プロ野球
-
スポーツ 2021年06月04日 19時30分
巨人・長嶋監督が優勝目前なのにクビを覚悟? 村田氏も「初めて聞いた」と驚愕、槙原氏が“10.8決戦”の秘話を明かし反響
野球解説者の槙原寛己氏が3日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。動画内での発言が、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 今回の動画で槙原氏は野球解説者の村田真一氏(元巨人)をゲストに招き、勝った方が優勝の大一番『10.8決戦』(1994年10月8日・巨人対中日戦)をテーマにトーク。巨人が「6-3」で勝利し優勝を果たした同戦でバッテリーを組んだ両氏は、試合中にバッテリー間で交わした会話などを明かした。 その中で、槙原氏は「長嶋さんあの時(負けたら)辞表を出すって言ってたらしい」、「負けたら辞める、(球団に)進退伺をするつもりで(いたらしい)」と発言。当時の長嶋茂雄監督(現巨人終身名誉監督)が、辞表を用意して同戦に臨んでいたことを告白した。 これを聞いた村田氏は「初めて聞いた。負けたら(辞めてたの)?」と驚きつつも、「腹くくってたからあんなに笑顔だったのかな?」と口にする。村田氏によると、試合前の長嶋監督はなぜか終始笑顔で、自身にも「村田! 来たな! 楽しみ!」と気さくに声をかけてきたとのこと。これを受けた村田氏は心の中で「どこが楽しみ(なのか)?」、「この人なんでこんなに余裕があるんだろう」と疑問を抱いていたという。 村田氏が話を終えた後、槙原氏は長嶋監督の次女であるフリーキャスター・長島三奈さんから過去に聞いたという裏話も披露。それによると、三奈さんは同戦が行われた日に巨人チームと同じホテルに泊まっていたため、試合後に長嶋監督と会話を交わしたとのこと。その際、長嶋監督は「俺たちすごいことやったな」とかなり喜びをあらわにしていたという。 >>巨人・長嶋監督が元木に「うるせえんだ馬鹿野郎!」 試合前に暴言を吐かれた? 槙原氏が現役時代の珍事件を暴露<< 今回の動画を受け、ネット上には「長嶋監督が退路を断って試合に臨んでたのは知らなかった」、「クビをかけてたから普段はしないような采配をしてたのか」、「それだけ決死の覚悟で挑んだんだから、勝った時は想像できないほど嬉しかったんだろうな」といった反応が多数寄せられている。 「長嶋監督は『10.8決戦』に臨むにあたり、同年12勝を挙げた槙原氏を中1日で先発に起用。また、試合では槙原氏が2回に追いつかれた直後に、同14勝の斎藤雅樹氏(現野球解説者)をこちらも中1日で投入。さらに、3点リードの7回裏からは同14勝の桑田真澄氏(現巨人一軍投手チーフコーチ補佐)を中2日で起用と、同年チームを牽引し“先発3本柱”と称された3名をフル投入する継投策を仕掛けました。また、攻撃面でも3回表に、それまで一度も犠打を記録したことのなかった松井秀喜氏(現ヤンキースGM特別アドバイザー)に犠打を決めさせ勝ち越し点に結びつけるなど異例の作戦をとっています。負けたら全てを失うと覚悟を決めたことが、このような執念の采配を振るうことを可能にしたのかもしれません」(野球ライター) 後年、長嶋監督は“10.8決戦”について「敗者になれば地獄へ落とされる怖さがあった」と振り返ったことが伝えられている。グラウンドでは選手だけでなく、監督も想像できないほどの重圧と戦っていたようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について槙原寛己氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCU77bY7q28jGPYlDn089gfg
-
スポーツ 2021年06月04日 18時30分
巨人・小林、突然の一軍帰還はトレードへの伏線? 原監督の不自然な起用法に憶測飛び交う「他球団にチェックさせたかったのか」
3日に行われた巨人対西武の一戦。「4-4」で両チーム引き分けに終わったこの試合で、巨人・原辰徳監督が見せた采配がネット上の巨人ファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「4-2」と巨人2点リードの9回表の捕手交代。巨人はこの日スタメンマスクの炭谷銀仁朗が2回に1号2ランを放つと、8回表まで5投手をリードし2失点に抑えるなど攻守で結果を残す。しかし、原監督は8回裏の炭谷の打席でスモークを代打に送り、9回には前日に一軍に昇格していた小林誠司を炭谷に代わる捕手として起用した。 すると、チームはこの回2死満塁のピンチに陥ると、ここで打席の栗山巧にセンターに抜ける2点タイムリーを打たれてしまう。土壇場で同点に追いつかれた巨人は、その裏に勝ち越し点は奪えず引き分けに終わる結果となった。 原監督の小林起用を受け、ネット上には「原監督の謎の交代のせいで白星が逃げたという他ない」、「攻守で好調だった炭谷をなんで交代させたのか、そのままフル出場ではダメだったのか」、「畠(世周)が打たれたのは、試合勘の無い小林が出したサインのせいだ」、「炭谷を代えるにしても、小林よりは主戦捕手の大城(卓三)を使うべきだったと思う」といった苦言や批判が多数寄せられている。 一方、「わざわざ小林を起用したってことは、何か使いたい理由があったのか」、「もしかしてトレードを進めるための伏線だったりして…」、「トレード狙ってる他球団に現状をチェックさせたかったのか?」、「菅野(智之)がもうじき復帰するらしいから、復帰登板で組ませるために小林の試合勘を養わせようとしたのでは」などと理由を推測するコメントも複数見受けられた。 >>巨人・小林、交流戦後にトレード移籍? 有力候補はロッテ・楽天か、高木氏が二軍暮らしの不自然さ指摘も賛否<< 「今季開幕一軍でスタートした小林は4月7日に二軍降格となりましたが、この際に元木大介一軍ヘッドコーチは『打撃とかをもう少し上げてこないとスタメンで使えない』と、打撃で結果を残さなければ一軍復帰は厳しいという旨を語っていました。ところが、小林はその後二軍で打率『.115』とサッパリだったにもかかわらず、2日に一軍に昇格し3日の試合出場に至っています。明確な結果が出ていないまま突然一軍に呼び戻された経緯もあってか、巨人には水面下で小林トレードの打診が来ており、原監督は相手球団に現在の状態を確認させるために小林を一軍復帰させ、起用したのではと考えているファンは少なからずいるようです。一方、チームは右ひじ違和感で5月8日から一軍離脱中のエース・菅野智之が、6日・日本ハム戦で一軍復帰予定とも伝えられています。そのため、2017年に菅野と共に最優秀バッテリー賞を受賞した経験も持つ小林に同戦で先発マスクを被らせるため、あらかじめ一軍での試合に慣らしておく狙いがあったのではという見方も少なくありません」(野球ライター) 試合後、原監督が小林起用の理由について何か語ったとは特に伝えられていない。ファンの間で物議を醸している交代策は果たして何が狙いだったのだろうか。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2021年06月04日 15時30分
阪神・岩崎の炎上で矢野監督に批判、球界OBからも「1回休養させるべき」と指摘 本人も方針転換を示唆「考えていく必要がある」
3日に行われた阪神対オリックスの一戦。「7-3」でオリックスが勝利したが、試合結果以上に話題となったのが阪神のプロ8年目・29歳の岩崎優の背信投球だった。 「3-3」と両チーム同点で迎えた8回表、ここまで「7回100球3失点・被安打8」と粘投していた先発・アルカンタラに代わり2番手として登板した岩崎。しかし、1死からT-岡田にヒットで出塁を許すと、続く紅林弘太郎に4球目を捉えられ4号2ランを被弾。この一発で勝ち越しを許したチームは、その後得点を奪えないまま試合に敗れた。 岩崎は3、4月の防御率が「0.79」と開幕直後は好調だったが、5月は「4.50」、6月は「9.00」と月を追うごとに失点が増加。また、5月25日から開催中の交流戦では3日の試合前時点で5試合に登板し、そのうち2登板で失点を喫するなど背信投球が目立っていた。 3日の試合でも点を取られた岩崎に対し、ネット上には「今日も打たれるんじゃないかと思ったら案の定打たれた」、「交流戦6登板で3敗目は異常、何回同じ失敗を繰り返すんだ」、「登板過多(51試合中27試合に登板)でガタが来ているんじゃないか?」といった反応が多数寄せられている。 一方、「平然と使い続ける矢野監督も悪い、不調が続いてるんだからちょっとは考えろよ」、「固執して起用してるとチームも本人も壊れてしまうぞ」、「岩崎は一旦勝ちパターンから外して、小林(慶祐/防御率2.93)や齋藤(友貴哉/同0.00)を代役で使う方がよっぽどマシだと思う」と、チームを率いる矢野燿大監督への苦言や批判も複数見受けられた。 >>阪神・中野は「プレーに誠実さが無い」谷沢氏ら球界OBが苦言 矢野監督もため息のミス連発、ライバル復帰後は立場を失う?<< 「岩崎は2019年に『48登板・33勝0敗26ホールド・防御率1.01』、2020年に『41登板・5勝2敗17ホールド2セーブ・防御率1.82』と、矢野政権下ではセットアッパーとして結果を残している投手。今季も4月までは安定感抜群だったため、矢野監督は多少不調でも岩崎への信頼は変えず、3日の試合でもマウンドに送り出したのかもしれません。ただ、背信投球の頻発を受けてファンだけでなく、複数の球界OBも起用法を考え直した方がいいのではとコメントしています。3日の試合で解説を務めた狩野恵輔氏(元阪神)は、岩崎の被弾直後に『僕は1回休養させるべきだなと思います』、『(岩崎は)自分でも明らかにボールが行ってないとか思ってると思うんですよね』とベンチ外や二軍降格といった策をとるべきだと主張。また、同日放送の『プロ野球ニュース 2021』(フジテレビONE)に生出演した平松政次氏(元大洋・横浜)は、番組内で『ヤクルトの石山(泰稚)みたいに5回、6回くらいの楽なところで投げさせていけば(いいんじゃないか)』と、不振で守護神から外れた石山のように配置転換を行えばいいと指摘しています」(野球ライター) 試合後、矢野監督は「今までの貯金というのは優がチームを引っ張ってやってくれたところがある」と岩崎をかばった一方で、「こちらの使い方というのは考えていく必要がある」と今後の起用法に含みを持たせたことが伝えられている。一部からは「交流戦期間中はもう使わない方がいいのでは」という声も挙がっているが、果たして今後どのような起用法を見せるのだろうか。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2021年06月04日 11時00分
二軍降格中の中日・京田にトレード説が浮上? 与田監督の意味深采配、首脳陣にも不協和音が発生か
試合後の開口一番、中日・与田剛監督は「こういう形をこれからも望みます」と言って、笑みを浮かべたそうだ。6月3日、バンテリンドームナゴヤで行われたた千葉ロッテ戦で、今季初スタメンの堂上直倫内野手とチャンスをもらった井領雅貴外野手が活躍し、連勝を「4」に伸ばした。 スターティングメンバーを入れ換える采配が的中したわけだから、与田監督がご機嫌なのは当然だ。 しかし、そのベンチ裏では様々な事情が絡み合っていた。 「堂上の活躍を喜んでいた地元関係者もたくさんいました。同時に、『京田(陽太)はどうなるんだ?』と…」(地元メディア) >>中日・京田に「常軌を逸してる」ファンドン引き ボールボーイに防具を投げつけ、死球の怒りは2週間前に伏線アリ?<< プロ15年目のベテラン・堂上が一軍昇格を果たしたのは、5月28日。正遊撃手の京田が打撃不振に苦しんでいて、それと入れ代わる形で一軍に呼ばれた。 とは言え、先日までの堂上は代打や守備要員での途中出場ばかり。京田に代わって「スタメン遊撃手」を務めたのは、三ツ俣大樹選手だった。 「堂上は攻守ともに好調。だから昇格のチャンを掴んだんです。二軍から昇格した選手はすぐに使われることが多いんですが」(前出・同) 選手を起用する最終判断は、監督が下す。それにケチをつけても仕方ないが、京田不在の間、「遊撃・三ツ俣」が続くと、こんな声も聞かれた。「根尾(昂)にもチャンスを与えても良いのでは?」と。 「今さらではありますが、堂上は地元愛知出身、ドラフト1位指名され、大きな期待を寄せられていました。いつの間にか、『どこでも守れる便利屋』のようになってしまい、同じく地元岐阜出身の根尾も、飛躍のチャンスを掴めなければと心配する声がたくさん出ています」(ベテラン記者) 3日の千葉ロッテ戦で堂上がスタメンのチャンスを掴んだ理由だが、「複数のコーチが、堂上の調子が良いと推薦した」(関係者)とのこと。そのコーチが誰なのかは教えてくれなかったが、推薦のあった経緯は与田監督も認めている。 「与田監督を支えなければならないのは、伊東勤ヘッドコーチ。与田監督は伊東ヘッドと距離を置こうとしているというか…」(球界関係者) 首脳陣の不協和音は複数の関係者、取材陣が懸念していた。試合後はご満悦の表情を見せていたが、内心は違ったのかもしれない。 「京田がこのままトレード放出されてしまうのではないかとの声もないわけではありません」(前出・地元メディア) 中日はトレードに積極的なチームではない。しかし、日本ハム・中田翔、広島・會澤翼など実績十分なベテランが不振で二軍調整を続けており、京田の二軍降格が「キナ臭い」と思われているのだ。 こうした噂が絶えないのは、上昇機運を掴み切れない状況が続いているからで、何かきっかけがあれば、優勝争いに食い込めるとファンも見ているからだろう。 チーム防御率2・85は12球団トップ、しかし、平均得点2・83は12球団でワースト。地元出身の堂上、根尾が起爆剤になれば、一番良いのだが…。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2021年06月03日 18時30分
日本ハム・中田、一軍離脱の真相は故障だった?「どこが悪いかは言えない」大久保氏が本人から聞いた現状に驚きの声
野球解説者の大久保博元氏が2日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。日本ハム・中田翔の現状について語った。 中田は今季「.197・4本・11打点」と打撃不振に陥っており、5月17日から体調不良を理由に二軍降格中。今回の動画で大久保氏は中田に直接連絡を取り、抹消に至った経緯や現状について聞き出したことを明かした。 1日に中田に連絡を取ったところ、最初は「めちゃくちゃ元気ですよ」と言われたという大久保氏。ただ、その後の話では「どこが悪いとは言えないけど、体中(のコンディションが)悪いのは間違いない(と感じた)。痛みが消えない(らしい)」と、中田から故障を抱えている旨を聞かされたという。 大久保氏によると、中田は自身の状態について栗山英樹監督と複数回話し合いを重ね、最終的に「一回(二軍で)ケアした方がいい」という結論になり抹消に至ったとのこと。また、降格後の中田は6月1日の二軍戦・巨人戦で実戦復帰するまで約2週間を要しているが、この期間は札幌にある球団の選手寮で調整を続けていたという。 「本人(中田)の言い方的には(実践復帰しても)感覚はまだまだだし、体の部分(コンディション)も思ったほど良くはない(らしい)」という大久保氏。ただ、「まだまだいける状態じゃないんだけど、何とか早くチームに戻って(という気持ちを感じた)」と、一軍復帰への意欲は十分に感じられたと語っていた。 大久保氏は動画で、中田とは別に直接連絡を取ったという広島・會澤翼(5月4日に登録抹消/6月3日に一軍復帰)の現状についても話している。 >>日本ハム・万波の円陣動画で中田が炎上?「パワハラにしか見えない」横柄な態度が物議、声出し後にダメ出し集中で批判されたワケ<< 今回の動画を受け、ネット上には「体調不良とか打撃不振とか言われてたけど、本当の抹消理由は故障だったのか」、「中田が今どんな状態なのか凄く気になってたからありがたい」、「古傷なのかそうじゃないかは分からないけど、これなら二軍復帰まで時間がかかってたのも納得だな」といった反応が多数寄せられている。 「中田は2007年ドラフト1位として日本ハムに入団し、『.237・18本・91打点』をマークした2011年からチームの主軸を務め続けている32歳の内野手。レギュラー定着以降は左手第5中手骨亀裂骨折(2013年8月)、右内転筋筋挫傷(2017年4月)、右手母指球部挫傷(2019年8月)と3回の故障離脱を経験しています。現在抱えている故障が古傷の再発なのか、それとも新たに負ったものなのかは分かりませんが、10年以上中軸として試合に出場し続けたことによる勤続疲労もたまっていたのかもしれません。とはいえ、二軍では復帰した1日から3日連続でスタメン出場を続けていますので、一軍復帰までの時間はそう遠くはないのではないでしょうか」(野球ライター) 離脱前は自身のSNSに「周りのどうでもいい奴らに好き勝手決められてストレスたまる」と不満を吐露したり(4月4日)、試合中にベンチでバットをたたき折った後に右目を負傷したり(4月8日)と精神的に不安定な様子を見せていた中田。二軍での調整を経て、一軍に帰還する日はいつ訪れるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について大久保博元氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCKa1VlSq1WwdSQWv4JFdgxg
-
-
スポーツ 2021年06月03日 17時40分
走攻守でハッスルプレーを連発! DeNAの“闘将”オースティンが上昇気配のチームを鼓舞
来日2年目のタイラー・オースティンが、持ち前の破壊力のみならず、ハッスルプレーも連発。交流戦に入り上昇気配のチームを支えている。 2日のソフトバンク戦では3回、2アウト1-2塁のチャンスで打席に入ると、「ランナーがいたので、なんとか還すつもりで打席に入っていました。良いところに飛んでくれて結果に繋がり嬉しいです」と振り返る一打は、詰まりながらもライト前に運ぶ先制打。結果的に1-1のドローとなっただけに、貴重なタイムリーとなった。 コロナウイルスの影響で、チームに合流したのは4月13日。キャンプ、オープン戦はもちろん、ファームでの試合も経ず一軍のゲームに出場したが、なかなか本来の力は発揮できず、4月24日には打率.229まで落ち込んだ。しかし、打数も30を超えた頃からコンタクト率も増し、スイングは鋭さを取り戻すと一気に上昇気流に乗ってきた。 5月18日には、得点圏打率の低さと出塁率の高さを鑑みて、昨年怪我以外では4番を張っていた佐野恵太が3番へ繰り上がり、オースティンが4番に入るラインナップになると、更に調子は上向きに。4番での打率は.349と高く、OPSは1.021と驚異の数字。昨シーズン佐野がケガでチームを離れた13試合でも、4番で打率.319と結果を残したことから見ても、フィットしていると言える。グイグイ押してくるパ・リーグのピッチャーには持ち前のパワーで対応し、交流戦では.打率.367、2ホームラン、OPS1.075と、好調なチームの原動力となっている。 チームへの貢献はバットだけではなく、守備ではフェンス激突も恐れずにフライをキャッチしに行き、ダイビングキャッチも度々敢行。走塁でも次の塁を果敢に狙う姿勢は、チームにファイティングスピリッツを植え付けている。象徴的なプレーは、1日のソフトバンク戦。三遊間にゴロを転がすと、ヘルメットを飛ばす激走を見せ、名手で知られるショート・今宮健太から内野安打を奪った後、意味深な屈伸を挟んで2塁に走る。驚異の強肩を誇る“甲斐キャノン”を掻い潜る激走は、来日初となる盗塁をマークした。 1年目の最終成績は65試合でホームランは20本と、143試合なら50本に届くかというハイペースで、元メジャーリーグのプロスペクトの実力を見せつけたオースティン。ラミレス前監督も惚れ込んだ逸材は、日本野球にインパクトを残し続ける。 写真・取材・文 / 萩原孝弘
-
スポーツ 2021年06月03日 15時45分
元巨人・笠原氏「どうしても内海さんが投げる試合が見たい」 全球場出禁中のツイートに反響「身から出た錆だな」
現役時代に巨人(2009-2015)でプレーするも、2015年オフに野球賭博問題を起こし解雇・無期失格処分となった元巨人・笠原将生氏。その笠原氏が3日に自身の公式ツイッターに投稿した内容が、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 笠原氏はこの日、自身のツイッターに「全球場出禁なんだけど、どうしても明日内海さんが東京ドームで投げる試合が見たいな… 自主トレや食事など本当にお世話になったし、最高の先輩やから。まぁ無理だよね。。涙」と投稿。現役・巨人時代の同僚である内海哲也(現西武)が先発予定の3日・巨人対西武戦を現地で観戦できないことを嘆いた。 現在30歳の笠原氏は2019年3月からユーチューバーとして活動しているが、同年4月に自身の公式ユーチューブチャンネルに、広島・マツダスタジアムでNPB職員からプロ野球の全試合・全球場への出入り禁止を言い渡される様子を収めた動画を投稿している。笠原氏は動画内で「自分がやったことなので仕方ないといえば仕方ない」と口にしつつも、「選手とかファンの皆さんに迷惑かけるつもりとかないし…」と落胆していた。 >>巨人・増田に「なんで一軍にいるのか謎」OB笠原氏が酷評 今の自分でも楽に打ち取れる?「さすがに舐めすぎ」と反発も<< 今回のツイートを受け、ネット上には「2年前に言われた全球場出禁ってまだ続いてるのか」、「それだけのことをしでかしたんだから仕方ない、でも生観戦すらできないのはちょっと可哀想な気もする」、「このご時世だし、マスクして変装したら意外とバレないのでは?」といった反応が多数寄せられている。 同時に、「今でも内海のこと慕ってるって結構義理堅いんだな」、「何回か自主トレ連れてってもらってたし、色々と面倒見てもらってたんだろうな」、「笠原って相当内海のこと尊敬してるよな、人的で西武に行った時も怒ってたし」といったコメントも複数見受けられた。 「内海はこれまで巨人(2004-2018)、西武(2019-)でプレーしている39歳の左腕ですが、毎年オフの自主トレに多数の後輩を連れて行くなど面倒見のいい選手として知られています。笠原氏も2014、2015年と2年連続でグアムでの自主トレに連れて行ってもらっているため、目をかけてくれた内海への感謝の思いは未だに強いのかもしれません。なお、笠原氏は2018年12月に内海が炭谷銀仁朗のFAに伴う人的補償で西武へ移籍した際、自身のツイッターに『ふざけすぎ 他球団の血を入れたら絶対ダメな人を持ってかれた。もう巨人の監督できないやん』と内海をプロテクトから外した巨人へ怒りをあらわにしています」(野球ライター) 2日の巨人対西武戦の最中に3日の先発予定がアナウンスされた際には、場内の巨人ファンからも拍手が挙がっていた内海。多くの人が期待を寄せる凱旋登板は果たしてどのような展開になるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について笠原将生氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/shoki_____笠原将生氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCGOKBW_5opgTMC1mJR_fERQ
-
スポーツ 2021年06月03日 11時30分
巨人に山口帰還説が急浮上 球団は春先から復帰画策、ブルペンテコ入れへさらにトレードを仕掛ける可能性も
「帰還」、僅差のゲーム展開の裏側で“2人の元所属投手”のことが話題になっていた。 6月2日、埼玉西武戦。原辰徳監督は6人の投手をつぎ込み、勝利をもぎ取った。「総力戦」と評するプロ野球解説者もいた。3回裏、失点を許したとは言え、先発の横川凱投手に代打を送られた時、「救援投手陣は大丈夫か?」と“登板過多”を懸念する声も出た。 「首位阪神とのゲーム差がなかなか縮まりません。救援投手たちに踏ん張ってもらう試合がしばらく続きそうです」(プロ野球解説者) そんなスクランブル態勢の継投策が繰り広げられていた裏で、2人の元巨人投手の名前が囁かれていた。 >>巨人・原監督の判断にファン二分「責任取れるのか」批判の声も “畠リリーフ起用”が采配的中も物議、懸念される重大リスクとは<< 「1人は、明日(3日)の先発が決まった内海哲也投手ですよ。内海にかわいがってもらった後輩投手はたくさんいますからね」(スポーツ紙記者) 7回裏、明日の先発投手が発表された際、「内海」の名前がコールされるのと同時に拍手が送られた。メディアが期待していたような“興奮”はなかった。移籍して3年、故障などで活躍できていないせいだろうか。 そして、試合開始前から「正式発表まで10日も掛からないのではないか?」と名前が挙げられていたのが、山口俊投手だ。 米大リーグ、SFジャイアンツ傘下のマイナーチーム・3Aサクラメントで奮闘しており、「メジャー昇格の可能性が消えた時点でフリーエージェントとなる契約条項があり、それが行使された」との一報が飛び込んできたのだ。 関係者は「知らない」「分からない」と言うだけだったが、日本帰還となれば、巨人との交渉が最優先とされるはず。救援陣の登板過多も「山口が帰ってくるまで」とすれば合点がつく。こんな情報も聞かれた。 「山口はリリーフもできます。ブルペンの中心選手として、後半戦でフル回転してくるのではないか。今年のキャンプイン直前、ブルージェイズを解雇された時点で、巨人と山口サイドは連絡を取っており、山口の『ラストチャンスに懸けたい』とする気持ちを優先させたようです。山口は深く感謝していて、両者の関係はさらに深まった、と」(球界関係者) とは言え、一連の新型コロナウイルス禍により、「帰国=即チーム合流」とは行かない。一定期間の隔離生活もあり、その後に調整を行うので、「山口が凱旋登板を果たすのは8月になるのではないか」との声も聞かれた。 「8月」と言うのは、東京五輪の開催期間中の中断も含めてだが、 「楽天の田中将大投手は、本来のピッチングスタイルを取り戻していません。NPB公式球に戸惑っているのか、それとも、米国よりも柔らかいマウンドの影響なのか分かりませんが」 と“環境の違い”から、山口に過剰な期待を寄せる状況に否定的な意見も聞かれた。 「交流戦が終わったら、トレードを仕掛けるのではないかとも囁かれています」(前出・スポーツ紙記者) シーズン中のトレードとなるが、同一リーグは交渉相手にできない。サインを変更する必要があるからだ。トレードとなれば、巨人側もそれ相当の交換要員を出さなければならない。山口帰還が囁かれているのはトレード交渉がうまく行っていないことの裏返しかもしれない。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2021年06月02日 20時30分
巨人・原監督の判断にファン二分「責任取れるのか」批判の声も “畠リリーフ起用”が采配的中も物議、懸念される重大リスクとは
1日に行われた巨人対西武の一戦。「4-4」で両チーム引き分けに終わったこの試合で、巨人・原辰徳監督が見せた采配がネット上の巨人ファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、両チーム無得点の4回表に飛び出た継投策。巨人先発・高橋優貴は前の回に足を気にして一時しゃがみこむ一幕がありながらも投球を続けていたが、1死から連続四球を与えたところで原監督は途中降板を決断。その後、2番手として畠世周をマウンドに送り込んだ。 畠は先発ローテの一角として試合前時点で「8登板・2勝3敗・防御率4.07」といった数字を残していたが、前回登板の5月28日・ソフトバンク戦では「3回5失点・被安打5」でKOされていたプロ5年目・27歳の右腕。そこから中3日と短いスパンでの登板となったが、「1回2/3無失点・被安打0」と完璧な投球を見せたため原監督の采配は的中する形となった。 >>巨人・戸郷のお立ち台コメントに阪神ファン激怒「喧嘩売ってるのか」 ペナント争いよりも日シリが大事?<< 原監督による畠のリリーフ起用を受け、ネット上には「出てきた時は何で畠なんだと思ったけど、先発の時より全然安定しているような印象を受けた」、「このまま中継ぎへ本格転向させた方がいいんじゃないか」、「今ブルペン陣はかなり火の車だし、畠を回せるなら相当心強い存在になりそう」といった反応が多数寄せられている。 一方、「故障がちな畠のブルペン起用は絶対壊れる気しかしないからやめてほしい」、「復調のための一手ならまだ納得できるけど、ここからリリーフ起用に切り替えるなら高確率で裏目に出ると思う」、「これで畠が故障離脱したら責任取れるのか?」といった否定的なコメントも複数見受けられた。 「畠は2017年のプロ入りから1日の試合までに先発として35試合、中継ぎとして13試合に登板していますが、先発防御率は『3.46』、救援防御率は『3.18』と中継ぎの方が失点が少なくなっています。巨人は現在救援防御率がセ・リーグ4位(3.78)とリリーフ陣が不安定なだけに、原監督は畠がブルペンのテコ入れに使えないか試したのかもしれません。ただ、畠はプロ入り前に右ひじを手術しており、プロに入ってからも腰痛(2018)、右ひじ痛(2019)、右肩肉離れ(2020)と故障が頻発しています。そのため、先発とは違い連投が当たり前の中継ぎで使うと新たな故障のリスクにつながるのではと不安視している声も多く見られます」(野球ライター) 試合後、原監督は「よかった、よかった。(投げっぷりが)よかったですね」と畠の投球を称賛したことが伝えられている。このまま畠をリリーフ起用していくのかどうかは大きな注目点となりそうだ。文 / 柴田雅人
-
-
社会 2021年06月02日 17時00分
元中日・門倉コーチ失踪、犯人は「中日関係者じゃないか」小木の発言に批判相次ぐ「笑い話にしていいの?」
2日の『バイキングMORE』(フジテレビ系)で、元中日二軍投手コーチ、門倉健氏の失踪事件について放送。事件についてコメントしたお笑いコンビ・おぎやはぎの小木博明に、視聴者から苦言が集まっている。 5月15日に失踪した門倉氏。しかし、同20日の消印で球団宛に門倉氏直筆の退団届が郵送され、26日付で球団側はそれを受理。現在もその消息は分かっておらず、謎が謎を呼ぶ事件となっている。 そんな中で話を振られた小木は、腕を組んで神妙な顔を作り、「やっぱり事件性をかなり感じてしまうんですよね」とコメント。相方の矢作兼からは「なんですぐに事件にしたがるんだよ」とツッコまれ、苦笑いしていた。 しかし、小木はその理由について、「(門倉氏の)人柄がいいとは言え、コーチをやってる以上、(選手を)育てなきゃいけないという責任感もあります」と言い、「でも、その分落とさなきゃいけない選手もいる」と指摘。それを踏まえ、「勝手な恨みってあるんです。特にプロ野球の選手って恨みがすごいですから」とコーチという立場から逆恨みされているのではと推測した。 >>小木、小室圭さん問題に「金ねえやつがなんで結婚?」「幸せにできるわけない」 娘の相手と仮定し本音炸裂<< さらに小木は止まらず。「もしかしたら、俺の憶測ですけど」と前置きしつつ、「……中日関係者じゃないかと」と指摘。これにはスタジオ出演者も笑いが止まらず、MCの坂上忍も苦笑いしながら、「あんた、最悪だよ」とツッコんでいた。 しかし、この一連の発言に視聴者からは「失踪事件なのになんでこんなふざけられるの?」「さすがに不謹慎」「人が失踪してるのに、こんな笑い話にしていいの?」という批判的な声が集まっていた。 番組では、門倉氏の妻の悲痛の訴えなども取り上げていたのにも関わらず、事件を茶化して出演者も素直に笑っている様子に、違和感を覚えた視聴者も少なくなかったようだ。
-
スポーツ
西武、一軍キャンプ帯同も「松坂は別メニュー」か 渡辺GMの目論見がメンバー編成から判明?
2020年01月16日 11時30分
-
スポーツ
DeNA・倉本寿彦、「周りを気にしている立場ではない」6年目の決意
2020年01月16日 11時00分
-
スポーツ
巨人、オフ補強失敗が意外なベテランに影響? 元木ヘッドコーチも期待、若手を差し置いての優先起用もあるか
2020年01月15日 11時57分
-
スポーツ
中日・根尾が二軍、ルーキー石川が開幕一軍? 就任2年目のシーズン、与田監督が目論むチーム構想とは
2020年01月14日 11時44分
-
スポーツ
ソフトバンク・コラスも復帰絶望か 給料を持ち逃げした選手も、球団との契約を反故にしたお騒がせ助っ人
2020年01月13日 09時00分
-
スポーツ
.350、22本、106打点…メジャー1年目の日本人野手が残した打撃記録、筒香・秋山は更新なるか?
2020年01月12日 18時00分
-
スポーツ
西武・松坂、一軍キャンプ投入は危険? 渡辺GMの意味深発言、昨季未登板の内海とも明暗分かれるか
2020年01月11日 17時30分
-
スポーツ
日本ハム・中田も怯える「プロ野球選手寮」 心霊現象の頻発、球団が対応に追われたケースも?
2020年01月11日 11時00分
-
スポーツ
阪神、現コーチ陣には存在意義がない? 山本昌待望論が渦巻く春キャンプ、秋に敷かれた“かん口令“も継続か
2020年01月10日 11時40分
特集
-
【独自】元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能ニュース
2025年04月28日 19時03分
-
【独自】YouTuberゆたぼん、短期間留学で“自分に勝つ” 昨年のホリエモン、DAIGOとのレスバの思い
芸能ニュース
2025年04月18日 20時55分
-
-
【独自】MEGA BIG2億円当選者・造船太郎、“楽して”儲けたい 興味はNHK党への出資が0円になるか3億円になるか
社会
2025年04月21日 18時25分
-
カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能ネタ
2025年06月01日 12時00分