プロ野球
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スポーツ 2021年06月11日 20時30分
ソフトB・松田、新記録樹立も冷ややかな声「本人が凄いわけじゃない」 危機的状況の表れ? パ史上1位の三塁出場に不満集まるワケ
10日に行われたソフトバンク対広島の一戦。「1-1」で両チーム引き分けとなったこの試合で、ソフトバンクのプロ16年目・38歳の松田宣浩がパ・リーグ歴代最多となる三塁出場記録を樹立した。 2005年ドラフトで希望入団枠としてソフトバンクに入団した松田は、翌2006年から昨季まで三塁手として1712試合に出場。2015〜20年にかけ、6年連続でリーグ最多の三塁出場をマークしていた。 今季も正三塁手としてスタメン起用され続けている松田は、前日9日に有藤通世氏(元ロッテ監督)が保持していたパ三塁歴代最多出場記録(1774試合)に並ぶと、10日も「9番・三塁」としてフル出場したことで三塁手としてはパ史上最多記録となる1775試合出場を達成。試合が成立した5回裏終了時に記念のボードを手渡された松田は、無観客の外野スタンドにボードを掲げるなどファンに感謝を示していた。 >>ソフトB・周東、放心状態でベンチ裏に失踪? カメラに映った異様な光景に「メンタル壊れてる」ミスの影響か、心配相次ぐ<< 松田の新記録樹立を受け、ネット上には「中村(紀洋氏/元近鉄他/パでは1565試合出場)や今江(敏晃/楽天二軍打撃コーチ/同1536試合出場)ら名三塁手を上回っての1位は凄すぎる」、「ここ10年で日本一7回の強豪チームでずっとレギュラー張ってるのはとにかく素晴らしいの一言」、「三塁歴代1位のミスター(巨人・長嶋茂雄終身名誉監督/2172試合)を超えるチャンスも全然あるんじゃないか」といった反応が多数寄せられている。 一方、「おめでたいのは確かだが、それだけ後継者がいないってことだから複雑」、「別に本人が凄いわけじゃない、後釜として出てくる人材がいないだけ」、「松田の記録が伸びるよりも、有望株が松田からポジション奪う方がよっぽど嬉しいんだが…」といった冷ややかなコメントも複数見受けられた。 「松田は打撃では昨季まで通算287本塁打を記録し、守備でもゴールデングラブ賞を8回(2011,2013-2019)受賞するなど三塁手として攻守で実績を残しています。ただ、昨季は『.228・13本・46打点』と打撃3部門全てで2019年(.260・30本・76打点)から数字を落とし、今季も10日終了時点で『.245・7本・27打点』と衰えは隠せなくなってきています。もちろん、球団も“ポスト松田”を見据えリチャード(2017年育成3位)、増田珠(2017年3位)、野村大樹(2018年3位)といった三塁手をドラフト指名しているのですが、増田、野村は二軍で打率2割台前半と低迷。リチャードも本塁打(8本)・打点(32打点)こそリーグトップですが、打率は2割中盤と今一つ確実性に欠けています。ですので、今回の新記録は松田を脅かす若手が長らく出てきていないことの表れだと今後に危機感を抱いているファンも少なくないようです」(野球ライター) 新記録樹立翌日の11日・ヤクルト戦も、「9番・三塁」でスタメン起用されている松田。歴史的な三塁手となったベテランからポジションを奪う若手はいつ現れるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月11日 18時45分
日本ハム・栗山監督にファン激怒 敗戦招いた足早継投に「ブルペンの弱さ知らないのか」と批判 球界OBからチームに悪影響と指摘も
10日放送の『プロ野球ニュース 2021』(フジテレビONE)に、野球解説者の田尾安志(元楽天監督)が生出演。日本ハム・栗山英樹監督の采配に苦言を呈した。 今回の番組で田尾氏は、同日に行われ日本ハムが「2-4」で敗れた日本ハム対阪神の一戦について解説。その中で、敗戦を招く形となった栗山監督の継投策を問題視した。 日本ハムは先発・アーリンが4回まで無失点投球だったが、5回2死一、二塁から中野拓夢にタイムリーを浴び1点を先制されたところで、栗山監督はアーリンを降板させ2番手・井口和朋を投入する継投策に入る。その後井口、3番手の河野竜生は無失点だったものの、4番手以降の投手(宮西尚生、玉井大翔、西村天裕)が7~9回にそれぞれ1失点し敗戦を決定づけてしまった。 アーリンが「4.2回80球1失点・被安打6・奪三振5」となった時点で降板させた栗山監督の判断について、田尾氏は「(降板が)早すぎますよ」と苦言。「先発って監督が何人か決めてるわけでしょ? (だから)先発にはそのゲームを託すくらいの気持ちで投げさせてあげたい(ところ)ですよ」と、もう少しアーリンを信頼すべきではなかったかと指摘した。 田尾氏は続けて、「アーリンももっと投げたかったと思いますよ。『こんな代えられ方したらどうしたらいいんだ』って言いたくなってると思うんですよ」とコメント。アーリンは先発した4試合中3試合で勝利投手の権利がかかる5回終了までにマウンドを降ろされているため、かなりのフラストレーションをためているのではと推測した。 また、田尾氏は「(今回の継投は)他の投手も見てますからね。『なんだ、うちの監督はこんなとこでもう代えるのか』って(いう感じで)ね。これは監督の評価落ちますよ」とも発言。アーリンの早めの降板に対して、他の投手陣が反感を抱いたとしてもおかしくはないと主張していた。 >>元阪神・江夏氏に「二度と解説聞きたくない」ファン激怒 負傷交代の中田を「練習不足」と切り捨て批判相次ぐ<< 田尾氏の発言を受け、ネット上には「アーリンはここまで早めに降ろされてばっかだから絶対ムカついてるぞ」、「防御率がとんでもなく悪いわけじゃない(3.79)し、もう1、2イニングぐらいは投げさせても良かったと思う」、「そもそもブルペンがイマイチなのに早めに継投打つ意味が分からない」といった反応が多数寄せられている。 「アーリンを早めに降板させた理由について、栗山監督は試合後『連敗している中で早めに投手をつぎ込もうと思った』と語ったことが伝えられています。チームは前日まで阪神に2連敗を喫していたので、栗山監督は何とか3タテは阻止したいという思いで早めの継投に打って出たようです。ただ、今季の日本ハムは救援防御率がリーグ最下位(4.37)とブルペン陣が不安定ということもあり、試合後のコメントにも『まさかブルペンの弱さを知らないのか』とファンからの批判が集まっています。また、今回のような早めの継投を続けると先発のモチベーション低下、ツケを回される中継ぎの故障増加といったリスクが増加すると懸念する声も少なくありません」(野球ライター) 阪神に3タテを食らい、交流戦成績は全体11位の「5勝9敗・勝率.357」となっている日本ハム。10日の継投結果を受けて栗山監督が、11日からのDeNA3連戦でどのような継投策を見せるのかは要注目といえそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月11日 11時10分
故障者続出の巨人にもはや上がり目はない? 復帰間近の坂本・山口に不安な情報、大逆転での3連覇は絶望的か
原巨人の悪い流れを断ち切ることができるのは、キャプテン・坂本勇人内野手しかいないのか…。 オリックスとの交流戦に敗れ、首位・阪神とのゲーム差は「6」。交流戦最後のカードとなる6月11日からの千葉ロッテ戦に勝ち越すことができなければ、「トラの独走、ペナントレースは終了」と見て間違いないだろう。 オリックスに零敗した10日の試合前、こんな指摘も聞かれた。 「セ・リーグ? 焦っているのは阪神の方です。『追われることの重圧』を感じています。巨人は菅野に続いて、坂本も近日中に復帰してきますし、山口俊投手の帰還も決まりました。打撃不振で二軍調整中の丸も復調しつつあるようです。巨人が追撃態勢を整えつつあるので脅威を感じています」(プロ野球解説者) 「追われることの重圧」について語る関係者は少なくなかった。 しかし、エース菅野智之投手は復帰登板(6日)を白星で飾ることができなかった。ここで勝利していれば、投打の主力選手の不在中をしのいできた選手たちも「いける!」と思い、追撃ムードも一気に高まったはずだった。 >>巨人エース・菅野のクローザー転向を提案? 高木氏の主張に「もったいなさすぎる」賛否、過去の前例から期待の声も<< この後、チームの雰囲気を変えるチャンスがあるとしたら、坂本、山口の復帰戦だけだ。 「単にチームに合流するだけではなく、坂本は得点に絡むヒットを打って、山口は勝利投手にならなければなりません」(球界関係者) あえて、マイナスの情報を伝えるが、再契約した山口俊だが、「渡米する前と比べ、太った」(前出・同)という。米球界のタイト・スケジュールに合わせ、意図的に体重を増やしたのかもしれないが、スタミナ面への懸念と同時に、 「楽天の田中将大でさえ、日米の公式球、マウンドの硬さに適応できませんでした。いきなり一軍登板となる可能性も高いので…」 なんて声も聞かれた。 原辰徳監督は先発での起用を明言したが、「日本の環境に慣れるまではリリーフで」と指摘するプロ野球解説者もいないわけではない。 「坂本、丸、梶谷、菅野、小林が故障や不振で二軍落ちし、チームをまとめてくれる選手がいなくなりました。阪神をまだ追いかけていること自体、上出来では?」(ベテラン記者) 一般論として、優勝経験の多いチームは勝ち方を知っている反面、諦めるのも早いという。選手、関係者は否定するかもしれないが、2019年に原巨人が中盤戦以降で流れを掴んだ途端、前年覇者の広島は淡々とした試合運びが続き、覇気も失った。 今シーズンが終わった時、坂本が帰還する今日からの千葉ロッテ3連戦が分岐点と位置づけられるのではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年06月10日 18時30分
ヤクルト・村上の“密かな”ファインプレーにファン驚愕「周り見え過ぎててヤバい」 常識外れの集中力は以前から?
9日に行われたヤクルト対ロッテの一戦。「5-3」でヤクルトが勝利したこの試合で、ヤクルトのプロ4年目・21歳の村上宗隆が見せたプレーがネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 注目が集まったのは、「4-3」とヤクルト1点リードで迎えた7回裏1死一塁で飛び出たプレー。打席の中村奨吾がヒットを放つと一塁走者・マーティンは一気に三塁を狙い、三塁手の村上はベースに滑り込むマーティンに際どいタイミングでタッチ。三塁塁審は最初セーフと判定したが、マーティンの手がベースから離れていたとしてアウトに判定を覆した。 これを受けたマーティンは、村上がタッチの際に自身の手をベースから押しのけたとして抗議。すると、村上は抗議のため三塁を離れていたマーティンに背後から追いタッチ。マーティンは驚いた様子で村上の方を振り返ったが、その後審判への抗議を再開した。 このタッチプレーはリプレー検証の結果判定通りアウトとなったが、ネット上には「抗議で離塁してる隙を見逃してなくて凄い」、「現地で見てたけどこのプレーには本当に驚かされた、仮にセーフでも『その後離塁しててタッチしたからアウトだ』って言えるようにしておくとは」、「村上周り見え過ぎててヤバいな、去年も巨人コーチの不審な動きすぐに見抜いてたし」といった反応が多数寄せられている。 「村上は2020年8月26日・巨人戦でも、三塁守備中の行動で多くのファンを驚かせています。巨人攻撃中の2回裏、三塁走者の巨人・中島宏之がアウトになったと勘違いして自軍ベンチに戻りかけたところを、巨人・後藤孝志三塁コーチャーが背後からユニフォームをつかみ制止。これは公認野球規則では守備妨害にあたる行為なのですが、村上は後藤コーチが中島のユニをつかんだ瞬間に指さして審判にアピールしました。結果的に審判団に違反行為とは認めてもらえなかったのですが、ファンの間では『状況をよく確認してて素晴らしい』と称賛する声が多数挙がりました」(野球ライター) >>巨人・後藤コーチに「違反行為じゃ?」疑問の声相次ぐ 三塁ランナーへの“肉体的援助”、高津監督の抗議も実らず<< 打撃では「.271・17本・41打点」と本塁打ランキングトップに立ち、守備でもセ三塁手では2位となるUZR(4.1/同じ守備位置を守る平均的な選手に比べどれだけ失点を防いだかを表す指標)を記録している村上。今回の追いタッチも、攻守で高い集中力を発揮し続けていることの表れなのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月10日 18時20分
DeNA・エスコバー、交流戦不調は息切れのせい? タフな鉄腕もフル回転で限界寸前か
9日の敵地・メットライフドームで行われたライオンズ戦。勝利の方程式の一角を占めるエドウィン・エスコバーがまさかの乱調で、勝てる試合を引き分けにしてしまった。 2点リードの7回、勝利の方程式の一角を占めるエスコバーが登板。先頭の森友哉にフォアボールを与えるも、山川穂高、栗山巧の3、4番コンビを打ち取り2アウトまでこぎ着けたが、メヒア、呉念庭に連続タイムリーを浴び同点にされてしまった。序盤から打線が爆発し、最大6点差をつけたゲームを勝ち切ることができなかったのは、交流戦チャンピオンを狙うチームには痛手となった。 リーグ戦では防御率1.15。パワーピッチャーであるエスコバーの調子の目安となる奪三振率は9.19と豪腕ぶりを発揮しているが、交流戦の数字はそれぞれ8.22、5.87と大幅に悪化。2年前の数字はリーグ戦防御率2.51、奪三振率10.02に対し、交流戦はそれぞれ2.53、13.50となっていることからも、パ・リーグが苦手とは考えにくい。むしろ今シーズンの月別防御率に注目したい。3、4月1.59、5月1.38から6月に11.57と跳ね上がってしまっている。4月21日にチームに合流してからすでに23登板とフル回転のつけが回ってきているのではなかろうか。 2018年は53試合登板で13ホールドを記録、2019年はリーグ最多の74試合登板をマークし、昨年はキャンプで右膝の故障がありながらも、56試合登板とフル回転。ベイスターズのブルペン陣にとって貴重なパワーレフティであり、決して欠かすことのできないエスコバー。今シーズンは12球団最下位のクオリティスタート率31.15%と、先発陣が苦しんでいる状況だけに、ブルペン陣にかかる負担は特に増加していることは間違いなく、まんべんなくリリーバーの登板数も増えている。「オトコハダマッテナゲルダケ」と連投もいとわない姿は頼もしい限りだが、鉄腕にも限界があるだけに、先発陣を含めた投手陣全体の底上げが期待される。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2021年06月10日 15時30分
ソフトB・周東、放心状態でベンチ裏に失踪? カメラに映った異様な光景に「メンタル壊れてる」ミスの影響か、心配相次ぐ
9日に行われたソフトバンク対広島の一戦。「8-4」でソフトバンクが勝利したが、試合結果以上に話題となったのがソフトバンクのプロ4年目・25歳の周東佑京の牽制死だった。 同戦ではベンチスタートだった周東は、「8-4」とソフトバンク4点リードの7回裏1死一塁の場面で代走として登場。しかし、初球から盗塁を仕掛けようと気がはやったのか、広島4番手・島内颯太郎の牽制に逆を突かれ帰塁が際どいタイミングに。一塁塁審は最初セーフと判定したが、その後リプレー検証の結果アウトに判定が覆った。 痛恨の牽制死を喫した周東は、うつむき加減でベンチに帰還。その後も硬い表情で目線を下に落としたまま、ベンチには座らずにベンチ裏へと姿を消してしまった。 今回のプレーを受け、ネット上には「無表情のまま凄い早さでベンチ裏まで消えてて見てられなかった」、「最近ミス続きだからおかしくなってないか? ベンチ帰る時死人みたいな表情だったぞ」、「結果を出したいと焦りすぎて、冷静な判断ができなくなっているんじゃないか」、「打撃もダメ(周東は打率.205)、走塁もダメってなるといよいよ処遇を考えなきゃいけない」、「完全にメンタル壊れてるようにしか見えないし、工藤(公康)監督はリフレッシュも兼ねて周東を二軍に行かせるべきでは」といった反応が多数寄せられている。 >>ソフトB・周東に「二軍に落とせ」ファン激怒 敗戦に繋がった牽制死、単なるミスで片づけられないワケは<< 「周東は昨季盗塁王(50個)、今季も盗塁ランキング2位(16個)と走力が武器の選手ですが、主に代走として出場している交流戦ではここまで走塁ミスを相次いで犯しています。5月26日・中日戦で自身初となる牽制死を喫すると、6月1日・DeNA戦では牽制悪送球の間に一塁から三塁まで暴走しアウトに。さらに、8日・広島戦では相手バッテリーに完全に盗塁を読まれあえなく二塁で刺されていました。こうした状況の中で9日もミスを犯したことで、周東がメンタル面に支障をきたしているのではとみているファンは少なくないようです」(野球ライター) 現役時代に通算381盗塁(盗塁王5回)を記録した赤星憲広氏(元阪神)は、走塁ミスを連発した際に「迷いが生じて一歩目を踏み出せなくなってしまった」とイップス気味になってしまったことがあると過去に語っている。もし周東がこの時と赤星氏と同じ状態ならば、首脳陣は早急に何らかの対策を講じる必要がありそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月09日 19時30分
元阪神・江夏氏に「二度と解説聞きたくない」ファン激怒 負傷交代の中田を「練習不足」と切り捨て批判相次ぐ
8日に行われた阪神対日本ハム戦。「3-2」で阪神が勝利したこの試合で解説を務めた江夏豊氏(元阪神他)の発言が、ネット上の日本ハムファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「0-2」と日本ハム2点ビハインドの3回裏に飛び出た発言。この回日本ハムは1死満塁のチャンスを作ると、ここで打席の中田翔が三ゴロを放ち1点を返す。ところが、中田は一塁ベースを駆け抜けた直後、右手で腰付近を押さえながら倒れ動けなくなり、そのまま担架に乗せられ負傷退場となってしまった。 この光景を見ていた実況は「(痛めたのは)右の腰ですかねえ…」と心配したが、その一方で江夏氏は「100%練習不足(のせい)。普段から全力疾走していないからですよ」とコメント。突然の故障は身から出たさびだとバッサリ切り捨てた。 >>日本ハム・中田の右目負傷に疑惑の声「ないとは思うがどう見ても…」 ベンチ裏での転倒が原因? 栗山監督の説明が物議を醸すワケ<< 江夏氏の発言を受け、ネット上には「目の前で倒れている選手に文句つけるとは一体どういう神経なのか」、「本当にぶん殴りたいくらいイラつく、もう二度と解説聞きたくない」、「選手に夜遊び勧めるような奴が人のことを練習不足ってどの口が言ってるんだ」、「中田が最近まで二軍で必死に調整してたって大久保さんが言ってたことも知らないんだろうな」といった苦言や批判が多数寄せられている。 「中田は5月17日~6月3日まで二軍で過ごし同月4日に一軍復帰したばかりですが、降格後は1日の二軍戦で実戦復帰するまで、札幌にある球団の選手寮で約2週間かけて調整を行っています、こちらの内容は大久保博元氏(元楽天監督)が3日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画で、中田本人から聞き出した内容として明かしたもの。動画内で大久保氏は『まだまだいける状態じゃないんだけど、何とか早くチームに戻って(という気持ちを感じた)』と、中田が一軍復帰へ向け懸命に調整に励んでいると語っていました。こうした背景もあってか、練習不足を故障の原因とした江夏氏の主張は到底受け入れらないと反発しているファンは多いようです。また、江夏氏が現役時代に酒・タバコ・女・ギャンブルの全てに興じた遊び人だったことや、2016年の阪神春季キャンプで臨時コーチを務めた際に選手へ夜遊びをするよう説いたことも反感が強まる一因となっています」(野球ライター) 中田は交代後に向かった病院で急性腰痛と診断を受けたと9日に伝えられ、同日に一軍登録を抹消されている。故障の原因は不明だが本人、チームにとっては大きな痛手となりそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について大久保博元氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCKa1VlSq1WwdSQWv4JFdgxg
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スポーツ 2021年06月09日 15時30分
ヤクルト・真中元監督を「セ・リーグしか経験無い」と馬鹿にした? 大久保氏の発言に批判「経験の有無は関係無い」
野球解説者の大久保博元氏が、8日放送の『プロ野球ニュース 2021』(フジテレビONE)に生出演。動画内での発言が、ネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、番組開始直後のオープニングトークで飛び出た発言。大久保氏は同じく番組に生出演していた野球解説者・真中満氏(元ヤクルト監督)に「真中さん聞いちゃっていい? どこが(交流戦)優勝するの?」と質問。これを受けた真中氏は、「DeNAと中日が頑張ってる(8日試合前時点で首位タイ)ので、セ・リーグ久しぶりに優勝してほしいなという思いはあります」とセ球団に優勝してほしいと答えた。 すると、大久保氏は右手で真中氏を指さしながら、番組進行役のアナウンサーに向かって「セ・リーグしか経験ないですから」と発言。これを聞いた真中氏は「はい」と答えながら神妙な表情を浮かべていた。 >>ソフトB・工藤監督に楽天行きの可能性が? 大久保氏が激怒「男の気持ちを踏みにじるんですか!」 知られざる現役晩年の裏話とは<< 大久保氏の発言を受け、ネット上には「自分から話振っといてそのコメントは感じ悪すぎ、経験の有無は別に関係無いだろ」、「選手としても監督としても劣ってる身分でよく馬鹿にできるな」、「公共の電波で先輩風(大久保氏は54歳、真中氏は50歳)吹かせてイキるのは不快でしかないからやめてほしい」といった反応が多数寄せられている。 一方、「仲いいからこそのイジりみたいなものじゃないのか?」、「ユーチューブ上でも共演してるし、不仲が原因の発言ではないだろう」、「大久保は真中とはよくゴルフ行くぐらい仲いいらしいから、そんなに深刻に捉える必要はない」といったコメントも複数見受けられた。 「大久保氏は現役時代に西武(1985-1992)、巨人(1992-1995)で、真中氏はヤクルト一筋(1993-2008)でプレーしていますが、通算成績は大久保氏が『303試合・.249・41本・100打点・158安打』、真中氏が『1368試合・.286・54本・335打点・1122安打』と真中氏が大きく上回っています。また、大久保氏が楽天監督(2015)として目立った実績を残せなかった一方、真中氏はヤクルト監督(2015-2017)としてリーグ優勝(2015)を果たしてもいます。こうした実績の差もあり、今回の発言に不快感を抱いたファンは少なくないようです。ただ、大久保氏は過去に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画で真中氏とはしばしばゴルフに行く間柄だと語っており、真中氏をゲストに迎えた動画も複数本投稿しています。ですので、真中氏への発言は親交があるからこそ出たもので特に深い意味はないのではという意見も散見されます」(野球ライター) OPトーク後は特に何事もなく真中氏と番組を進行した大久保。本人としては他意はなかったのかもしれないが、関係性を知らないファンからは高圧的に映ってしまったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月09日 11時25分
楽天の首位快走は野村元監督のおかげ? 常識外れの采配は教え子・石井監督が継承中「既成概念にとらわれるな」
名将・野村克也氏の追悼試合が企画された。阪神タイガースは6月29日の東京ヤクルト戦で(雨天中止の場合は7月14日・DeNA戦)、場内ビジョンでの映像放映、黙祷、隣接施設での写真などの展示、故人と縁のある阪神OBのメッセージの紹介など、多岐に渡った内容となっている。 新型コロナウイルス禍で入場者制限も掛かっている状況を思うと、阪神球団のこの追悼イベントに懸ける思いと、故人への深い哀悼の意を持っていることが窺える。 阪神の矢野燿大監督も故人への謝辞を改めて語っていたが、「野村野球」を“再現”させたのは、もう一人の教え子の方だった。東北楽天ゴールデンイーグルスの石井一久GM兼監督である。 >>楽天・辰己が則本に「なんか悪いことしたんか」不倫報道を揶揄? お立ち台発言にスタンド騒然、「茶化すことじゃない」と反発も<< 「2者連続スクイズを成功させました(5日)。調べてみたら、NPBでは2009年の野村監督以来、12年ぶりでした」(ベテラン記者) この時、野村監督は楽天イーグルスの指揮官だった。当時の取材メモや資料を見直してみたが、「既成概念にとらわれるな」なる故人のコメントも残っていた。 「既成概念にとらわれない」。まず、2者連続でスクイズをやるという発想は、思い浮かばない。また、最初のスクイズだが、「満塁」の場面だった。 「満塁の場合、タッチプレーにはなりません。捕手は捕球した時点でホームベースを踏んでいれば、フォースアウトとなり、そのまま一塁送球してダブルプレーなんてことにもなりかねません。満塁でスクイズのサインを出すのは勇気のいること」(前出・同) また、2回目のスクイズを成功させた村林一輝内野手は、前日の同カードで送りバントを失敗している。対戦した広島バッテリーは、完全に意表を突かれたわけだ。 石井監督は「ヘタなやつにバント(のサイン)は出さない」と語っていたそうだが、このコメントには故・野村氏に重なるものがある。 故人が最も大切にしていたのは「準備」だ。ヤクルト、阪神、楽天で薫陶を受けた選手たちには「相手チームのデータ」だけではなく、自分に求められる試合中の役割まで考えさせていた。下位の打順で出場する選手なら、バントや走者を進める右方向へのバッティングの練習を徹底させた。「徹底させた」とは、指示されなくても、自分で率先してやる、「その意識を持て」という意味だ。 「石井監督のヤクルト時代ですが、故人からは怒られていたイメージしかありません」(当時を知るヤクルトOB) 今回の2者連続スクイズと09年のそれが決まった時、先発マウンドに立っていたのは、ともに田中将大投手である。やはり、野村監督のもとでプロ野球人生をスタートさせた田中は、石井監督の采配に故人を思い出していたのではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年06月08日 19時30分
約1か月ぶり連敗の阪神に「ピッチャーがいい」金村氏が太鼓判? 低迷の危険ナシと主張も「ボコボコに打たれそう」賛否の声
野球解説者の金村義明氏(元近鉄他)が、7日放送の『上泉雄一のええなぁ!』(MBSラジオ)に生出演。番組内での発言が、ネット上の阪神ファンの間で物議を醸している。 金村氏は週末のスポーツニュースを語る番組内のコーナーで、4〜6日の対ソフトバンク3連戦に負け越した阪神についてトーク。今カードで2つ失策を記録した大山悠輔への苦言や、6日の試合前に体調不良で先発を回避したガンケルへの心配などを語った。 その中で、金村氏は阪神が6日の敗戦で39日ぶりとなる連敗を喫したこともあってか、阪神ファンから「(このまま)ズルズルいくんとちゃうか」と今後を懸念する声をいくつか寄せられていることを告白。その上で、「そうはいかへんて。ピッチャーがいいし」と投手力があるためガクッと低迷することは考えづらいと主張したが、具体的な投手の名前については触れなかった。 金村氏は続けて、「(連敗しても)明るいのがいいのよ。昨日みたいに負けてても(佐藤輝明が)ホームランを打ち、マルテが打ち(一矢報いた)ね」とコメント。阪神は「3-8」で敗れた6日の試合で8回裏にマルテが11号2ラン、9回裏に佐藤が15号ソロを放ったが、金村氏はこの2発が8日からの日本ハム3連戦に向け嫌な流れを払拭してくれたのではと語っていた。 金村氏の発言を受け、ネット上には「今週末は2位巨人も負け越したからそんなに連敗の影響は無いと思う」、「投手陣が悪いならそもそも今首位には立ってないだろうし、あまり心配はいらないのでは」、「仮に投手が不安定でも打線がカバーしてくれるだろう」といった反応が多数寄せられている。 一方、「今の阪神のどこを見たら投手がいいと言えるのか」、「マルテ、佐藤の終盤2発は確かに良かった、でもそれだけで投手陣の不安は拭えないよ」、「今週当たる日本ハム、楽天は調子良さげだし、ボコボコに打たれそうな気がしてならない」といった否定的なコメントも複数見受けられた。 >>阪神・岩崎の炎上で矢野監督に批判、球界OBからも「1回休養させるべき」と指摘 本人も方針転換を示唆「考えていく必要がある」<< 「阪神は先週4日に勝ちパターンの岩崎優が不振により二軍降格となると、6日には前日の試合中に左足首を痛めて負傷降板したリリーフ・小林慶祐が登録抹消に。さらに6日の先発を回避したガンケルも、『特例2021』(本来必要な10日間を待たずに再登録が可能なルール)を適用された上で7日に抹消となりました。離脱者続出を受けた首脳陣は二軍調整中の藤浪晋太郎を急きょ中継ぎとして4日に一軍に戻したり、先発・アルカンタラにリリーフ転向の準備をさせるなど策を講じてはいるのですが、それでも今後の戦いに懸念を抱いているファンは少なからず見受けられます。また、今週の対戦チームが4~6日の巨人3連戦で勝ち越した日本ハム、現在5連勝中の楽天という点も悩みの種になっているようです」(野球ライター) 現在先発防御率がリーグ2位(3.02)、救援防御率がリーグ5位(4.15)とブルペンが不安定となっている阪神。交流戦ラストの6連戦は果たしてどのような勝敗となるのだろうか。文 / 柴田雅人
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2020年01月16日 11時30分
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DeNA・倉本寿彦、「周りを気にしている立場ではない」6年目の決意
2020年01月16日 11時00分
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.350、22本、106打点…メジャー1年目の日本人野手が残した打撃記録、筒香・秋山は更新なるか?
2020年01月12日 18時00分
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西武・松坂、一軍キャンプ投入は危険? 渡辺GMの意味深発言、昨季未登板の内海とも明暗分かれるか
2020年01月11日 17時30分
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スポーツ
日本ハム・中田も怯える「プロ野球選手寮」 心霊現象の頻発、球団が対応に追われたケースも?
2020年01月11日 11時00分
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スポーツ
阪神、現コーチ陣には存在意義がない? 山本昌待望論が渦巻く春キャンプ、秋に敷かれた“かん口令“も継続か
2020年01月10日 11時40分
特集
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【独自】元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能ニュース
2025年04月28日 19時03分
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【独自】YouTuberゆたぼん、短期間留学で“自分に勝つ” 昨年のホリエモン、DAIGOとのレスバの思い
芸能ニュース
2025年04月18日 20時55分
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【独自】MEGA BIG2億円当選者・造船太郎、“楽して”儲けたい 興味はNHK党への出資が0円になるか3億円になるか
社会
2025年04月21日 18時25分
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能ネタ
2025年06月01日 12時00分