プロ野球
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スポーツ 2021年10月06日 11時30分
オリックスが吉田一将ら8選手を戦力外通告。榊原翼、鈴木優らは現役続行の意向!
オリックス・バファローズは5日、戦力外通告の第一弾として、吉田一将投手、荒西祐大投手、飯田優也投手、榊原翼投手、鈴木優投手、神戸文也投手、育成の稲富宏樹捕手、古長拓内野手と来季の契約を結ばないことを発表した。 8選手に通告した福良淳一GM兼編成部長は「今後、どんな選択をするにしても早い方がいいという判断からこのタイミングでの発表になりました」と話していたが、中には自身が監督時代に活躍した選手も含まれており、「辛かったですね」と本音を漏らしている。 エース山本由伸や、山崎颯一郎と同学年の榊原は育成契約を打診されている模様で、榊原も「ありがたいこと。自分の力でまた背番号61を取り返したい」と再起を誓っていた。今シーズンは「考え過ぎた」結果、ファームでも試合を作ることが出来なかった。しかし、もともとは育成ドラフトで入団し、支配下を勝ち取っているだけに、育成からの出直しに期待したい。 鈴木優は昨年プロ初勝利をマークした。ストレートのスピードも増しているため、変化球も磨きがかかっている。本人は「他球団からの連絡を待ちたい」としており、NPB他球団からの連絡を待ちながら、トレーニングを継続していく意向だ。まだ24歳と若いだけに、環境が変われば才能が開花する可能性も高い。入団時は“都立の星”として騒がれたが、まだまだこれからの選手である。 吉田一は青森山田、日大、JR東日本を経て13年ドラフト1位で入団。即戦力の先発として期待されていたが、2016年には54試合、2018年には58試合に登板し、中継ぎとしてフル回転。ブルペンにいる時期が多かったが、昨年は先発への再挑戦もしており、オリックスの苦しい時代を支えてきた。肉体的には頑丈な選手なだけに、今後の去就に注目だ。 チームは首位として優勝争いを繰り広げているだけに、例年に比べてこの時期の発表は虚しさを感じる。今回発表された8選手には次のステージでも頑張ってもらいたい。(どら増田)
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スポーツ 2021年10月06日 11時00分
大谷翔平に他球団移籍が急浮上か エンゼルスは交渉を始めていない? 意外な第三者も残留への難敵か
大谷翔平選手の周辺が騒がしくなってきた。10月3日(現地時間、以下同)の今季最終戦前、米メディアによる共同のオンライン会見を受けていたことか分かった。 「エンゼルスから契約延長の話が来たら応じるかと聞かれ、『オープンな気持ちで話すと思います』と答えていました」(米国人ライター) エンゼルスが持つ大谷の保有権は、2023年まで。試合前に契約に関する質問がされた理由だが、それは、9月26日のマリナーズ戦後の共同会見にあった。好投しても勝てない状況について聞かれ、大谷は“チーム愛”を答えた。しかし、「それ以上に勝ちたいという気持ちが…」とも続けたため、その発言が一人歩きしてしまったのだ。 >>エンゼルス・大谷の「勝ちたい」発言に監督が激怒? 勝利でシーズン終えるも不満顔だったワケ<< 試合前に質問する内容ではない。そのことは米メディアも分かっていた。しかし、どうしても聞かなければならないほど、大谷の契約問題は揺れていたのである。 「メジャーリーグでは契約期間が満了する前に交渉をスタートさせます。試合前の会見で大谷はサラッと答えていましたけど、結構重要なことも明かしちゃったんですよね」(前出・同) 重要なこと。それは「契約延長の話が来たら?」の質問に対しての回答に秘められていた。 大谷は「オープンな気持ちで話すと思います」と答えている。「思います」ということは、この時点でエンゼルスがアクションを何も起こしていないことを暴露してしまったのだ。 翌日、地元紙ロサンゼルス・デーリーニューズがこう伝えていた。<大谷を慰留できればハッピーだ。しかし、大谷の延長契約の交渉で、その価値を金額に置き換えるのは難しい作業になる。過去の比較対象もない> 残留交渉をスタートさせたいと思っていても、一番重要な新年俸の金額を提示できないようだ。 また、こんなことは考えたくないが、来季は一変して不振に陥った場合はどうなるのか。新年俸の金額は“控え気味”となる。すでに米メディアは「新年俸は50億円強」との予想記事も報じている。日本ハム時代を知る関係者、プロ野球解説者たちは「金額よりも環境」と言っていたが、ビジネスとして交渉に当たる大谷の代理人グループはそう簡単には引き下がれないだろう。 「代理人」と言えば、こんな情報も聞かれた。 「ビリー・エプラー氏を覚えていますか。2017年オフ、大谷を獲得した当時のエンゼルスGMですよ。昨年9月、チームの成績不振により解任されましたが、つい最近、大手プロダクション・WMEに入社したんです。大谷の延長契約に影響をもたらすでしょう」(現地関係者) エプラー氏がヤンキースなど強豪球団との争奪戦を制した勝因は、二刀流に理解を示したこと。もっと言えば、エンゼルスGM就任前の約10年間、彼はヤンキースのGM補佐などを歴任していた。田中将大、イチロー、松井秀喜らとも交流があり、日本人選手が交渉でどんなことにこだわりを持つのかも研究していたからだ。しかし、今回のWME入社で、 「大谷強奪を狙う球団が彼にサポート役を依頼してくるのでは?」とも予想されていた。 古巣・ヤンキースに味方するとの見方もされていた。もし本当なら、大谷残留をめざすエンゼルスにとって、最大の難敵となる。 「来季、大谷は外野手も兼務します。DH制の使えない試合での出場機会を増やすためです」(前出・米国人ライター) 外野手兼務で“三刀流”となれば、打撃成績が多少下がったとしても、大谷の希少価値はむしろ高まるはず。エンゼルスは一日でも早く下交渉をスタートさせるべきだ。(一部敬称略/スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年10月05日 19時30分
巨人・中田が原因説浮上? 石井コーチの三軍送りに憶測の声、異例の配置転換が「原監督と揉めたのか」と勘繰られるワケは
5日試合前時点で「59勝51敗18分・勝率.536」でセ・リーグ3位につける巨人。同日、その巨人が決定したと伝えられたコーチ陣の配置転換がネット上で物議を醸している。 報道によると、巨人は5日から阿部慎之助二軍監督を一軍作戦コーチ、二岡智宏三軍監督を二軍監督代行にそれぞれ配置転換。また、一軍からは石井琢朗野手総合コーチが三軍野手コーチに回されることになったという。 問題となっているのは、石井コーチの三軍への配置転換。報道では阿部二軍監督は直近5試合で11得点と湿っている打線に活を入れる存在として、二岡三軍監督は阿部二軍監督の代役としてフェニックスリーグ(10月11日~11月1日)に臨むチームを指揮するためそれぞれ配置転換されたと伝えられている。一方、石井コーチが一軍から三軍に回された明確な理由については特に伝えられていない。 >>巨人・阿部二軍監督が井納に激怒「全てぶっ壊した」 試合後インタビューでの酷評が物議、炎上KOにファンも嘆き「このままだと2億円がドブ」<< 石井コーチの配置転換を受け、ネット上には「オフシーズンなら何の不思議もないけど、シーズン佳境の今一軍の中心コーチを三軍に行かせるのは意外だった」、「初めて見たレベルの人事だな、原(辰徳)監督と揉めたのか?」、「前々から干され気味だったのもきな臭い、それが無ければ若手底上げのためって思えたけど」と、配置転換に驚き、理由を推測する声が寄せられている。 一方、「あくまで予想だけど、仮にひと悶着あったとするなら中田が理由になってる気がする」、「中田の獲得と石井がベンチから外れだしたのは同時期だから、裏でどう使うかを巡って原監督と揉めてたって説もゼロでは無いのでは」、「原はすぐ使いたい、石井は時間をかけた方がいいってそれぞれ考えて対立したって可能性もあり得なくはないかも」と、チームに所属する中田翔の名を引き合いに出したコメントも複数挙がった。 「石井コーチは昨シーズンから野手総合コーチとして第3次原政権を支えていますが、今季は8月のエキシビションマッチ終盤からベンチ外の状況が続いています。その中で今回三軍への異動が決定したことを受け、石井コーチは原監督との間に何か問題を抱えているのではないかと勘繰っているファンも少なくないようです。一方、石井コーチがベンチ外になり始めた時期と中田の獲得時期が近いとして、一部ファンの間では石井コーチと原監督は中田の処遇を巡って対立したのではという見方も浮上しています。本当に確執があったのかは不明ですが、中田を獲得後即座に一軍に上げ試合で起用した原監督の決断に、これまで中島宏之をはじめ多数の選手を根気強い指導で一軍戦力に育て上げてきた石井コーチが反発したのではと具体的なシナリオを想定しているファンも散見されます」(野球ライター) 5.5ゲーム差で追う首位ヤクルトとの3連戦(5~7日)を前に異例の配置転換を行った巨人。この決断は果たして吉と出るのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年10月05日 18時05分
首位オリックス、吉田正尚離脱ショックを糧に残り15試合で優勝を狙う!
先週のオリックスは6戦6勝と負けなし。前週から引き分けを挟んで7連勝で、3ゲーム差をつけられていた首位のロッテを捕らえて、オリックスが首位に返り咲いた。だが、復帰を果たして、打線に厚みをもたらした主軸の吉田正尚が2日の試合で死球を受け途中交代。右尺骨骨折との診断を受けて3日に登録を抹消。レギュラーシーズン中の復帰は絶望的となってしまった。【オリックス 9.28〜10.3戦績】対 千葉ロッテZOZOマリンスタジアム28日○オリックス(山崎福)5-2(石川)千葉ロッテ●29日○オリックス(山崎颯)16-2(美馬)千葉ロッテ●30日○オリックス(田嶋)4-3(岩下)千葉ロッテ●対 福岡ソフトバンク京セラドーム大阪10月1日○オリックス(宮城)2-1(石川)福岡ソフトバンク●2日○オリックス(山本)6-0(スチュワート・ジュニア)福岡ソフトバンク●3日○オリックス(竹安)3-0(千賀)福岡ソフトバンク●※(カッコ)内は先発投手※3日現在、128試合63勝49敗16分のパ・リーグ首位。2位の千葉ロッテと1.5ゲーム差。残り15試合。 負ければロッテに51年ぶりとなる優勝マジックが点灯するZOZOマリンスタジアム3連戦は、裏ローテーションの山崎福也、山崎颯一郎、田嶋大樹の3人が好投。エース山本由伸と同期の山崎颯はプロ初勝利。3戦目は2点のビハインドで迎えた9回、2アウトからT-岡田が逆転3ランを放ち、3連勝。2位は変わらなかったが、ゲーム差が「0」になった。 京セラドーム大阪に戻った1日からのソフトバンク3連戦の初戦では、宮城大弥がオリンピックブレイク後、初勝利となる12勝目をマーク。ロッテと東北楽天のゲームが雨天中止となったため、オリックスが首位に返り咲いた。 すると2日はエース山本が快投。ソフトバンク先発のスチュワート・ジュニアが1回持たない乱調だったこともあり連勝。吉田正を再び欠いた3戦目は先発の竹安大知が、中4日で登板したソフトバンクのエース千賀滉大と見事に投げ合って6回を無失点の好投。竹安は「ここまで5回を投げ切れていなかったですし、なんとか5回以上のイニングを投げられてよかったです。正尚さんが、ああいう形で離脱されてしまって、チームの雰囲気という部分もあったので、なんとか流れを持ってこれるように必死に投げました。(伏見)寅威さんがいいリードで引っ張ってくれましたし、バッター陣が先制、追加点と取ってくれていて、とても勇気をもらいましたし、なんとか0(点)で投げ切れてよかったです」とコメント。3点のリードを中継ぎ陣の奮闘で守り切り、2カード連続で3連勝。首位固めに入ったと言っていいだろう。 中嶋聡監督は「一番悔しいのは正尚だと思うし、一番早く帰ってきて試合に出たい、優勝したいっていうのを一番思っていた選手が、こういう形で離脱して一番悔しい思いをしてると思うので、何とかいい形を見せたい」と話していたが、選手たちも吉田正や、引退する西浦颯大らの気持ちを背負って優勝まで突き進むはずだ。 一時帰国したジョーンズも再来日し、終盤にはチームに合流できる見込み。あと15試合。ロッテより4試合も試合が少ないだけに、早いうちにゲーム差をつけて、優勝マジックを点灯させたい。(どら増田 / 写真・Rinco)
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スポーツ 2021年10月05日 15時30分
日本ハム・斎藤佑樹の気丈さに球界OBが涙?「佑ちゃん見てる人は誰もいなかった」春季キャンプでの裏話に驚きの声
野球解説者の金村義明氏(元近鉄他)が、4日放送の『金村義明のええかげんにせぇ~!』(MBSラジオ)に生出演。1日に現役引退を発表した日本ハムのプロ11年目・33歳の斎藤佑樹にまつわる裏話を明かしネット上で話題となっている。 >>日本ハム・斎藤佑樹の投球に「一軍復帰は絶対無理」呆れ声 致命的な欠陥を露呈? 球界OBも辛らつ指摘「どれも棒球」<< 今回の番組で金村氏は同日(現地時間3日)でシーズン全日程を終え、投手では「9勝2敗・防御率3.18」、打者では「.257・46本・100打点」といった数字を残したエンゼルス・大谷翔平の戦いぶりについてトーク。話の流れで、大谷がドラフト1位で日本ハムに入団した直後の2013年春季キャンプを視察した際の印象的なエピソードなども語った。 その中で、金村氏は当時プロ3年目・24歳だった斎藤と言葉を交わしたという話を明かす。金村氏によると、自身が視察した日は大谷の紅白戦登板が予定されており、キャンプ地は多くのファンでにぎわっていたとのこと。金村氏も大谷目当てでキャンプを視察していたが、「その時にサブグラウンドパッと見たら、なんとネットに寂しげに投げてる斎藤佑ちゃんが(いた)」と、喧騒をよそに練習に励む斎藤の姿が目についたという。 斎藤は2011年に6勝、2012年に5勝とそれなりに勝ち星を挙げ今後への期待も高まる中、12年オフに右肩関節唇損傷を負い、翌2013年のキャンプはプロ入り後初めて二軍スタートに。当時は塁間(27.431メートル)のキャッチボールも満足にできない日々が続いたとも伝えられていた。 故障を抱えながら練習に汗を流す斎藤の元へ足を運び、「佑ちゃん、頑張れよ」と激励したという金村氏。すると、斎藤は「あっ金村さん! ありがとうございます!」と明るく応対。その他の会話内容については触れなかったが、斎藤の振る舞いを見た金村氏は「もう涙しそうやった」と心にくるものがあったという。 「翔平が入ってきて、(沖縄・)国頭の本球場で紅白戦してたらあんだけいっぱい(観客が)入ってるのに、サブグラウンドで佑ちゃん見てる人はほとんど誰もいなかった」という金村氏。斎藤自身もドラ1・22歳で参加した2011年春季キャンプでは常に2000人前後の観客を引き連れるなど大注目を浴びていたというが、故障や大谷の存在で注目度が一変したことに寂しさを感じたと当時を振り返った。 その後も右肩の故障に苦しみ一軍の舞台からは遠ざかり、2020年10月には右ひじ靭帯断裂と別の故障も負ったことで引退決断に至った斎藤。金村氏は「もう130キロぐらいしか出えへんしなあ…」と、本調子を取り戻せないまま引退する斎藤の心中を察していた。 金村氏の発言を受け、ネット上には「2013年春だと故障直後の時期か、まともに投げられない中気丈に振る舞うのは悲壮感が凄いな」、「怪我の苦しみを顔に出さずに明るく話されると確かにいたたまれなくなるな」、「アイドル級の扱いから、たった2年でファンが集まらなくなったって考えるとプロの世界は残酷だなって思う」といった反応が寄せられている。 3日に二軍・DeNA戦で引退登板を行い、一軍でも17日・オリックス戦で引退登板・セレモニーが行われる予定となっている斎藤。約8年にわたる故障との戦いを終えた元ドラ1右腕は、果たして現役最後の舞台でどのような言葉を語るのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年10月05日 11時00分
阪神、助っ人陣との残留交渉をわざと遅延? 熾烈な優勝争いで球団が苦悩する深刻な問題とは
コロナ緊急事態宣言が解除されて、阪神に難題が浮上――。 ペナントレースは「残り17試合」、首位・東京ヤクルトは3位・巨人との3連戦を迎える。巨人が最後の抵抗を見せ、“星の潰し合い”となる可能性もあるだけに、1.0ゲーム差で追う2位・阪神が首位奪還となるのでは…。10月5日から始まるDeNAとの3連戦を前にそんな予想も多く聞かれた。 しかし、この時期は「来季」に向けて、方向性を示しておかなければならないこともある。外国人選手との契約だ。 >>阪神・マルテ、3戦連発はクビ回避のため? 10月絶好調の理由を達川氏が指摘、結果に貪欲な背景にファンからも納得の声<< 「どの球団もそうですが、残留してもらいたい優良外国人選手にはその旨を伝え、条件などの下交渉をします。阪神はどうするんですかね?」(ライバル球団スタッフ) 阪神は大量8人の外国人体制でシーズンを戦ってきた。 その8人体制は、コロナ禍を見据えての措置だった。通常の「一軍登録4人、試合出場4人」という外国人選手枠が「登録5人、試合出場4人」に拡大された。しかし、緊急事態宣言の解除を受けて、「来季はどうするんだ? 通常ルールに戻すのか、それとも、有事に備えて『登録5人体制』のままにするのか。早く決めてくれないと…」(前出・同) と、残留交渉を遅延させているのだ。 「阪神は外国人選手への依存度が高いチームです。4番、エース、クローザーがチームの中核なら、阪神は必ずその一つを外国人選手に委ね、金本時代は3つとも外国人選手に託していました。今年の快進撃も、クローザーのスアレス、大砲のサンズ、マルテの活躍があってこそ」(プロ野球解説者) チェン・ウェイン、エドワーズ、アルカンタラ、ガンケル、スアレス、マルテ、メル・ロハス・ジュニア、サンズ。一軍成績だけで判断すれば、クローザーのスアレス、野手ではマルテ、サンズの2人は残ってほしいだろう。 「ガンケルは先発で結果を出しています。アルカンタラもチーム事情で中継ぎに転向し、試合出場枠の関係で二軍降格となった時期もありましたが、一軍で固定してやれば結果を残せそう」(前出・同) 近年の阪神は外国人選手に泣かされることも多かった。4番を予定していた新外国人選手が機能せず、シーズン途中で緊急獲得した外国人選手も調査レポートとは違っていたなんてこともあった。「コロナ禍で出場枠が増えるのなら、最初から大量獲得しよう」と方向転換し、好成績にもつながったわけだが、「来季は通常の4人登録に戻るのではないか?」と予想する声も多く聞かれた。 「今のところ、スアレスに対しても『残ってほしい』と気持ちを伝えた以外は何も進展していないようです。大山悠輔、佐藤輝明の打撃成績が安定しないので、サンズ、マルテ、ロハス・ジュニアも残すべきでしょう。ただ、一軍登録枠の問題で待機組に回され、不安定な立ち位置にあることに不満を持っている外国人選手もいるみたいです」(球界関係者) シーズン序盤はコロナ禍で来日が大幅に遅延し、ベストメンバーを組めずに苦しんだチームもあった。しかし、「残留交渉が進んでいない」という情報が気になる。DeNA3連戦では取りこぼしが許されない。トラの助っ人たちのモチベーションは大丈夫か? (スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年10月04日 21時30分
戦力外の楽天・藤田、他球団移籍ならまだ活躍できる? 有力候補は阪神・日本ハムか、代名詞の守備以外にも好材料アリ
これまで横浜・DeNA(2005-2012)、楽天(2012-)でプレーし、昨季までに「1407試合・.268・24本・322打点・1019安打」という通算成績を残しているプロ17年目・39歳の藤田一也。4日、球団がその藤田に戦力外通告を行ったと複数メディアが報じた。 >>楽天・浅村のツバ吐き、手招き挑発にドン引き「自分から乱闘仕掛けるなよ」 死球直後の行動に批判、普段の態度から豹変したワケは<< 報道によると、石井一久監督兼GMは藤田を戦力外とした具体的な理由については触れなかったものの、「プレーヤー以外のポジションで球団に残っていただけるような打診をさせていただきました」と引退を決断した場合は球団内にポストを用意する旨を伝えたという。一方、藤田は球団側の打診に感謝しつつも、「野球選手としての大事な決断をするにあたり、現役へのこだわりも球団には理解していただいておりますので、しっかり考えていきたいと思います」と現役続行の可能性を含めて去就を熟考する考えを示唆したという。 2012年途中に楽天にトレード移籍してきた藤田は、翌2013年に「128試合・.275・1本・48打点・128安打」といった数字をマークしチームのリーグ優勝・日本一に貢献。その後も内野を複数守れるユーティリティプレイヤーとして長らく一軍を支えてきたが、今季は小深田大翔(26歳)、山崎剛(25歳)、渡邊佳明(24歳)といった若手内野手たちの台頭もあり3日終了時点で一軍未出場だった。 藤田の戦力外を受け、ネット上には惜別や労いの声が数多く寄せられている。一方、「ファームでの成績見たらまだ全然やれそうじゃないか?」、「楽天を出ていくならぜひ阪神に来て、選手たちに守備を叩き込んでほしい」、「守備でも代打でも使えそうだし、日本ハムはなんとか獲ってくれないだろうか」、他球団移籍を期待するコメントも複数挙がった。 「藤田は一軍ではここまで出場機会がないものの、二軍では『55試合・.292・2本・10打点』と3割近い打率をマークし守備でもノーエラーと攻守で好調。それでも一軍に呼ばれずじまいだった背景には、若手内野手を複数起用しながら世代交代を推し進めたいという首脳陣の思惑もあるとみられます。ただ、成績が極端に落ち込んでいるわけではないため、現役続行なら他球団からオファーをもらえる可能性も十分ではという意見は少なからず見られます。中でもチームの守備力に不安を抱えている阪神や日本ハムファンは、藤田を獲得の価値が大いにある魅力的な選手だと考えているようです」(野球ライター) 藤田はこれまでに通算1000本安打をクリアしている打力もさることながら、過去3度(2013,2014,2016)ゴールデングラブ賞を手にした守備力も持ち味のベテラン内野手。そのため、阪神、日本ハムファンを中心に、藤田のことをスタメン、代打、守備固めといった選手としての働きはもちろん、これまでの経験を生かしたコーチ的な役割も担えるとみる向きは少なくない。 阪神は3日終了時点でセ・リーグ2位と上位に位置しているが、チーム失策数がリーグ最多の80個と守備面に弱点を抱えている。このまま4年連続でリーグ最多失策チームとなることも濃厚な状況だが、守備面の経験・実績が共に豊富な藤田は中野拓夢(16個)、大山悠輔(10個)、糸原健斗(6個)といったエラーがかさんでいる内野手たちへの指導役として適任かもしれない。 日本ハムは阪神と同様に野村佑希(11個)、石井一成(8個)、渡邉諒(7個)ら若手内野手たちのエラーが目立っていることに加え、チーム代打打率がリーグワーストの「.116」と代打を担える選手も不足している、そのため、通算得点圏打率が「.282」と勝負強さも持ち味の藤田を獲得すれば、攻守の課題が一気に解決に向かう可能性もあり得るだろう。 40歳を迎える来季を前にプロ人生の岐路に立たされた藤田。他球団移籍を模索するのか、それとも楽天の一員としてユニフォームを脱ぐのかには今後も大きな注目が集まりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年10月04日 19時55分
阪神・矢野監督に球界OBが“佐藤スタメン”主張も反発相次ぐ 裏目なら今季終戦? 得意球団相手の起用が望まれないワケは
野球解説者の高木豊氏が4日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。阪神のドラ1・22歳の佐藤輝明の起用継続を主張しネット上で物議を醸している。 >>阪神・佐藤、無安打ワースト記録は指導力不足のせい? 他球団が見抜いた致命的弱点は優勝争いにも悪影響か<< 今回の動画で高木氏は、5日から始まる各球団の次カードの展望について複数選手の名を挙げながらトーク。首位ヤクルトとの3連戦に臨む巨人の苦しさや、6位DeNAとビジター3連戦を戦う2位阪神が勝ち越すためのポイントなどを語った。 その中で、高木氏は3日終了時点で野手ではプロ野球史上ワーストの59打席連続ノーヒットが続く佐藤について言及。佐藤は前カード・中日戦では初戦に代打出場、2戦目は出場なし、3戦目はスタメン出場と首脳陣の起用法が二転三転しているが、高木氏は「佐藤を使うか、使わないかのポイントもあるよね」と佐藤の使い方も次カードの結果を左右するのではと推測した。 その上で、高木氏は「使い続けたらどこかで(ヒットは)出てくるよ。出た時にはせきを切ったように打ってくると思うんだよね」、「だからもう佐藤を我慢する、使うんだったら使う。こすっても(横浜)スタジアムだったら入る可能性もある」とコメント。本塁から両翼(94メートル)、中堅(118メートル)の距離が全12球団の本拠地で最も狭い横浜スタジアムなら打ち上げた打球がスタンドに入りやすい面もあるとして、佐藤を3連戦全てでスタメン起用し復調を促すべきだと主張した。 高木氏の発言を受け、ネット上には「確かに佐藤の出来が今カードを左右しそうな気はする」、「ハマスタは得意にしてる球場だからどこかしらで1本出るでしょ」と同調の声が寄せられたが、それを上回る勢いで「山場の6連戦前に勢いつけなきゃなのに佐藤に固執するのはリスクが高すぎる」、「史上最悪レベルの不振がたかが3戦で好転するとは思えないし、DeNA相手に打ったとしても次のヤクルト、巨人戦でまた沈黙するのがオチだろ」、「するかどうかも分からない復調にかけるより二軍に落とすべきだ、変にこだわって負け越しでもしたら優勝は絶望的になるぞ」といった否定的なコメントが挙がった。 「今季の佐藤は対DeNA打率が『.312』、DeNAの本拠地・横浜スタジアムでの打率が『.304』とどちらも3割を超えています。高木氏はこうした相性も踏まえて、次カードのDeNA戦で佐藤を固定起用すれば復調の目は出てくるのではみているようです。ただ、阪神はDeNA3連戦後は1ゲーム差で追う首位ヤクルト(8~10日)、3.5ゲーム差で追われる3位巨人(12~14日)との6連戦が控えており、DeNA戦はできれば3連勝で勢いをつけたいところ。その大事なカードで佐藤にこだわるようなら、優勝争いに響くほどのダメージを負うことになるとして出場なし、二軍降格を求めるファンも少なくないようです。また、佐藤の対ヤクルト打率が『.158』、対巨人打率が『.232』とどちらも振るっていないことから、仮にDeNA戦で結果を出してもその後の6連戦でまた不振に陥るだけではないかという主張も見られます」(野球ライター) チームを率いる矢野燿大監督は3日の試合後、佐藤について「練習ではちょっと良くなってきたかなという感じもあるんですけど、そういう中でテル自身ももがいている」と不振をかばうようなコメントを口にしたと伝えられている。佐藤の復調を信じてスタメン起用するのか、見切りをつけてベンチ、二軍に置くのかは大きな注目となりそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCgr5CkgytiVfdnk4C0M42nQ
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芸能ニュース 2021年10月04日 19時30分
炭治郎、善逸、煉獄など人気キャライメージのグラブやバッドが登場!『鬼滅の刃』×巨人コラボグッズ第2弾発売
アニメ『鬼滅の刃』と読売ジャイアンツのコラボレーショングッズの第2弾が、10月5日より『ジャイアンツオンラインストア』にて発売される。 >>全ての画像を見る<< 同作は、原作単行本全23巻で累計発行部数が1億5000万部を突破した吾峠呼世晴氏による大人気漫画作品。2019年4月からTVアニメが放送開始され、2020年10月公開の映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は、国内外で興行収入500億円超えの大ヒットを記録した。12月より、アニメ版の続編である『遊郭編』(フジテレビ)の放送も決定している。 コラボ第2弾となった今回は、主人公の竈門炭治郎をはじめ、我妻善逸、嘴平伊之助、冨岡義勇、煉獄杏寿郎※などの人気キャラクターをイメージした『オーセンティックグラブ』と『オーセンティックバット』全8種をラインアップ。巨人軍の選手が実際に使用しているのと同モデルのグラブやバットが、各キャラクターにちなんだデザインにアレンジされている。 また、第1弾の『オーセンティックグラブ』、『オーセンティックバット』全15種の再販売も決定。コラボ商品はいずれも数量限定で、5日の正午より受注受付が開始される。ジャイアンツオンラインストアhttps://store.giants.jp/※「煉獄」の「煉」の正しい表記は「火+東」
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スポーツ 2021年10月04日 17時30分
DeNA、新守護神・伊勢がチームの命運を握る? 紆余曲折が続く最終回問題の行方は
10月3日の東京ドームでのジャイアンツ戦。3−2と1点のリードで迎えた最終回のマウンドに立ったのは、2年目右腕・伊勢大夢だった。いきなり先頭のジャイアンツ不動の4番・岡本和真と対峙した伊勢は、一球もストライクが入らずフォアボールで歩かせてしまうと、ジャイアンツはすかさず代走に増田大輝を送り揺さぶりをかける。ウィーラーに代わりベイスターズキラーの亀井善行を代打に送ると、増田は3球目に盗塁でノーアウト2塁の展開に。しかし伊勢も自慢のストレートで亀井を空振り三振、丸佳浩をライトフライでランナーを進ませずに2アウトまでこぎ着ける。ジャイアンツも代打に大城卓三を起用し、伊勢もチェンジアップ主体で追い込むが、真ん中に甘く入ったチェンジアップをライトフェンスまで運ばれ同点にされ、さらに申告敬遠とデッドボールで満塁の大ピンチに。しかし松原聖弥には追い込んでから渾身の150キロストレートをインコースに投げ切り、空振り三振でゲームセット。なんとか勝ち越しを許さず踏ん張ったピッチングだった。 昨シーズン途中から、長年ストッパーの座に君臨していた“小さな大魔神”山崎康晃の不調により、セットアッパーだった三嶋一輝が配置転換。それが見事にハマり、抜群の安定感で18セーブと結果を残したことで、今シーズンもクローザーとして起用されていた。しかしスワローズ、ドラゴンズには計18試合登板で自責点0と圧倒したものの、ジャイアンツ相手となると防御率11.17と急激に悪化。不調も相まって山崎と再配置転換となったが、その山崎も9月26日から3試合連続で抑えに失敗し登録抹消となってしまう。紆余曲折の末この日に白羽の矢が立ったのは伊勢だった。 伊勢は明治大学から3位指名で入団し、「リリーフで毎日肩を作る方が合っている」との意向もあり、開幕から一軍で中継ぎとして活躍。7月16日に登録抹消されたが、8月21日に再登録されるとシーズン最後まで28試合登板とフル回転。ルーキーながら33試合に登板し、3勝1敗で防御率は1.80と堂々の成績を残した。サイド気味のフォームから150キロ超の剛球とチェンジアップを武器に、大学の先輩でもある木塚敦志ピッチングコーチのような気迫あふれるピッチングスタイル。山崎はFA権を今シーズンに取得し、夢でもあるメジャー挑戦の目もある。鉄腕左腕・エドウィン・エスコバーも今年で2年契約を終える。剛球で鳴らした国吉佑樹はマリーンズに移籍し、ストッパーを含めたブルペン問題は山積。奪三振率が昨シーズン10.03、今シーズンも9.90と高く、ストッパーの要素を兼ね備えている伊勢が、残り少ない2021年シーズンで経験を積んでくれることを期待したい。取材・文・写真/ 萩原孝弘
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