プロ野球
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スポーツ 2021年06月02日 15時30分
阪神・中野は「プレーに誠実さが無い」谷沢氏ら球界OBが苦言 矢野監督もため息のミス連発、ライバル復帰後は立場を失う?
野球解説者の斎藤雅樹氏(元巨人)、谷沢健一氏(元中日)が、1日放送の『プロ野球ニュース 2021』(フジテレビONE)に生出演。阪神のドラ6ルーキー・24歳の中野拓夢のミスに苦言を呈した。 今回の番組で斎藤氏と谷沢氏は、同日に行われオリックスが「5-2」で勝利した阪神対オリックスの一戦を解説。その中で、攻守でミスを連発した中野に厳しい言葉を投げかけた。 同戦に「2番・遊撃」で先発した中野は、初回無死二塁のチャンスでバントを決められず空振り三振に倒れ、チームはこの回得点を挙げることができず。さらに守備では「2-2」と同点で迎えた8回表1死一塁の場面で遊ゴロを捕球後二塁へ悪送球。併殺を奪えず1死一、二塁となった後、チームは3失点を喫し試合に敗れている。 斎藤氏は中野のバントミスについて、「初回のバントミス(の場面)は、しっかり決めないといけない球ですよね。2番を打ってるわけですから、こういう仕事ができないと(いけない)。(今日は)仕事ができてませんよね」と発言。打者を先の塁に進める役割が求められる2番で起用されている以上、バントはきっちりと決めないといけなかったと苦言を呈した。 また、8回の悪送球に対しては「ダブルプレーが一番いいんでしょうけど、なんとか一つしっかりアウトを取ってほしかったなと思います」とコメント。理想は併殺、最低でも一、二塁のどちらかでアウトを取らないといけない場面だったと主張した。 斎藤氏の後に話を振られた谷沢氏は「(今日の中野は)プレーに誠実さがないよね」とした上で、「阪神は今糸原(健斗)選手が故障で休んでますけど、中野選手はレギュラー獲ったと思ったらダメだよね」と発言。阪神はレギュラー内野手・糸原が下肢のコンディショニング不良により5月19日から一軍離脱中だが、中野はライバル不在で気が緩んでいるのではないかと指摘した。 >>巨人・戸郷のお立ち台コメントに阪神ファン激怒「喧嘩売ってるのか」 ペナント争いよりも日シリが大事?<< 斎藤氏、谷沢氏の発言を受け、ネット上には「今日は戦犯と言われても仕方ないくらい精彩を欠いてた」、「2番ショートというポジションを考えると、斎藤さんから仕事してないって言われるのも仕方ない」、「バントは少ない、エラーは多いのでは話にならない。本人は誠実にプレーしてるんだろうがもっと安定感を高めてほしい」、「ライバル不在で立場固めるチャンスなんだから、今結果出してアピールしとかないと後々響くぞ」といった反応が多数寄せられている。 「中野は今季『.290・1本・12打点』とここまでは3割近くの打率を残していますが、その一方で犠打は1つ記録したのみ。また、失策数は8個でセ・リーグワーストの数字となっています。打撃では光るものを見せているだけに、小技や守備で安定感を欠く現状をもったいないと感じているファンは少なくないようです」(野球ライター) 試合後、チームを率いる矢野燿大監督も「(敗因は)初回のバントと8回のエラー」と語ったことが伝えられている中野のミス。離脱中の糸原は2日から二軍全体練習に合流したとも報じられているため、今後のプレー次第では一軍復帰後の糸原に立ち位置を奪われる可能性もあるのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月01日 20時45分
巨人・増田に「なんで一軍にいるのか謎」OB笠原氏が酷評 今の自分でも楽に打ち取れる?「さすがに舐めすぎ」と反発も
元巨人・笠原将生氏が5月31日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。動画内での発言が、ネット上の巨人ファンの間で物議を醸している。 今回の動画で笠原氏は、野球賭博問題の影響で球界を離れて約6年がたった今でも自身が打ち取れると考える3名の巨人選手や、逆に打ち込まれると思う巨人3選手をそれぞれ挙げてトーク。打ち込まれそうな3選手には坂本勇人、岡本和真、ウィーラーを挙げ、「(この3人の並びは)嫌っすね、嫌だなあ」と拒絶反応を示した。 問題となっているのは、打ち取れそうな選手の1人に挙げたプロ6年目(2年目途中までは育成選手)・27歳の増田大輝についての発言。笠原氏は「(増田は)パワーないし、とりあえず上からストレートを3つドンドンドンッて投げとけばまあ打たれない」と、増田は打力に乏しいため力押しの投球で容易に打ち取れると口にした。 笠原氏は続けて、「走塁のスペシャリストでもないし、肩が強いわけでもないし、なんで一軍にいるのか謎なんですけど」とコメント。増田は動画撮影日の5月8日時点では一軍メンバーだった(同月17日に二軍落ち)が、何を買われて一軍に呼ばれているのか分からないと主張した。 ヤクルト・山田哲人やソフトバンク・柳田悠岐など、スイングスピードの速い打者に対しては怖さを感じるという笠原氏。しかし、増田のスイングスピードはそれほど速くないとした上で、「本当に今でも打ち取れる自信しかない」、「対戦できるものなら対戦したい」となおも酷評していた。 >>元巨人・笠原氏がファンに「ガタガタ言うな」 阪神・藤川本人も呆れ、引退登板の“三振回避”を巡る議論に苦言<< 笠原氏の発言を受け、ネット上には「ここまでの数字を考えると、増田はボロカスに言われても仕方ない」、「増田は足はそこそこ速い(通算43盗塁)けど、それ以上に打てないからスタメンでは使いづらいな」、「増田に失礼過ぎないかと思ったが、今の打率1割台だから割と抑えられそうな気もする」といった反応が多数寄せられている。 一方、「笠原は増田がストレートにそこそこ強いことを知らないのか?」、「直球3つで抑えられるってさすがに増田のこと舐めすぎだろ」、「ストレートだけで抑えるのはさすがにキツいのでは、変化球込みならチャンスもあるだろうが」といった否定的なコメントも複数見受けられた。 「増田は2017年シーズン途中の7月末に支配下登録されましたが、そこから昨季まで『149試合・.241・0本・8打点・21安打』と目立った数字は残していない選手。今季もここまで『24試合・.167・1本・2打点・3安打』と打率1割台ですので、笠原氏は今の自分でも十分抑えられるほどの打力しか持ち合わせていないと考えているようです。ただ、増田は通算ストレート打率が『.292(48打数14安打)』ですので、ストレートだけで抑えられるという主張については疑問を抱いているファンも少なくないようです」(野球ライター) 5月17日の登録抹消以降、右膝の故障の影響もあり6月1日までに1試合も二軍戦に出場していない増田。今後故障を完治させ、一軍に戻れるだけの結果を残すことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について笠原将生氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCGOKBW_5opgTMC1mJR_fERQ
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スポーツ 2021年06月01日 19時30分
オリックス・能見、セ首位阪神とは「あまり対戦したくない」 ネガティブ発言にファン驚き、古巣との対戦に及び腰なワケは
6月1日放送の『朝生ワイド す・またん!』(読売テレビ)に、オリックスのプロ17年目・42歳の能見篤史がVTR出演。番組内での発言が、ネット上の阪神ファンの間で話題となっている。 番組で能見は同日から始まる古巣阪神との3連戦へ向けての心境や、5月18日・ロッテ戦で阪神時代の同僚である鳥谷敬と対戦した感想などについてトーク。鳥谷との対決については「場面が場面(1点リードの8回表2死一塁)だったので、なかなか楽しめる余裕もなく全力で抑えにいった感じです」としつつも、「(鳥谷の)元気な姿を見るとうれしくなります」と試合での“再会”を喜んだ旨を語った。 しかし、昨季まで所属した古巣阪神との対戦については、具体的な理由には触れていないが「基本的にあまり対戦はしたくない」とコメント。能見は先発ではなく中継ぎのため3連戦中の登板が決定しているわけではないが、できれば元同僚たちと対戦はしたくないと弱気の姿勢を見せた。 能見は続けて、「(阪神には)成長させていただきましたし、長く(野球を)させてもらったのでいろんな思いはあるんですけど(気持ちは)複雑ですね。違うチームで(甲子園の)景色を見るということが今までないので」と発言。敵軍選手として昨季までの本拠地・甲子園で登板することへの不安をにじませていた。 >>オリックス・山足に「わざとやってるのか」ファン激怒 勝機を潰す守備ミスを連発、「使う方が悪い」中嶋監督への批判も<< 能見の発言を受け、ネット上には「普通は『楽しみです』とか言いそうなものなのにちょっとネガティブ過ぎない?」、「甲子園のファンは鳥谷を拍手で迎えたし、能見のことも『お帰り!』って温かく迎えてくれると思うんだが…」、「シンプルにめちゃくちゃ打たれそうって心配してるのかな」といった反応が多数寄せられている。 「能見は2005年のプロ入りから阪神(2005-2020)でプレーし『443登板・104勝93敗51ホールド2セーブ・防御率3.34』という数字を残しましたが、昨季は『34登板・1勝0敗4ホールド1セーブ・防御率4.74』と失点が目立ったこともあり同年限りで戦力外に。オフにオリックスからオファーを受け入団しましたが、今季もここまで『15登板・0勝0敗4ホールド2セーブ・防御率4.97』と苦戦しています。一方、阪神は今季チーム打率がセ・リーグ2位(.257)、得点数が同1位(220得点)と打線が機能し、2位巨人に4.5ゲーム差をつけ首位を快走しています。そのため、もしかしたら本人の中では元同僚たちとの再会を楽しむ気持ちよりも、自分が打ち込まれてチームに迷惑をかけてしまうことを懸念する気持ちの方が強まっているのかもしれません。昨季まで阪神所属という点を考えるとサンズ(.295・12本・30打点)、大山悠輔(.279・5本・26打点)、マルテ(.278・9本・26打点)ら好調選手の得意不得意もある程度は把握しているはずなのですが、それを差し引いても抑えることは難しいと考えている可能性もあるのではないでしょうか」(野球ライター) 2005年から始まった交流戦では、阪神相手に「29勝27敗3分」と勝ち越しているオリックス。今年も相性通りに白星を稼ぎたいところだが、果たして昨季まで阪神に身を置いていた能見の登板機会はあるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月01日 11時50分
オリックス交流戦で打線爆発! T-岡田が打率.500でトップタイの絶好調
オリックス・バファローズは5月25日、2年ぶりの『セ・パ交流戦』を神奈川・横浜スタジアムで横浜DeNAを相手に開幕した。【オリックス 5.25〜5.30戦績】対 横浜DeNA神奈川・横浜スタジアム25日●オリックス(山岡)3-10(ピープルズ)横浜DeNA○26日○オリックス(宮城)14-5(大貫)横浜DeNA●27日●オリックス(張)8-11(ロメロ)横浜DeNA○対 東京ヤクルト大阪・京セラドーム大阪28日○オリックス(山本)9-2(バンデンハーク)東京ヤクルト29日●オリックス(田嶋)4-7(小川)東京ヤクルト○30日○オリックス(増井)8-7(スアレス)東京ヤクルト●※(カッコ)内は先発投手。※53試合21勝25敗7分。5位。首位の福岡ソフトバンクと5ゲーム差。 横浜ではDeNAとノーガードの打ち合い状態に。初戦はDeNAが10点、2戦目はオリックスが14点、3戦目はDeNAが11点、オリックスが8点と大乱打戦となっている。2戦目に先発をした宮城大弥はまたもや負けず、5勝目をマーク。この試合ではT-岡田が5打数5安打(1本塁打含む)と大爆発している。カードは負け越してしまい、中継ぎ陣に不安は残ったものの、福田周平、宗佑磨、吉田正尚、杉本裕太郎と続く打線が繋がって来たのは大きな収穫だった。 本拠地、大阪・京セラドーム大阪に戻って開催された東京ヤクルトとの3連戦では、初戦にここ4試合勝ててなかったエース山本由伸が先発。ヤクルトは福岡ソフトバンク時代にオリックスキラーだったバンデンハークが先発だったが、初回に5点の猛攻でバンデンハークをわずか2/3でマウンドから降ろしてみせた。2戦目は先発した田嶋大樹の制球が定まらず、ヤクルト先発“ライアン”小川泰弘を攻略出来なかった。3戦目は先発の増井浩俊が5回を2失点にまとめて、「全体的にはコントロールもある程度できていましたし、真っすぐも走っていたので、いい調整が出来たと思います。失点した場面は、死球や、失投で勿体ないところもありましたが、それ以外は完璧に近い内容だったと思います」と自身も振り返っているように好投するも、中継ぎ陣が捕まり、3点のリードをひっくり返されてしまう。増井の勝ちは消えてしまったが、8回に宗佑磨、吉田正尚のタイムリーで3点を奪取し逆転。そのまま逃げ切り、富山凌雅がプロ初勝利を挙げている。 交流戦ではT-岡田が絶好調で、打率は首位タイで.500、本塁打2本、5打点をマーク。吉田正尚も打率.440、本塁打3本、12打点と好調をキープしており、パリーグで現在、首位の打率に続いて、打点ランキング3位(1位と1点差)につけて来た。平野佳寿とヒギンスが戻ってきたことにより、ここからの中盤戦は中継ぎ陣が安定すると信じて、引き続き打線の爆発に期待したい。(どら増田 / 写真・ふりーだむ)
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スポーツ 2021年06月01日 11時45分
阪神・矢野監督、ロハススタメン外は東京五輪が理由? 急浮上した“ペナント強行”は低迷の序章か
阪神・矢野燿大監督が不振のメル・ロハス・ジュニア外野手のスタメン落ちを明言した。ここまでの成績は、打率0割5分7厘、本塁打1、打点3。指揮官の判断は当然ではあるが、こうも解釈できる。「活躍してもらわなければ困る」と――。 ロハス・ジュニアのスタメン落ち発言と同じ5月31日、野球・日本代表は東京五輪の出場選手24人を絞り込むスタッフ会議を開いていた。最終決定はまだ先になるが、その選手選考が矢野阪神に大きな影響を与えそうなのだ。矢野監督の「悩みのタネ」となった侍ジャパンのウラ情報は、主に2つ。 「日程と選手選考ですよ。阪神は正捕手の梅野隆太郎、セットアッパーの岩貞祐太、岩崎優が有力とされており、佐藤輝明、大山悠輔が選出される可能性もまだ消えていません」(在阪記者) 彼らの名前はこれまでも伝えられてきた。 しかし、今回のスタッフ会議と前後して飛び込んできたのが、「日程問題」だ。 「公表されていない“別のペナントレースの日程表”があるようです」 「別のペナントレース日程表」の存在は、複数球団のスタッフ、NPB関係者が口にしていた。 公表されている今季の日程表では、ペナントレースは7月14日にいったん中断する。同16、17日のオールスターゲームを終えて、約1か月間、公式戦は組まれていない。再開は、8月13日から。「東京五輪の開催期間中、それに協力する」ためだ。 その考えは変わっていないが、一連のコロナ禍による緊急事態宣言の延長措置なども重なって、プロ野球界も状況が変わりつつある。 「五輪開催期間中もペナントレースをやる、いや、やらざるを得ない。でないと、ペナントレース143試合を全て消化できない恐れが出てきました」(球界関係者) キャンプ、オープン戦が行われていた頃、矢野監督は「五輪の中断期間」を指して、「前半戦と後半戦みたいに捉えて」と語り、今シーズン全体の戦い方をイメージしていた。 だが、その“五輪休み”がなくなるとなれば、話は別。野球競技の代表選手たちが五輪終了まで完全拘束されることはないが、不在中も試合が組み込まれる可能性がある。 「NPBはかなり早い時期から、7、8月に試合を組み入れる『別の日程表』を用意していたようです。当初は五輪中止を視野に入れ、有事の際に慌てないための措置でしたが」(前出・同) ロハス・ジュニアを外したのは、日本のピッチャーに慣れるまでの機会を与えてやる余裕がなくなったからだ。また、スタメンからは外すが二軍戦などで再調整させ、一日も早く戦力になってほしいと思っているのだろう。これも、「主力選手の不在期間中に試合を行う」と決まった場合に揃えてのこと。 セ・パ交流戦での成績は、3勝3敗。阪神は「対パ・リーグ」が苦手のようだ。セの首位戦線にはまだ影響は出ていないが、交流戦でも勝ち星を貪欲に積み上げておく必要もありそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年05月31日 20時30分
西武ドラ4・若林、今季中の復帰は絶望的? タイトル争いからも脱落か、試合中の大アクシデントにファン沈痛
30日に行われた西武対阪神の一戦。「9-8」で阪神が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが西武のドラ4ルーキー・23歳の若林楽人の負傷交代だった。 アクシデントが発生したのは、「3-2」と西武1点リードで迎えた3回表1死一塁の場面。センターの守備に就いていた若林は、打席のマルテが放ったセンター前ヒットをワンバウンドで捕球しようとするも弾いてしまう。若林は転がった打球をすぐに追おうとしたが、その直後に膝から崩れ落ちるようにして地面に倒れ込んだ。 倒れた若林は左膝を押さえたまま苦悶の表情を浮かべ、自力で立ち上がることができないまま担架でベンチ裏に運ばれ負傷交代。その後そのまま病院へ直行していたが、翌31日に左膝前十字靭帯損傷との診断を受けたことを球団が発表したことが伝えられた。 若林は今季ここまで44試合に出場して「.278・2本・10打点」をマークし、パ・リーグ盗塁ランキングトップ(20個)に位置している外野手。5月は主に1番打者として、「.333・1本・5打点・8盗塁」と打線を牽引していた。 >>清原和博氏を西武コーチが殴打!「八重歯が唇を貫通した」“鬼軍曹”の逆鱗に触れた怠慢エピソードを明かす<< リードオフマンの役割を務めていた若林の故障を受け、ネット上には「相当痛そうな表情だったから軽症では無いなと思ったら靭帯か…」、「打球をジャンプして捕ろうとしたあとの着地の時か、弾いた球が転がった方向へ急転換した時に痛めたように見えたな」、「断裂じゃなかったのは不幸中の幸いだが、トップバッターを失うのはチーム的にも痛すぎる」といった反応が多数寄せられている。 同時に、「今季はもう一軍で見れない可能性大だから本当に残念、帰ってくるのは来春キャンプあたりになりそう」、「多分ここから手術を受けるだろうから、どう頑張っても復帰までは半年以上かかるだろうな」、「盗塁王や新人王も狙えそうな勢いだったのに、こんな形で1年目が終わるのは本人もかなりキツいだろう」といったコメントも複数見受けられた。 「近年の球界では日本ハム・谷口雄也(右膝)、阪神・上本博紀(左膝)らが若林と同じ故障を負い手術を余儀なくされましたが、谷口は7カ月(2017年3月に負傷→同年10月に実戦復帰)、上本は9カ月(2018年5月に負傷→2019年2月に実戦復帰)とどちらも復帰までは半年以上を要しています。今回の若林は患部の経過を見ながら今後の治療方針を決めるとのことですが、手術するならおそらく今季絶望となるため、ここまで好調だった1年目がこのような形で終わることに落胆しているファンは多いようです」(野球ライター) パ盗塁王争いでは2位のソフトバンク・周東佑京に5個差をつけるなどタイトル獲得へ順調な歩みを見せ、現在「6勝2敗・防御率3.14」でパ最多勝争いトップの楽天ドラ1・早川隆久との新人王争いにも大きな期待が寄せられていた若林。31日に一軍登録を抹消されたことがNPBから公示されたが、今後の治療・回復がうまくいくことを多くのファンが願っている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年05月31日 18時30分
新庄剛志氏、トライアウト後に五十肩を発症? 体の異変を明かしファンも驚き、次の挑戦も既に進行中か
元プロ野球選手の新庄剛志氏(元日本ハム他)が、30日放送の『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)にゲスト出演。昨年のトライアウト後、体に生じた異変を明かした。 番組では、新庄氏が番組MC・浜田雅功(ダウンタウン)や進行の永島優美アナウンサーと共に、会員制大手スーパー『コストコ』で買い物。その中で新庄氏は、昨年12月に行われたプロ野球12球団合同トライアウトに参加した後、肩などのコンディションが悪化したことを語った。 現在49歳の新庄氏は、2019年11月に自身の公式インスタグラムで現役復帰を宣言し、そこから約1年間のトレーニングを経て2020年12月のトライアウトに参加。第4打席でレフト前タイムリーを放つ活躍を見せたが、NPB球団からのオファーはなかった。 「去年1年、めちゃくちゃ頑張りました」と、トライアウトまでの期間は本気でトレーニングに取り組んだという新庄氏。しかし、「トライアウト受けて、それ終わった後にオファー来なかったでしょ? その後もう(体が)ガタガタ」とトライアウトを終えてからはコンディションが著しく悪化したという。なお、新庄氏はオファーが来なかったことでトレーニングの強度を落とした結果ガタガタになったのか、それともトライアウトへの調整が行き過ぎたあまりガタガタになったのかについては明言していない。 新庄氏は続けて、「肩のスジも切れてて…それでもう全然(状態)戻らない。(加えて)五十肩になって(る)」とコメント。現役時代にゴールデングラブを10回(1993-1994,1996-2000,2004-2006)獲得した原動力である肩が特に傷んでいると語った。 ただ、それでも新庄氏は「ランニングとかウォーキングとかはやってますね」と体を動かすこと自体は継続しているという。また、「最近もある目標があるんで、(お菓子などは)ちょっと控えめにしています」と食事面で節制していることも明かしていた。 >>元阪神・桧山氏、新庄氏のせいで“偽装結婚”をする羽目に? “亀新フィーバー”の裏で起こった衝撃のエピソードを暴露<< 今回の放送を受け、ネット上には「トライアウトでは普通に動けてたのに、その後はそんな状態になってたのか」、「肩がボロボロになってるのは初めて聞いた、年が年だし治りも遅そうだな」、「ここまでコンディション落ちたら使い物にならないだろうし、NPB球団は結果的に声かけなくて正解だったのでは」といった反応が多数寄せられている。 一方、「ある目標って何だ? 正直体の状態よりそっちの方が気になるんだけど」、「それのために節制してるってことは、また競技者として何かしたい意向があるってことなんだろうか」、「NPB復帰は諦めたって言ってたけど、もしかして別競技を目指したりして」といったコメントも複数見受けられた。 「トライアウト後の新庄氏はテレビ番組出演やCMといった仕事は度々こなしていますが、今後の具体的な活動については明言していません。そのため、『目標がある』という言葉を受け、次はどのような活動をしていくのかと興味を抱いているファンは多いようです。なお、新庄氏は同番組の中で浜田から『あなたは今何か、(今後の構想を)頭の中で描いてるんですか?』という質問を受け、『描いています。今、勉強しています。(でも)今回はちょっとサプライズということで、誰にも言わないです』と今後に向けて動き出しているという旨の言葉を口にしています」(野球ライター) 昨年12月21日放送の『報道ステーション』(テレビ朝日系)にVTR出演した際には「最終的には野球が好き。(現役・NPB復帰への挑戦は野球を)こんなにも好きだったのかという気持ちにさせてくれた」と、トライアウト後もなお野球への情熱は衰えていないと口にしていた新庄氏。今後の活動が野球に関わるものなのか、それとも別分野が舞台になるのかは大きな注目を集めそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年05月31日 17時30分
交流戦6戦8安打と上昇気配? DeNAドラ1・牧の適応能力がスゴイ!
もはやベイスターズ打線になくてはならない存在となっているドラフト2位ルーキー、牧秀悟の勢いが、交流戦に入って加速している。 交流戦6試合で、ヒットがなかったゲームは1試合のみ。計8安打で打率.348、ホームランも1本と堂々の成績を残している。リーグ戦での通算打率が.270で、開幕してからの好調からやや失速傾向が見られたが、交流戦に入ってから再び上昇気配を感じさせている。 調子が上向いてきたことを感じたのは、5月27日のオリックス戦だ。4月7日以来となる猛打賞を放ち勝利に貢献すると、翌日には3、4月の月間MVPを獲得したイーグルスのエース格・涌井秀章からもヒット。点の取り合いとなったゲームの中、8回には福山博之の初球を思い切りよく振り抜き「1点差だったので、なんとか塁に出ようと思って打席に向かいました。自分のスイングができました。追加点がとれてうれしいです」と振り返る貴重な一発をレフトスタンドへたたき込み、またもや勝利に貢献した。 見応えがあったのは29日の最終回、ノーアウト満塁の勝ち越しのチャンスでの打席。イーグルス抑えの切り札・松井裕樹との勝負で最速150キロのストレートにフルスイングで対応しながらも、低めのフォークはしっかりと見極める。お互い手に汗握る真っ向勝負を展開し、最後は9球目の高めの149キロストレートの前にバットは空を切ったが、若者同士のプロ野球らしい好勝負を見せてくれた。翌日も同じルーキーの早川隆久から、初打席は三振を喫したものの、2打席目には先頭打者でレフト前ヒットとリベンジ、結果を残した。 ベイスターズはリーグ戦で苦しんだこともあり、交流戦を浮上の足がかりにしようと奮闘中。オープン戦でもオリックス・山本由伸、ファイターズ・上沢直之、イーグルス・田中将大からヒットを連発し、評価をグッと上げた牧秀悟の適応能力に、期待は高まるばかりだ。取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2021年05月31日 15時30分
巨人・戸郷のお立ち台コメントに阪神ファン激怒「喧嘩売ってるのか」 ペナント争いよりも日シリが大事?
30日に行われた巨人対ソフトバンクの一戦。「4-3」で巨人が勝利したが、試合後の巨人・戸郷翔征のコメントがネット上の阪神ファンの間で物議を醸している。 同戦に先発した戸郷は自身初となる中4日での登板だったが、「5回2失点・被安打7」と粘りの投球を披露。2019年から続いていた対ソフトバンクの連敗(11連敗/オープン戦含め14連敗)をストップする立役者となった。 問題となっているのは、試合後のヒーローインタビューで飛び出たコメント。インタビュアーからこの日の投球の感想について聞かれた戸郷は、「圧倒的な打者がとても多いですし、その中で2失点に抑えられたことは、今年の日本シリーズに向けて僕自身いい戦いになったのかなと思います」と回答。日シリでは昨季まで2年連続4連敗を喫している“天敵”からの勝利に手応えをにじませた。 >>巨人・若林の走塁ミスは後藤コーチの責任? 原監督も激怒した暴走に苦言相次ぐ「明らかに判断ミス」<< この発言を受け、ネット上には「『今年の日本シリーズに向けて』ってなんだよ、阪神のことは眼中に無いってことか」、「2位なのにもう日シリ気分、首位阪神に喧嘩売ってるのか」、「セの首位ですら無いのにこのコメントはちょっと調子に乗り過ぎでは?」といった阪神ファンからの批判が多数寄せられている。 一方、「この発言のどこに怒る要素があるのか理解不能」、「戸郷は過去2年の悔しさ踏まえて言ってるだけだろう、それなのに阪神ファンは過剰反応し過ぎ」、「今首位なのになんで阪神ファンはそんなに余裕無いの? もしかして2008年の再来を恐れてるの?」と、批判に対する指摘や苦言も複数見受けられた。 「戸郷は2019年、2020年のシリーズはどちらも中継ぎとして登板していますが、2019年は『1登板・0勝1敗・防御率0.00(4失点/自責点は0)』、2020年は『3登板・0勝0敗・防御率3.18(2失点)』とどちらも今一つの数字に終わっています。そのため、本人としては過去2年の悔しさを今年シリーズに出て晴らしたいという気持ちから今回の発言に至ったのでしょう。一方、現在首位の阪神ファンが戸郷の発言をやり玉に挙げたのには、2008年の歴史的V逸が関係していると思われます。同年の阪神は7月のオールスター前に優勝マジックが点灯するなど序盤は好調でしたが後半で急失速。その結果、巨人にセ・リーグ新記録となる最大13ゲーム差からの逆転優勝を許しました。そのため、戸郷を批判する阪神ファンが、2008年の悪夢再来を恐れるあまりピリピリしているのではないかという意見も多く見られます」(野球ライター) 30日は阪神も西武に勝利したため、巨人とのゲーム差は4.5のまま変わらず。それでも、今後の優勝争いへ不安を抱える阪神ファンは少なくないのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年05月31日 11時30分
オリックス京セラドームの有観客試合が復活!土日は「協議中」無観客試合ではマネキン応援団が話題に
オリックス・バファローズは28日、緊急事態宣言の延長に伴う大阪府の要請を受け、宣言期間中の平日に開催される一軍主催公式戦について、入場者数の上限を5,000人として実施することとなったと発表した。 また、同期間中の土・日に開催される一軍主催公式戦に関しては、チケットの販売を中断し、今後、観客数の制限について、新型コロナウイルス感染状況等を基に大阪府との協議を行っていくという。 今回、大阪・京セラドーム大阪で有観客試合として開催されるのは、6月8日から10日までの読売ジャイアンツ3連戦と、11日の広島東洋カープ戦の4試合。12日と13日の広島戦は大阪府と協議中とのこと。オリックスでは、緊急事態宣言発令に伴う大阪府の大型イベントは無観客試合という要請に従う形で、4月27日、28日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦、30日から5月2日の福岡ソフトバンクホークス戦、16日の楽天戦、18日、19日の千葉ロッテマリーンズ戦、28日から30日までの東京ヤクルトスワローズ戦を全て無観客試合で行ってきた。 5月14日、15日の楽天戦は、兵庫・ほっともっとフィールド神戸での試合だったことから、有観客試合として開催したが、ここでオリックスは2連勝を飾っており、中嶋聡監督は「お客さんがいるといないでは全然違う。やっぱりファンのみなさんの前でやるというのは、嬉しいですね。なんとか大阪も有観客にならないものか。お願いします」と京セラドームでも有観客試合の再開を望んでいると語っていた。 オリックス球団は、何とか無観客のスタンドを演出しようと、オフィシャルグッズショップで使われていたマネキンを並べて、「マネキン応援団」を作るなど、テレビ向けの演出に知恵を絞っており、「マネキン応援団」は一体だけアクションすることがあり、ファンの間で話題になっている。また、公式ダンス&ヴォーカルグループBsGirlsも客席に座らせて、応援タオルを掲げたり、球団マスコットもフル稼働させるなど、何とか盛り上げようと必死だ。 今回の宣言延長で、大阪府は平日のみ緩和するとしており、土・日の対応は明確になっていない。オリックスも、もうしばらく「マネキン応援団」の出番があるかもしれない。(どら増田)
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西武、一軍キャンプ帯同も「松坂は別メニュー」か 渡辺GMの目論見がメンバー編成から判明?
2020年01月16日 11時30分
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DeNA・倉本寿彦、「周りを気にしている立場ではない」6年目の決意
2020年01月16日 11時00分
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スポーツ
巨人、オフ補強失敗が意外なベテランに影響? 元木ヘッドコーチも期待、若手を差し置いての優先起用もあるか
2020年01月15日 11時57分
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スポーツ
中日・根尾が二軍、ルーキー石川が開幕一軍? 就任2年目のシーズン、与田監督が目論むチーム構想とは
2020年01月14日 11時44分
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スポーツ
ソフトバンク・コラスも復帰絶望か 給料を持ち逃げした選手も、球団との契約を反故にしたお騒がせ助っ人
2020年01月13日 09時00分
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スポーツ
.350、22本、106打点…メジャー1年目の日本人野手が残した打撃記録、筒香・秋山は更新なるか?
2020年01月12日 18時00分
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スポーツ
西武・松坂、一軍キャンプ投入は危険? 渡辺GMの意味深発言、昨季未登板の内海とも明暗分かれるか
2020年01月11日 17時30分
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スポーツ
日本ハム・中田も怯える「プロ野球選手寮」 心霊現象の頻発、球団が対応に追われたケースも?
2020年01月11日 11時00分
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スポーツ
阪神、現コーチ陣には存在意義がない? 山本昌待望論が渦巻く春キャンプ、秋に敷かれた“かん口令“も継続か
2020年01月10日 11時40分
特集
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【独自】元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能ニュース
2025年04月28日 19時03分
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【独自】YouTuberゆたぼん、短期間留学で“自分に勝つ” 昨年のホリエモン、DAIGOとのレスバの思い
芸能ニュース
2025年04月18日 20時55分
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【独自】MEGA BIG2億円当選者・造船太郎、“楽して”儲けたい 興味はNHK党への出資が0円になるか3億円になるか
社会
2025年04月21日 18時25分
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能ネタ
2025年06月01日 12時00分