プロ野球
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スポーツ 2021年09月15日 18時35分
巨人・桑田コーチのグータッチに批判「無神経すぎて呆れる」 危険球退場の山口を称賛? メンタルケアの一環と反論も
14日に行われた巨人対DeNAの一戦。「2-3」で巨人が敗れたこの試合で、巨人・桑田真澄投手チーフコーチ補佐が見せた行動がネット上で物議を醸している。 >>巨人・桑田コーチ補佐、若手選手の印象は「Mattを見ているようなもの」? 独特の指導法を明かし反響「時代には合ってる」<< 問題となっているのは、「1-1」と両チーム同点で迎えた7回表の桑田コーチの行動。この回巨人は先発・山口俊が先頭の宮崎敏郎を空振り三振に打ち取るも、続くソトに投じた初球のストレートがソトの頭部をかすめる。これを見た審判はヘルメットに接触したとしてこの球を死球とした後、山口に危険球退場を宣告した。 山口が退場宣告を受けた後、同戦の中継カメラは神妙な表情でうつむきながら自軍ベンチに下がる山口の様子を映し出す。この時、中継画面には山口を出迎えた桑田コーチが右手をグーの形にして差し出し、山口も右手でグータッチに応じる様子も映り込んでいた。 桑田コーチの行動を受け、ネット上には「危険投球で退場した山口相手にグータッチは無い、逆に『何やってんだ!』って強く注意するべきところだろ」、「一歩間違えれば大惨事だったのに、いけしゃあしゃあとグーを差し出すのは無神経すぎて呆れる」、「大怪我負いかけた相手に対する思いやりがなさ過ぎだろ」、「相手を壊しかけたのに、そのことを何とも思って無さそうでドン引き」といった苦言や批判が寄せられている。 一方、「ただ単に『当ててしまったものは仕方が無い』って労おうとしただけで深い意図は無いだろ」、「降板の形が形だから、精神的に引きずらないようにケアしようとしたのでは」、「やった場所は多少良くなかったかもしれんが、やったこと自体は特に珍しいことではないぞ?」と批判に対する反論も複数挙がった。 「一般的にグータッチはいいプレーを行った選手をほめる意味合いで他選手・コーチが使うことが多いものですが、思うような活躍ができなかった選手を労う意味で使われることもあります。特に今回のような危険球での降板は次戦以降にもメンタル面などで尾を引きかねないため、桑田コーチはあくまで『ドンマイ、切り替えていこう』という思いでグータッチを交わしたものと思われます。ただ、頭部死球は直撃なら骨折や脳震とうといった故障のリスクが大きい上、場合によっては聴覚障害や目まいといった後遺症が発生することもある危険な投球。今回の山口は幸いにも直撃は免れましたが、その山口とグータッチを交わした桑田コーチに『危険球で退場したのにほめてるのか?』と違和感を抱いたファンも少なくないようです。また、労うにしても外部からは見えないベンチ裏でやるべきだったのではという意見もありますね」(野球ライター) それまで「6.1回1失点・被安打3」と試合を作りながら、予期せぬ失投で降板を強いられた山口。チームは山口に代わり登板した2番手・田中豊樹がDeNA・牧秀悟に決勝の17号2ランを浴び敗戦し、首位阪神とのゲーム差が3.5ゲームに広がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年09月15日 17時30分
東京五輪体操金メダリスト橋本大輝選手、ロッテ対オリックス天王山対決で始球式!
千葉ロッテマリーンズは、9月29日に千葉・ZOZOマリンスタジアムで開催するオリックス・バファローズ戦(17時45分試合開始)に、地元千葉県成田市出身で、順天堂大学スポーツ健康科学部に所属する東京五輪男子体操競技日本代表、橋本大輝選手が始球式を行うと発表した。橋本選手の始球式は17時40分頃から開催されるという。 なお、当日は地域振興活動の一環として「ALL for CHIBA成田市」のイベントが開催され、「成田市」の市名入りロゴが右袖に掲出されたCHIBAユニホームを着用するとのこと。また、千葉ロッテマリーンズと順天堂大学は医療面・コンディショニング面における提携を結んでおり、今回、橋本選手の始球式が決定した。 橋本選手は、順天堂大学スポーツ健康科学部2年。千葉県成田市出身。2人の兄の影響で6歳で体操を始める。2019年の世界選手権に高校3年生で初出場し、団体銅メダル、種目別鉄棒4位。東京五輪では団体銀メダル、個人総合金メダル、種目別鉄棒金メダルを獲得した。手足の先まで伸びた美しい演技が持ち味で、得意種目は、跳馬、あん馬、鉄棒。日本体操界のレジェンドである内村航平選手に憧れており、内村選手に続く体操界の新星として、期待も高い。 橋本選手は「初めまして。東京オリンピック男子体操競技日本代表、順天堂大学の橋本大輝です。この度大変光栄な事に、始球式をさせていただけるという事でとても嬉しく思います!!ストライクゾーンにボールが行くように頑張ります!!!」とやる気満々な様子。 メダリストでは、オリックスも9月19日(大阪・京セラドーム大阪、対埼玉西武戦)の特別始球式に、東京五輪スケートボード女子ストリートで金メダルを獲得した西矢椛選手が登板することが決まっており、橋本選手も同じ金メダリストとして、体操同様、美しいフォームで負けられないピッチングを披露したいところだ。 28日からの3連戦は、優勝争いを繰り広げているロッテとオリックスにとって、天王山になる可能性も高く、橋本選手のピッチングがチームに勢いを与えられるのか注目したい。(どら増田 / 写真・球団提供)
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スポーツ 2021年09月15日 17時00分
ヤクルト・青木の不可解行動に怒りの声「セコ過ぎてドン引き」 死球狙いで足をあり得ない方向へ? 敵守備への妨害説も浮上
14日に行われたヤクルト対阪神の一戦。「4-4」で両チーム引き分けたこの試合で、ヤクルトのプロ18年目・39歳の青木宣親が見せた振る舞いがネット上で物議を醸している。 >>ヤクルト・高津監督の継投策が敗戦招く?「なぜここで代えた」 不可解な判断に批判相次ぐ、今後の優勝争いにも暗雲か<< 問題となっているのは、両チーム無得点の1回裏に青木が見せた振る舞い。この回ヤクルトは先頭・宮本丈が阪神先発・青柳晃洋から左安を放ち出塁した後、坂口智隆の遊ゴロで一走が入れ替わる。ここで打席に入った青木が6球を投げさせフルカウントに持ち込むと、青柳は7球目に内角へのスライダーを投じた。 すると、青木はひざ元付近へ曲がってきたスライダーに対し、打撃のため上げていた右ひざを下ろした後、すぐに軸足の左ひざを出して故意に当たりに行くような振る舞いを見せる。ただ、球は当たらず青木は見逃し三振となった上、この間に二盗を狙った坂口も刺されたため三振ゲッツーの形でヤクルトの攻撃は終了した。 青木の振る舞いを受け、ネット上には「なんだ今の動き、絶対わざと死球狙っただろ」、「ひざ元の球を死球に見せかけようとするなんてセコ過ぎてドン引き」、「映像見る限り、バランスを崩してひざが出てしまったようには見えないしなあ」、「当たってても意味は無かったのでは? ルールだとストライク扱いになるはずだけど」といった驚きや困惑の声が寄せられている。 同時に、「ただの当たり屋じゃないか、なんでこんな卑怯なことをしようと思ったのか」、「何でもいいから塁に出たいほど、不振に苦悩してるってことなんだろうか」、「あわよくば死球、ダメでも捕手の二塁送球を妨害できるって考えた可能性もありそう」と、左ひざを出した理由を推測するコメントも複数挙がった。 「野球規則では『バウンドしない投球がストライクゾーンで打者に触れた場合には、打者がこれを避けようとしたかどうかを問わず、すべてストライクが宣告される』と定められています。そのため、仮に青木の左ひざに青柳のスライダーが当たっていたとしても、審判はストライクゾーン内での接触と判断し三振を宣告していたものと思われます。青木が不可解な振る舞いを見せた理由は不明ですが、ファンの間では9月の青木が14日試合前時点で『.154・0本・3打点』と不振だったことから、なりふり構わず出塁したい気持ちが強かったのではという見方が浮上しています。また、坂口の二盗を助けるために、捕手の二塁送球を妨害する意図もあったのではという意見も見られます」(野球ライター) プロ野球の試合では体に近いボールに対し打者が肘を出して死球を狙おうとするケースはまれに見られるが、今回の青木のようにひざを出すケースはほとんどない。結果的には試合に影響するようなことはなかったが、仮に得点などにつながっていた場合は今以上に物議を醸していたのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年09月15日 11時05分
阪神・佐藤が新人王レースから脱落? 二軍でも不振に苦悩、一軍復帰できないまま今シーズン終了か
矢野阪神は値千金の引き分け、巨人は惜敗して後退。2位チームとのゲーム差は後半戦最大の3・5に広がり、阪神が優勝争い混戦レースから一歩リードしたようである。 >>阪神・佐藤の新打撃フォームは失敗?「差し込まれまくりや」 金村氏が見抜いた問題点を指摘、今後のスランプも予想<< 関西で活動しているプロ野球解説者が9月14日の東京ヤクルト戦をこう分析する。 「9回の攻撃が始まるまで、完全に負け試合の雰囲気でした。4番に入ったマルテが同点3ランを放ち、重苦しい空気が払拭されました。出塁した近本、糸原はともに四球を選んでいます。『4番につなぐ』という攻撃スタイルも定着しているように見えました」 しかし、マルテは“急造4番バッター”である。本来ならば、大山悠輔が務めるべきだが、矢野燿大監督は“その日のベストオーダーを組めばいい”と考えているようだ。 「大山を4番に定着させ、佐藤輝明を一人前に育て上げる。そして、藤浪晋太郎を復活させること。これが、矢野監督に求められたチーム作りの主テーマでした。最優先事項はチームの勝利。なので、佐藤たちのことは棚上げ状態、いったん保留という感じです」(球界関係者) 棚上げ状態になってしまったが、矢野監督を批難する声は出ていない。 とは言え、9月10日に二軍降格となった佐藤はかなり心配だ。 「翌11日、二軍戦に出場しました。4打数1安打。二軍投手を相手にヒットを放っても復調のきっかけにはなりません」(在阪記者) 一軍がマルテのひと振りで引き分けに持ち込んだ14日のことだ。甲子園球場で予定されていた二軍戦が中止となり、佐藤たちは室内練習場に移動した。他選手たちは調整の一環として汗を流していたが、佐藤は一人離れて、素振りをしていた。打撃担当の日高剛コーチが見守り、時折、バットを構えた時のグリップの位置を確認していた。 この光景を見る限り、早期の一軍昇格は「ない」と思った。佐藤が取り組んでいたのは打撃フォームの改造だ。この時期にフォームを改造していたら、マジックナンバーも点灯しているだろう9月下旬には間に合わない。 「打撃不振で二軍降格となったので、表情も暗いです」(前出・同) 話は二軍降格となった10日に戻るが、同日の試合後、矢野監督は佐藤のことも質問されている。「後のプロ野球人生の糧に」というエールを送っていた。 「代打でしか使えないのなら、二軍で試合に出した方が良いとの考えです。この件に反対する一軍首脳陣はいませんでした」(前出・球界関係者) 一時は、新人年間本塁打記録(31本)の更新も期待されていた。一軍復帰がなければ、佐藤の記録は23本のままでストップだ。 打撃フォームでの試行錯誤が続いていた14日、DeNAの新人・牧秀悟が巨人戦で勝ち越しの2ランを放った。広島の新人・栗林良吏は既に23セーブをマークしている。前半戦の阪神を牽引したのは、間違いなく、佐藤である。二軍でシーズンを終えることになれば、新人王争いからも消えてしまいそうだ。胴上げの輪の中に佐藤がいないなんて…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年09月14日 19時30分
阪神首脳陣は中野を「教育せなアカン」 金村氏が“ミス上等”のプレー態度に苦言、リーグ最悪の守備にファンもため息
野球解説者の金村義明氏(元近鉄他)が、13日放送の『上泉雄一のええなぁ!』(MBSラジオ)に生出演。阪神ドラ6・25歳の中野拓夢に苦言を呈しネット上で話題となっている。 >>阪神・藤浪、死球の衝撃音が敵ベンチまで響いた? 上田氏が見た衝撃の光景にファンも恐怖「聞いてるだけで脂汗出る」<< 今回の番組で金村氏は9月に入り「5試合・.000・0本・0打点」とノーヒットが続いていたドラ1・22歳の佐藤輝明が、10日にプロ入り後初めて二軍降格となった話題についてトーク。佐藤は二軍でも12日終了時点で「3試合・.083・0本・0打点」とサッパリだが、金村氏は「ファーム(の試合)も見てるけど、まだ(ボールを捉える)ポイントが近いしなあ…」と、まだミートポイントが近く速球に差し込まれていると不安要素を指摘した。 その話の流れで、金村氏は「佐藤の方が泣きそうな顔してるし、中野の方が人を食ったような顔してるもんな」、「(中野は)ほんとエラーしても知らん顔してるしなあ」と発言。不振にあえいでいる佐藤に比べ、ドラフト同期の中野はミスなどを気にしているような様子は見られないと指摘した。 ただ、金村氏は続けて「昨日も横浜行って(阪神対DeNA戦を解説して)て、中野なんかホームにワンバウンド(の返球)放っても知らん顔してるもんな。(首脳陣は)あれ一回、やっぱり教育せなアカンな」とコメント。中野は12日の同戦6回裏無死満塁で、DeNA・大和の遊ゴロを本塁へワンバウンド送球し併殺崩れでの出塁を許しているが、こうした軽率なプレーを気に留めない点については首脳陣が改善を指導していくべきだと主張した。 金村氏の発言を受け、ネット上には「確かに中野の守備はまだまだ軽い印象がある、エラーもリーグワーストレベルにかさんでるし」、「DeNA戦の送球は普通に投げてれば十分併殺取れた、そうなればタイムリー打たれた桑原(将志)に回ることも無かった」、「せっかくの打撃がかすむからもう少し丁寧にプレーしてほしい」といった同調の声が寄せられている。 「今季の中野は12日終了時点で規定打席に到達しており、『102試合・.280・1本・28打点』とチーム2位(リーグでは16位)の打率をマークしています。一方、守備ではリーグ最多の14エラーを記録しており、12日のDeNA戦で見せたワンバウンド送球など記録に残らないミスもしばしば。打撃ではある程度安定感を維持しているだけに、守備でも堅実なプレーを見せてほしいと願うファンは少なくないようです」(野球ライター) 12日終了時点で「61勝45敗4分・勝率.575」で首位を走るチームを遊撃レギュラーとして支えている中野。今季は残り33試合と佳境に入りつつあるが、今後地に足のついたプレーをどれだけ見せることができるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年09月14日 17時30分
首位ロッテを追うオリックス、本塁打トップの“ラオウ”杉本裕太郎に期待!
2位に陥落したオリックスだが、千葉ロッテとの首位攻防戦では1勝1敗1分けのイーブンに終わり、首位を奪還出来ず。今シーズン得意としている埼玉西武にも負け越してしまい、ロッテとの差は「2.0」ゲームに開いてしまった。【オリックス 9.7〜12戦績】対 千葉ロッテ兵庫・ほっともっとフィールド神戸9月7日○オリックス(宮城)4-3(美馬)千葉ロッテ●8日●オリックス(山崎颯一郎)1-4(上沢)千葉ロッテ○9日△オリックス(田嶋)2-2(石川)千葉ロッテ△対 埼玉西武埼玉・メットライフドーム10日○オリックス(山本)7-1(松本)埼玉西武●11日●オリックス(バルガス)0-7(今井)埼玉西武○12日●オリックス(山崎福也)1-3(渡邉)埼玉西武○※(カッコ)内は先発投手※13日現在、111試合52勝44敗15分のパ・リーグ2位。首位の千葉ロッテと2.0ゲーム差。残り32試合。 今シーズン最後となる、ほっともっとフィールド神戸での主催ゲームとなったロッテとの首位攻防3連戦。初戦はロッテ戦に合わせてローテーションを変えた宮城大弥が先発。宮城は先発5回を投げ、被安打8、奪三振6、失点3の内容。いつもより状態は良くなかった。本人も「全てが良くなかったと思います。ここ最近、リリーフ陣が投げていましたし、苦しい状況だったと思うので、もっとちゃんとゲームを作りたかったですし、悔しいです」と振り返っていたが、大下誠一郎のサヨナラ打でオリックスが逆転。1試合にして首位を奪還している。 翌日は、先発の山崎颯一郎が6回を投げ、被安打3、奪三振6、失点1の好投。颯一郎は「今日は先頭打者をしっかり抑えていこうと意識していましたし、前回よりも落ち着いてマウンドに上がることが出来たと思います。全体的には、ストレートの指の掛かりも良かったですし、カーブもしっかりとカウントを取れていたと思いますが、まだ気持ちが入り過ぎてしまう部分や、大きく外れてしまうボール球も多くあったので、そういったところは反省しないといけないと思います」とコメントしていたが、次に繋がるピッチングだった。しかし、中継ぎが打たれ、再び首位陥落を許してしまう。 3戦目は、このところ調子が悪かった田嶋大樹が先発。田嶋は8回を投げ、被安打3、奪三振10、失点1の好投。「今日はストライク先行のピッチングが出来ていましたし、フォームのバランスも良く、落ち着いてリズム良く投げられていたと思います。他の球種も良かったですが、フォークがいつもより少しチェンジアップ気味に抜けていて、より効果的に使えていたと思います」と本人も内容には満足していたが、チームは勝ちきれず引き分けに。チームは移動日なしで埼玉に移動し、西武との3連戦。初戦は、エース山本由伸が苦しみながらも6回を投げ、被安打2、奪三振9、無失点で降板。本人は「立ち上がりからピンチを迎えてしまっていましたし、あまりテンポの良くないピッチングになってしまっていたと思います。なんとか粘り強く投げることが出来たのも、野手の方達が得点を重ねてくれたおかげだと思います」と反省しきりだったが、打線が爆発してチームは快勝。ハーラートップの13勝目をマークした。 2戦目は、NPB初先発となる先発の新外国人バルガスが、5回途中に左脇腹付近に違和感を訴えたため交代。翌日には登録を抹消されてしまった。チームも大敗。なかなか先発6本柱が揃わない。3戦目は、地元所沢出身の山崎福也が先発。福也は2回、スパンジェンバーグに3ランを打たれるも、後は完璧なピッチングを披露。7回2/3を投げ、被安打5、失点3で降板。本人は「やはり2回のところだと思います。序盤は力み過ぎてしまっていましたが、それ以降は修正できていたと思います。それだけに、2回のホームランのところが勿体ないと言いますか、悔しいです」と一発を悔やんだ。チームは杉本裕太郎がパ・リーグ単独トップとなる26号ソロを放つも、西武投手陣に封じ込まれてしまい連敗。 山崎颯一郎、田嶋大樹、山崎福也の3投手に勝ちはつかなかったものの、今後の目処がついたのは大きい。あと一枚を、連戦が続く今月後半から誰が務めるのかが課題だろう。打線は杉本が好調をキープしていることと、T-岡田が戻って来たのは大きい。西武との2戦目に途中交代し3戦目はベンチから外れた宗佑磨も、14日から仙台で行われる東北楽天との3連戦からの復帰が待たれるところ。吉田正尚の穴は大きいが、引き続き総力戦で乗り越えていくためも、ここは“ラオウ”杉本が引っ張っていくしかない。(どら増田 / 写真・Rinco)
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スポーツ 2021年09月14日 11時45分
ヤクルト・高津監督が激怒! 次戦の阪神は“ナメられた”? 意味深な投手起用で優勝争いに激震か
この幕切れは、首位阪神との2連戦にも飛び火しそうだ。 9月13日、バンテリンドームで行われた中日対東京ヤクルトの一戦が“ミスジャッジ”で試合終了となった。 >>阪神ファンが神宮の観戦ルール違反?「ミスを大声で煽るとか神経疑う」敵選手へのコールが物議、今後の“厳罰”を求める声も<< ヤクルトが1点を追う9回表(1アウト)、一、二塁間で一塁走者をタッチアウトにしようとした挟殺プレーが発生した。しかし、それは中日守備陣の勘違いで、二塁ベースを踏めば自動的にアウトになる場面だった。 途中、中日守備陣も気づき、二塁ベースを踏んだが、二塁審判が「アウト」をコールしない。両チームとも「アレ?」と思いつつも、挟殺プレーが再開された。その隙をついて三塁に到達していた二塁走者が本塁に突っ込んだが、バックホーム返球されて、アウト。 中日ベンチから与田剛監督が出て、「先程、二塁ベースを踏んだ時点で一塁走者はアウトですよね? 二塁ベースを踏んでいるので確認してください」とVTR検証を求めた。それが認められて、ゲームセットとなった。 これに、ヤクルトの高津臣吾監督は怒った。 「二塁審判がベースを踏んだのを見ていませんでした。いや、こちらからは見ていたようにも映りましたが…。二塁審判がきちんと『アウト』をコールしていれば、本塁突入のプレーは起こりませんでした。ミスジャッジによって、本塁突入のプレーが誘発されたので、高津監督がカチンと来たんです」(ベテラン記者) この試合を落とし、首位阪神とのゲーム差は、3・5。順位も3位に後退した。しかし、ヤクルトが本気で“阪神叩きの逆転優勝”を狙っているのは間違いないようだ。 この後味の悪い13日の中日戦の途中、14日のヤクルト対阪神の「予告先発投手」が発表された。ヤクルトの先発は、アルバート・スアレス。前回の阪神戦で7回無失点と好投した奥川恭伸の“温存策”だ。奥川が14日に投げるとしても、中6日なので登板は可能だ。と言うよりも、先発ローテーション投手として、中6日は当たり前のことだ。 「阪神2連戦の次に当たる巨人との3連戦に奥川を投げさせるつもりです。打線低迷で苦しむ巨人に今一番勢いのある奥川をぶつけ、優勝争いから脱落させてしまおう、と」(球界関係者) ヤクルトは阪神(5勝11敗2分)、巨人(5勝10敗2分)ともに負け越している(同時点)が、前回の阪神3連戦で2勝1敗と勝ち越している。しかも、3戦28得点とトラ投手陣を打ちのめしている。 「阪神は奥川に対し、苦手意識を持ち始めました。その奥川を外してヤクルトが勝ち越したとなれば、阪神はナメられたわけです。阪神に与える精神的ダメージは相当なもの」(前出・同) “ミスジャッジ”での試合終了後、高津監督はチーム控え室ではなく、そのまま審判室に向かった。球場スタッフが両腕を広げ、審判室の方には行かせてくれなかったので、どんな話し合いがされたのかは分からない。しかし、改めて抗議がされたと見るべきだろう。 ヤクルトナイン、スタッフも目を吊り上げて球場を後にした。終盤戦に入って「1敗」を悔やむ気持ちが強いのは、優勝を意識しているからだ。この怒りを阪神にぶつけて来そうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年09月13日 20時30分
広島・佐々岡監督の試合後コメントに疑問「データを把握してない」の声 前提から間違っていた? 反撃機を潰した代打策に批判
12日に行われた広島対巨人の一戦。「1-2」で広島が敗れた試合の明暗を分けたのが、広島のプロ9年目・31歳の上本崇司のバント失敗だった。 痛恨のミスが飛び出たのは、「1-2」と広島1点ビハインドで迎えた8回裏。この回広島は先頭・野間峻祥が巨人2番手・中川皓太から左安を放ち無死一塁に。ここで広島は小園海斗に打順が回るが、ベンチは小園に代え上本を代打起用し送りバントを指示。しかし、上本は初球から2球連続でバントを失敗してしまった。 カウント「0-2」となったところからヒッティングに切り替えた上本だったが、7球目を左飛にしてしまい走者を進められず。チームはその後西川龍馬が死球を受け1死一、二塁としたが、鈴木誠也が一邪飛、坂倉将吾が中飛にそれぞれ倒れ同点・逆転のチャンスを逃した。 >>広島・小園の痛恨ミスで佐々岡監督に批判「理解に苦しむ」 逆転機を潰したバント指示が物議、成功でも結果は変わらず?<< 反撃ムードをしぼませた代打バント策について、試合後に佐々岡真司監督は「小園がちょっと調子を落としている中で、どんどん仕掛けていくということ(を意識した)。(相手が)左の中川だったので、いろんな攻撃を考えた中で代えました」とコメント。小園の調子や中川が左投げということなどを総合的に判断した上での采配だったと説明した。 佐々岡監督のコメントを受け、ネット上には「結果的には失敗だったけど、作戦の意図はまあ理解はできる」、「中川は横から角度つけて投げてくる投手だから、左の小園より右の上本の方がバントしやすいって考えたのかな」、「小園が調子いいなら強攻でも良かったけど(2打数)ノーヒットだったしな」と理解を示す声が寄せられている。 一方、「佐々岡監督が小園や中川のデータを把握してないことがよく分かる」、「どう考えたら小園より上本の方が中川に強いって結論になるのか、そもそもの前提がおかしいんじゃないのか」、「バント策自体もよく分からない、左に強い小園にそのまま打たせるべきだったのでは」といった否定的なコメントも複数挙がった。 「今回の場面でマウンドに上がっていた中川は、サイド気味のスリークォーターから最速151キロのストレートや大きく曲がるスライダーを投じてくる左腕。左打者からすると体側から入ってきたボールが外に逃げていく形になりますので、佐々岡監督は左打ちの小園ではバントは難しいと考え右打ちの上本を代打起用したものと思われます。ただ、小園はこの日3回裏1死一塁の第2打席でバントを決めていたことから、代打を送らずにそのままバントをさせてもよかったのではと考えているファンは少なくありません。また、今季の小園の対左打率が12日試合前時点で『.299』、中川の対左被打率が同『.293』とどちらも3割に近い数字だったことから、特別な采配はせず普通に打たせるべきだったのではという意見も見られます」(野球ライター) 1点を追う状況で、堅実に走者を進めることを狙った佐々岡監督。代打バント策の是非はファンの間でも意見が分かれているようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年09月13日 19時00分
巨人・陽、今オフのクビは避けられない? わずか半月での二軍逆戻りに憶測の声、チーム側にも放出したいワケが
これまで日本ハム(2006-2016)、巨人(2017-)でプレーし、昨季までに「1315試合・.270・105本・482打点」といった数字を残しているプロ16年目・34歳の陽岱鋼。12日、その陽が一軍登録を抹消されたことがネット上で物議を醸している。 >>巨人・阿部二軍監督が井納に激怒「全てぶっ壊した」 試合後インタビューでの酷評が物議、炎上KOにファンも嘆き「このままだと2億円がドブ」<< 今季は開幕から二軍暮らしで「45試合・.240・5本・18打点」と数字も振るわないことから、8月28日まで一軍昇格がなかった陽。昇格後も代打や守備固めとしての起用が主だったが、9月10日・中日戦では「1番・右翼」で今季初スタメン。3回裏に中日先発・大野雄大から今季初ヒットを放った。 しかし、翌11日・中日戦では代打で三振を喫した陽は、「7試合・.143・0本・0打点」とほとんど結果を残せないまま12日に二軍へ降格。降格後は同日の二軍・ロッテ戦に途中出場し9回にタイムリー二塁打を放ったが、今後の一軍再昇格の見通しは不透明となっている。 陽の二軍降格を受け、ネット上には「半月前に上がったばかりなのにもう落ちたのか、まあ数字見たら当然かな」、「二軍で2割そこそこの奴なんか上げてもしょうがないだろって思ってたら案の定だった」、「7試合でヒット1本、打率1割じゃさすがに一軍で使う価値ない」といった納得の声が寄せられている。 同時に、「もう陽のことを一軍で見ることは無いだろうな…」、「今回の降格で原(辰徳)監督から完全に見切られた感が強いな」、「ほとんどアピールできなかったし、今オフのクビはもう避けられないと思う」と、今季限りでの戦力外を予想するコメントも複数挙がった。 「陽は2016年オフに5年総額15億円(推定)という条件で日本ハムからFA移籍しましたが、巨人入り後は昨季まで『.259・24本・97打点』と不振で今季もサッパリ。そのため、5年契約が切れる今オフにクビになるのではとみているファンは多いようです。なお、巨人は現在支配下枠が70名と上限に達していることから、ドラフトや新助っ人補強に備えて枠を空ける必要があります。昨季の巨人はシーズンで支配下選手が69名となった後、オフに戦力外や育成再契約で15名を支配下外に。今季も同程度の戦力整理が行われるものと思われますが、ここまでの成績を考えると陽が生き残れる可能性は低いという見方がほとんどです」(野球ライター) 2016年オフの巨人入団会見では「打率にはこだわっている。3割バッターになりたい」と意気込みを語っていた陽。その3割を5年間で一度もクリアできないまま巨人を去ることになるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年09月13日 17時30分
DeNA、“最後のTBS戦士”田中がついに一軍復活登板! 苦しむチームを引き上げる魂のピッチングに期待
12日横浜スタジアムで行われたタイガース戦、7点リードの9回表2アウトの場面で“International Love”が球場を包んだ。16年には61試合登板を果たした左腕・田中健二朗が乗り慣れているはずのリリーフカーに乗り込むと、ブルペン陣は長めの拍手でマウンドに向かう田中を後押し。この日に出場登録されたこと知ったファンは、昔からのユニフォームや名前入りタオルを目いっぱい掲げてエールを送った。 左肘の故障で2019年8月15日にトミー・ジョン手術を敢行。オフには育成契約に切り替えられ、リハビリでも「感覚を変えないと投げられない。苦労しています」と試行錯誤を続けた。今年3月16日に行われたファームでのイースタン・リーグ春季教育リーグで実戦復帰を果たし、地道な調整を続けると、6月15日には念願の支配下登録をゲット。そして遂にこの日、2018年9月16日以来の横浜スタジアムのマウンドにたどり着いた。 バッターは原口文仁。がんから復活した不屈の男との対戦となった。初球から144キロのクロスファイアでストライクで攻めると、2球目はフォークで空振りを奪い追い込むことに成功。3球目はアウトコースに際どいストレート、4球目は代名詞でもある117キロのカーブでファール、5球目はインコースにフォークがワンバウンドし、続く6球目のストレートはファールで逃げられる。7球目のアウトコースのストレートは、ギリギリベースをかすめたかに見えたがボール判定でフルカウントに。ラストボールはこの日最速の146キロをマークし、原口もハーフスイングしたが手首は返らずフォアボールを許した。次打者の小野寺暖には、アウトコース低めのストレートでファール、カーブで目線を上げさせ見逃しのストライクを奪うと、最後はフォークで当たり損ねのピッチャーゴロ。俊敏にマウンドを降り軽快に打球をさばくと、ゲームセットの瞬間を迎えた。 約3年ぶりの復帰登板に「(マウンドに)立たせてもらったことが大きい。本当に周りの方に感謝の気持ちを持って立たせてもらいました」と感慨深げに第一声。ファンには「一球一球、すごく大きな拍手を頂いてすごく背中を押してもらったので、とにかく2アウトからだったんですけど0で抑えられて良かったです」とホッとしていた。復活の第一歩を踏み出したが「これで終わらずに、最後までいいピッチングを続けられるように、頑張っていきたいと思います」と力強く先を見据えていた。 昨年二軍監督として田中を見ていた三浦大輔監督も「手術してからしんどいリハビリを経てここまできた。本当に今日のシチュエーションはピッチャー、野手全員が作ってくれて、その中で復帰できたことはチームにとっても良かったですし、本人のためにも良かったと思います」と目を細め「これからまた、チームのためにどんどん投げてもらいます!」と期待を込めた。 苦しい時を乗り越え、ストレートは以前より球速は上がり、力強さも感じ取れた復帰登板。16、17年と60試合以上に登板し、身を粉にして弱かったベイスターズを引き上げる原動力となった田中健二朗が、再び下位に沈んでいるチームを引き上げる。 取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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