プロ野球
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スポーツ 2021年10月08日 20時35分
楽天・藤田の戦力外通告、裏事情に驚き「心臓がおかしくなりそう」 大久保氏が本人との電話内容を明かす、軽率な発言と批判も
野球解説者の大久保博元氏(元楽天監督)が6日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。4日に球団から戦力外通告が発表された楽天のプロ17年目・39歳の藤田一也についての発言がネット上で物議を醸している。 >>戦力外の楽天・藤田、他球団移籍ならまだ活躍できる? 有力候補は阪神・日本ハムか、代名詞の守備以外にも好材料アリ<< 今回の動画で大久保氏は、楽天コーチ・監督時代(2012-2015)に共に戦った藤田との思い出話をテーマにトーク。2012年6月にトレード加入した藤田に最初に行った指導や、ある試合で藤田が対戦相手のサイン盗みを見抜いたエピソードなどを語った。 その中で、大久保氏は具体的な時期は不明だが、藤田から戦力外になった旨を報告する電話を受けたという話を明かす。報道では楽天は通告と同時に引退を決断した場合は球団内にポストを用意すると打診したが、藤田はこれを固辞して現役続行をめざす意向だと伝えられている。その藤田から連絡をもらった大久保氏は会話の中で「もちろん言えないんだけど、心臓がおかしくなりそうなぐらいのことを一也から聞かされて…『うそでしょ?』って」と、詳細は触れなかったが現役続行をめざす思わぬ理由を聞かされたという。 大久保氏は続けて、「現役にもう1年こだわりたいって理由があるわけ。下の子に野球やってる姿を見せれなかったと。コロナもあるし家庭の事情もあって。だから(最初は本人も)『それなんです』って(言ってた)」と明かし、現在5歳の長男にプレーする姿を見せるためにあと1年現役を続けたいと大久保氏に話したという。藤田は2016年2月に第2子となる長男が生まれたと球団から発表されている。 これを聞いた大久保氏は「そんなの後で振り返ったら、『何であの1年こだわったんだろう』っていう話なんだよ」と、子どもにプレーする姿を見せたいという理由だけで現役にこだわる必要はないのではと藤田に話したという。しかし、「でも事情を聞いたら『いや、それじゃやりてえよなあ…』って(感じた)」と、そこからより詳しく聞くと別の事情があったということを示唆した。 「もう1年現役、(コーチ)兼任でもいいんだよね、プレーできるチャンスを与えてくれるチームがないかなあというのは本当に思ってる」という大久保氏。選手、もしくは選手兼任コーチとして、今後藤田を獲得する球団が現れることを願った。 大久保氏の発言を受け、ネット上には「え? そんな言えないような事情があるの?」、「球団の打診を蹴って現役続行を模索するのに特別な理由があるなんて知らなかった」、「何が裏にあるのかは分からないけど、声をかけてくれるチームが出てきてくれたらいいな」といった驚きの声が寄せられている。 一方、「了解を得てるのかどうか知らないけど、本人が表だって明かしてないようなことをペラペラ喋っていいのか?」、「ブログでの報告には気になるようなことは特に何も書かれてなかったけどなあ」、「詳しく話せないなら最初から話さないでほしい、藤田からしても迷惑でしかないのでは」と大久保氏への苦言や批判も複数挙がった。 「藤田は戦力外通告が発表された4日、自身のブログに投稿しファンに戦力外となった旨を報告。この中で藤田は『球団からはチームに残る方向でのお話もいただいてましたが 僕自身、まだ現役でプレイすることへの思いが捨てきれず、その思いを汲んでもらってこのような形となりました』と、報道通りに球団の提案を固辞して現役続行をめざすことにしたと説明していますが、その理由については触れていませんでした。藤田がどのような事情を抱えているのかは不明ですが、仮に特別な事情があったとしても、それを匂わせるような発言をするのはどうなのかと大久保氏に憤っているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 藤田はこれまで横浜・DeNA(2005-2012)、楽天(2012-)で「1407試合・.268・24本・322打点・1019安打」という通算成績を残し、ベストナインを2回(2013-2014/二塁手部門)、ゴールデングラブを3回(2013-2014,2016/同)獲得した経験も持つ選手。実績を考えると他球団が獲得に動く可能性も十分にありそうだが、今後の動向にも注目が集まりそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について大久保博元氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCKa1VlSq1WwdSQWv4JFdgxg藤田一也の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/k-fujita6/
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スポーツ 2021年10月08日 17時30分
阪神・矢野監督に怒りの声「余計なことするな」 異例の行動で投手が不調に? ピンチの場面でのマウンド登場が物議
7日に行われた阪神対DeNAの一戦。「3-4」で阪神が敗れたこの試合で、阪神・矢野燿大監督が見せた行動がネット上で物議を醸している。 >>阪神・西の試合後コメントに驚きの声「あからさまにファンを皮肉ってる」 観客の冷たい視線に奮起? 矢野監督は気合の投球を評価<< 問題となっているのは、「3-2」と阪神1点リードで迎えた8回裏の行動。この回阪神は3番手・及川雅貴が1死二塁とピンチを招いたが、この直後に矢野監督はベンチを飛び出すとマウンド上の及川の元へ。中継では及川に言葉をかける矢野監督の音声は拾われなかったが、試合後の報道では「思い切っていけ!」と及川にゲキを飛ばしていたと伝えられた。 ところが、及川はこの直後に打席のDeNA・ソトに6球目の145キロツーシームを捉えられ21号2ランを被弾。この一発で逆転を許した阪神は、9回表の攻撃で三者凡退に終わり試合に敗れる結果となった。 逆転弾被弾直前の矢野監督の行動を受け、ネット上には「結果論かもしれないけど、マウンドに行ったのは明らかな悪手だったな」、「抑えてほしい気持ちは分かるが余計なことするなよ、あの後の及川めちゃくちゃ力んでたじゃないか」、「矢野監督がマウンドに行ったのは過去に1回しかないから、声かけられた及川も『監督に応えなきゃ』って意識が強くなり過ぎたのでは」といった苦言や批判が多数寄せられている。 「矢野監督は2019年から阪神を率いていますが、これまでにピンチの場面で直接マウンドに行き投手に言葉をかけたケースは2021年7月3日・広島戦7回裏2死満塁の1度のみ。この時はマウンド上の伊藤将司に『お前に任せたぞ!』とゲキを飛ばし、その後伊藤は打席の松山竜平を二ゴロに封じました。今回の試合でも矢野監督は、及川に何とかピンチを切り抜けてほしいという思いでマウンドに足を運んだものと思われます。ただ、激励後の及川は打席のソトに対し、初球から被弾した6球目までストレート、ツーシームと速球系の球を連投。また、全球が真ん中から高めに浮いており、被弾した6球目も外角真ん中のコースでした。そのため、矢野監督のゲキが及川の投球に力みを生じさせたのではないかと不満を抱いているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 7日の試合に敗れたことで、首位ヤクルトとのゲーム差が2に広がった2位阪神。8日からはそのヤクルトとの首位攻防3連戦が予定されるが、今回の痛恨敗戦は大事な3連戦にどのような影響を及ぼすのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年10月08日 15時30分
ソフトB・モイネロ、今季限りで退団? 突然の帰国報道が憶測を呼ぶ 元同僚の大騒動に酷似、心配の声も
2017年からソフトバンクでプレーし、昨季までに「193登板・14勝8敗100ホールド6セーブ・防御率2.48」といった通算成績を残している25歳助っ人のモイネロ。7日、そのモイネロが母国キューバに一時帰国すると複数メディアが報じた。 >>ソフトB・工藤監督、小久保ヘッドから尻を叩かれる場面映る「怒られてるのか?」 序列無視の異例行動、愛弟子への仕打ちに激怒?<< 報道によると、モイネロは6日朝に家族の都合を理由に一時帰国を申し出て球団もこれを了承。離脱期間は不明だが、帰国に伴いキューバ入国時に7日間、再来日時に10日間の隔離期間が生じるため、レギュラーシーズン中の一軍復帰は絶望視されている。 今季のモイネロはキューバ代表としての東京五輪予選出場や故障による離脱がありながらも、7日終了時点で「33登板・1勝0敗14ホールド5セーブ・防御率1.15」とチーム2位タイのホールド数をマーク。ただ、直近に登板した6日・楽天戦では、「0.0回2失点・被安打2・四死球2」と1死も取れないままKOされていた。 モイネロの帰国を受け、ネット上には「昨日の乱調はこれが原因だったのか?」、「帰国しなきゃいけないほどの都合ってことは、身内に不幸でもあったんだろうか…」、「今季はもうAクラス絶望的だし、帰国したまましばらく体を休めててもいいと思う」といった反応が寄せられている。 一方、「これもうチームには帰ってこないんじゃないか? ちょうど今季で契約切れるし」、「本人はメジャーでプレーするのも目標にしてるらしいし、このまま契約延長に応じず退団って説もゼロではない」、「同期入団のコラスは勝手に亡命しちゃったけど、モイネロも同じ流れになる気がして不安」と、今オフの去就と絡めたコメントも複数挙がった。 「2017年5月に育成選手として入団したモイネロは、支配下に昇格した翌6月から現在までセットアッパーを務め、昨年は最優秀中継ぎ(38ホールド)のタイトルも獲得したブルペンには必要不可欠な投手。本人は将来的なMLB挑戦の意向を持っていると過去に伝えられていますが、ファンのほとんどが5年契約が切れる今オフの契約延長を望んでいます。そんな中今回一時帰国が伝えられましたが、一部ファンの間では家族の都合は表向きの理由で、裏では今季限りで退団しMLB挑戦へ動こうとしているのではないかという見方が浮上しています。なお、現状ではキューバ人選手がMLBでプレーするためには国外へ亡命する必要がありますが、ソフトバンクはモイネロと同時にチームに加入したコラス(現シカゴ・ホワイトソックス)が2020年1月、契約期間内にもかかわらずMLB移籍をもくろみ滞在中のキューバから失踪・亡命。球団はチーム帰還を望みながらも有効な手立てを打てないまま、同年オフに自由契約を余儀なくされています。そのため、今後の展開次第ではモイネロもコラスのような強硬手段をとり球団を混乱に陥れるのではという懸念も散見されます」(野球ライター) 仮にこのままモイネロが退団となれば、今季「53勝57敗20分・勝率.482」でリーグ4位に沈むチームは来季以降さらなる苦境に陥ることは濃厚。絶対的なセットアッパーの動向には今後も注目が集まりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年10月08日 11時00分
巨人、優勝戦線からは完全に脱落か 坂本の悪送球だけじゃない? 首位相手の痛恨敗戦で相次いだ誤算とは
「総力戦の明暗」、エース、4番、チームリーダーの存在を考えさせられる一戦となった。 高津ヤクルトが“初ヒット”で掴んだ好機を生かし、サラナラ勝ちした(10月7日)。こういう勝ち方はチームの士気をさらに高める。劇的な幕切れとなったこの一戦だが、敗れた巨人も不振脱出の糸口を掴んだのではないだろうか。 >>巨人・中田が原因説浮上? 石井コーチの三軍送りに憶測の声、異例の配置転換が「原監督と揉めたのか」と勘繰られるワケは<< 「エースが相手打線を抑え込み、4番が打って、そんな勝ち方をしないと、チームは不振から脱出できません」(プロ野球解説者) 試合前、低迷する巨人の戦況をそう指摘する声も多く聞かれた。 そんな風に言われた理由は、エース・菅野智之投手が先発したからで、4番・岡本和真選手も「ここ5試合15打数2安打」と不振に陥っていたからだ。 試合のキーマンとなったのは、やはり菅野だった。6回までのノーヒット、四死球で得点圏まで走者を進めたが、直球のキレ、スピード、変化球の鋭さは間違いなく、今季一番の出来だった。 しかし、7回のヤクルトの攻撃が始まる前の投球練習中に右手親指をつり、降板となったのは既報通りだ。 「菅野はエースの自覚が強い。一度マウンドに上がったら、そのイニングを投げきろうとする責任感があり、そんな性格の菅野がアッサリ降板したので、『重症か?』と思いました」(前出・同) 一旦はベンチ裏に下がったが、10分ほど経つと、またベンチに戻ってきた。他選手と一緒に緊急登板となったデラロサにエールを送っていた。この様子を見て、「交代させなくても良かったのでは?」と感じた取材陣も少なくなかった。 関係者の一人がこう反論する。 「この時点でのスコアは『0対0』。大事を取っての降板でしたが、エースが先取点を奪われるのを嫌がったんだと思います。親指をつって、急に調子が悪くなったら…」 同日の菅野の好調さは、守っている野手たちにも伝わっていた。この雰囲気を「次の登板」まで取っておくことにしたわけだ。 その後、ノーヒット継投が続いたが、9回裏一死からヤクルト打線にようやく“一本”が出て、サヨナラ勝ち。その走者を生還させてしまった2本目のヒット、ショートへの内野安打を指して、巨人、ヤクルト両陣営から対照的な声も聞かれた。 決して、良い当たりではなかった。ヤクルト側は山田の全力疾走が“一塁手の捕球ミス”を呼んだと言う。 「一塁を守っていたのは、途中から一塁に回った若林晃弘。中島、ウィーラーなどの一塁を守り慣れた選手なら捕っていたかも。無得点の引き分けで終わっていたのに…」 先の関係者のコメントだ。野球に「もしも」はないが、そう捉えた取材陣も少なくなかった。 「いや、坂本だから、あの打球に追いつき、一塁に送球できたんです。負けたくないとするキャプテンの意地が、際どいプレーにつながった」巨人サイドの言葉だ。 アウトになっていたら、好プレー。好プレーとミスは紙一重と言うが、まさにその通りとなった。エースが不本意な降板をし、キャプテンの好プレーが裏目に出た。坂本の存在感の大きさは説明するまでもないが、積極的に動いて負けたのなら、次につながるのでは? いや、エースが投げて勝ち星につながらず、4番はノーヒット、キャプテンがチームを救えなかった痛手は大きいと指摘する声も聞かれた。ただ一つ言えるのは、この敗戦について誰も責めることはできないということだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年10月07日 20時30分
中日・与田監督、今季限りの退任が決定的に? 球団発表の戦力外メンバーが憶測を呼ぶ、新体制移行への布石か
7日試合前時点で「51勝64敗16分・勝率.443」とセ・リーグ4位に沈む中日。同日に複数メディアが伝えた戦力外通告の内容がネット上で物議を醸している。 >>中日・与田監督が審判に激怒「ファンも納得しない」 ずさんな仕事に加え嘘も? 3日間に及んだミスジャッジ騒動<< 報道によると、中日は同日に井領雅貴(プロ7年目・31歳)、遠藤一星(同7年目・32歳)、武田健吾(同9年目・27歳)、三ツ間卓也(同6年目・29歳)、丸山泰資(同5年目・26歳/現育成)、ロサリオ(来日1年目・27歳)の6名に来季契約を結ばないと通達。今後については三ツ間、ロサリオは他球団での現役続行を希望する一方、井領、遠藤、武田、丸山は未定だという。 問題となっているのは、2019年途中にオリックスからトレード移籍で加入した武田の戦力外。中日では主に代走や守備固めで起用されている武田は、加入初年度は一軍出場が29試合にとどまったものの、翌2020年は同84試合と出場機会が増加。今季は開幕から6日終了時点まで一軍にフル帯同し、93試合と前年からさらに出場数を伸ばしていた。 武田の戦力外を受け、ネット上には「ずっと一軍で使われてた武田が急にクビになってビックリした」、「昨日も代打で一軍の試合に出てたのに戦力外とか、これは本人も相当あ然としてそうだな」、「年齢的にもまだ若い方なんだが…あまり打ててなかった(.132・1本・1打点)のが響いたのか?」といった驚きの声が寄せられている。 一方、「与田監督が重用してた武田の戦力外は、後々与田監督自身もクビを切られる布石なのでは」、「与田監督が来季も続投ならお気に入りの武田を切るはずがない、その逆のことが起こったから恐らく与田監督も今季限りだと思う」、「与田政権では戦力として見られてたけど、新政権では使えないって判断されたのか?」と、チームを率いる与田剛監督の去就を絡めたコメントも複数挙がった。 「今季で3年契約が終了する与田監督は就任1年目の2019年、今季はBクラスと苦戦する一方、2020年はチームを8年ぶりのAクラス(3位)に導いた指揮官。結果が皆無というわけではないこともあり、来季以降も続投するのか、それとも今季限りで退任となるのかはファンの間でも意見が分かれていました。そんな中で今回与田監督がこれまで一軍で積極起用してきた武田が戦力外となりましたが、一部ファンの間ではこれは球団が与田政権に見切りをつけ、次期監督の招へいを見据えて戦力整理に動き出したことを表しているのではないかという見方が浮上しています。また、球団は既に後任候補とある程度話をつけており、その後任候補が武田を戦力とみなかったことからクビが決定したのではと勘繰る声も散見されますね。なお、報道では今季優勝の可能性が消滅した2日以降から、次期監督候補として球団OBの立浪和義氏や仁村徹二軍監督の名が取り沙汰され始めています」(野球ライター) 本人が「何も考えられない。頭が真っ白」と、動揺のコメントを口にしたことも伝えられている武田の戦力外。その武田を重宝してきた与田監督の今後にも注目が集まりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年10月07日 17時30分
DeNA、“虎キラー”三浦監督でも勝てない阪神戦…8年連続負け越しも来季のリベンジに期待
5日に横浜スタジアムで行われたタイガース戦で完全に力負けしたベイスターズ。この日の敗戦で対タイガース8年連続負け越しが決定、現役時代に虎狩りを得意としていた三浦大輔監督に交代しても、虎アレルギーを払拭することはできなかった。 今シーズン最初の対戦は4月9日、開幕投手の濱口遥大を先発に立てたが2−9で惨敗し、このカードは3連敗発進。同月23日からの甲子園では初戦、坂本裕哉の快投で初白星を挙げるがその後は連敗し、5月の横浜でも1勝2敗と負け越した。この時点で2勝7敗と完全にカモにされていたが、交流戦で勢いをつけて形勢逆転。6月25日からの3連戦をスイープすると、7月12日から2勝1敗。敵地甲子園で4つの勝ち越しを決めた。 8月からはベイスターズが東京ドームを、タイガースが京セラドームをホームにして6試合戦ったが2勝4敗で負け越し、9月12日は久々の横浜スタジアムで勝利。3戦を残して10勝12敗となり、まだ勝ち越しのチャンスを残していたが、5日の敗戦で負け越しが決定した。 ベイスターズがタイガースに最後に勝ち越したのは2013年の14勝10敗が最後。この年は藤井秀悟(現BP兼広報)の4勝を筆頭に、三嶋一輝、藤江均氏、大田阿斗里氏がそれぞれ2勝し、8人のピッチャーに勝ち星がついた。横浜スタジアムで勝ち越したのも2015年が最後で、ギジェルモ・モスコーソ氏や長田秀一郎氏など計7投手が1勝ずつ挙げ7勝6敗と勝ち越しに成功した年だった。いずれもいにしえの名前が並ぶことからしても、一昔前と認識できる。 その後は打者ではベテランの福留孝介や糸井嘉男、また大山悠輔や近本光司らに加え、今年はルーキー・佐藤輝明に苦しめられた。投手でもランディ・メッセンジャー、藤浪晋太郎らのパワースターターに、最近ではジョー・ガンケル、青柳晃洋、これまたルーキーの伊藤将司と、特定の選手にやられている印象が強い。ラミレス元監督は毎年のように「阪神に勝ち越さなければいけない」と口にしていたが、指揮した5年間負け続けてしまった。 今シーズンは後半失速してしまったが、3勝を挙げた坂本や、3割以上の打率を誇る桑原将志&タイラー・オースティンのコンビが虎狩りに貢献しただけに、来年の三浦ベイスターズに苦手払拭への足がかりも見えた。6日のゲームでは先発の大貫晋一の好投むなしく、打線が沈黙し零敗を喫してしまったが、来シーズンをいい形で迎えるためにも、今日の最終戦は是が非でも白星で飾りたい。 取材・文 ・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2021年10月07日 17時00分
阪神・西の試合後コメントに驚きの声「あからさまにファンを皮肉ってる」 観客の冷たい視線に奮起? 矢野監督は気合の投球を評価
6日に行われた阪神対DeNAの一戦。「2-0」で阪神が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが阪神のプロ13年目・30歳の西勇輝のお立ち台コメントだった。 >>阪神・佐藤、ベンチ内での行動に驚きの声「込み上げるものがあったのか」 大不振脱出に安堵? 矢野監督は更なる復調へ檄<< 先発としてマウンドに上がった西は「6回無失点・被安打7」と、毎回のようにランナーを出しながら粘りの投球を見せ今季6勝目をマーク。試合後のヒーローインタビューでは、「先頭(打者)をよく出したんですけど、仲間の守備といい、梅野(隆太郎)のリードもそうなんですけど、みんなで勝てた勝利だと思ってます」と味方の守備に感謝した。 そのインタビューの中盤、西はロハスの7号2ランで2点を援護してもらった直後の4回裏に、無死二、三塁と同戦最大のピンチを招いたことについて質問を受ける。西は宮崎敏郎を一ゴロ、ソトを投ゴロ、大和を左飛にそれぞれ打ち取りこのピンチを切り抜けたが、「見てる人が全員『2点はとられるだろうな』という雰囲気だったので、そこを逆手にとって気持ちを(入れて)投げていきました」と、客席のファンから期待されていない雰囲気を感じて奮起したことが結果につながったと語った。 西の発言を受け、ネット上には「あからさまにスタンドのファンを皮肉ってるな、自分も現地で観てて絶対点取られるとは思ってたけど」、「直近の成績を絡めた自虐のようにも聞こえて笑った」、「失点濃厚の雰囲気の中、よく反発心を持って投げてくれたよ」といった反応が寄せられている。 「西は同戦前時点で後半戦7試合に登板し『1勝3敗』と黒星が先行していましたが、この7試合はいずれも失点。さらに、7試合中6試合は3失点以上を喫するなど不安定な投球が続いていました。そのため、同戦4回裏にピンチを招いた直後はネット上にも失点を覚悟する声が数多く寄せられていたのですが、西にとっては逆に闘志に火をつけるいい材料になったようですね」(野球ライター) 試合後、矢野燿大監督からも「ノーアウト二、三塁でしっかり粘ってくれたというのがね。一番、勝ちを付けた要因かなと思う」と称賛されたことが伝えられている西。次戦以降の登板でも、気迫の投球で勝利をもたらすことはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年10月06日 20時45分
阪神・佐藤、ベンチ内での行動に驚きの声「込み上げるものがあったのか」 大不振脱出に安堵? 矢野監督は更なる復調へ檄
5日に行われた阪神対DeNAの一戦。「5-2」で阪神が勝利したこの試合で、阪神ドラ1・22歳の佐藤輝明が見せた振る舞いがネット上で話題となっている。 >>阪神・佐藤、無安打ワースト記録は指導力不足のせい? 他球団が見抜いた致命的弱点は優勝争いにも悪影響か<< 注目が集まっているのは1回表終了直後の佐藤の振る舞い。この回の佐藤はチームが2点を取りなおも2死一、二塁とチャンスで打席に入ると、DeNA先発・坂本裕哉からタイムリーを放つ。この一打が実に60打席ぶり(8月21日中日戦・第4打席以来)のヒットとなった佐藤は、その後2死一、三塁の状況で二塁へ偽盗を仕掛け、自身はアウトになったが三走・小野寺暖の本塁生還をアシストした。 阪神が4点を取った初回終了後、同戦の中継カメラは同僚たちとハイタッチを交わしながら自軍ベンチに戻った佐藤の様子を映し出す。佐藤はグラウンドに背を向けていたため中継カメラに表情は映らなかったが、一通りハイタッチを終えた後に右腕で顔を大きくぬぐう。また、この直後には右手で握りこぶしをつくり軽く右目に当てる仕草を見せた。 さらに、佐藤はそこから左手に持っていたタオルで再度顔をぬぐうと、右斜め後ろに体の向きを変えながら「フー」と大きく息を吐く。その後、そばに置いてあったペットボトルを手に取り水分を口に含んだ。 佐藤の振る舞いを受け、ネット上には「後ろ姿だから表情はあまり見えなかったけどもしかしてちょっと泣いてた?」、「ヒットの直後は笑顔見せてたけど、ベンチに帰った後に色んな感情が湧いて来たんだろうか」、「飲み物飲んだのも気持ちを落ち着けるためだったりしたのかな」、「1か月半も続いたノーヒットがようやく終わったんだからそりゃ泣きたくもなるよなあ...」といった驚きの声が寄せられている。 「佐藤は3日終了時点で59打席連続ノーヒットとセ・リーグワースト記録を更新し続けていましたが、長引く不振で精神的なストレスも大きかったようで、報道によるとノーヒットの期間には体重が1、2キロ減少したとのこと。ただ、5日の試合で遂に不名誉な記録に終止符を打ちました。本人が本当に泣いていたのかは不明ですが、長いトンネルをようやく脱出して込み上げるものがあったとしても不思議ではないでしょう。なお、本人は同戦後に不振を極めた日々を振り返り、『プロ野球は難しいなとすごく思いました』と率直な心境を吐露したということも伝えられています」(野球ライター) 試合後の報道では、矢野燿大監督が「本人的にも一本出て良かった。ほっとする一本じゃなく、いいきっかけにしていけるように」とさらなる復調を願ったことも伝えられている佐藤。5日終了時点で2位のチームは首位ヤクルトを1ゲーム差で追っているが、佳境に入りつつある優勝争いを牽引する活躍を見せることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年10月06日 19時30分
ソフトB・工藤監督、小久保ヘッドから尻を叩かれる場面映る「怒られてるのか?」 序列無視の異例行動、愛弟子への仕打ちに激怒?
5日に行われたソフトバンク対楽天の一戦。「7-7」で両チーム引き分けたこの試合で、ソフトバンク・小久保裕紀一軍ヘッドコーチが見せた行動がネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、「6-7」とソフトバンク1点ビハインドで迎えた8回裏の小久保ヘッドの行動。この回ソフトバンクは先頭のリチャードが楽天4番手・酒井知史が6球目に投じた144キロストレートを捉え、左翼席に飛び込む同点の6号ソロを放つ。その後勝ち越し点までは奪えなかったが、試合を引き分けに持ち込む価値ある一発となった。 リチャードが同点弾を放った直後、同戦の中継カメラは両手を挙げながら驚きの表情を浮かべるベンチ内の工藤公康監督の様子を映し出す。ただ、この後に流された本塁打のリプレー映像では工藤監督がリチャードの打球を見て両手を挙げた瞬間、横にいた小久保ヘッドが左手で工藤監督の尻をバンと叩き、わずかながら工藤監督の体勢がのけぞっている様子も捉えられていた。 >>ソフトB・工藤監督の試合後コメントに怒りの声「何開き直ってんだ」 サヨナラ機を潰した采配が物議、慎重策でも結果は同じ?<< 小久保ヘッドの行動を受け、ネット上には「小久保ヘッドが工藤監督の尻ひっぱたいててビックリした」、「これ小久保さん工藤監督に怒られてるのか?叩き方が『ほら言わんこっちゃない!』みたいな感じだけど」、「愛弟子リチャードへの直前の采配にイラついてたのか?」といった驚きの声が寄せられている。 「小久保ヘッドは2020年12月のヘッド就任会見の席上で『二軍でタイトルを獲ったリチャードには興味があります』と、同年に二軍で本塁打(12本)・打点(47打点)の二冠に輝いたリチャードの素質を評価。その言葉通り就任以降は熱心に指導を続けており、リチャードも今季は5日終了時点で一軍では6本塁打(22試合)と長距離砲として頭角を現しつつあります。しかし、工藤監督はそのリチャードに対し同戦6回裏無死二塁の場面で、今季は一・二軍を通じて一度も記録していないバントを指示(結果は空振り三振)。この采配を受けネット上には『一発が持ち味の打者に小技を求めるな』などと批判が噴出しましたが、一部ファンの間では小久保ヘッドも工藤監督のバント指示に不満を抱いていたことが、8回裏の本塁打直後の“尻叩き”につながったのではという見方もされています」(野球ライター) 現在49歳の小久保ヘッドにとって58歳の工藤監督は、現役時代にダイエー(1995-1999)、巨人(2004-2006)で共にプレーし、今シーズンから指導者として再び味方同士となった大先輩。その先輩の尻を叩いたことについて、試合後の報道では両名共に特にコメントしたとは伝えられていないが、ファンの間で物議を醸す光景の真相について今後言及することはあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年10月06日 15時40分
西武・松井二軍監督の昇格報道に「実現してほしくない」ファンに望まれないワケ 元スターも手腕には悪評?
5日終了時点で「48勝62敗18分・勝率.436」とパ・リーグ5位に沈んでいる西武。6日、その西武を率いる辻発彦監督が今季限りで退任し、来季は松井稼頭央二軍監督の昇格が最有力と複数メディアが報じた。 >>西武・辻監督に怒りの声「明らかな判断ミス」 勝機を潰した継投策に批判、本人は試合後に開き直り?<< 今季の西武は7月以降5位から浮上できないまま、10月5日・ロッテ戦の敗北でリーグ優勝の可能性が消滅。報道によると、辻監督は低迷の責任を感じて退任の意向を固めたとのこと。これを受けた球団は松井二軍監督の内部昇格を最有力候補とした上で、今季順位が確定し次第来季の監督人事をまとめる見込みだという。 現在45歳の松井二軍監督は現役時代に西武(1994-2003,2018)、ニューヨーク・メッツ(2004-2006)、コロラド・ロッキーズ(2006-2007)、ヒューストン・アストロズ(2008-2010)、楽天(2011-2017)と日米5球団でプレーし、引退翌年の2019年から西武二軍を指揮。第1次西武時代には盗塁王3回(1997-1999)、最多安打2回(1999,2002)、トリプルスリー1回(3割30本30盗塁/2002年)と数々の実績を残し、ファンの間では現在でも“ミスターレオ”と呼ばれるほどの高い人気を誇っている。 しかし、一軍監督昇格報道を受けては喜びの声よりも「将来的な話なら全然いいと思うけど、来季からいきなり一軍監督は早すぎる」、「二軍の順位がサッパリなのに、松井の一軍昇格なんて実現してほしくない」、「2年後に主力のFA問題も控えてる中、一軍指導者歴のない稼頭央に監督任せるのはリスクが高すぎないか?」と否定的なコメントが複数挙がっている。 「2019年から西武二軍を率いている松井監督ですが、同年はイースタン・リーグ7チーム中6位、2020~2021年は2年連続で最下位といずれの年もチームは低迷。そのこともあってか、監督としての手腕を疑問視しているファンは少なくないようです。また、西武は2023年シーズン中に山川穂高、森友哉、源田壮亮、外崎修汰といった主力がそろってFA権を取得する見込みで、次期監督は彼らの残留交渉や後継者候補の育成も考えながら指揮をとらなければいけないことが濃厚。一軍ではまだ指導者経験がない松井二軍監督に、こうした状況の中で一軍を指揮させるのは荷が重すぎるのではという声も見られます」(野球ライター) 一部からは「一旦繋ぎの監督を置いて、この間に松井を一軍コーチとして経験積ませる方がいい」という声も挙がっている西武の監督人事。仮につなぎの監督を置くならば球団の渡辺久信GM(元一軍監督/2008-2013)や球団OB・秋山幸二氏(元ソフトバンク監督/2009-2014)なども有力候補となり得るが、果たして球団は誰に一軍の指揮を託すのだろうか。文 / 柴田雅人
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