プロ野球
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スポーツ 2021年06月08日 11時30分
YouTuberめいちゅんがロッテ始球式のキャッチャーに挑戦!「全力でビタドメします」
千葉ロッテマリーンズは、6月11日の読売ジャイアンツ戦(千葉・ZOZOマリンスタジアム、17時45分試合開始)に、240kmのボールをキャッチする野球女子YouTuber(ユーチューバー)として注目されている「めいちゅん」が始球式に登場し、キャッチングを披露することとなったと発表した。投手は千葉ロッテマリーンズの選手が務めるという。 なお、始球式は当日開催される「駒崎興業 PRESENTS エグティオZナイター」のファーストピッチセレモニーとして17時35分頃から開催され、「めいちゅん」は千葉県出身の野球女子として、ファーストピッチセレモニーや自身のYouTubeチャンネル「めいちゅんちゃんねる」への動画投稿などでイベントを盛り上げていく。 めいちゅんは1998年生まれ。千葉ロッテマリーンズの本拠地千葉県出身。2019年よりYouTube「めいちゅんちゃんねる。」をスタート。現在、240キロをキャッチするスーパーギャルとして人気急上昇中だ。今、注目の野球女子として大きな話題になっている。そのルックスと実力のギャップが数々の話題を呼び、テレビ出演など幅広く活躍中だ。 めいちゅんは「小さい時からの夢だった大きなグラウンドに捕手として立てることに凄く感謝してます!今回このような光栄な機会を与えて頂きました関係者の皆様、本当にありがとうございます!社会人になって野球を始め沢山の仲間たち、沢山の視聴者様たちに暖かく見守って頂けた事によって今の私があると思います!当日は全力でビタドメしますので是非ご期待ください!」と当日のキャッチングに自信を覗かせた。 今年の千葉ロッテマリーンズは、青山学院大学陸上競技部長距離ブロック原晋監督を始め、お笑い芸人のぺこぱ、ティモンディ、とんねるずの石橋貴明、タレントの稲村亜美、そしてYouTuberのトクサンなど大物著名人の始球式が多数企画されてきたが、キャッチャーがメインになるのはこれが初めてなだけに、めいちゅんのパフォーマンスに注目が集まっている。(どら増田)
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スポーツ 2021年06月08日 11時20分
巨人・長嶋終身名誉監督、突然の二軍訪問は選手激励のためだけじゃない? 首脳陣が丸の復調よりも重要視した狙いとは
長嶋茂雄氏が直接指導に乗り出した本当の理由は…。6月6日、終身名誉監督の長嶋氏が巨人軍の二軍施設を訪れ、丸佳浩外野手に打撃指導を行った。これには色々な目的があったようだ。 「指導が的確だったのでしょう。丸の表情が一変しました」(関係者) 長嶋氏がグラウンドに現れたのは、午前9時ごろ。これまでも選手たちを激励してきたが、シーズン中、それも二軍訪問となれば異例中の異例だ。 お目当ては、丸。打撃不振で二軍降格となった中軸バッターに「伝えたいことがあった」という。 「何人かの若手にも声を掛けていました。グラウンドで丸に指導した後、室内練習場に場所を移し、さらに一時間も付きっ切りになりました」(スポーツ紙記者) 長嶋氏の激励訪問について聞くと、巨人選手は“ゲン担ぎのようなこと”を思い浮かべるそうだ。 それは第二期原政権下から続いているもので、長嶋氏に「ガンバレ」の意味で肩をポンポンと叩かれた選手は、その年に好成績を収めているのだという。そのため、全選手が「自分も肩を叩いてもらいたい、声を掛けてもらいたい」と思い、また、長嶋氏もその話を聞かされているらしく、挨拶に来た選手には必ず肩を叩くなどしているそうだ。 「原辰徳監督、阿部慎之助二軍監督も、長嶋氏に相談したいこともあったのではないか? 今後の選手起用や補強のことで」(ベテラン記者) >>巨人エース・菅野のクローザー転向を提案? 高木氏の主張に「もったいなさすぎる」賛否、過去の前例から期待の声も<< 「補強」と言えば、日本球界への帰還を認めた山口俊投手とは、近く正式な交渉も行われる予定。今回の長嶋氏の激励が行われた前日、育成の戸田懐生投手の支配下登録も発表されたが、こんな指摘も聞かれた。 「巨人の支配下登録選手は66人。戸田を入れて、です。他球団は70人の上限ギリギリの68人とか69人を登録しています。山口が67人目となっても、人数的にはまだ十分補強ができます。交流戦が終わるのを待って、パ・リーグのどこかとトレードをやるか、出場機会を失ったベテランを獲るのではないかとも予想されています」(前出・同) そうなると、二軍でチャンスを待っている若手の出場機会が失われる。若手に対する客観的な評価も、長嶋氏から聞きたかったのではないだろうか。 先の関係者によれば、長嶋氏は自宅テレビで巨人戦をほぼ毎日チェックしているそうだ。ファーム戦に関しても同様で、気になっている若手選手もいるのかもしれない。 「今回の二軍訪問ですが、長嶋氏が元気だということを伝えるのが、最大の目的だったとも解釈できます。一時期、体調が優れないなんて情報も流れ、公の場に出る機会も激減し、他球団のスタッフも心配していましたから」(球界関係者) 原巨人にとって、坂本勇人の復帰と丸の打撃復調こそが“最高の補強”だ。「丸の復調に長嶋氏の助言があった」となれば、チームの雰囲気も好転する。訪問先は二軍だが、その効果は一軍で見られそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年06月08日 11時00分
オリックス交流戦3カード連続勝ち越し!今度こそ借金返済へ
交流戦最初のカードである横浜DeNA戦は負け越してしまったオリックスだが、3カード目からは連続で勝ち越し、借金を「2」まで減らしている。【オリックス 6.1〜6.6戦績】対 阪神兵庫・阪神甲子園球場6月1日○オリックス(山岡)5-2(西勇)阪神●2日●オリックス(宮城)1-2(秋山)阪神○3日○オリックス(山崎福)7-3(アルカンタラ)阪神●対 中日愛知・バンデリンドームナゴヤ4日○オリックス(山本)2-1(大野雄)中日●5日●オリックス(田嶋)3-6(梅津)中日○6日○オリックス(増井)4-0(福谷)中日●※(カッコ)内は先発投手。※59試合25勝27敗7分。4位。首位の東北楽天と5.5ゲーム差。 先々週末のカードは、本拠地である大阪・京セラドーム大阪での開催だったオリックスは、先週のカード頭が阪神甲子園球場だったため、選手は自宅または選手寮から球場入りが出来るというメリットがあった。初戦は山岡泰輔が、かつての同僚である西勇輝との投げ合いを制して勝利。第2戦はここまで黒星が付かなかった宮城大弥が投手戦に敗れ、初黒星が付いてしまったが、3戦目は山崎福也が投げては粘投、打っては野手顔負けのツーベースを放ち、福田周平の同点打に繋げる。試合は紅林弘太郎が勝ち越しホームランを放ち、オリックスが関西ダービーを制している。 続いての舞台は名古屋。初戦はエース山本由伸が、中日のエース大野雄大とエース対決。由伸は7回を1失点と好投。本人も「立ち上がりからピンチの場面もありましたが、なんとか粘り強く投げることができたと思います。6回にソロHRを許してしまいましたが、なんとかリードを守ってリリーフ陣に繋ぐことができてよかったです」と満足気で、5勝目をマークした。2戦目は田嶋大樹が登板したが、この日もピリッとせず、打線が追い上げるも逃げ切られてしまう。3戦目は増井浩俊が「今日は強い真っすぐをしっかりと投げ込むことを意識して、マウンドに上がっていました。調子自体もよかったですし、その中でも特に真っすぐがよかったと思います。相手にしっかりと真っすぐを意識させることができたことで、変化球も有効的に使えていましたし、全体的にもよかったと思います」と6回を無失点の好投。中継ぎ陣も0で抑えて、オリックスが中日にも勝ち越した。 交流戦では吉田正尚が打点部門でトップ。宗佑磨が14試合連続安打を記録しており、規定打席にも達したのはチームにとって大きい。交流戦もいよいよ終盤に入り、今週は京セラドームに巨人と広島を迎える6連戦。今度こそ借金を返済して、公式戦をリセットした形で、独走ムードが漂う東北楽天を捕らえたい。(どら増田 / 写真・RINKO)
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スポーツ 2021年06月07日 20時30分
巨人エース・菅野のクローザー転向を提案? 高木氏の主張に「もったいなさすぎる」賛否、過去の前例から期待の声も
野球解説者の高木豊氏(元横浜他)が6日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。動画内での発言が、ネット上の巨人ファンの間で物議を醸している。 今回の動画で高木氏は、2日から正守護神・デラロサが故障離脱している巨人をテーマにトーク。ビエイラ、畠世周、中川皓太といった代役候補たちも立場を確立するには至っていないが、高木氏はエース・菅野智之がクローザー不在を解消する一番の適任者だと主張した。 高木氏は抑え投手に求められる要素として「気持ちが強い」、「球が速い」、「特殊(な)ボール(変化球)がある」、「三振が取れる」、「連投が利く」と5つの要素を挙げる。その上で、「(クローザーに適しているのは)菅野なんだよ。精神的に強いし三振も取るし、故障(右ひじ違和感)があるから連投は利かないだろうけど球も速い」と、巨人投手陣で最も抑えに必要な要素を兼ね備えているのは菅野だと主張した。 高木氏は続けて、デラロサ、ビエイラ、中川の3名には足りない要素があると主張。デラロサには「気持ちの不安が表情や態度に出る」、ビエイラには「球は速いけどちょっと違う。(三振が取れるかが)不安定」、中川には「特殊ボールがない」とそれぞれ指摘した。 一方、畠については足りない要素には触れずに、「(首脳陣が)『失敗してもいいからやってこい』って言うんだったら、クローザーに育つぐらいの素質はあると思う」とコメント。ただ、「巨人は待ってられないでしょ。そこで失敗してたらアウトだもん。阪神が走っちゃう」と、阪神を追わないといけない現状では畠を育成する余裕はないのではと推測していた。 高木氏は動画で菅野に次いで抑え適性を備えているという投手や、抑え候補を新助っ人獲得でまかなう可能性についても話している。 >>巨人・小林、交流戦後にトレード移籍? 有力候補はロッテ・楽天か、高木氏が二軍暮らしの不自然さ指摘も賛否<< 今回の動画を受け、ネット上には「2ケタ勝利は固い菅野を抑えに回すのはさすがにもったいなさすぎる」、「菅野にも足りない要素があるのに適役というのはなんか矛盾してないか?」、「右ひじ故障から復活したばかりなのに、抑えで使ってたらまた壊れる気しかしない」といった苦言や批判が多数寄せられている。 一方、「上原(浩治氏/元巨人他)みたいに適性広がるメリットもあるだろうし案外悪くない話では」、「クローザーもできればMLB側の評価も上がるだろうから、菅野は意外と快諾しそうな気もする」、「山口(俊/3日にNPB復帰の意向を表明)の獲得が実現したら検討する価値はあると思う」といった賛同の声も複数見受けられた。 「チームを率いる原辰徳監督は2007年、それまでエースを務めていた上原氏をクローザー不在の状況を解消するため抑えに配置転換したことがあります。その結果、上原氏は同年『55登板・4勝3敗4ホールド32セーブ・防御率1.74』と抑えとしての才能を開花させ、その後のMLB時代(2009-2017)も『436登板・22勝26敗81ホールド95セーブ・防御率2.66』と確かな実績を残しました。そのため、現エースの菅野も抑えに回せば上原氏のような活躍を見せてくれるのではと考えているファンは少なくないようです。加えて、菅野が昨オフポスティング不成立でMLB移籍を実現できなかったことを引き合いに、今オフ噂される再挑戦へ向け商品価値を高めるメリットもあるのではとの見方もありますね。また、巨人は現在山口の復帰に向けて動いていると伝えられているため、山口の復帰が実現すれば菅野のクローザー転向を試す余地も出てくるのではという意見も散見されます」(野球ライター) 今季は先発として「7登板・2勝3敗・防御率2.11」と、失点は少ないものの黒星が先行している菅野。クローザー転向となれば大きな話題を呼ぶことはまず間違いないが、果たして原監督が14年前と同じ決断を下すことはあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCgr5CkgytiVfdnk4C0M42nQ
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スポーツ 2021年06月07日 19時00分
日本ハム・伊藤、一歩間違えれば巨人戦勝利は無かった? 上原氏が指摘した試合の分かれ目に「その視点は興味深い」ファン感心
野球解説者の上原浩治氏(元巨人他)が、6日放送の『サンデースポーツ』(NHK総合)に生出演。日本ハムのドラ1・23歳の伊藤大海の守備を称賛した。 今回の番組で上原氏は同じくゲストとして生出演した野球解説者の藤川球児氏(元阪神他)と共に、同日に行われ日本ハムが「4-2」で勝利した巨人対日本ハムの一戦を解説。同戦では伊藤が「7回1失点・被安打2」と好投し3勝目を挙げたが、上原氏は7回裏の守備が白星を引き寄せたと指摘した。 上原氏はまず、7回表に次のイニングに備えキャッチボールをしていた伊藤が一度ベンチに下がり、荒木大輔一軍投手コーチと会話を交わしたシーンに着目。「(荒木コーチは)『打順回ってくれば代打(で降板)、回ってこなかったら次(の回も)投げるからな』と(言ったと思う)。(だから)『どっちやねん』というのが(投手にとっては)凄く難しいんですよね」と、続投が降板か分からず、伊藤にとっては気持ちの維持が難しい状況だったのではと推測した。 日本ハムはこの回伊藤の前の打順で攻撃が終了したため、打順が回ってこなかった伊藤は7回裏も続投したが、先頭・若林晃弘から痛烈なピッチャー返しを打たれてしまう。しかし、伊藤は瞬時に左手でこの打球に反応し、ノーバウンドでキャッチしアウトに。その後は立岡宗一郎を三ゴロ、大城卓三を捕邪飛に打ち取り無失点でこの回の投球を終えた。 この回の投球について、上原氏は「(伊藤は)気持ちをもう一段階上げないといけないので凄く難しかったと思うんですけど、先頭打者(若林)のいい当たりをナイス(キャッチ)、これはもう本当にファインプレーです」、「これが抜けていたら、僕はこの回失点してたんじゃないかと思う。それぐらい大事な先頭打者だったので、このプレーは素晴らしいプレーでした」とコメント。回の立ち上がりに打たれたヒット性の当たりを好プレーでアウトにできたことが無失点投球、白星につながったと称賛していた。 >>日本ハムドラ1・伊藤の号泣で「中島が悪い」ファン激怒 6連敗を招いた致命的ミス、二軍降格を望む声も<< 上原氏の発言を受け、ネット上には「それまでの投球じゃなくて、7回のあの好捕が試合の分かれ目になったってことなのか」、「続投が確定していないとメンタル的に厳しくなるのか、素人だからその視点は興味深い」、「代打で交代するかどうかはDH制あるパ・リーグではまずない状況だから、その辺りの難しさもあったんじゃないか」、「伊藤は7回に弱いから、確かに先頭出してたらズルズル失点してたかもしれない」といった反応が多数寄せられている。 「伊藤は6日試合前時点で7イニング目を投げた試合が3試合ありましたが、1試合目の4月7日・ソフトバンク戦は2失点、2試合目の4月21日・ロッテ戦は3失点、3試合目の5月28日・中日戦は1失点と全試合で7回に失点を喫していました。ここまでは7回にもろさを見せていたこともあり、先頭の若林を好守備でアウトにしたプレーが試合の明暗を分けたという上原氏の主張に納得しているファンは多いようです」(野球ライター) 話を聞いていた藤川氏も「僕は客観的な目線(で語ることが多いが)、上原さんは(選手)当人の気持ちが分かるということで(着眼点が)凄いなと思いました」と感心していた。上原氏は現役時代に日米通算で2064回1/3イニングを投げているが、この間に今回の伊藤と同じような状況は何度も経験していたのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月07日 17時35分
石川氏から佐野へ…名プレーヤーが背負ったDeNAの「7」を受け継ぐ男のカルマ
「佐野選手らしくチームを引っ張っていってください」5日、横浜スタジアムでのマリーンズ戦後に行われた、昨年ベイスターズを退団した石川雄洋氏が残した言葉だ。 石川氏といえば、2010年から10年間背番号7を背負い、DeNAベイスターズの初代キャプテンを務めた、ファンの記憶に深く刻まれている唯一無二のプレイヤー。その2つの重責を現在継いでいるのが佐野恵太である。 セレモニーの当日も先制打を含むマルチヒット、2打点とチームの勝利に貢献し「チーム全員、いいセレモニーにしたかった。勝利を収めることができて良かった」と安堵の表情を見せた。去年キャプテンを任されることになった2月か3月に「石川さんと話す機会があり『自分らしくやること、自分の言葉で伝えることが大事』と言われたことを鮮明に覚えている」と振り返り「熱い思いでプレーし、成功を収めた選手。しっかりと引き継げるように」と決意。セレモニーの最後にも「『頑張れよ』って言ってもらいました」と感慨深げだった。 石川氏も昨年の佐野のブレイクに「バッティングは素晴らしいものがあったが、(プロ入りして)規定打席に達したこともなく、キャプテンと4番で首位打者。すごいメンタルだと思う」と絶賛。「このままちょっとゆるい雰囲気で頑張ってくれればと思います」と、いい意味で周りを和ませることができる“ユルさ“も武器にチームをまとめてほしいとエールを送っていた。 背番号7は横浜大洋ホエールズ時代、首位打者を獲得した長崎慶一氏、"スーパーマリオ”と親しまれ、ホームラン王1回、打点王2回とタイトルも獲ったカルロス・ポンセ氏、いぶし銀の活躍を見せた宮里太氏、1998優勝メンバーで、マシンガン打線の核、首位打者も獲得した鈴木尚典氏、現在ベイスターズ二軍監督を務める仁志敏久氏、その後石川氏とそうそうたるメンバーが背負った名ナンバー。「改めて背番号に負けないようにしないといけない」と意を新たにしていた佐野恵太の7番の歴史は、どのようなストーリーを描くのか。ファンはその背中を見続ける。 取材・文 ・写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2021年06月07日 15時30分
DeNA・大和に「完全に煽ってる」と批判 相手投手にバットを投げつけ、本人は“うっかり”と釈明も報復のリスクも?
6日に行われたDeNA対ロッテの一戦。「4-3」でDeNAが勝利したこの試合で、DeNAのプロ16年目・33歳の大和が見せたプレーがネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 同戦に「8番・遊撃」で先発した大和は、「3-3」と両チーム同点で迎えた9回裏2死二塁の場面で第4打席に入る。打てばサヨナラ、打てなければ引き分けというこの山場で、大和はロッテ守護神・益田直也の2球目を捉えサヨナラタイムリー二塁打を放った。 問題となっているのは、サヨナラ打を放った直後の大和の行動。益田の球を打ち返した大和は、スイングした後に勢いのままバットを左手で大きく放り投げる。投げられたバットは一塁線際を転々とすると、最終的にはマウンド付近まで転がっていった。 >>DeNA・大和「いちいちつっかかってくんな」怒りのインスタ投稿? 原因は道具への“難癖”か、ファンから同情の声も<< 大和のバット投げを受け、ネット上には「喜びたい気持ちは分かるけど余計なことするなよ、当たってたらサヨナラ取り消しのリスクもあったぞ」、「ロッテファンとしては完全に煽ってるようにしか思えなかった、だから現場の選手たちはよりムカついたのでは」、「今日を最後にしばらくロッテとの試合は無いけど、次当たる時に報復受ける可能性も無いとは言えない」といった反応が多数寄せられている。 「大和は試合後のヒーローインタビューで今回のバット投げについて、『打った瞬間絶対(打球が外野を)超えると思ったので、バットを投げちゃいました』と語っています。このコメントを踏まえると、本人は自身の手で試合を決めた喜びから思わずバットを放り投げてしまったのだと思われます。ただ、公認野球規則では『バット全体がフェア地域(またはファウル地域)に飛んで、プレイを企てている野手(打球を処理しようとしている野手だけでなく、送球を受けようとしている野手も含む)を妨害したときには、故意であったか否かの区分なく妨害が宣告される』と定められているため、投げたバットがもしマウンド上の益田に当たっていれば守備妨害でサヨナラ打を取り消されていた可能性は否定できません。また、過度なバット投げなどで喜びを表現することは相手側に侮辱行為と捉えられ、その後に報復死球を受けるリスクもあります。DeNAは6日の試合でレギュラーシーズンでのロッテとの試合は終了しましたが、ポストシーズンや来年のオープン戦で報復を受けるのではと心配しているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 6日の試合に勝利したことで、中日と並び交流戦首位タイ(7勝3敗2分・勝率.700)に浮上したDeNA。大和のサヨナラ打は良くも悪くもチームの勢いを表す一打になったのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月07日 11時15分
阪神・藤浪、今後の先発起用は絶望的? 球団OBも決断に疑問、矢野監督が突然二軍調整を打ち切ったワケは
「優勝」のため、阪神は藤浪晋太郎投手の未来を変える…。 二軍調整中だった藤浪が一軍マウンドに帰って来たのは、6月4日の福岡ソフトバンク戦だった(甲子園球場)。5点リードの9回最後の1イニングである。復活をめざすエース候補が救援マウンドに送られたことに首を傾げる関係者も少なくなかった。 阪神戦の中継を担当することの多いプロ野球解説者の一人は、 「7回裏、先発の青柳に打順が回ってきました。矢野監督は代打を送らず、青柳を打席に立たせました。この時、点差も開いているし、青柳を完投させるつもりなんだと思いました。中継ぎ投手陣が登板過多なのは分かりますが」 と、投手継投に首を傾げていた。 「一軍に復帰したばかりなので、調整というか、場馴れさせるつもりで投げさせたのでは?」(在阪記者) 藤浪は出塁こそ許したが、ソフトバンク打線をゼロに抑えた。 矢野監督はこのリリーフ登板について、多くを語っていない。しかし、阪神OBによれば、「リリーバー・藤浪」は既定路線であったという。 「昨季も藤浪はリリーフ登板で復活のきっかけを掴みました。岩崎、岩貞、スアレスなど勝ちパターンで使ってきたリリーフ投手たちが疲れてきたので、それを補うためにも『リリーフで使え』の声は出ていたんです」 >>阪神・岩崎の炎上で矢野監督に批判、球界OBからも「1回休養させるべき」と指摘 本人も方針転換を示唆「考えていく必要がある」<< 「リリーバー・藤浪」の進言があったことは、複数の阪神OBが証言している。 昨季後半、160キロ超えの剛球を投げ込んでくるリリーバーぶりは、確かに脅威だった。登板過多の救援陣を救う“切り札”とも言えそうだ。矢野監督はこれからも救援で起用していく旨も明かしていたそうだが、ここに至るまでの経緯を聞いてみると、「これでいいのか?」の疑問も感じた。 「二軍調整中は、全て本人にその内容を任せていました。実戦でもセットポジション、ノーワインドアップをテストするなど試行錯誤していました」(球界関係者) 技術的な話になるが、左足の上げ方も変えるなどしていたそうだ。投手出身のプロ野球解説者、対戦チームの二軍コーチはその様子を見て、「9年もプロの世界でやってきて、投球フォームで悩んでいるっておかしくないか?」と首を傾げていたという。 「藤浪のノーコン病について、一つの仮説が出たんです。変化球を多く投げると、投球フォームそのものが崩れていき、直球を投げる時の制球力まで失っていく、と」(前出・同) 先発登板すれば、複数の変化球を使わなければならない。1イニングしか投げない救援登板であれば、直球中心のピッチングができる。つまり、先発投手が務まらないと判断され、リリーフで起用されたのだ。 「変化球を多く投げて投球フォームが崩れるのなら、時間を掛けて再構築すればいいんです。でも、ライバル巨人は菅野、メルセデスが帰ってきて、山口俊の復帰も確実視されています。追撃されるという焦りもあり、藤浪を二軍調整させている余裕がなかったんです」(前出・同) リリーバー・藤浪は好投してくれるだろう。失うものも大きそうだが。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年06月06日 11時00分
阪神野手がタックルで敵捕手を病院送りに! 球界の歴史を変えた衝撃プレー、中日の痛恨ドローの元凶?
2日に行われた中日対ロッテの一戦。「2-2」で両チーム引き分けとなったが、試合結果以上に話題となったのが最終盤で起こったクロスプレーだった。 問題となったのは、「2-0」と中日2点リードで迎えた9回表に起こったプレー。この回中日は4番手・又吉克樹が2死二、三塁のピンチを招くと、ここで打席の角中勝也にセンター前ヒットを打たれ三塁走者の生還を許す。ただ、打球を処理した中堅・大島洋平が同点を狙いヘッドスライディングで本塁へ突入した二走・中村奨吾を好返球で刺し、試合は「2-1」で中日が勝利したと思われた。 ところが、ロッテ・井口資仁監督がリクエストを要求しリプレー検証が行われた結果、審判団は捕手・木下拓哉が中村の走路を妨害していたとして、コリジョンルール(捕手と走者の衝突を防ぐための規則)を適用しアウトからセーフへ判定を覆す。思わぬ形で同点に追いつかれた中日はこれ以上の失点こそ許さなかったものの、9回裏に得点を奪えず引き分けに終わった。 >>中日・京田に「常軌を逸してる」ファンドン引き ボールボーイに防具を投げつけ、死球の怒りは2週間前に伏線アリ?<< 試合結果を覆したコリジョンルールの適用を受け、ネット上には「木下は左足でベース塞いでたように見えたしこの判断は正しい」、「捕手もいっぱいいっぱいのプレーなのに厳しすぎないか?」と賛否の声が寄せられた。一方、「こんなルールを作らせたマートンが全ての元凶」、「文句言ってる中日ファンはマートンを恨めよ」といったコメントも見られた。 コメントで挙がっているマートンは阪神(2010-2015)でプレーし、「832試合・.310・77本・417打点・1020安打」といった数字を残した助っ人。今回話題となっているコリジョンルールは、このマートンのプレーが導入のきっかけとなっている。 2013年5月12日に行われた阪神対ヤクルト戦。「0-1」と阪神1点ビハインドで迎えた4回表1死一、三塁、打席の藤井彰人が中飛を打ち上げると、三塁走者のマートンは本塁にタッチアップ。タイミングはアウトだったが、マートンは構わず捕手・田中雅彦に覆いかぶさるような形で衝突した。 田中はボールを落とさずマートンをアウトにしたが、衝突後、地面にうずくまったまましばらく立ち上がれず、その裏に打席に立った後に途中交代。同戦で解説を務めていた元捕手の達川光男氏(元広島)は「今のマートン(に)はふざけるな(と言いたい)、あんなことしちゃダメですよ」、「あんなボールを落とさせるような、そんなスライディングしちゃダメです。スポーツマンシップに則ってないです」とマートンを厳しく批判した。 「4-2」で阪神が勝利した試合後、マートンは「捕手をケガさせようと思ってやったわけじゃない」と釈明。ただ、田中がこのプレーで左鎖骨を骨折し登録を抹消され、ヤクルトファンからは「なんてことをしてくれたんだ」と批判が噴出した。 ところが、マートンはその後も2013年6月22日・DeNA戦で高城俊人に、2015年5月13日・ヤクルト戦で西田明央にそれぞれ本塁上でタックルをお見舞いするなど危険なプレーを連発。このこともあり、同年7月の12球団監督会議でヤクルト・真中満監督、ロッテ・伊東勤監督らが、本塁上でのクロスプレーに明確な規定を定めるべきではないかと問題提起。選手会も同様の要望を出していたこと、前年にMLBでコリジョンルールが導入されていたこともあり、翌2016年からNPBでも同ルールが導入され現在に至っている。 危険なプレーでNPBの歴史を変えたマートンだが、普段は非常に真面目な性格でファンサービスにも積極的なことで知られた助っ人だった。そのため、当時は「なぜ試合になると性格が豹変するのか」と疑問を抱くファンも少なくはなかった。 2日の試合ではコリジョンルールにより勝ちを逃した中日だが、同ルールがなければ木下と中村が本塁上で正面衝突していた可能性もある。そのため、中日ファンの一部からは「白星と引き換えにお互いの怪我が防げたと考えよう」と前向きに捉える声も挙がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月05日 11時00分
清田解雇のロッテに「お祓いに行った方がいい」の声 球界史上最悪の凶悪事件も、頻発するスキャンダルにファン騒然
2010年のプロ入りからロッテ(2010-2021)でプレーし、昨季まで「919試合・.258・58本・333打点」といった数字を残していたプロ12年目・35歳の清田育宏。その清田が度重なる不倫など球団ルールに反した行動をとっていたとして、5月23日に球団から契約を解除されたことはプロ野球ファンの間で大きな話題となった。 解雇後の清田は同月28日に自由契約選手としてNPBから公示されたが、今月2日時点でNPBや独立球団が獲得を検討しているというようなことは伝えられていない。ネット上には「これからもオファーは無いだろう」と厳しい声が挙がっているが、その一方で「なんでロッテ関連の不祥事はこうもヤバい内容ばかりなのか」というロッテファンの嘆きも複数寄せられている。 >>「もう一度不倫したら野球をやめる」ロッテ・清田、過去に問題になった“パズドラ不倫”とは【芸能界“ドロ沼”不倫ファイル】<< 清田だけでなく、ロッテは過去にも現役選手・OBが不祥事でファンを騒然とさせたことがある。その筆頭といえるのが、球界史上最悪ともいわれる不祥事を起こした小川博だ。 小川はロッテ一筋で現役(1985-1992)、指導者(1993-1999)生活を送り2000年から球団フロントに転身していたが、離婚による慰謝料やギャンブルでふくれ上がった借金を理由に2002年に解雇。解雇後は運送会社でのアルバイトなどを経て2003年1月から産業廃棄物処理会社で働いていたが、同年4月に自己破産し、その後も複数の消費者金融から金を借りていたという。 2004年11月18日、当日返済に必要だった3万円を肩代わりしてもらうため勤務先の会長宅を尋ねた小川。留守の会長に代わって応対、小川の依頼を拒否した家政婦の女性を突き飛ばして気絶させ、会長宅にあった現金175万円を強奪した。さらに、事の発覚を恐れ、気絶した女性を会長宅近くの川に投げ捨て水死させた。凶行から約1カ月後の2004年12月21日に強盗殺人の疑いで埼玉県警に逮捕された小川は、2006年に無期懲役の判決が確定。2021年現在も服役している。 小川の事件から約14年後の2018年、当時の記憶も薄れつつあった中、ロッテファンに新たな衝撃が走る。同年6月23日、2010年のプロ入りからチームでプレーしていた大嶺翔太が、個人で抱えていた金銭トラブルを理由に退団し現役引退したことが球団から発表される。さらにその後、大嶺は知人のスポーツライターから現金約40万円を脅し取ろうとしたとして、翌2019年2月13日に恐喝未遂の疑いで警視庁巣鴨署に逮捕された。 退団直後に取材を受けたことをきっかけに被害者から総額200万円超の借金を重ね、返済のめどが立っていないのにさらに現金を要求し続けたという大嶺。逮捕の報道では「恐喝をした認識はない」と容疑を否認していることが伝えられたが、その後起訴されたかどうかについては続報がないため不明となっている。 さらに直近では、2020年にチームに加入した新助っ人・ジャクソンが、同年7月8日に自ら契約解除を申し入れ翌9日に退団、翌10日に大麻取締法違反の疑いで逮捕されるという騒動が起こっている。ジャクソンの薬物使用について情報提供を受けた広島県警が同月7日千葉市内の自宅を捜索したところ、液体状の大麻が入った容器数本を発見。これを受けて、同月10日に広島市内でジャクソンを逮捕したと伝えられた。 その後、同年8月4日に証拠不十分のため不起訴となったジャクソンは母国アメリカに帰国。2021年現在はサンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約を結びプレーしている。 2019年の大嶺の逮捕から今回の清田まで、3年連続で選手・OBのスキャンダルに見舞われているロッテ。一部からは「呪われてるとしか思えないから、球団関係者はお祓いに行った方がいい」という声も挙がっているが、今後も不祥事が続くようなら真剣に検討する必要がありそうだ。文 / 柴田雅人
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