プロ野球
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スポーツ 2021年03月03日 21時30分
元巨人・井端氏、北村のせいで見知らぬ人に怒鳴られた?「お前何時だと思ってるんだ!」祝福が仇となった思わぬトラブルに驚きの声
元巨人で侍ジャパン内野守備・走塁コーチの井端弘和氏が、3日に自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。巨人のプロ4年目・25歳の北村拓己にまつわるアクシデントを明かした。 北村とは出身大学(亜細亜大学)が同じで、2018年は巨人で選手・コーチの間柄だった井端氏。今回の動画では北村がプロ初ホームランを放ち、ヒーローインタビューで結婚・第一子誕生を発表した2020年8月4日・阪神戦(甲子園)の後、北村を巡り思わぬアクシデントに見舞われたという話を披露した。 2017年ドラフト直後に北村から挨拶の連絡を受け、その時に北村の携帯の電話番号を登録していたという井端氏。それ以降自身から北村に連絡することはなかったというが、この試合で結婚を発表したことを受け祝福の連絡をしようとしたという。 ところが、既に試合が終了した時間帯である午後11時前後に電話しても北村が出なかったため、井端氏は連絡先を知っている巨人選手の重信慎之介に電話。電話に出た重信は「(北村は)いますよ。(選手バスも)もうすぐホテル着きますよ」と言っていたため、なぜ電話に出ないのか不思議に思ったという。 すると、直後に北村の連絡先から折り返しの電話がかかってきたため、電話に出て「あっ北村?」と問いかけたという。しかし、電話の主は北村ではなく全く面識のないお年寄りの男性だったといい、その男性から井端氏は「お前何時だと思ってるんだ!」と激怒されてしまったという。 「それでもう1回重信に電話して北村に言ったら、『あっ、あれ(電話番号)変わりました』って(言われた)」と、北村が電話番号を変更していたことが分かったという。「番号変えるってことは怪しいことでしょ。(普通は)変える必要ないんだから、逆になんで変えるんだって話」と冗談交じりに疑問を述べていた。 井端氏は動画で今春キャンプ視察での苦労や期待を寄せる選手についても話している。 >>巨人・秋広に元木ヘッドが「おかしいでしょ」 新人なのにコーチを酷評? 超生意気発言にファンも驚き<< 今回の動画を受け、ネット上には「良かれと思って連絡した結果、知らない人から激怒されたのはちょっとかわいそう」、「北村はドラフト後に自分から挨拶してるんだし、電話番号変えたこともちゃんと報告しとかないとな」、「重信に電話して北村いますよって言われたなら、その場で電話代わってもらえばよかっただけの話では?」といった反応が多数寄せられている。 当初は純粋に北村を祝福するため連絡を取ろうとした井端氏。意図せず間違い電話をかけ激怒されたという話に驚いたファンは多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について井端弘和氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCVhXntGHOpB4vnfkBdN5HlA
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スポーツ 2021年03月03日 20時30分
阪神ドラ1・佐藤、大山を外してでも三塁固定した方がいい? 掛布氏の分析にファン納得「説得力がある」
元阪神で現阪神・レジェンド・テラー(HLT)の掛布雅之氏が、3日放送の『朝生ワイド す・またん!』(読売テレビ)に生出演。阪神ドラ1・佐藤輝明の三塁固定を主張した。 佐藤は昨年のドラフト指名直後から外野起用が基本線とされていたが、首脳陣はここまでの実戦11試合中、4試合で佐藤を三塁スタメンで起用。今回の番組で掛布氏は佐藤の三塁守備の印象や、シーズンでも三塁に固定すべきと考える理由などを語った。 >>阪神ドラ1・佐藤、対外打率6割超えも「逆に信用できない」の声 シーズンへの“撒き餌”? 昨季も被害者が続出か<< 当初は佐藤のことを「もうちょっと守備は雑な選手なのかなと思っていた」という掛布氏。ただ、春季キャンプ、実戦でのプレーを見るにつれ「腕のハンドリングも柔らかいし、送球が大山より安定してる(ように感じる)」と評価を改めたという。 掛布氏は続けて、「左打者というのは左(から右)に(体を)切るが、三塁線もこっちに(同じ方向に)切る。だから(左打者の佐藤は)三塁線に強い三塁手になれる可能性は大いにある」とコメント。左打者にとって三塁は体の使い方に共通点がある守備位置のため、佐藤も三塁に固定する方がより守備が安定するのではと指摘した。 佐藤を三塁起用する場合は正三塁手・大山悠輔を動かす必要があるが、この点について掛布氏は「大山は(打球・送球を)捕る技術は素晴らしいものがあるので、一塁に回って右(一塁線)の守備を固めることも優勝への一歩だと思う」と発言。捕球能力に優れた大山は一塁に回し、一、三塁線を抜かれない守備を敷けば優勝争いを有利に戦えるのではと語っていた。 今回の番組を受け、ネット上には「左打者だから三塁が適してるって見方は興味深い」、「現役時代の掛布は左打ちのサードだったから説得力がある」、「確かに左打者のスイングと三塁線の打球処理は、どちらも体が左から右に動くな」、「去年は大山の暴投で勝ち試合逃したゲームもあったし、コンバートしてみるのも一手かもしれない」といった反応が多数寄せられている。 実戦11試合で「.366・2本・9打点」という打棒に加え、守備でも注目を集めている佐藤。チームは5日からオープン戦に突入するが、首脳陣は今後どのように佐藤の起用法を固めていくのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年03月03日 17時00分
レンジャーズ・有原の炎上は上原氏よりマシ? 建山コーチの主張に本人が応戦、「嘘だと思って調べた」驚きの声も
元日本ハムで侍ジャパン投手コーチの建山義紀氏が、3日に自身の公式ツイッターに投稿。その内容がネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 建山氏は、今季からレンジャーズに加入した有原航平(前日本ハム)が同日にアリゾナでのオープン戦に登板したことを伝える記事のリンクを引用し投稿。有原は2イニング相当(1、2回ともに途中打ち切り)、打者11人に投げ「3失点・被安打5・四死球2」と打ち込まれたが、建山氏は「全く問題無いでしょう。乾燥したアリゾナでメジャー球を操作するには経験が必要です」と、乾燥した気候での投球に慣れていないだけで今後は適応するだろうと分析した。 話題となっているのは、同投稿内にある「歴代日本人投手も初年度は皆苦しんできました。上原浩治に至ってはアリゾナでの防御率が8〜9点台だったと記憶があります」という文言。建山氏は現役時代にレンジャーズでプレー(2011年途中~2012年)した上原氏を引き合いに出し、その上原氏も乾燥への適応にかなり苦しんでいたと述べた。 >>日本ハム残留の西川、契約更改後の発言が物議 「狂っちゃいそう」嘆き節連発にファン反発<< 投稿内で唐突に上原氏の名が挙げられたからか、ネット上には「有原の話の流れで突然上原がいじられててちょっと驚いた」、「嘘だと思って調べたら、2012年の上原のOP戦防御率は10点台だったから本当だった」、「2人の関係性を知らない人が見たら、上原が不当に晒されてると勘違いされるんじゃないか?」と驚く声が多数寄せられている。 一方、引き合いに出された上原氏は建山氏の投稿に返信する形で「シーズンで結果を出せばいいんです!」と自身の公式ツイッターに投稿。大事なのはOP戦ではなくシーズンの結果だと主張している。 「建山氏と上原氏は東海大仰星高時代の同級生で、プロ入り後もレンジャーズで共にプレー(2011年途中~2012年)した旧知の仲。その関係性は今でも良好なようで、今年1月下旬には森本稀哲氏(元日本ハム他)も交えてリモート飲み会を行ったことをお互いに自身のツイッターで明かしています。グラウンド内外で上原氏のことをよく知っているからこそ、今回の投稿であえて挙げたのかもしれません」(野球ライター) 上原氏は2012年のOP戦防御率が「10.61」だったが、その後のシーズンでは同「1.75」ときっちり結果を出している。有原も上原氏と同じように、同戦を含めたOP戦登板をシーズンにつなげることはできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について建山義紀氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/tatetatetateyan上原浩治氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/TeamUehara
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スポーツ 2021年03月02日 20時35分
元巨人・槙原氏「なんでこんなの獲ってんだ」古田氏への第一印象を明かす 練習で非力さ露呈も、一転して苦手意識を抱いたワケは
元楽天監督で野球解説者の大久保博元氏が1日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元巨人で野球解説者の槙原寛己氏がゲスト出演。元ヤクルト監督で野球解説者の古田敦也氏への苦手意識を明かした。 今回の動画で槙原氏は、現役時代苦手とした打者をテーマにトーク。その中で古田氏の名を挙げ、グラウンドで見た第一印象や対戦時の苦労などを語った。 >>巨人・秋広に元木ヘッドが「おかしいでしょ」 新人なのにコーチを酷評? 超生意気発言にファンも驚き<< 現役時代に巨人一筋(1982-2001)で活躍し「463登板・159勝128敗56セーブ・防御率3.19」といった数字を残した57歳の槙原氏と、ヤクルト一筋(1990-2007/2006-2007は選手兼任監督)でプレーし「2008試合・.294・217本・1009打点・2097安打」をマークした55歳の古田氏。両名は1990~2001年にかけセ・リーグでしのぎを削っている。 1990年のある試合前練習で当時プロ1年目・25歳の古田氏が打撃練習をしているのを見たという同9年目・27歳の槙原氏。古田氏が打ち損じのファールばかり打っていたため、「(ヤクルトフロントは)なんでこんなの獲ってんだ」と首をかしげたという。 また、槙原氏は「眼鏡かけてる時点でキャッチャー(として)は無理でしょ」と、古田氏がレギュラー格の捕手に育つことはないだろうとみていたことも告白。当時の球界には“眼鏡をかけた捕手は大成しない”という固定観念があったが、槙原氏も同様のことを思っていたという。 ただ、槙原氏いわくその後の古田氏は「2年か3年後には首位打者獲る(1991年に.340で首位打者)」ほどの予想外の成長を見せたとのこと。また、自身が対戦しても「投げてる時に球種読まれてる感がめちゃくちゃあった」という。 「球種読まれてる感」を抱き始めたきっかけとして、槙原氏はある試合で古田氏と対戦した際に「(追い込んで投げた)フォークの時、明らかに後ろに体重が残った状態で見逃された」というエピソードを披露。古田氏に配球やクセを完全に見抜かれていると強く感じ、これを機に「古田、俺ちょっと苦手だ」と苦手意識を持つようになったと語っていた。 槙原氏は動画で、性格面で苦手だった選手や自身の公式ユーチューブチャンネル開設についても話している。 今回の動画を受け、ネット上には「当時は眼鏡の捕手はダメだってイメージもあって、ヤクルトファンの間でも古田の評価は低かったな」、「眼鏡かけてるひ弱な青年って見た目だったから、槙原さん含めて誰も大成するとは思ってなかったな」、「落ちるフォークは普通なら体のどこかがピクって動くものだけど、それが無いってことは見抜かれてたのかな」、「古田は1年目にノムさんがつきっきりで配球教えたからその影響だろう」といった反応が多数寄せられている。 古田氏はプロ1年目当時のヤクルト監督・野村克也さんが、試合中常に自身の近くに座らせて配球のイロハをたたき込んだ選手として知られている。ここで培われた読み打ちには、巨人の主戦投手だった槙原氏も大いに手を焼いたようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について大久保博元氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCKa1VlSq1WwdSQWv4JFdgxg
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スポーツ 2021年03月02日 17時00分
元阪神・藤川氏、オリックス方針転換に苦言も「記事には一切書かれてない」と指摘 スタッフ不足を懸念? 勝手な決めつけに疑問も
元阪神で野球解説者の藤川球児氏が、2日に自身の公式ツイッターに投稿。その内容がネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 藤川氏は同日、今季のオリックスがそれまで実施していた試合がない日の投手練習を、自主練習に切り替えることを伝える記事のリンクを引用。記事によると、選手たちは今後決められたメニューではなく、自身で考えたメニューに取り組み調整することになるという。 ただ、藤川氏は記事リンクに添えたツイートで「シーズン中の選手のコンディション管理、チェックは一番大切だと思う」、「スタッフの方々の休日が足りないのならばシフトを組めば良い気がします」と、首脳陣が選手のコンディションを確認しづらくなるのではと指摘。 また、「オリックスの話なので構わないけど。自主性って若い間に覚えると危険も…」と、楽な練習メニューを行うなどして手を抜く選手が出てくる可能性も懸念した。 >>スタメン落ちのオリックス選手が指揮官に激怒「家族も皆見に来てる!」 伊原元監督が造反を受けた打者を明かす<< 一連の投稿を受け、ネット上には「主力投手はともかく、若手にはある程度練習やらすべきだと思う」、「まずはコーチが取り組みのイロハを教え込んで、それを元に自分で考えるっていうのが筋だと思う」と賛同の声が挙がったが、同時に「練習サボったら後にどうなるかはみんなちゃんと理解してるだろ」、「元記事にはスタッフ不足とか一切書かれてないんだが…ある程度サポート体制は整った上での話じゃないのか?」、「記事に書かれてない部分に注文をつけるのはお門違いでしかない、まあ内部情報はある程度知ってるかもしれんが」といった疑問のコメントも寄せられている。 一方、「阪神の人間がごちゃごちゃ言うなよ、オリックス側の怒りを買ったらややこしくなるぞ」、「『オリックスの話なので構わない』のにわざわざ言及した意味は何なの?」、「球児さんの考えは分かるが、今も阪神に属してる立場だから他球団のやり方にはあまり口出しすべきではない」といった苦言も複数見受けられた。 「藤川氏は昨季限りでの引退後、野球解説者やYouTuberとして活動する傍ら、『スペシャル・アシスタント』という肩書で継続して阪神に籍を置いている人物。そのため、関西のライバル球団であるオリックスへの物言いは、ファンからの批判や球団同士のゴタゴタにつながりかねないと危惧しているファンは少なくないようです。ただ、こうしたリスクがあることは当然藤川氏も認識しているとは思うのですが…」(野球ライター) 今春キャンプでは阪神だけでなくオリックスのキャンプも視察している藤川氏。昨季まで6年連続Bクラスと低迷するオリックスに対しては、いろいろと思うところがあるのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について藤川球児氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/kyuji22fujikawa
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スポーツ 2021年03月02日 11時05分
ヤクルト・高津監督、廣岡トレードは事後報告だった? フロント主導で実現もブルペン陣は渡りに船か
「田口獲得」を高津臣吾監督は知らなかった!? キャンプ打ち上げの翌日(3月1日)、巨人、東京ヤクルト両球団が、田口麗斗投手と廣岡大志内野手の交換トレードが成立したことを発表した。 もう少しだけ詳しく言うと、ヤクルトが午前11時前にメディア・リリースを流し、各社の問い合わせに応じながら巨人側も正式なリリースを出した。こうした動きを見ると、今回のトレードは「ヤクルト側が仕掛けた」と思われたが、実際は違った。両球団が話し合いを行っていた過程で、この2人の名前が出たそうだ。 「前日のうちに田口はキャンプ地から帰京していました。発表当日の午前中、都内の球団事務所でスタッフにも挨拶をしています。田口は笑顔で挨拶をし、『原監督にも電話を入れた』と話していました」(球界関係者) 活躍のチャンスが広がるという意味で、田口も前向きになれたのだろう。 このトレードの交渉役だが、巨人側は大塚淳弘副代表。昨年末の人事異動で「編成・スカウト担当」から「編成本部長・スカウト担当」に“昇進”しており、トレード推進論者である原辰徳監督の腹心的存在だ。 「ヤクルトは小川淳司GMです。ヤクルトは先発投手の頭数が足らない状況で、前ソフトバンクのバンデンハークを緊急獲得しました。それでもまだ足らないとし、巨人側にトレードを申し込んできました」(前出・同) 双方の話し合いの中で、田口の名前が出てきた。ヤクルト側は「まさか、このレベルの投手を出すのか!?」というのが第一印象で、それに釣り合う交換要員を出せるのかどうかを恐れ、身構えたそうだ。 しかし、巨人サイドから廣岡の名前を挙げられると、交渉が一気に加速した。高津監督には事後報告となったそうだ。 ヤクルトに詳しいプロ野球関係者がこう説明する。 「新人の元山飛優(東北福祉大)はショートのレギュラーを獲るんじゃないかな。これがまず、将来の大砲候補だった廣岡を出すと決断できた一番の理由でしょう。他にもショートを練習させていた野手が3、4人います。オフに内川聖一を獲得しており、右の代打という面でも廣岡は活躍の場を失いつつありました」 巨人は岡本に次ぐ右の大砲として廣岡を育てていくつもり。先の関係者によれば、「外野の練習もさせる」という。巨人の外野手は左バッターが多い。右の大砲タイプとして育てていくのなら、廣岡にとっても今回の移籍で出場機会も増えそうだ。 >>巨人田口・ヤクルト廣岡のトレードに藤川氏ら球界OBが期待 ファンは驚きも両球団には勝算アリ?<< 「いや、原監督は以前から廣岡を欲しがっていたとも聞いています。巨人選手に例えて説明すると、岡本はホームランを狙ってスイングしますが、坂本はヒットの延長がホームランというタイプ。廣岡は岡本のようなタイプです」(前出・球界関係者) 余談だが、岡本と廣岡は智辯学園の一学年違いの先輩後輩。同校は冬のトレーニング期間で1メートルの竹バットを使い、徹底的に振り込んで打撃スタイルを作り上げていく。原監督が廣岡の長打力にもほれ込んだのなら、いっそ、同校の練習を取り入れてみるのも一案だ。「シーズン中も仕掛けていく」なる情報も飛び交っている。廣岡に次ぐトレードの第2弾が開幕直前に飛び込んできそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年03月01日 20時50分
巨人田口・ヤクルト廣岡のトレードに藤川氏ら球界OBが期待 ファンは驚きも両球団には勝算アリ?
これまで巨人(2014-)でプレーし「162登板・36勝37敗16ホールド2セーブ・防御率3.49」といった成績を残しているプロ8年目・25歳の田口麗斗と、ヤクルト(2016-)に所属し「236試合・.214・21本・54打点・101安打」をマークしたプロ6年目・23歳の廣岡大志。3月1日、両者のトレードが成立したことを両球団が発表した。 今回トレード移籍が決まった田口は、ここ3年は計10勝と今一つだが、2016~2017年にかけ2年連続2ケタ勝利(10勝、13勝)をマークした左腕。内野手の廣岡は昨季8本塁打にとどまったが、2019年は2ケタ10本を記録した実績を持っている。 報道によると、今回のトレードは内野手の層を厚くしたい巨人と、投手力を強化したいヤクルトの思惑が一致し実現したとのこと。トレード成立を受け田口は「東京ヤクルトスワローズでも、田口麗斗を応援してもらえるよう頑張ります」、そして廣岡は「新天地で活躍することが、皆さんへの恩返しにもなると思いますので、新たな気持ちで頑張っていきたいと思います」と、それぞれ所属球団サイトを通じてコメントしている。 >>巨人・秋広に元木ヘッドが「おかしいでしょ」 新人なのにコーチを酷評? 超生意気発言にファンも驚き<< 両名のトレードを受け、複数の球界OBが自身のSNSを通じコメントしている。元阪神・藤川球児氏は、3月1日に自身の公式ツイッターに投稿。「巨人、ヤクルトのトレードはお互いの選手にとって良さそう」と、今回のトレードは両名にとっていい方向に働くのではと推測した。 同日に自身の公式ツイッターに投稿した元西武・G.G.佐藤(佐藤隆彦)氏は、元ロッテ・里崎智也氏の受け売りだと前置きし「トレードって基本は良いことだからね。球団が欲しいからトレードで獲るわけで、活躍のチャンスが生まれます」とコメント。今回のトレードを機に、両名が今まで以上の活躍を見せる可能性は十分にあると期待を寄せた。 今回の一件を受けて、ネット上にも「田口は2ケタ勝利、廣岡も2ケタ本塁打をマークした実績があるからこのトレードはビックリ」、「実績的には田口の方が上だけど、巨人は本当に放出して良かったのか?」、「投手が手薄とはいえ、22歳で2ケタ打った廣岡を出すとは思わなかった」と驚く声が多数寄せられている。 同時に、「お互い近年は伸び悩んでた印象だけど、このトレードで間違いなくチャンスは広がるはず」、「両球団のチーム事情を考えると、win-winのトレードになる可能性は高そう」、「田口は投手の台所事情、廣岡は遊撃争いにそれぞれ変化をもたらしてほしい」といった期待の声も多数寄せられている。 「今回トレードを成立させた両球団ですが、巨人は正遊撃手・坂本勇人が今年33歳とベテランの域に差しかかっているため、今のうちに“ポスト坂本”にめどをつけたい状況。現在チームにいる遊撃手は俊足巧打タイプの選手がほとんどのため、長打力のある廣岡が後継者争いに付け入る隙は十分にあるでしょう。一方、ヤクルトは昨季チーム防御率(4.61)、先発防御率(4.83)がリーグワースト、救援防御率(4.33)もリーグ4位タイと投手力が課題。そのため、先発・リリーフどちらもこなせる田口にはチーム合流直後からチャンスが与えられることになりそうです」(野球ライター) 田口は25歳、廣岡は23歳と、選手としての伸びしろも期待できる年齢。果たして新天地でチャンスをつかむことはできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について読売ジャイアンツの公式サイトよりhttps://www.giants.jp/東京ヤクルトスワローズの公式サイトよりhttps://www.yakult-swallows.co.jp/藤川球児氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/kyuji22fujikawaG.G.佐藤氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/ggsato_travers
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スポーツ 2021年03月01日 19時30分
楽天・マー君、2試合連続失点も元監督は太鼓判 今後の復調を確実視するワケを語る、優勝の可能性も十分?
元中日監督で野球解説者の谷繁元信氏と元横浜で野球解説者の野村弘樹氏が、2月28日放送の『S-PARK』(フジテレビ系)にVTR出演。楽天・田中将大の今後に太鼓判を押した。 8年ぶりにNPB・楽天に復帰した田中はここまで実戦2試合に登板(2月20日・日本ハム戦/同月27日・ヤクルト戦)。ただ、日本ハム戦では中田翔に3ランを被弾し2回3失点、ヤクルト戦でも村上宗隆にタイムリーを浴び3回1失点と本来の投球はまだ見せていない。 >>楽天復帰の田中、右肩・ひじは既に限界? 毎オフの意味深行動も金村氏が暴露「ある筋から聞くと…」<< VTR内では田中が3ランを被弾した日本ハム戦の投球が取り上げられたが、野村氏は「(昨季までは)例年メジャーにいたわけで、そうすると(20日の日本ハム戦はメジャーでは)キャンプに入ってまだ3、4日目ぐらい(の時期)」とコメント。昨季まで戦ったMLBでは今の時期はキャンプスタートから間もない時期であるため、低調な投球が続くのは仕方がないことだと指摘した。 また、野村氏は「マー君にルーキー早川(隆久)、怪我がなければ2人で25勝はする(と思う)んですよ。25勝上乗せしたら優勝ですよ」とも発言。今後調子を整えてシーズンに入れば、ドラ1・早川と共にチームを優勝に導くような投球を見せてくれるだろうと主張した。 野村氏の後に話を振られた谷繁氏は「(日本ハム戦では)全球種投げてたし、ストレートも本当に力を入れて投げたのは1、2球ぐらい(に見えた)」と、現在の田中は自身の投球に相手打者がどのような反応をするか見極めている段階ではないかと推測。 その上で、「(むしろ)今の時期にあれだけ投げられたっていうのは、そこまで準備をちゃんとしてきたなっていう(こと)。これから投げていけば(体の)キレも出てくるしスタミナもつくし、まあ問題ないと思う」と、今後実戦登板を重ねれば調子もどんどん上向いてくるだろうという見方を示した。 今回の放送を受け、ネット上には「投球結果だけみると不安もあったけど、OBが心配無いっていうなら信用できるかな」、「マー君は入団がキャンプイン直前でチームに合流したのも2月6日からだから、1日に一斉にキャンプインした他選手と比べて調子に差があるのはある意味当然なんじゃないか」、「キャンプでは野手の方が仕上がり早いのが一般的だし、OP戦中盤くらいから本領発揮となるはず」、「ヤクルト戦後は日本ハム戦に比べてはるかに良かったって言ってたし、本人はむしろ順調と考えてそう」といった反応が多数寄せられている。 楽天・石井一久監督が、開幕2戦目となる3月27日の日本ハム戦での先発起用を既に明言している田中。登板予定日までは約1カ月だが、この期間にどれだけ調子を上げることができるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年03月01日 17時30分
DeNA、外国人選手の来日が不透明な状況に…チャンス拡がる大砲・細川にかかる期待
コロナ禍で一都三県は未だに緊急事態宣言下の日本。昨日で沖縄の春季キャンプを打ち上げたベイスターズは、今なお育成を含む全外国人選手の来日が未定と、アタマの痛い状況が続いている。 打撃陣では、2018、19年と2年連続ホームランキングのネフタリ・ソトと、ハッスルプレーの代償による怪我の影響で、65試合出場に留まりながらも20本塁打でホームラン率は11.9とインパクト十分だったタイラー・オースティンの主軸の2人が未定となっている。 最悪の場合、日本人打線で挑まなければならない事も視野に入れた場合、長打力が魅力の細川成也にはかなりの期待が集まることになりそうだ。高卒ルーキー時には、キャンプでマッチョボディでチームメイトに驚かれるほどの肉体が話題となり、その年の2017年終盤に一軍に昇格すると、NPB史上初の高卒新人でデビューから2試合連続ホームランをマーク。そのままクライマックスシリーズ、日本シリーズでも活躍を見せ、昨年ファームでは13ホームラン、53打点、出塁率.448と堂々の三冠を達成。良化の理由には、このオフに4年連続となる秋山翔吾(レッズ、前西武)との自主トレ参加も関連している。 「ボールを長く見た方がいい」との“秋山の教え”を実践し続け、「そう簡単にはできなかったが、去年、一昨年ぐらいからちょっとずつ掴めてきた」ことで、イースタンで三振は270打席で62個、フォアボールはトップの48個を選ぶことに成功。また、追い込まれても右方向へ捌くバッティングも身につけ、打率と出塁率もアップした。アピールポイントの長打力も健在で、一軍での昨年11月1日のタイガース戦では、あわや場外、レフトスタンドの最上段を襲う驚愕弾でファンの度肝を抜いて見せた。 沖縄の練習試合での打率は3割を超え、着実に成長を見せる細川。不動のセンター梶谷隆幸のFA移籍と、ライト起用が確実なオースティン不在で、レフトの佐野恵太以外の2ポジションが未定の現状は追い風の今、開幕スタメンに向け、週末からのオープン戦でもアピールを続けていく。取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2021年03月01日 17時00分
巨人・秋広に元木ヘッドが「おかしいでしょ」 新人なのにコーチを酷評? 超生意気発言にファンも驚き
2020年ドラフトで5位指名を受けて巨人に入団したプロ1年目・18歳の秋広優人。巨人・元木大介一軍ヘッドコーチに関してコメントした内容が、ネット上の巨人ファンの間で話題となっている。 注目を集めたのは、2月28日放送の『SPORTSウォッチャー』(テレビ東京系)内で取り上げられたコメント。元木ヘッドは生出演し、今季の巨人について複数選手の名を挙げながらトークを展開したが、その中で秋広の性格について「まだ慣れてないのか遠慮してる部分もあるが、喋るとまあまあ生意気」と発言した。 この発言の後に番組では、「(元木ヘッドは)バラエティー番組で見ていたのでもうちょっと…面白いというかチームを盛り上げるとか明るくしてくれるだけかなと…」、「想像以上に野球に関することを教えてくれているのでうれしいです」という秋広のコメントを紹介。これを受けた元木ヘッドは「おかしいでしょそのコメントは」、「俺ヘッドだぞ!」と笑い交じりにツッコみスタジオの笑いを誘っていた。 >>巨人・長嶋監督が元木に「うるせえんだ馬鹿野郎!」 試合前に暴言を吐かれた? 槙原氏が現役時代の珍事件を暴露<< 秋広のコメントを受け、ネット上には「秋広の元木ヘッド評が失礼すぎて笑う」、「元木を地上波で堂々と煽ってて草」、「まだ入団から間もないのに首脳陣をイジりにいけるのは度胸あるなあ」、「秋広は2002年生まれ、元木は2005年引退だからタレントのイメージが強いのは分からなくもないな」といった反応が多数寄せられている。 「身長2メートルの大型一塁手である秋広は今春キャンプでは当初二軍スタートでしたが、2月14日に一軍に昇格して以降は現在まで一軍に帯同。2月28日の練習試合・広島戦までに『.323』という実戦打率を残しており、巨人の高卒野手としては王貞治氏(現ソフトバンク球団会長)以来62年ぶりとなる開幕スタメン抜擢も期待されています。今回元木ヘッドにユーモラスなコメントを寄せたところをみると、現在は心にもある程度余裕を持てているのかもしれませんね」(野球ライター) 中島宏之、ウィーラーといった実績ある選手たちと開幕一塁の座を争っている秋広。開幕まで結果を残し続け、王氏以来の快挙を果たすことはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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2020年01月16日 11時00分
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スポーツ
阪神、現コーチ陣には存在意義がない? 山本昌待望論が渦巻く春キャンプ、秋に敷かれた“かん口令“も継続か
2020年01月10日 11時40分