スポーツ
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スポーツ 2022年12月12日 18時30分
DeNA・戸柱「中心で回る」 横浜のホームを守り続ける“ハマの金剛力士”の覚悟
昨年の最下位から2位へと躍進したベイスターズ。戸柱恭孝は嶺井博希と「より一層試合の中で情報共有したり、協力し合っていた。相手を抑えるために、勝つために意思の疎通をやっていけていた」と共闘していたことを明かす。経験豊富なオーバー30キャッチャー2人の、チームの勝利への貢献度は高かった。交流戦から7月まで、ほぼスタメンマスクを被った嶺井がFAでベイスターズを去った。 それでも「中心で回ってレギュラーでというのは、入ったときから変わらない。変わらずにやっていきたい」と、状況が変わろうと自分は不変と宣言。 そのためには「全部自分がレベルアップすれば、自分のためにもなりますしチームのプラスになると思う。まだまだ全然上がっていけると思いますし、自分自身もできる気持ちが強いので。現状維持だと落ちる一方。打つ方守る方、体力面も上げていきたい。全てをレベルアップできるようにキャンプまで過ごしていきたいなと思っています」と上を見続ける。 バッティングではルーキーイヤーの打率.226を超えることはなく、毎年2割前後を行ったり来たりだったこともあり「毎年打ってなかったので変えていかないと」と決心。「去年の終わりぐらいから、自分のスイングをすべて変えた。今年一年、自分の思っているスイングと打球が合ってきたかなというのはありますし、自分がやりたいことが打席でできてきた」と手応え。今シーズンは72試合出場ながら、打率.264とキャリアハイの数字を残し打撃開眼の兆しも見せる。 また大阪桐蔭高からドラフト1位で入団してくる松尾汐恩にも「すごい期待されていると思う」とし「一回り以上離れているので、何でも聞いてもらえれば、やりやすいようにやってあげられると思う」と環境面でのサポートも示唆。「僕もいろいろ盗んだり学べたりできるところがあると思うので、切磋琢磨していければ競争意識も生まれて、いい方向にいくんじゃないかなと思います」と、キャッチャーらしくチーム全体を見渡す“ハマの金剛力士”。嶺井の穴を埋めることにとどまらぬ活躍に向け、8年目も成長を続けていく。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年12月12日 17時30分
スターダム赤いベルト前哨戦に勝利のジュリア「12.29両国で必ず赤いベルト獲って帰って来ます」
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムが10日、『YEAREND TOUR 2022』大阪・エディオンアリーナ大阪第二競技場大会を開催した。スターダムにとって年内最後の大阪大会のメインイベントは、ジュリア&舞華&ひめかのドンナ・デル・モンド(DDM)が、朱里&MIRAI&壮麗亜美のゴッズアイと対戦。12.29東京・両国国技館大会で赤いベルトことワールド・オブ・スターダム選手権試合を行うチャンピオンの朱里と、挑戦者のジュリアにとっては重要な前哨戦だ。 試合は激しい攻防が続く中、最後はジュリアがグロリアスドライバーを壮麗に決めてカウント3。試合後、ジュリアは「おいおい朱里、こないだは泣かせちゃってごめんね。覚えてない?林下(詩美)とやった後(11.19エディオンアリーナ大阪第一大会)だよ。朱世界は私がぶち壊してやるよ」と朱里を挑発。 バックステージでは「今年は最後の大阪大会だったのかな。この大阪ではDDM、いろんなこと起きててさ、いろいろあって、1年が今年も終わろうとしてます。そんな1年最後の大阪大会でDDMが久しぶりにメインで勝って、久しぶりにマイクで締めることができて。あのたくさんのいっぱいのいっぱいの拍手、あったけえやつ。マジでホントにリング上でも言ったけど、すっげえ嬉しかった。マジでパーワーになった。12月29日、両国で必ず赤いベルト獲って、来年は赤いベルトを腰に巻いてまた大阪に帰ってきます」とベルト奪取を誓った。 舞華は「今日は赤の前哨戦でもあり、我々舞ひめ、ゴッデスの次期挑戦権を懸けた3WAYの前哨戦。壮麗はフューチャーのベルトを獲って、私、結構気にしてたんだけど、どうかな?MIRAIの方がグングングングン成長して、あいつ本当にチャンピオンとしてやっていけてんのかな。ゴッデス挑戦する前にやるべきことあるんじゃないの。自分の使命をまっとうできねえヤツがゴッデス挑戦権、まだ早いんじゃない?そう思う前哨戦でした」とかつてDDMに在籍していたMIRAIを意識。 ひめかは「今年はもう大阪大会ないけど、来年はジュリアが赤いベルト、そして年末にね、挑戦権を絶対勝ち取って、ゴッデスのベルトを巻いて、DDM、今ベルトがないから、たくさんベルトを巻いて、またDDMメインで締めたいと思います。いや、絶対に締めます」と今後の大会でもDDMが主役になる考えを口にした。◆スターダム◆『YEAREND TOUR 2022』2022年12月10日大阪・エディオンアリーナ大阪第二競技場観衆 465人▼6人タッグマッチ(30分1本勝負)○ジュリア&舞華&ひめか(21分31秒 片エビ固め)朱里&MIRAI&壮麗亜美●※グロリアスドライバー(どら増田)
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スポーツ 2022年12月12日 15時50分
久保建英、吉田麻也の影響力明かし驚きの声「それ無かったら僕いない」 W杯直後に受けた知られざる指示とは
11日放送の『Going! Sports&News』(日本テレビ系)に、サッカー日本代表・久保建英がスタジオに生出演。番組出演の裏にあった代表主将・吉田麻也の言葉を明かし話題となっている。 久保が日本のテレビ番組の生放送に出演するのは今回の『Going!』が初。番組にVTRで登場した吉田・長友佑都らベテラン選手との関係性や、カタールW杯グループ第1戦・ドイツ戦後に1人だけ裸足でピッチに飛び出た理由などを話した。 注目が集まったのは、吉田がVTRの最後で口にした「(W杯が終わった)今だからぶっちゃけてほしい。建英にとって、僕はどう映ってるんでしょう?」という質問を受けての久保の発言。久保は「(W杯が)終わった後に吉田選手が皆の前で『今のこの熱が冷めるのは一瞬。この熱を絶やさないように選手の皆にはピッチ内外で貢献してほしい』って言われて。それがなかったら、今日ここに僕はいないので。それぐらいのリスペクトを麻也さんにはしてますね」と、番組出演の決め手にもなったほど吉田には敬意を持っていると明かした。 >>日本代表・吉田麻也、PK敗退のコメントに「開き直ってる」の声 立候補制批判に反論し物議、真逆のスペインも失敗と擁護も<< この久保の発言を受け、ネット上には「吉田の言葉で今日の出演決めたとは知らなかった」、「相当疲れてるだろうに、吉田の言いつけを守って出てくれたのは好感が持てる」、「久保の他にも何人かTV出てるけどそれも吉田効果だったのかな」、「大会終わってからも人気維持のために頑張ろうっていうのはプロ意識が凄すぎる」といった驚きの声が寄せられた。 6日の決勝トーナメント1回戦・クロアチア戦に「1-1(PK1-3)」で敗れ敗退となった日本は、翌7日夕方に森保一監督、選手らが帰国。そこからは久保を含め吉田、板倉滉、田中碧、権田修一らがTV出演している。大会中に盛り上がったサッカー人気・熱を落とさないよう、吉田を筆頭に複数の選手が献身的な姿勢を見せている。 番組内では「(W杯中断期間中の)スペインのリーグが開幕してしまうのですぐ、あと2日くらいでスペインに帰らなければいけない」と予定が詰まっていることを口にしていた久保。吉田の言葉通りに、忙しい合間を縫ってTV出演したことに感心したファンも少なくなかったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年12月12日 11時30分
EVE王座防衛の山下実優「2冠で英国に行きたいと思います」来年1.4後楽園でのプリプリ王座挑戦に向けて弾み!
東京女子プロレスが10日、『TJPW CITY CIRCUIT AUTUMN~浜松公演~』静岡・浜松市えんてつホール大会を開催した。メインイベントでは、プロレスリングEVE王者の山下実優が、イギリスからの“刺客”リオを挑戦者に迎えた。リオは今年5月に初来日し、6月4日の浜松大会でインターナショナル・プリンセス王座(当時の王者は伊藤麻希)に挑み、伊藤をあと一歩まで追い込んでいる。 試合は、序盤から山下が蹴りを連打するも、リオはスープレックス、トップロープから山下を場外に投げ捨てるなどパワーを見せつける。ダメージの深い山下がリングに戻ると、リオは低空ドロップキック、フルネルソンで攻め立て、山下とエルボー合戦。山下は走り込んでのラリアット、コブラクラッチで反撃すると、ハイキックを叩き込みリオは場外に転落。 リオをリングに引っ張り上げた山下はハイキック、投げ捨てジャーマン、リターンクラッシュ。さらにハイキック、アティュード・アジャストメントを決めてカバーするもカウントは2。山下のSkull Kickを交わしたリオはドロップキック、ニールキック、ストレッチボムを叩き込むが、カウントは2。リオも山下を決め切れない。最後はリオがパッケージドライバーを狙ったところを回避した山下が、ハイキックからのSkull Kickでカウント3。タイトル防衛に成功した。 試合後、リオと抱擁した山下は英語で「また日本に戻ってくることを希望します。次は英国でまた会いましょう」とエール。バックステージでは「外に投げ飛ばされて、あそこから結構来て、動けなくなるのは自分の弱さでもあるし。意表を突かれるのが、海外の選手とやると多いので。ダメージが大きいかなってところだったけど、最後は相手が予想できないところで蹴りを出せたのが勝ちにつながったのかなと思いました。年内の防衛戦が終わって、EVEのベルトを持ったまま、イッテンヨンで挑戦できる。2冠に王手をかけられて、おそらく(来年)1月7日に英国の大会に出ると思うので、イッテンヨンでユカちゃん(坂崎)に勝って、2冠で英国に行きたいと思います」と2冠獲りを宣言。1.4東京・後楽園ホール大会での坂崎ユカからプリンセス・オブ・プリンセス王座奪取に向けて弾みをつけている。◆東京女子プロレス◆『TJPW CITY CIRCUIT AUTUMN~浜松公演~』2022年12月10日静岡・浜松市えんてつホール観衆 215人(超満員)▼プロレスリングEVE選手権試合(30分1本勝負)<王者>○山下実優(16分4秒 片エビ固め)リオ●<挑戦者>※Skull Kick※第20代王者が2度目の防衛に成功。(どら増田)
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スポーツ 2022年12月12日 11時15分
ソフトB・千賀、メッツ移籍の決め手は長期契約? 早くから希望球団に挙げていたワケは
ニューヨークメッツが公式HP上で千賀滉大投手を獲得したと発表した(12月11日/日本時間)。5年総額7500万ドル(約103億円)、長くソフトバンク投手陣を支えた経歴に相応しい大型契約である。しかし、「もっと、時間が掛かると思っていたんだけど…」と返すNPBの関係者も少なくなかった。 「米国入りしてまもなくパドレスの関係者と会ったとも聞いたいました。パドレスにはダルビッシュ有もいるし、SFジャイアンツが提示額を上乗せし、ドジャース、カブスなども交渉に乗り出したようなので」 完全な“売り手市場”、じっくりと時間を掛けて球団を選べる状況にあったからだ。 >>ソフトB・藤本監督の失礼発言にエース千賀も苦言? オリ移籍・森の守備酷評し批判、シーズン中から放言相次ぐ<< しかし、千賀はかなり早い時期からメッツを希望球団の上位に挙げていたそうだ。 「メッツは投手王国です。MLBを代表する大投手のマックス・シャーザーがいて、今オフ、ジャスティン・バーランダー、ホセ・キンタナといった実力派スター投手を獲り、クリス・バシットも健在です」(米国人ライター) 見方を変えれば、そんな超スター投手陣では、千賀の実力を持ってしても埋もれてしまう危険性がある。 それでも、メッツを希望球団に挙げていた理由というのが興味深い。千賀の古巣となるソフトバンクの関係者がこう続ける。 「千賀はシーズンを棒に振るような大きな故障はありませんでした。でも、右ヒジの違和感などでチームを離脱することは多々ありました。プロ野球選手は多かれ少なかれ故障を抱えています。たいていの選手は痛みを抱えながらもゲームに出ようとしますが、千賀は違います。ケガや痛みに敏感で、『治す』と考えるタイプです」 シャーザーに代表されるように、メッツ投手陣には経験豊富なオトナが多い。個々の考え方、野球観には関与しない集団でもある。 「5年の長期契約を提示できたのは、メッツだけでした。年俸だけなら、他球団の方が高かったとも聞いています」(前出・米国人ライター) また、千賀が“小さな離脱”を繰り返す理由だが、それはピッチング・スタイルによるもの。通称・お化けフォークを決め球にしているように、「縦の変化球」を武器にしているため、どうしてもヒジへの負担が大きくなる。「ヒジへの負担」で小さな離脱が避けられない以上、長期契約にこだわったそうだ。 補強シーズンはまだ終わっていないが、千賀を加えたメッツの先発5人の2023年年俸は、1億2866万ドル(約176億円)。チーム総年俸もMLB史上最高の3億ドル(約411億円)を超えてくる。 「メッツは千賀を獲りましたが、まだ補強を終えていません」(前出・同) メッツオーナーのスティーブ・コーエン氏は大富豪でも有名だが、米経済誌・フォーブスが調べた限りでは、その資産総額は146億ドル! しかも、「メッツ&ニューヨ-ク愛」が強く、ワールドシリーズ制覇のためなら、カネは惜しまないという。 千賀は育成枠の年俸270万円でプロ野球人生をスタートさせたが、ワールドシリーズ制覇の夢舞台まで駆け上がろうとしている。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年12月12日 10時50分
『D王』優勝の上野勇希2冠戴冠に向けて「たくさん2つの防衛戦ができるんじゃないかと楽しみにしてます」
12月4日に東京・後楽園ホールで行われた『D王 GRAND PRIX 2022』優勝決定戦で納谷幸男を破って、初制覇を果たした上野勇希が会見を開いた。 冒頭で、上野は「なんとか優勝することができて。朝起きて、全身痛くないところはないくらいボロボロで、それでもこの痛みを超えたから優勝できたし、この痛みのおかげでD王覇者になれたと思うと、痛いけど心地いいなと思いました。とてもうれしい結果になりました。納谷は見たまんま。器がものすごいわけで、新しいライバルになったなんて偉そうに言えるような選手ではないと認識してて。昨日勝った僕から言うと、勝ったらうれしいと言えるくらいの選手だと感じました。強かったです」と決勝を振り返った。 自身がしていた優勝宣言について、「プレッシャーはありました。でもプレッシャーを抱えることができない選手になりたくないし、僕がやりたいことはもっと背負っていって。その姿を見てもらって、もっとDDT、僕のことも好きになってもらいたい。これからも高い所をめざしてやっていきたいと思い続けられると思わせる。プレッシャーがあったからこそ、前を向けた期間だったし、もっともっといけるなと思ってます」と素直な気持ちを明らかにしている。 樋口和貞が持つKO-D無差別級王座への挑戦が、12.29東京・TOKYO CITY HALL大会で実現することが決定したことについて、「今、無差別級挑戦が決まりまして、(DDT)UNIVERSALのチャンピオンであって、UNIVERSALに誇りがあります。そんな僕が無差別に挑戦するにおいて、誰に何を言われることなく挑戦するのに必要だったのはD王で優勝することでした。UNIVERSALのチャンピオンが無差別に挑戦する形ではありますけど、それ以上にD王覇者が無差別級王者の樋口和貞の目の前に立つという関係になりますから。UNIVERSAL王者がベルトを持って、強さの象徴の樋口和貞の目の前に立って、胸張ってDDTの一番になりたい。2冠王になれたなら、UNIVERSALは海外でも防衛したいし、いろんな人と自由にやっていきたい。無差別はDDTの一番歴史の長いベルトとして、見られてますから、体が持ち続ける限り、両ベルトを毎月のように、壊れないくらい鍛えて、壊れそうになるくらい、自分の器の限界を走りたい。たくさん2つの防衛戦ができるんじゃないかと楽しみにしてます」と2冠戴冠後のビジョンも描いているようだ。(どら増田)
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スポーツ 2022年12月11日 11時00分
中日・岡林、来季コンバート浮上も動じる様子ナシ?“血の入れ替え”進むチームを牽引できるか
今オフ、中日ドラゴンズの動向が球界関係者、プロ野球ファンの視線を集めている。まさしく「血の入れ替え」の如く選手の放出、交換トレードを敢行、その勢いには来季の陣容を不安視する声が上がる程だ。 「マスター」の愛称で親しまれ、打線の中軸としての活躍を見せていた阿部寿樹、また長年、ショートのレギュラーを張り続けた京田陽太のトレード放出のニュースには、ストーブリーグが一気に熱気を帯びることとなった。さらに福留孝介が現役引退、平田良介も退団となるなど、多くのベテランもチームを去っている。 2023年シーズンに向け、主力野手陣のラインナップが一新されつつある中、新たな「顔」として期待が寄せられているのが今季、急成長を遂げた岡林勇希だ。 プロ3年目でレギュラーの座を掴み、142試合に出場し初めて規定打席に到達、.291をマークした。DeNAの佐野恵太と並び161安打で最多安打タイトルも獲得している。盗塁24、犠打22はそれぞれリーグ2位の数字であり、クリーンナップへのつなぎ役としての存在感も絶大だ。 さらに右翼守備でも高いパフォーマンスを発揮した。広い守備範囲に加え、捕殺7はリーグ最多。20歳にして、ベストナイン、ゴールデングラブも初受賞と、一躍、飛躍を遂げたシーズンとなった。攻守でのスタッツを見る限り、多くのファンは近い将来、大器となる予感を抱いていることも間違いないだろう。岡林のブレークは、シーズン中よりネガティブな話題が続くドラゴンズにとって、数少ない明るいトピックでもある。 新外国人獲得により、来季は中堅を守ることも伝えられていることについても「センターが簡単とは言わないけど、僕の中では守りやすい」と語るなど、動じる様子は無い。来季も広いバンテリンドームでの外野守備で、さらにそのポテンシャルの高さは披露されることだろう。 立浪和義監督の体制となり最初のシーズンは、6季ぶりの最下位に終わるなど低迷打破への兆しが見えづらい1年となった。チームの転換期とも言える現状、プロ4年目を迎えるリードオフマンの存在には再建に向けた急先鋒としての大きな期待が寄せられている。 「チームが優勝できるように勝ちにこだわりたい」。今季終了後にはそんな頼もしい言葉も発していた岡林。2023年シーズン、若武者はさらに大きな役割を担うこととなりそうだ。(佐藤文孝)
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スポーツ 2022年12月10日 12時00分
ガーシー議員の暴露が影響? W杯の背番号10南野が活躍できなかったワケ
クロアチア代表に負けて史上初のベスト16入りを逃したサッカーW杯の日本代表だったが、背番号10を背負ったのがFW南野拓実(ASモナコ)。クロアチア戦で途中出場したものの得点ならず。トップバッターで蹴ったPK戦は力ないボールをキーパーに止められてしまった。 「10番を背負わせてしまったのがプレッシャーになってしまったのでは。首脳陣が期待する活躍がまったくできなかった。おまけに、9月にはNHK党の参院議員・ガーシー氏に元彼女の〝中絶スキャンダル〟を暴露され、精神的に影響を受けていたかもしれない」(サッカー担当記者) >>W杯アルゼンチン戦、メッシが敵主将に怒り? 謝罪無視後に態度一変、試合終了間際の光景に驚きの声<< 大一番のクロアチア戦、現在ドバイに住むガーシー氏は試合前にインスタライブを行い、スタンドの最前列で観戦することを明かした。 日本からの観戦客に誘われたことがきっかけだそうで、「日本からわざわざ十何時間かけてくるのに、1時間の距離にある俺が断ったらあかんやろ思て」と話した。 試合中はツイキャスで生配信したが、ヒートアップしたのは南野が途中交代でピッチに入った際。ガーシー氏は、「何出してんねん。お前、堂安(律)と交代とかないやろ。結果出さなければ、明日ボコボコにするからな。出てきたからにはちゃんと結果残せよ。おい、分かってんねんやろうなお前。これで負けたら戦犯やぞ」と叫んだ。 そして、PK戦、南野が蹴る前も同じようなことを叫んだ結果、南野のPKは止められてしまった。 ガーシー氏に対して、《これ完璧に脅しじゃないの?》、《日本代表で頑張ってる人に対しての言葉か?》といった批判が殺到したのだが……。 「たしかに、ガーシー氏の観戦マナーはほめられたものではなかったが、南野が女性にしたことはどうなるのか?今回はW杯があったから、取材拒否されたくない各メディアは忖度したが、ガーシー氏は一切忖度せずに暴露。代表の首脳陣は南野の召集を見送るべきだったのでは」(スポーツ紙デスク) とはいえ、ガーシー氏は日本の勝利を見届けたかったはずだ。
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スポーツ 2022年12月10日 11時00分
巨人・菅野、来季ローテ剥奪の危機? 原監督は「エース背負って立つのは難しい」と苦言、大減俸も招いた深刻な問題は
12月6日までに来季契約を結ぶ選手との契約更改を終了した巨人。中田翔(1億5000万円→3億円/推定)、戸郷翔征(4000万円→9000万円/同)らが大幅アップを勝ち取った一方で、チーム最大の減俸を食らったのがプロ10年目・33歳の菅野智之だった。 菅野は今季「23登板・10勝7敗・防御率3.12」と2ケタ勝利こそクリアしたものの、球団からは年俸6億円のエースとしては不十分な働きと判断されたようで、11月30日の契約更改で1億円ダウンとなる年俸5億円の単年契約でサイン。それでも球団内では坂本勇人(6億円)に次ぎ2位の高年俸だが、今オフダウン査定を受けた23名の中では最大の減俸額となった。 >>巨人・岡本の新契約に「厳しすぎないか」の声 攻守で結果も減俸のワケ、ヤクルト・村上の存在も悪影響?<< 契約更改後に臨んだ会見の中で、菅野は「(来季は)200イニング投げたいなというのはありますね。貯金も10個つくる。15勝ぐらい」とエースとしての復権を誓ったと伝えられている。ただ、来季は復権はおろか、エースから一人のローテ投手にまで序列を下げるのではという厳しい見方も少なくはない。 「菅野は2013年のプロ入りから今季までに『238登板・117勝63敗・防御率2.46』といった通算成績を残し、沢村賞2回(2017-2018)、最多勝3回(2017-2018,2020)、最優秀防御率4回(2014,2016-2018)、最多奪三振2回(2016-2018)、最高勝率1回(2020)と、あまたのタイトルを獲得した絶対的エース。ただ、2021年は足、右肘の違和感などの理由で4度一軍離脱を強いられわずか6勝。2022年も右肘違和感、発熱の影響で今ひとつの数字にとどまっています」(野球ライター) 今季まで1622回2/3イニングを投げていること、30代中盤と年齢も重ねてきていることなどがここ2年のコンディション不良の原因とみられる菅野。投球にも悪影響を及ぼしているようで、2022年は直球の被打率が「.268」と、2020年の「.223」に比べ4分以上も悪化している。 直球で打者を押せなくなっている点は、チームを率いる原辰徳監督からも問題視されている。原監督は12月7日、大久保博元・一軍打撃チーフコーチが自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に登場。その中で「真っすぐを投げるのが怖いというような状況じゃ、巨人のエースを背負って立つのは難しいこと。真っすぐ打てるなら打ってみろという(気持ちで投げる)ことで、スライダーとかフォークの変化球が活きるんであってね」と、勢いのある直球を投げ込めないようではエースとしての運用は難しくなると苦言を呈している。 さらに、原監督は動画内で「野球選手、アスリートというのは昔の名前では勝負できない。誰しもが力は落ちる。僕らでもデーブでもみんな、全盛期から力が落ちたからやめる、ユニフォームを脱ぐことになった。だからその部分は冷静に見る必要があるし、若い人たち、新しい力というものをしっかり指導しておく、目を凝らすというのは大事だなと思っている」ともコメント。場合によってはエースの座はおろか一軍戦力としての立場も剝奪し、その枠を若手に与える可能性も示唆している。 今オフは12月にハワイ、来年1月に宮古島でそれぞれ自主トレを行う予定という菅野。ここでどれだけコンディションを上げられるかがキャリアを左右する状況といえそうだが、名誉挽回のシーズンを送るために体を仕上げることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について大久保博元コーチの公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCKa1VlSq1WwdSQWv4JFdgxg
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スポーツ 2022年12月09日 20時30分
オリックス・大下、ロッテ移籍を匂わせていた? 現役ドラフト発表直前、SNSでの突然の挨拶が物議
2020年のプロ入りからオリックスでプレーし、今季までに「.207・52試合・3本・11打点」といった通算成績を残しているプロ3年目・25歳の大下誠一郎。9日、現役ドラフトでロッテに移籍することがNPBから発表された。 現役ドラフトは出場機会に恵まれない選手の移籍活性化を目的に今オフから導入された新制度で、各球団は必ず1人は選手の入れ替えが発生する仕組みとなっている。ドラフトは9日13時から開催され、同日17時過ぎにNPB公式サイトが結果を発表。オリックスはヤクルト・渡邉大樹が加入、大下がロッテ移籍という結果になった。 育成6位としてプロ入りした大下は1年目の2020年9月に支配下に昇格すると、そこからシーズン終了までに「32試合・.216・2本・9打点」と爪痕を残す。ただ、翌2021年は「15試合・.160・1本・2打点」、今季も「5試合・.250・0本・0打点」と一軍定着には至っていなかった。 >>オリックス・中嶋監督、ベンチ蹴り上げ福田に激怒! 吉田も塁上であ然、同点打潰した走塁ミスに批判<< 大下のロッテ移籍を受け、ネット上には激励の声が寄せられたが、それ以上に「やっぱり直前のインスタはドラフト結果の匂わせだったのか」、「ストーリーにありがとうって上げてたから移籍かって思ってたらその通りだった」、「真相は分からんがこれ移籍情報漏らしてないか? すぐに投稿消してるし」といった指摘が見られた。 大下は移籍発表直前の9日16時過ぎ、自身の公式インスタストーリーにプレー中の自身の画像を、『ただ、ありがとう』(MONKEY MAJIK)という曲をBGMに設定した上で投稿。その後16時半ごろに同投稿は削除されたのか閲覧できない状態となったが、一部ファンの間ではこの後発表の現役ドラフトに関係しているのではと憶測を呼んでいた。その後大下の移籍が正式に発表されたことで、やはり自身の移籍を匂わせていたのかと同投稿に再注目が集まったようだ。 オリックス球団公式サイトを通じて「3年間という短い期間でしたが、育成選手だった自分をここまで育ててくれたオリックスには感謝しています。このターニングポイントをチャンスと捉えて、自分はやるだけだと思っています」とコメントした大下。今回の移籍を機にキャリアを好転させることはできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用についてNPB公式サイトよりhttps://npb.jp/オリックス・バファローズの公式サイトよりhttps://www.buffaloes.co.jp/大下誠一郎の公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/orix.0722/
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