プロ野球
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スポーツ 2021年06月17日 17時00分
交流戦最下位の広島に「消化ゲームのよう」 球界OBが酷評 「終戦扱いするな」ファン反発の中、低迷長期化を期待する声も?
野球解説者の高木豊氏が、16日放送の『プロ野球ニュース 2021』(フジテレビONE)に生出演。番組内での発言が、ネット上の広島ファンの間で物議を醸している。 番組で高木氏は同日に行われた広島対日本ハムの一戦を解説。同戦に「1-8」で大敗した広島は、「3勝12敗3分・勝率.200」と全体最下位で交流戦を終了。交流戦3勝は2015年のDeNAと並ぶ歴代ワーストタイ記録となった。 交流戦で惨敗しセ・リーグでもDeNAに抜かれ最下位に転落した広島に対し、高木氏は「どこに向かって野球をやっているのか、すごく消化ゲームのような(印象を受けた)」と発言。交流戦期間中は闘志があまり感じられなかったと苦言を呈した。 高木氏は続けて、「もうちょっと何か目標だとか、モチベーションを上げるようなものを見つけていかないと今シーズンは(これから先も)苦しみますよ」とコメント。何か明確な目標を持たないと今後のシーズンも低迷から抜け出せないのではと指摘した。 高木氏の発言を受け、ネット上には「必死にやってるチームを終戦扱いするな」、「本人は数字を客観的に見て指摘してるつもりなんだろうが、ファンとしては不調に乗じて馬鹿にしてるとしか思えない」、「今が9、10月ならまだしも、6月中旬の段階で選手たちが諦めてるわけないだろ」といった反応が多数寄せられている。 一方、「むしろ高木の予想通りにこのまま負け続けてほしい」、「今更頑張っても手遅れだろうから、どこよりも早く来季に目を向ける方がよっぽど有意義じゃないか」、「中途半端に復調したら佐々岡(真司)が延命してしまうから、ポロカスに負けまくって1日でも早く監督生命を終わらせてほしい」と、高木氏の懸念通りにチームが苦戦することを望むようなコメントも複数見受けられた。 >>広島・佐々岡監督に「最低最悪の愚策」ファン激怒 セオリー無視の奇策で得点機を台無しに、野手より投手を優先した狙いは<< 「佐々岡監督は2020年から広島の監督を務めていますが、同年は『52勝56敗12分・勝率.481』でセ・リーグ5位に沈み、今季は16日終了時点で『19勝32敗8分・勝率.373』でリーグ最下位。昨季を上回るペースで敗戦を重ねていることもあってか、佐々岡政権では上がり目がないと判断し、今後も低迷が長引いてシーズン途中での休養やオフの辞任につながってほしいと願うファンは少なくないようです。一方、今季のチームは林晃汰(打率.355/20歳)、小園海斗(.326/21歳)、羽月隆太郎(.276/21歳)と芽を出しつつある若手が複数名いますが、低迷により早々にシーズン終戦となれば、こうした有望株の出場機会も増えるのではという見方もありますね」(野球ライター) 佐々岡監督は昨オフに球団の松田元オーナーにシーズン終了の報告を行った際、松田オーナーから勝率5割以上を最低限のノルマに課せられたことが伝えられている。現状はノルマに遠く及んでいないが、今後の戦いで進退を迫られることは果たしてあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月17日 11時30分
侍ジャパン・稲葉監督がロッテ選手を1人も選ばなかったワケ 井口監督のチーム改革が順調な証?
東京五輪を戦う侍ジャパンのメンバー、24人が発表された(6月16日)。しかし、稲葉篤紀代表監督がメンバーを読み上げた後に聞こえてきたのは、「ロッテ選手がいない」と「短期決戦なのに大丈夫か?」の声だった。 NPB事務局の関係者が選手選考について教えてくれた。 「選手24人は稲葉監督が選びました。12球団は金メダル獲得のために協力すると約束していたので、問題にはなりません」 稲葉監督の野球観、どんな野球をやりたいのかが、選手選考に表れたようだ。 >>広島・會澤の侍ジャパン入りで阪神ファンから心配の声?「とばっちり受ける」 敵選手の負傷が問題視されているワケは<< 「6月23日のロッテ対ソフトバンク戦は、侍ジャパンの冠協賛試合となっています」(ベテラン記者) その冠協賛試合の舞台は、ロッテの本拠地・ZOZOマリンだ。稲葉監督も登場する予定だが、“政治的配慮”があれば、ロッテ選手はゼロということはなかったはず。稲葉監督が持論を貫いたわけだ。 「今、最も勢いがあって、対戦バッターにも『打てない』と思わせているピッチャーはオリックスの宮城大弥です。宮城が選ばれなかったのは本当に残念」 宮城の落選に関しては、多くのプロ野球解説者、取材記者が首を傾げていた。 前出の事務局関係者がこう続ける。 「稲葉監督は先発、リリーフ、右投手、左投手をバランス良く選んだつもりでいます。(左の先発は)中日・大野雄大がいるので、経験と実績を見て、今回は大野の方を選んだのでしょう」 12球団の先発要員、中継ぎ、クローザーの各部門からビッグネームを選んだようだ。ならば、近年、安定した火消しぶりを見せているロッテのクローザー、益田直也を選んでほしかったが…。 「オリンピックは決勝ラウンドまで進出しても、最大6試合。つまり、短期決戦です。短期決戦ならば、調子の良いピッチャーをつぎ込んでいくべき。先発ピッチャーをリリーフ登板させてでも」(プロ野球解説者) 稲葉監督は先発要員に責任イニングを投げてもらい、セットアッパーを挟んで、クローザーを最終イニングに送り出す“王道野球”、そんな野球がやりたいのだろう。 千葉ロッテは短期決戦に強いチームとも目されている。クライマックスシリーズ、日本シリーズでラッキーボーイ的な存在が現れると、その選手を活かすために打順も組み換えてきた。投手に関しても、実績よりも好不調、対戦チームとの相性を重要視してきた。 「野手なら、安田尚憲、藤原恭大。投手なら佐々木朗希など、将来が楽しみな選手もいます。世代交代の時期にあるので、今回は縁がなかったのでしょう」(前出・同) 冠協賛試合でロッテが投打ともに爆発し、“選手ゼロの屈辱”を晴らしたら…。五輪でペナントレースが中断される間、ロッテは休養と再調整の時間を得たことになる。五輪リスクのない分、今後がブキミだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年06月16日 20時30分
ロッテ、3日連続の補強はトラブルの副産物? 元中日助っ人の加入に清田の影響が囁かれるワケは
2019年から2020年にかけ中日に所属し、今季はMLBマイナーやメキシカンリーグでプレーしていた30歳の助っ人・ロメロ。16日、そのロメロがロッテに加入することが球団から発表された。 球団はこの日、公式サイト上で「エンニー・ロメロ投手の入団が決まりましたのでお知らせします」と発表。また、「チームがより高い位置に行くために全力を尽くし、優勝に貢献できるように頑張ります」というロメロのコメントも掲載されている。 ロメロは左肩の故障により昨季は一軍未登板に終わったが、2019年は「21登板・8勝10敗・防御率4.26」と中日の先発ローテを支えた投手。加入を伝える報道では、年俸3000万円(推定)の単年契約でチームに加わったとのことだ。 14日にDeNA・国吉佑樹、15日には中日・加藤匠馬をそれぞれトレードで獲得しているロッテ。3日連続となった補強を受け、ネット上には「2日連続トレードした後にさらに動いてくるのは完全に予想外」、「2019年8勝の投手を3000万で獲れたのはなかなかお買い得じゃない?」、「フロントが優勝へ積極的な姿勢を見せてくれるのはファンとしてもありがたい」といった反応が多数寄せられている。 一方、「もしかして清田の年俸が浮いたから積極補強を仕掛けてるのか?」、「清田がいなくなったことで意外と使える金ができたのかもしれん」、「もし清田がいたらここまで補強に動くことも無かったのでは」と、今季途中までロッテに在籍していた清田育宏の影響ではないかと勘繰るコメントも複数見受けられた。 >>DeNA・国吉のトレードにファン大ブーイング「考え直して」 古参生え抜きを放出してまで新戦力を求めたワケは<< 「清田は昨オフ2年総額1億2000万円(同)の複数年契約を結びましたが、度重なる不倫など球団ルールに反した行動をとっていたとして5月23日に契約解除に。契約解除後の年俸の扱いについては公になっていませんが、選手側の違反行為を理由とした契約解除の場合、残り給与は支払われないことが一般的とされています。なお、現球界では選手には年俸を12分割した額が毎月支給されているといわれていますので、清田には今年1~5月に合計2500万円(月あたり500万円)が支払われ、残りの9500万円については支払われていないとみられています。こうした背景もあってか、ロッテは元々清田に支払う予定だった金が浮いたことも理由に積極補強に打って出ているのではと考えているファンは少なくないようです」(野球ライター) 15日終了時点では「28勝28敗8分・勝率.500」で、首位楽天と3.5ゲーム差のリーグ4位に位置しているロッテ。ゲーム差を考えると優勝のチャンスはまだまだある状況だが、積極補強は今後の戦いにどのような影響を及ぼすのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について千葉ロッテマリーンズの公式サイトよりhttps://www.marines.co.jp/
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スポーツ 2021年06月16日 17時00分
広島・會澤の侍ジャパン入りで阪神ファンから心配の声?「とばっちり受ける」 敵選手の負傷が問題視されているワケは
16日に発表された東京五輪に臨む侍ジャパンの内定メンバー。チームを率いる稲葉篤紀監督が会見で直々に24名のメンバーを発表したが、最も注目が集まったのは広島のプロ15年目・33歳の會澤翼の選出だった。 會澤は2007年のプロ入りから広島でプレーしている捕手で、今季は15日終了時点で「.278・2本・10打点」をマーク。2019年のプレミア12では侍ジャパンの正捕手として世界一に貢献していた。 ただ、會澤は15日に行われた広島対西武の一戦で、8回表の守備中に左足を痛め負傷交代。負傷の程度は明らかになっていないが、広島・佐々岡真司監督は試合後に「(自力で)歩けなかったので心配」と歩くこともままならない状態と明かしたことが伝えられている。 >>広島・佐々岡監督の采配に球界OBが苦言「同点までは投げさせないと」 薮田は続投させるべきだった? 復活の足掛かりになると持論<< その會澤の侍ジャパン選出を受け、ネット上には「昨日怪我したばかりなのに選んで大丈夫なのか?」、「五輪まではまだ1か月ぐらいあるけど、その間に治る保証はどこにも無いぞ」、「會澤が五輪目指して回復を焦る可能性もあるから不安でしかない」と広島ファンからの疑問の声が多数寄せられている。 一方、會澤の負傷・侍ジャパン入りについては広島ファン以上に、一見すると無関係の阪神ファンから心配の声が多く挙がっている。 ネット上には「會澤は侍ジャパンメンバーだけど、この怪我で代わりに梅野(隆太郎)が呼ばれることになるんじゃ…」、「もし會澤の代役で引き抜かれたら相当な痛手になるから困る、梅野本人は五輪出たいかもしれないけど」、「會澤が重傷なら梅野がとばっちり受けるから、心の底から軽傷で済むことを願いたい」、「ただでさえ青柳(晃洋)、岩崎(優)が選ばれてしまったのに、ここから會澤の代役で梅野まで引き抜かれるのは本当に勘弁してほしい」と、阪神正捕手・梅野への影響を懸念するコメントが複数見受けられた。 「梅野は今季首位を走るチームの投手陣を捕手として牽引し、打撃でもリーグトップの得点圏打率(.381)をマークしているものの、16日に発表された侍ジャパンメンバーの選外に。ただ、稲葉監督は會澤について『(広島関係者の)話を聞いてから、今後どうするかというのを決めていきたい』と今後に含みを持たせているので、負傷の程度次第では會澤と入れ替えで、チームに欠かせない存在の梅野が侍ジャパンに持っていかれるのではと心配しているファンは少なくないようです。なお、阪神は2008年北京五輪で正捕手・矢野燿大(現監督)を含む3名が代表に招集された結果チームが大失速し、最大13ゲーム差をつけていた巨人に大逆転で優勝を許した過去があります。16日の発表でメンバー入りした青柳、岩崎に梅野を合わせるとちょうど13年前と同じ引き抜き人数になるため、当時と同じように大失速のきっかけになるのではとファンの間で危機感が高まっているようです」(野球ライター) 今回発表された24名の内定メンバーだが、7月上旬までは故障などを理由とした入れ替えが可能となっている。會澤がこのままメンバーにとどまるのか、それとも梅野と入れ替えられるのかは今後の注目点となりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月16日 11時20分
阪神・矢野監督、巨人戦惨敗なら監督生命の危機? 思い出される「3年前の悪夢」
チームが好調な時だからこそ、慎重に行動した方が良い。 6月18日、ペナントレースが再開される。首位阪神は本拠地・甲子園球場で巨人を迎え撃つが、“来年の話”も囁かれていた。 「今年は、矢野燿大監督は3年契約の最終年です。慣例だと、もうそろそろ『下交渉』が始まるんですが」(球界関係者) 好調に首位をキープしており、「16年ぶりのリーグ優勝へ」の機運も高まってきた。普通に考えれば、契約延長だ。 7月のオールスターゲーム前に球団から監督へ続投を要請する。監督が引き受けるつもりならば、その後、年俸など条件面でのやり取りがあり、球宴休みに“仮合意”を結ぶ。しかし、この後が、ちょっとややこしい。どの球団もそうかもしれないが、親会社にも“お伺い”を立てなければならないのだ。 「2018年、金本知憲氏も『お伺いの段階』でひっくり返ったんです。シーズン中盤では、指揮官を短期間で交代させるのは宜しくないと球団は考えていたんですが」(前出・同) その年は、最下位。下交渉の行われる6、7月は低迷していたが、8月にはいったん盛り返している。3位巨人とも僅差で争っていたが、その後、チームが失速。経営陣も見過ごせない状況になってしまった。 マイナス思考で考えた場合、この先、僅差での首位争いに一変したら、「3年前の悪夢」を繰り返すことになるが…。 「近年、阪神の監督は短命に終わっています。そして、新監督に託されるのは再建です」(在阪記者) 虎ファンは優勝を信じている。同時に“しくじり”があったとしても、矢野体制の継続を望んでいる。しかし、こんな指摘も聞かれた。 「今季、チームを勢いづけたのは、新人の佐藤輝明選手です。下位指名、育成契約の若手をレギュラーに引き上げたのではありません。選手を育成する基盤作りのためにも、5年以上の計画を立てなければなりません。監督がコロコロ代わっていたら、何もできません」(前出・球界関係者) 矢野監督も「続投要請」に応えるべきだが、「巨人を警戒しすぎている」の声もないわけではない。ペナントレース再開の最初のカードで原巨人とぶつかるわけだが、予想される先発投手は西勇輝、伊藤将司、青柳晃洋。そのメンツからも分かる通り、3連戦の全てを勝ちにいくつもりだ。 >>首位独走中の阪神、次カードの巨人戦は「普通にやれば勝てる」 下柳氏の見解に賛否、惨敗続きの天敵撃破は苦戦必至?<< 「2位巨人との直接対決で勝ち越せば、さらにゲーム差が開き、巨人にも諦めムードが出てくるでしょう。必勝態勢は当然ですが、チームが好調な時なので、藤浪晋太郎に先発復帰のチャンスを与えるべきとの意見もないわけではありません」(前出・在阪記者) 球団とは続投に向け、下交渉が始まる。そういう大事な時期にライバルとの3連戦がぶつかるとは皮肉なものだが、矢野監督は目先の勝敗に一喜一憂すべきではない。色々な意味で終盤戦まで息が抜けないようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年06月16日 10時50分
千葉ロッテが連日のトレード発表!中日移籍の加藤翔平「初本塁打を打った時の歓声を一生忘れない」
千葉ロッテマリーンズは15日、加藤翔平外野手と中日ドラゴンズの加藤匠馬捕手との交換トレードが成立したと発表した。 加藤匠馬選手は、1992年4月29日生まれの29歳で、出身地は三重県。右投げ右打ち。身長・体重は175cm・76kg。三重高―青山学院大を経て、2014年ドラフト5位で中日に入団したプロ7年目の捕手。「僕にとってチャンスなので、このチャンスをものにできるようにやっていきたいと思います。(井口資仁)監督が僕の(大学の)先輩なので、リーグ優勝、日本一になって胴上げできるよう、戦力になれるように頑張りたいです。6年半、中日ドラゴンズには大変お世話になり、ありがとうございました」とコメントしている。キャッチャー不足が悩みの種だったロッテの補強ポイントと一致したようだ。 中日に移籍する加藤翔平選手は、1991年3月28日生まれの30歳で、出身地は埼玉県。右投げ両打ち。身長・体重は183cm・84kg。春日部東高ー上武大を経て、2012年ドラフト4位で千葉ロッテマリーンズに入団したプロ9年目の外野手。「ここまで9年、応援していただいたファンの皆様には本当に感謝をしています。そしてここまで支えてくださったマリーンズの皆様にも感謝の気持ちで一杯です。チームは変わりますが、今まで通り、全力プレーを心掛け、ドラゴンズの勝利のために精一杯、頑張りたいと思います。これまで応援してくださった方には頑張っているところを見ていただくことで感謝の気持ちを伝えることが出来ればと考えています。最後に自分がデビューした2013年の5月12日の(東北楽天)イーグルス戦で初本塁打を打った時の歓声を一生、忘れません。これからも応援してくださるファンの皆様への感謝の気持ちをもってプレーします」とマリーンズファンにラストメッセージを送っている。 ロッテは前日の14日に有吉優樹投手と、横浜DeNAベイスターズの国吉佑樹投手による交換トレードが成立を発表したばかりで、連日に渡るトレード発表に対して、ファンの間からは驚きの声が挙がるとともに、他球団のファンも「ウチもやるんじゃないか?」とざわつかせており、交流戦終了のタイミングでのトレードは他球団でも水面下で進行しているのかもしれない。(どら増田 / 写真・及川恒平)
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スポーツ 2021年06月15日 21時30分
日本ハム助っ人に「真剣に取り組んだ方がいい」球界OBが苦言 進歩の無い投球術に「NPB舐めてるのか」ファンも怒り
野球解説者の岩本勉氏が14日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。日本ハムの助っ人投手・バーヘイゲンの投球術に苦言を呈した。 今回の動画で岩本氏は、11~13日に行われた日本ハム対DeNAの3連戦をテーマにトーク。同カードは日本ハムが「1勝2敗」でDeNAに負け越したが、岩本氏は複数選手の名を挙げながら良かった点、悪かった点をそれぞれ語った。 >>元阪神・江夏氏に「二度と解説聞きたくない」ファン激怒 負傷交代の中田を「練習不足」と切り捨て批判相次ぐ<< その中で、岩本氏は13日の試合に先発し負け投手となったバーヘイゲンに対し「クイックモーションに真剣に取り組んだ方がいい。『俺はそんなの気にしない。打者を抑えたらいいんだろ』って(思ってるかもしれないが)、そんなにレベル低くないよ日本のプロ野球は」と発言。バーヘイゲンはこの日2盗塁、今季通算では9盗塁を許しているが、進塁リスクを下げるためにクイックを改善すべきではと苦言を呈した。 岩本氏は続けて、「牽制するなり、目で(走者を)抑えるなりしないと捕手はたまったもんじゃないって」とコメント。一般的に盗塁は投手のクイック、捕手の送球が両立していないと刺すのは難しくなるとされているが、岩本氏はバーヘイゲンのクイックには捕手も手を焼いているのではと推測した。 「クイックにはコツがあるから。重心をトーンと落とすんですよ。足を速く動かすクイックじゃなくて、重心を落とせば勝手に軸足に(体重が)乗ってるから」と、重心を落として投球体勢に入ることで投げるまでの時間は短縮できるという岩本氏。「(直接)教えたいくらいやけど、それは投手コーチがやってくれると思う」と、コーチ陣がうまく指導してくれることを願った。 今回の動画を受け、ネット上には「言われてみると相手走者に結構走られてるイメージはある」、「去年も相当盗塁されてたからコーチ陣はいい加減に何とかしろよ」、「打者を抑えればいいと強引に行き過ぎて、逆に痛打食らってる傾向もあるからタチが悪い」、「もしかして未だにNPBを舐めてるのか? だから今シーズンの成績サッパリなんだよ」といった反応が多数寄せられている。 「バーヘイゲンは今季の許盗塁が9個となっていますが、昨季もパ・リーグワーストとなる33許盗塁を記録。また、今季は走者を無視して打者を抑えればいいと力み過ぎているのか、走者を背負っている状況での被打率(昨季は.241、今季は.377)も大幅に悪化しています。昨季から改善の兆しが見られないことが岩本氏、そしてファンがバーヘイゲンやコーチ陣の指導に不満を抱いている最大の要因なのではないでしょうか」(野球ライター) 今季は「8登板・1勝5敗・防御率6.17」と1勝しか挙げられていないバーヘイゲン。ここから成績を上げられるかは、出塁を許した走者にどれだけ気を配れるかにも左右されるのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について岩本勉氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC7CeOxGzcmmxbf_Oacxf7sg
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スポーツ 2021年06月15日 20時30分
首位独走中の阪神、次カードの巨人戦は「普通にやれば勝てる」 下柳氏の見解に賛否、惨敗続きの天敵撃破は苦戦必至?
14日放送の『キャスト』(ABCテレビ)に、野球解説者の下柳剛氏(元阪神他)が生出演。番組内での発言が、ネット上の阪神ファンの間で物議を醸している。 番組で下柳氏は日本ハム(8~10日)、楽天(11~13日)に6連勝を飾り、交流戦を「11勝7敗・勝率.611」の全体2位で終えた阪神についてトーク。交流戦を5割で乗り切れば御の字と考えていたといい、「すみませんでした。(これほどの)力があるとは思いませんでした」と予想以上の好成績に驚いたと語った。 その中で、下柳氏は交流戦明け最初のカードとなる巨人戦(18~20日)の展望を語る。今季の阪神は13日終了時点で巨人相手に「5勝4敗」とほぼ五分の勝敗だが、下柳氏は「(先週は)6連勝。だから普通にやれば勝てる、今の阪神なら」、「力むことなく、普段通りの野球をしていれば勝ち越せる」と現状では負け越すような要素は見当たらないと主張した。 また、下柳氏は巨人戦に向け自身が注目している選手として、ドラ6ルーキー・24歳の中野拓夢を挙げる。下柳氏は中野がリーグトップの13盗塁(盗塁成功率.929)と高い走力を発揮している点に着目し、「まだ1回しか失敗してないし、最初レギュラーじゃなかったのに今(盗塁数は)トップ。次のカードも楽しみですね」と巨人戦でも足でチームに貢献することを期待した。 >>元阪神・江夏氏に「二度と解説聞きたくない」ファン激怒 負傷交代の中田を「練習不足」と切り捨て批判相次ぐ<< 下柳氏の発言を受け、ネット上には「今の巨人はなんか落ち目だし余裕で勝ち越せそう」、「交流戦では明暗が分かれたし、リーグでも調子の差で圧倒できるのでは」、「中野が2番で足攻を仕掛けて、マルテ、大山(悠輔)、佐藤(輝明)で返すパターンを徹底できるかが鍵になりそう」といった反応が多数寄せられている。 一方、「下柳さんは阪神の巨人アレルギーを甘く見過ぎ」、「今まで何度も『3タテ待ったなしや!』ってところから巨人にボコボコにされてるから信用できない」、「中野は巨人戦ほとんど打ってないから、むしろスタメンを外すべきだと思うんだが…」といった否定的なコメントも複数見受けられた。 「今季の阪神はここまで巨人にわずかながら勝ち越していますが、2012年から昨シーズンまで9年連続で負け越し中(同期間は通算81勝131敗9分)。ビジターでは『40勝69敗2分』、ホームでも『41勝62敗7分』と大きく負け越しています。下柳氏は阪神が交流戦2位で現在6連勝中であること、巨人が交流戦9位(7勝8敗3分)で先週も『2勝3敗1分』と今一つなことから阪神が極めて有利とみているようですが、積年の苦手意識が出て負け越し、3タテを食らってしまうのではと不安を募らせているファンは少なくないようです。また、注目選手に挙げた中野についても対巨人戦の成績が『.095・0本・0打点・2安打・0盗塁』と全く振るっていないことから、次カードで活躍する可能性は乏しいという見方もされています」(野球ライター) 現在2位の巨人には7ゲーム差をつけている首位阪神。一部からは「仮に3タテされてもまだ4ゲーム差あるから問題ない」という声も挙がっているが、間近に控える首位攻防戦は果たしてどのような展開になるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月15日 17時30分
オリックス大型連勝で交流戦優勝&首位と2ゲーム差!宮城大弥の快投が先発陣に刺激を与え繋ぐ打線が援護!
オリックスが今年のセ・パ交流戦を12勝5敗1分で終えて、2位に1.5ゲーム差をつけ11年ぶり2度目の優勝を飾った。交流戦最初の横浜DeNAには負け越したが、ここで行われた乱打戦が、その後のオリックス打線に火をつけたのか、「繋ぐ打線」が機能。その他のチームには勝ち越しており、ピッチャーもエース山本由伸、山岡泰輔、宮城大弥が先発としてチームを牽引し、最後は6連勝(引き分けを挟む)フィニッシュだ。中嶋聡監督の選手の起用法もズバリと当たったと言っていいだろう。パリーグ順位も3位に上げて、2位の福岡ソフトバンクとはゲーム差なし、首位の東北楽天とは僅か2ゲームまで迫って来た。18日からは仙台に乗り込み楽天と宮城・楽天生命パークでいきなり3連戦を行う。一気に首位奪還も見えて来た。【オリックス 6.8〜6.13戦績】対 巨人大阪・京セラドーム大阪6月8日△オリックス(山岡)3-3(今村)巨人△9日○オリックス(宮城)3-1(サンチェス)巨人●10日○オリックス(山崎福)6-0(高橋)巨人●対 広島大阪・京セラドーム大阪11日○オリックス(山本)4-0(大道)広島●12日○オリックス(田嶋)3-2(森下)広島●13日○オリックス(増井)9×-8(高橋昂)広島●※(カッコ)内は先発投手。※65試合30勝27敗8分。3位。首位の東北楽天と2ゲーム差。 先週のオリックスは5勝1分けと負けなしだった。特に9日の巨人戦に登板した宮城大弥が凄かった。あわやノーヒット・ノーランか?という快投を6回2/3まで見せる。岡本和真の一発にノーノーは打ち砕かれたが、宮城は「7回に1発を打たれてしまったところは反省しないといけませんが、全体的には真っすぐでファウルが取れていたことで、変化球で勝負できていましたし、変化球でカウントが取れていたことで、真っすぐでも空振りが取れていたりと、しっかりといろんなボールを操れていたと思います」とコメント。この試合に刺激を受けたのか、山崎福也、山本由伸、田嶋大樹、増井浩俊といった先発陣が粘りのある好投を見せる。「まだ負けないです」と宮城について話していた由伸は、11日の広島戦で7回をパーフェクトピッチングして見せた。本人は「ジョークですよ!」と笑っていたが、「3回ぐらいから(完全試合を)意識した」という発言は本当だった可能性が高い。それぐらい神がかったピッチングだったのだ。このピッチングを「繋ぐ打線」が援護することで、チームとして形が出来てきたのは大きい。 中嶋監督は「(監督になっての初めての交流戦優勝について)特に感想はありません。(優勝という結果について)とてもいいことだとは思いますが、まだまだ試合は続きますからね。選手たちが本当によく頑張ってくれたということだと思います。(MVPは)これは、もう全員ですね。誰一人欠けてもこのような成績を上げることはできなかったと思います」と交流戦を総括。「最初のカードから首位との戦いになりますからね。どうやって食らい付いていくかということですよね。そこに関してはそれしか考えていません」と公式戦に向けて気を引き締めている。 前半戦終盤になり、若い選手が中心のオリックスが一気に出て来た。(どら増田 / 写真・RINKO)
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スポーツ 2021年06月15日 17時00分
広島・佐々岡監督の采配に球界OBが苦言「同点までは投げさせないと」 薮田は続投させるべきだった? 復活の足掛かりになると持論
野球解説者の大矢明彦氏(元横浜監督)、齊藤明雄氏(元横浜)が、14日放送の『プロ野球ニュース 2021』(フジテレビONE)に生出演。広島・佐々岡真司監督の采配に苦言を呈した。 今回の番組で大矢氏と齊藤氏は、同日に行われ広島が「2-3」で敗れた広島対西武の一戦を解説。その中で、「2-1」と広島1点リードの5回表に佐々岡監督が行った継投策を問題視した。 広島は4回まで先発・薮田和樹が西武打線を1点に抑えていたが、5回に2死一、二塁とピンチを招く。これを受けた佐々岡監督はここで薮田を降ろし2番手・コルニエルを送り込むが、コルニエルは森友哉にタイムリーを浴び裏目に。これで同点に追いつかれた広島は、6回に続投したコルニエルが勝ち越し点を奪われそのまま試合に敗れている。 敗戦を招く形になったこの継投策について、大矢氏はまず「5回が投手(へ)の四球から始まったのが一番大きかったと思う」と発言。薮田は5回1死から西武2番手・佐々木健に四球を与えているが、佐々岡監督はこの四球を見て代え時と判断したのではと推測した。 ただ、大矢氏は続けて「(薮田を)なんとか一本立ちさせたいのなら、少なくとも同点までは投げさせないと、『この次こそ』という気持ちを持って降ろさなきゃいけない。今日の降ろし方だと『何もなくダメだった』で終わってしまうので、非常にもったいない代え方をしたと思う」とコメント。薮田はこの試合が今季初登板・初先発だったが、先発の一角として運用したいのなら我慢して続投させるべきだったと指摘した。 大矢氏の後に話を振られた齊藤氏は「(薮田は)5回にもしやられた(失点した)としても、本人は『いけるところまでいった』と納得する感じになると思う。(でも)中途半端に代えられると、『信用されてないんだな』と(思ってしまう)」と、今回の早期降板は薮田のモチベーションにも関わってくるのではと主張。また、「次の登板でもっと重圧がかかって、四球(や被安打)が増えてくるんじゃないか」と、次回登板で予想される悪影響についても語った。 >>広島・佐々岡監督に「最低最悪の愚策」ファン激怒 セオリー無視の奇策で得点機を台無しに、野手より投手を優先した狙いは<< 両氏の発言を受け、ネット上には「確かにせめて追いつかれるまでは続投で良かった」、「3、4回は四球で招いたピンチを併殺で切り抜けてたし、5回も何とか粘れる可能性はあったと思う」、「薮田は過去にタイトルも獲得した実力者だから、首脳陣はもう少し信用するべきだったのでは」といった反応が多数寄せられている。 一方、「そんな薮田を優先するような余裕なんか無いだろ、ただでさえチームは連敗続いてるのに」、「2017年の薮田ならともかく、今の薮田にはそこまで信用するような価値は無い」、「佐々岡監督は四球続きで炎上の気配を感じたから代えただけだろ、後続が打たれたのは結果論」といった否定的なコメントも複数見受けられた。 「プロ入りした2015年から広島でプレーする28歳の薮田は2017年に15勝を挙げ最高勝率(.833)を獲得するも、翌2018年から昨季までは計3勝と不振が続いている投手。今季も二軍で『7登板・1勝3敗・防御率4.60』と苦戦する中で14日に一軍先発の機会が巡ってきましたが、大矢氏、齊藤氏は多少失点に目をつぶってでも続投させた方が復活につながるのでは考えたようです。ただ、薮田の現状やチームが14日試合前時点で7連敗中(2引き分け含む)ということなどを踏まえて、早期降板は間違いではなかったと異を唱えているファンも少なくありません。なお、佐々岡監督は試合後『チーム状況も状況だし、なかなか点が取れていない中で、これはこっちが薮田の勝ちよりチームが勝つための選択をした』と、チームの勝利を最優先に早期降板を決断したと語っています」(野球ライター) 試合後に即二軍降格が決まった薮田は、「無駄な四球と、自分の今の信頼度があそこ(での交代)だと思う」と反省の弁を口にしたことが伝えられている。14日の試合と今後の二軍再調整を糧に、2017年の投球を取り戻すことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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