スポーツ
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スポーツ 2022年04月25日 11時30分
スターダム新世代ブランド『NEW BLOOD』第2弾の開催が決定!桜井まいと鈴季すずが早くも火花を散らす
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムは、5.13東京・東京ニューピアホールで開催される新世代選手によるブランド「NEW BLOOD2」の対戦カードを発表した。 ロッシー小川エグゼクティブプロデューサーは「3月11日に始まりましたスターダムのニューブランド、NEW BLOODなんですけども、これはできればですね、新世代にとっての頂上的な位置づけであってほしいなとの思いがあります。そして、今回もさまざまな団体の方の協力を得まして、また新しい選手も出場していますので、お楽しみいただきたいと思います。NEW BLOODも3回4回と、スターダムの恒例化していきたいと思いますので、期待してください」と今回も他団体やユニット、フリーの新世代選手が参戦し、今後も継続していくとしている。 セミファイナルでは、ドンナ・デル・モンド(DDM)の桜井まいが、プロミネンスの鈴季すずとシングルマッチで対戦。 すずは「みなさんこんばんは、プロミネンスの鈴季すずです。桜井のことは、彼女がスターダムに入る前から知ってます。だけど、プロミネンスとDDMの抗争の時、一切顔を出さなかったよねえ。ジュリアのことが好きで好きでたまらなくてスターダムに入ったって聞いたから、てっきりお守り隊に徹するかと思ってたんだけどなあ。それとも、私たちが怖くて近寄れなかった?まあ正直、今の桜井、全く興味ありません。ジュリアがいないとなんにもできない、金魚の糞にしか見えないな」と挑発。 桜井は「みなさん、こんばんは。ドンナ・デル・モンドの桜井まいです。鈴季すず、久しぶりですね。あのさ、私のこと嫉妬してんの?ジュリアさんのこと許さないとか言ってるけど、ジュリアさんと関わりたいだけでしょ。ジュリアさんのことが好きで好きでたまらない鈴季すず。眼中にないっていうのも嫉妬でしょ。DDMのことさんざん潰すとか言ってるけど、嫉妬に狂ってるアンタに負けないから」と負けん気の強さを露わにした。 それを聞いたすずが「いやあ、DDM、人が抜けすぎてもう潰れかかってるでしょ。本格的に鈴季すずが…」と言いかけたところで、桜井が張り手を放つと、すずはテーブルに桜井の頭を叩きつけて怒りの退場。 頭にダメージが残った桜井は最後に、「今のでわかりました。DDMがアイツらなんかに負けない。鈴季すず、ぶっ潰してやる!」と叫んだ。この試合は単なる新世代の闘いではなさそうだ。(どら増田 / 写真提供・ブシロードファイト)
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スポーツ 2022年04月25日 10時50分
DDTユニバーサル王者MAOに挑戦の朱崇花「私が持った方がいいと思う」と王座獲りへ自信満々!
DDTプロレスが20日、東京・渋谷区のライブハウスduo MUSIC EXCHANGEで、春のビッグマッチ「MEGA MAX BUMP 2022 in YOKOHAMA」(5月1日、神奈川・横浜武道館)に向け記者会見を開いた。 MAOが保持するDDTユニバーサル王座に挑む朱崇花は「今日の衣装見て!華やかできらびやかで何より存在感あるでしょ?MAO、やっぱり存在感ないよ。服に着させられてるから。そんな存在感がないMAOに私から提案があるんだけど、より刺激的で、より存在感を出すためにハードコアにしましょう」と提案。 これに対して、MAOは「このベルト、誰から獲ったと思ってんの?どんな試合して獲ったと思ってんの?そんなにハードコアでやりたいか?上等だよ。お断りします。このベルトはハードコアのベルトじゃない。そんなんだからEXTREMEと間違われてしまうんです。そんな簡単にはやりません。そんなルールに頼らなくても、オマエのことなんか、3分70秒で倒してやる。サウナだけにな!」と拒否。 4月1日、横浜ラジアントホールでの前哨タッグ戦では、朱崇花が直接勝利しているが、朱崇花は「本番でも私が獲る。(4.22)新宿でも前哨戦あるけど、(パートナーの)火野(裕士)さんに頼らずとも私が沈めたい」と自信は揺るぎない。 MAOは「正々堂々言い訳してやる。あの時はちょっと疲れてたんだよ。あんなの返しても、隣に元気な火野裕士がいるんだぞ。返す気持ちになるわけないだろ。次は新宿、火野裕士をあんまり元気じゃない状態にして、力の差を見せつけてやる。3分70秒で倒してやる。サウナだけにな」と反論。 ベルト奪取に成功した上でのビジョンに関して、朱崇花は「挑戦表明した時に言ったと思うんですけど、私は英国遠征が決まってる。追加で米国、イタリアも決まったんです。私が持つしかないでしょ。より多くの全世界の人に見られるという意味では、私が持った方がいいと思う」とキッパリ。 フォトセッションの際にMAOが中指を立てて挑発すると、朱崇花は急所蹴りを見舞い、ハイヒールで踏んづけて王座獲りをアピールした。 なお、22日のタッグ戦では、MAO&勝俣瞬馬組が朱祟花&火野裕士組に勝利し、前哨戦はイーブンとなっている。(どら増田)
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スポーツ 2022年04月24日 11時00分
降板で憤り、広島・九里の“ベンチで地団太”よりひどい? 負傷し罰金500万円、大問題となった投手も
19日に行われた広島対巨人戦。「1-3」で広島が敗れたが、試合結果以上に話題となったのが広島のプロ9年目・30歳の九里亜蓮の降板直後の姿だった。 この日先発の九里は「5回106球3失点(自責2)・被安打6・四死球4」と試合を作れずにいた中、6回表無死で第2打席が回ってきたところで代打を送られ降板。この直後、九里はベンチ内で突然地面を両足で何度もけりつけるなど荒ぶる姿を見せた。 >>広島・九里、ベンチで地団太を踏み激怒? 真顔の助っ人に批判のワケは、降板直後の一場面が物議<< 中継カメラが映していたこの九里の姿を受け、ネット上には「九里が地団太踏んで怒ってる」、「不甲斐ない投球内容に感情が抑えられなかったのか」と驚きの声が寄せられた。一方、「八つ当たり自体は良くないことだけど、手で物を殴ったりしなかっただけまだマシに思える」、「その後表だって采配批判するようなことも無くてホッとした」と、この程度の荒ぶり方で済んで良かったとするコメントも多数見られた。 球界では過去にも、降板後に悔しさを抑えきれない姿がファンの間で話題となった選手がいる。DeNA・パットン(現テキサス・レンジャーズ)は、今回の九里よりも激しい怒りで八つ当たりをし、けがをしている。2019年8月3日・DeNA対巨人戦、「5-3」と2点リードの8回表に3番手として登板したパットンは、「0.0回2失点」と1死も取れずにKOされる。降板を告げられベンチに戻ると、ふがいない自身へのいら立ちからか、ベンチ内に設置されていた冷蔵庫を殴打。右手で2発、左手で1発、ボクサーのワンツーパンチのように殴りつけた。 この行動により「右手第5中手手根関節の脱臼骨折」をしたパットンは、球団から罰金500万円、球団が行う野球振興活動への参加というペナルティを科されている。また、負傷によりレギュラーシーズンを棒に振ったため、多くのファンから「こんな形でシーズン終盤戦を離脱するなんて」と失望の声が寄せられた。なお、当時の報道によるとパットンに殴られた冷蔵庫は無傷だったといい、このことを面白がる声も一部あった。 降板後の悔しさの大きさから、物への八つ当たりにとどまらず監督を公然と批判した投手もいる。日本ハム・金村暁(現阪神一軍投手コーチ)は、先発を務めた2006年9月24日・ロッテ戦で、「4-1」と3点リードで迎えた5回裏2死満塁の場面で、当時のヒルマン監督(現ロサンゼルス・エンゼルス育成コーチ)に降板を告げられる。これにより、5年連続2ケタ勝利、6年連続規定投球回到達を逃した金村は、試合後に応じた取材の中で「絶対に許さない。外国人の監督だから、個人の記録はどうでもいいんでしょう。顔も見たくない」とヒルマン監督を痛烈批判しファンを騒然とさせた。 ただ、金村はその後球団から罰金200万円、プレーオフ終了までの出場停止処分を受けたことや、前年まで日本ハムで共にプレーしていた岩本勉氏(現野球解説者)ら先輩たちから叱咤激励を受けたことで猛省。この姿勢を受け入れたヒルマン監督は、同年10月25日の日本シリーズ第4戦・中日戦で金村を先発起用。金村も「5回無失点」の好投でヒルマン監督に応えた。 今回の九里は地面をけりつけた後、すぐに手に持っていたペットボトルの水を飲んで落ち着きを取り戻しており、試合後も首脳陣批判などはしていない。八つ当たりが目立ってしまったものの、特に大事には至らなかったことに安堵したファンもいただろう。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年04月22日 19時30分
中日・根尾、三振直後の一場面に驚き「相当珍しい」 怒りをヘルメットに八つ当たり? コンバートの影響指摘も
21日に行われた二軍・中日対ソフトバンク戦。「4-3」で中日が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが中日のプロ4年目・21歳の根尾昂が三振直後に見せた姿だった。 「1-3」と中日2点ビハインドの8回裏無死。この回先頭の根尾にソフトバンク4番手・重田倫明が、カウント「2-2」から真ん中高めのスライダーを投じた。しかし、それまでにストレートを4球連続で投げていた影響もあったのか、根尾はこのスライダーに反応できず見逃し三振を喫した。 根尾が倒れ1死となった後、中継カメラはベンチに下がった根尾の様子を映し出す。根尾は座席に腰を下ろし右手でヘルメットを脱ぐと、その右手をそのまま隣の座席に向かって振りかぶった。ただ、右手を2度ビクッと震わせながらも投げつけるのをこらえ、その後は左手で抱え込むようにヘルメットを持ち替えた。 >>中日・与田前監督、根尾らは欲しくなかった?「ドラフトで嘆いてました」元コーチが暴露した消極姿勢に驚きの声<< この根尾の姿を受け、ネット上には「真面目で優等生な根尾のこんな姿は初めて見た」、「甘いスライダーに手が出なかったことが悔しかったのか? ここまで荒ぶるのは相当珍しいぞ」、「直前も含めてこの日はサッパリ(4打数無安打・3三振)だったから相当イラついてそう」と驚きの声が相次いだ。 同時に、「遊撃再転向で尻に火がついたのか?」、「この日から遊撃として再出発したこともこの怒りに関係してそう」、「遊撃定着へ結果が欲しい、アピールしなきゃいけないって思いが行き過ぎたのかも」と、感情的な行動に及びそうになった背景を推測するコメントも多数見られた。 「根尾は昨秋キャンプで遊撃から外野に転向し今季を迎えましたが、一軍では20日までで打率『.143』と振るわず21日に登録抹消。同日に立浪和義監督と行った話し合いで遊撃への再転向が決まり、そのままファームのソフトバンク戦に『1番・遊撃』で先発しました。遊撃争いに敗れて外野に移り、その外野でもチャンスをつかめないまま遊撃に戻されたという形ですが、ファンの間では根尾が感情的な面を見せたのは『結果を出さないといよいよ居場所がなくなる』といったような焦りが背景にあるのではという見方もされています」(野球ライター) 翌22日の試合では前日のうっぷんを晴らすかのように、「4打数2安打・2打点」と結果を残した根尾。紆余曲折を経て戻ってきた遊撃のポジションで立場を確立することはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年04月22日 18時30分
オリックス、サヨナラ勝利後のホッコリ光景が話題 「イライラしてたのか」と指摘も? 中嶋監督が紅林にキックしたワケは
21日に行われたオリックス対ソフトバンク戦。「3-2」でオリックスが勝利したが、試合結果以上に話題となったのがオリックス・中嶋聡監督が試合終了直後に見せた姿だった。 オリックスはこの日ソフトバンク先発・千賀滉大の前に8回まで無得点だったが、「0-2」と2点ビハインドの9回裏1死満塁で吉田正尚が2点タイムリーを放ち延長戦に持ち込む。その後、延長11回裏に2死二塁のチャンスを作ると、紅林弘太郎が三遊間を破るタイムリーを放ちサヨナラ勝利を収めた。 劇的な一打を放った紅林はグラウンド上で同僚たちにもみくちゃにされ祝福を受けた後、ベンチ前で出迎えた首脳陣とも笑顔でハイタッチ。この時、中嶋監督はハイタッチ後に紅林のお尻を左足で軽くけるそぶりを見せ、紅林もこれに合わせるように小さくジャンプしていた。 >>オリックス・中嶋監督に「そんなに怒ることか」驚きの声 1失点投手への一喝が物議、深刻な課題との関連指摘も<< 中継カメラが映したこの光景を受け、ネット上には「まさかの手荒な祝福で笑った」、「蹴られた紅林くんぴょんって飛んでてかわいい」、「蹴った方も蹴られた方もニコニコしてるしいい雰囲気だな」と面白がる声が寄せられた。 同時に、「中嶋監督はそれだけ今日の紅林にイライラしてたのか?」、「冗談交じりでも蹴り入れたくなった気持ちは分かる、この日はミス連発してたし」、「サヨナラ打つまで全く振るってなかったから、『やるなら最初からやれ!』ってツッコミの意味合いで蹴ったのかもね」と背景を推測するコメントも見られた。 「今季の紅林は試合前時点で『.194』と不振で、この日も延長11回裏の第5打席まで『3打数無安打・1四球』とヒットは打てず。また、5回表2死にゴロ捕球後の一塁送球を悪送球し、9回裏1死満塁では吉田の当たりの間に一塁から三塁へ進塁を試みるも失敗しアウトになるなど、守備・走塁でもミスが相次いでいました。その後サヨナラ打で汚名返上を果たした形ですが、それまでは中嶋監督がフラストレーションをためていた可能性も決してゼロではないでしょう」(野球ライター) 21日の勝利で今季成績は「10勝11敗・勝率.476」となり、勝率5割復帰にリーチをかけたオリックス。その立役者となった紅林は、この調子で本格復調を果たすことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年04月22日 15時30分
広島、佐々岡監督の育成方針が物議「固執する意味が分からない」 打率1割台の選手を見限らないワケは
2019年のプロ入りから広島でプレーし、昨季までに「174試合・.271・9本・51打点」といった通算成績を残しているプロ4年目・21歳の小園海斗。21日に伝えられた広島・佐々岡真司監督のコメントがネット上で物議を醸している。 今季の小園は開幕から21日・巨人戦までの全22試合で「3番・遊撃」としてスタメン起用が続いているが、打撃成績は「.169・0本・5打点」とサッパリ。21日・巨人戦も「4打数無安打・1併殺」と全くいいところがなかった。 >>広島・九里、ベンチで地団太を踏み激怒? 真顔の助っ人に批判のワケは、降板直後の一場面が物議<< ただ、佐々岡監督は試合後に応じた取材の中で「代えるのは簡単なんだけど、ここをどうにか…というところ。本人は苦しいでしょうけど、まだ始まったばかり。乗り越えていかないといけない」、「1人だけを動かすことはできないからね。2、3人もとなるとね。(攻撃の)流れ的にはそこまで悪くないのでね」とコメント。現在チーム打率(.257)、得点数(94得点)どちらもリーグ2位と打線全体は好調なことから、小園は今後も「3番・遊撃」で継続起用し復調を待つ方針を口にしたという。 佐々岡監督のコメントを受け、ネット上には「現状他の野手でカバーできてるから別にいいと思う」、「小園を下位打線に下げて、空いた上位に別の選手動かしてとかして流れ変えたくないのは分かる」、「素質の開花を促す狙いで我慢して使うのは分からなくもない」と同調の声が寄せられた。 一方、「1割打者の小園にそこまで固執する意味が分からない」、「4連敗中なのにそんな余裕こいてる暇ないだろ」、「打線の並びを変えたくないなら、3番小園を3番田中に変えたらいいだけだろ」と否定的なコメントも多数見られた。 「小園は今季はここまで不振が続いていますが、昨季は『113試合・.298・5本・35打点』と3割近い打率をマーク。元々2018年ドラフト1位と高い評価を受け入団してきた選手でもありますので、佐々岡監督はこの不振を乗り越えてもう一皮むけてほしいという思いから、小園を辛抱強く使おうとしているものと思われます。ただ、広島は21日終了時点で4連敗中であること、控え遊撃手・田中広輔が打率『.300』と結果を残していることなどから、小園は一度外し田中など別野手を起用するべきだと佐々岡監督に反発しているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) ファンの間でも賛否が割れている小園の継続起用方針。小園は佐々岡監督の考えが正しかったことを今後の試合で証明することができるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年04月22日 11時00分
阪神・矢野監督、低迷脱出の最終手段は“暴走スチール”? 二軍を変えた秘策以外に打つ手はないか
これも、「歴史の目撃者」となったということだろうか。4月21日のDeNA戦を落とし、矢野阪神は3勝19敗1分。勝利した5位DeNAの勝率が5割となったため、阪神がセ・リーグの「借金」を全て背負う異例の事態となってしまった。 逆転の代打満塁ホームランを記録しながら敗れたのは、セ・リーグ初。開幕からビジターゲーム12連敗は56、58年の広島以来で、歴代ワースト3位タイ。横浜スタジアムで“3タテ”を食らうのは、15年ぶりだそうだ。 >>阪神・矢野監督に「みっともない」批判相次ぐ 昨季に続く失言? 好投した巨人・赤星へのコメントが物議<< 「4月29日に自力優勝の可能性が消滅するかもしれません。4月中の消滅は聞いたことがありません」(ベテラン記者) “歴史的な弱さ”である。 それでも、矢野燿大監督は試合後の共同会見から逃げなかった。責任感の強さだろう。声に張りがないのがちょっと気になるが…。 その同日の会見で、矢野監督は「もちろん」という言葉を何度か繰り返していた。敗戦に関する自身の責任、投手継投の失敗、悔しさ、代打満塁弾を放った小野寺暖の必死さを聞かれた時に出たもので、それは「敗戦の重みを強く受け止めている」という意味だろう。 「打つ手が全て裏目に出ています。前日まで2番で起用していた佐藤輝明を3番に、近本光司を1番に戻す打順に組み直しましたが、機能しませんでした」(プロ野球解説者) しかし、こんな見方もできる。矢野監督は「今季限りで辞める」と言ったが、自身が思い描く通りのチームを作れたのだろうか。 2018年のことだ。矢野監督は二軍を指揮していた。同年の阪神二軍はファーム日本一に輝き、115試合で163個をマークする盗塁の新記録も達成させた。 それは矢野監督が「走る」「一つでも前の塁を」の姿勢を選手たちに植えつけたからである。当時の阪神二軍戦を見たが、試合中、常に声が出ていて、個性の強い選手たちが「勝利」という共通の目的に向かって結束している印象も受けた。 「足が速ければ盗塁が成功するとは限りません。対戦投手のクセ、配球も研究しなければなりません。『走る意識』を定着させ、選手の野球に関する考え方も高めようとしていました」 当時を知る関係者がそう言う。 矢野監督が一軍を指揮したこれまでの3年間、阪神から盗塁王が誕生している。だが、18年のファームのような結束力は感じられないのは、ナゼか? 「盗塁王のタイトルを獲った近本、中野拓夢はともかく、今の阪神選手は走ることに積極的ではありません」(前出・プロ野球解説者) 阪神ファンをこれ以上、「負の歴史の目撃者」にさせないため、なんとかしなければならない。18年のファームのように、走って、走って、走りまくるしかない。雨天コールド負け、止まない雨はないというが…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年04月21日 20時30分
巨人・原監督の試合後コメントに「矢野も見習え」の声も “天敵”床田を高評価、リスペクトの姿勢に称賛相次ぐ
20日に行われた巨人対広島戦。「5-3」で巨人が勝利した試合後に伝えられた巨人・原辰徳監督のコメントがネット上で話題となっている。 巨人は広島先発・床田寛樹に5回まで無得点と苦戦していたが、「0-3」と3点ビハインドの6回裏2死二、三塁、岡本和真が2点タイムリーを放ち1点差に詰め寄る。その後、「2-3」で迎えた8回裏1死に吉川尚輝が二塁打を放ち床田をマウンドから引きずり下ろすと、2番手・島内颯太郎から3点を奪い逆転勝利を収めた。 昨年9月から試合前まで、16イニング連続で点を奪えていなかった天敵・床田から価値ある白星を挙げた巨人。ただ、原監督は試合後「まだまだ打ち崩したとはね、我々も選手たちもそこまでは思ってないと思いますね」と、床田は難敵という評価に変わりはない旨を語ったという。 >>巨人・原監督、外野の緊急補強を決断? 深刻な問題点が改善されないポランコ・ウォーカーにうんざりか<< 原監督の発言を受け、ネット上には「久しぶりに床田から点とったのにすごい謙虚だな」、「床田へのリスペクトが感じられて好感が持てる」、「結果に浮かれることなく相手を立てる姿勢は立派だ」と好意的な声が寄せられた。 同時に、「相手を褒めない矢野監督とは大違い」、「この姿勢を負け惜しみばっか言ってる矢野も見習え」、「敵選手を素直に評価する原と否定から入る矢野、両監督の差は凄いな」と、阪神・矢野燿大監督と比較するコメントも多数見られた。 「矢野監督は相手選手を軽んじるような試合後コメントで度々物議を醸している監督。今季も17日の巨人戦で『6.2回1失点』と好投した巨人・赤星優志を『めちゃくちゃいいコースに決まっているかというと、そんな感じには見えなかった』と評したり、20日・DeNA戦でDeNA・ソトが放ったサヨナラ弾について『普通のライトフライだと思ったけどね』と言い放ったりして批判を浴びています。こうした経緯が、両監督を比較する声が多数挙がる一因となっているようです」(野球ライター) 20日終了時点で「15勝7敗・勝率.682」とセ・リーグ首位に立つ巨人と、「3勝18敗1分・勝率.143」で断トツ最下位に沈む阪神。一部からは「両監督の態度の差も順位に表れてるんじゃないか」という声も挙がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年04月21日 17時30分
DeNA・ソト、3度目の本塁打王へ視界良好! 復活の大砲がチームを上昇気流へ
20日のタイガース戦。延長までもつれ込んだスコアレスの投手戦にケリをつけたのは、ベイスターズの誇る大砲、ネフタリ・ソトの一撃だった。 見逃せばボールの146キロの高めストレートを“あっち向いてホイ”的に放った打球は、ライトポール際に届く今シーズンチーム初のサヨナラホームランとなり、横浜スタジアムに歓喜の瞬間が訪れた。お立ち台では「しっかり強い打球を打つという意識で(打席に)入った。いい当たりだと思ったけど、正直どこにボールが行ったか分からなかった」と振り返ったが、横浜スタジアム特有のポール際で伸びる特性を生かした一打だった。 昨シーズンはコロナの影響によるビザの関係でキャンプに参加できず、来日したのは3月27日と大幅に遅れてしまい、キャンプ、オープン戦は不参加。自他ともに認める「練習好き」な助っ人は「調整が難しい部分はありました」と吐露。しかも東京オリンピックのための中断期間も悪影響をもたらし「オリンピックブレークもあり、一年通して難しく、苦しいシーズンだったと感じています」と、123試合出場で打率.234、21本塁打、62打点と打撃三部門のほか、OPSは.738、得点圏打率も.255と自己最低の数字に終わってしまった。 今年は一転、年明け1月14日に早々来日し、キャンプ初日からチームに合流。順調に調整を積み、オープン戦でも石井琢朗新コーチのマンツーマンの指導を受け、逆方向の意識も定着。“恐怖の7番打者”としての役割が期待されていたが、開幕前に右手首の故障により戦線離脱の憂き目に遭い、2年連続して開幕には間に合わなかった。 しかしチームがコロナウイルスの蔓延による大量離脱で苦しい状況のタイミングで一軍に復帰したソトは、牧秀悟に代わり4番の座で奮闘。ここまで7試合で打率.423、ホームラン3、打点7、OPSは驚異の1.290と文句のつけようのない活躍を見せている。 来日初年度の2018年は41本、翌年の19年は43本と連続してホームランキングを獲得した“優良助っ人”ネフタリ・ソト。ここ2年間は確実性を欠いたが、横浜を愛し21年から3年契約を結んだ大砲の“反撃”は、チームの浮沈を握る鍵となる。文・取材・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年04月21日 15時45分
ロッテ・高部の致命的守備ミスで、井口監督に批判? 敗戦を決定づけた後逸が物議、不可解な起用法にも苦言相次ぐ
20日に行われたロッテ対西武戦。「0-3」でロッテが敗れた試合を決定づけたのがロッテのプロ3年目・24歳の高部瑛斗の守備ミスだった。 「0-1」とロッテ1点ビハインドの8回2死一、二塁。前の回から中堅の守備に就いていた高部の前方に、西武・鈴木将平が放った鋭いライナーが飛んでくる。高部は打球に向かうように突っ込みワンバウンドでの捕球を試みたが、バウンドの軌道を見誤ったのか捕りきれずに後逸してしまった。 それた打球が捕手・加藤匠馬に返球されるまでの間に一走、二走はそれぞれ本塁を踏み、打者走者の鈴木も一気に三塁を蹴る。直後に鈴木が足を滑らせて転倒し、これを見た加藤がすぐに三塁に送球して鈴木はアウトになったものの、ダメ押しの2点を奪われたロッテはそのまま試合に敗れた。 >>ロッテ・井口監督に「情が無さすぎる」批判も サヨナラ負けの戦犯を酷評も逆にブーイング浴びるワケ<< 高部の守備ミスを受け、ネット上には「敗戦を確実にした致命的なミスだった」、「あの打球捕れずに後ろに逸らしたのは酷すぎる」、「捕れなかったのは仕方ないにせよ、せめて体に当てて前にこぼせよ」と苦言が寄せられた。 一方、「高部に中堅守らせた井口監督が一番の戦犯」、「中堅未経験の高部に守らせたらそりゃこんなことにもなるよ」、「岡を守備固めに送るとか他にやりようあったと思うんだが」と井口資仁監督を責めるコメントも多数見られた。 「外野手の高部はプロ入りした2020年から前日19日の試合まで通算56試合に出場。このうち41試合で守備に就いていますが、内訳は左翼35試合、右翼6試合で中堅は1試合も守っていませんでした。20日の試合はレギュラーシーズンで初めて中堅守備に就き、そこで痛恨のミスを犯したという形ですが、ファンの間では不慣れなポジションを守らせたせいだと井口監督を批判する声も少なからず挙がっています。なお、ロッテは8回裏開始時点で中堅守備の経験豊富な岡大海がまだベンチに残っていたので、井口監督は次の1点を取らせないために高部に守備固めを送ることも可能な状況でした」(野球ライター) 試合後の報道では、左翼で先発起用した高部を途中で中堅に動かした理由に関するコメントは特に伝えられていない井口監督。致命的な結果を招いた起用法の真相を語ることは今後あるのだろうか。文 / 柴田雅人
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阪神・矢野監督、注目のルーキーをズバリ「守備だけじゃなく打撃も」 同期や先輩に危機感をもたらすことを期待
2021年02月02日 17時00分
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スポーツ
新日本、辻陽太が内藤哲也戦実現に向けて「アンケート」実施を提案!
2021年02月02日 11時30分
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スポーツ
巨人ドラ1・平内が早くも弱点を露呈? 原監督の意味深な指摘、ライバルの同期とも明暗分かれるか
2021年02月02日 11時15分