています。選手寮では同期入団の選手、つまり、年下の高校生にもイジられているそうです」(前出・関係者) 投げることに飢えていた小川と、オトナになり切れていない藤浪。困難に立ち向かうとはどういうことなのかを考えさせられた当落劇である。(スポーツライター・飯山満)
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