プロ野球
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スポーツ 2021年09月09日 15時30分
西武・辻監督の試合後コメントに怒りの声「前々から分かってた」 炎上投手への苦言が物議、過去の快進撃が忘れられない?
8日に行われた西武対ソフトバンクの一戦。「0-9」で西武が敗れた試合後に伝えられた西武・辻発彦監督のコメントがネット上で物議を醸している。 西武はこの日来日3年目の助っ人・ニールが先発したが、初回に栗原陵矢のタイムリー、中村晃の犠牲フライでいきなり2点を先制されると、その後2回に4点、3回に3点を失うなど大炎上。一方の打線はソフトバンク先発・千賀滉大に「7回無失点・被安打4」と封じられると、2番手・古谷優人、3番手・森唯斗からも得点を奪えず大差で完封負けを喫した。 試合後、辻監督は「最初にやられたら、千賀相手にそりゃきつい。決まっちゃったね、3回で全て」と、ニールが「2.2回9失点・被安打11・四球2」と大炎上し早々にKOされたことが試合を決定づけてしまったと苦言。同時に、「(今後はコーチ陣と)話し合うけど、こういう状態では使えない」と、今後の起用法を見直すと示唆したことも伝えられた。 >>西武・辻監督に怒りの声「明らかな判断ミス」 勝機を潰した継投策に批判、本人は試合後に開き直り?<< 辻監督のコメントを受け、ネット上には「辻監督が怒るのも当然、見ている側としても何しに出てきたんだって思うくらい酷かったし」、「後半戦の千賀(防御率0.67)を考えると1点でも厳しいくらいだったのに、いきなり2点取られて大崩れするようじゃどうしようもない」、「シーズンも佳境の段階でこんな投手を使う余裕は無いし、戦力構想から外して二軍に落とした方がいいよ」といった反応が寄せられている。 一方、「『こういう状態』なのは前々から分かってたことでは?」、「ニールは後半戦1回も好投してないのに使った方が悪い」、「辻監督は去年までのニールと今年のニールは全くの別人ということにいつになったら気がつくのか」と否定的なコメントも複数見受けられた。 「2018年オフに西武に入団したニールは、2019~20年に『38登板・18勝9敗・防御率4.11』をマーク。しかし、今季は同戦前時点で『10登板・1勝5敗・防御率4.71』と黒星が大きく先行しており、後半戦に限っては『3登板・0勝2敗・防御率6.32』と1勝もできずに打ち込まれ続けています。そのため、明らかに調子がよくないニールをなぜ起用したのかと辻監督に不満を抱いているファンも少なくないようです。辻監督が起用を決断した理由は不明ですが、ニールは2019年6月~20年7月にかけ球団助っ人では最多タイ記録となる13連勝をマークした実績があるため、当時の投球を取り戻してほしいという思いを諦めきれていない可能性も考えられます」(野球ライター) 2019年オフに結んだ2年契約が今オフで切れるため、一部では「このままなら今季限りでクビだな」という声も挙がっているニール。二軍降格となると残留へ向けたアピールの場が減少することにもなるが、辻監督は不振が長引く助っ人を今後どのように扱っていくのだろう。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年09月09日 11時00分
巨人・菅野が期間限定でクローザーに? ビエイラ抹消で転向説が急浮上、原監督が苦悩する課題解決にも追い風か
リリーバーの総動員か、それとも、エースの意地にチームの運命を委ねるべきか…。 DeNAにも連敗を喫した9月8日の試合後、宮本和知投手チーフコーチが発言のニュアンスを変えた。試合前、守護神・ビエイラが2試合連続でベンチ入りから外され、そのことを聞かれ、「ちょっと疲れている部分がありますから」と説明していた。 ところが、である。ビエイラが一軍登録も抹消されることが判明。同コーチは「大事を取って」と、言い直したのだ。 >>巨人・ビエイラが敵打者を挑発?「煽ってるとしか思えない」阪神ファン激怒、巨人ファンからは“過剰反応”と反論も<< おそらく、「大事を取って」の発言は本当だろう。ビエイラは試合前の練習をこなしている。「9月下旬から天王山になりそう。同24日からの阪神との3連戦で優勝の行方が決まるのでは」(プロ野球解説者) 24日からの3連戦が大一番になるとの読みは、阪神サイドからも出ていた。 最終決戦に向け、守護神を万全の態勢で臨ませたいとする采配は間違っていない。とは言え、それは最終決戦の舞台まで巨人が優勝戦線に踏み止まっていることが大前提となる。 ビエイラ不在は大きなハンディだ。「リリーバーの総動員」を予想する声も各方面から聞かれた。 「中川皓太を9回に登板させる継投策になると思う。デラロサはまだ本調子ではないので」(ベテラン記者) それだけではない。先発ローテーションに入っている投手の配置換えもありそうだ。 「菅野智之の暫定クローザーも一部で囁かれていました」(前出・プロ野球関係者) そもそも、原辰徳監督は今季の不振の原因は、球速が落ちたことだと思っている。年齢的なものではなく、投球フォームが変わったことによる悪影響であり、 「クローザーとして、1イニングを全力投球させれば、復活のきっかけにもなるのでは」 とも進言されているそうだ。 「ビエイラの再登録が可能になるのは、10日後。菅野が先発ローテーションを2回外れるだけ。先発陣への影響は無視できません」(前出・同) 菅野にもエースとしてのメンツがある。このままチームに貢献できないままシーズンを終えてしまえば、精神的ダメージが残る。そのダメージは来年のペナントレース開幕まで続く。そう考えると、菅野の暫定クローザーは、決して悪い話ではないだろう。 「菅野がリリーバーとして連投できないのなら、その時は中川で9回を締めてもらえば良い。今は打線全体が不振なので、僅差のゲーム展開は避けられません。ヘタに『リリーバーの総動員』なんて言ったら、チームが浮足立ちます。代理のクローザーは誰になるのか、しっかり決めておいた方が良い」(前出・同) 巨人が最も必要としているのは、連敗で沈みがちなチームの雰囲気を変える起爆剤だ。「エースの臨時登板」、新外国人選手の一軍昇格よりもインパクトがある。原巨人は最終決戦まで生き残ることができるだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年09月08日 20時30分
ロッテ・マーティンが敵投手の決め球に降参? 三振直後の異例行動に驚きの声「ナイスガイ過ぎる」
7日に行われたロッテ対オリックスの一戦。「3-4」でロッテが敗れたこの試合で、ロッテの来日3年目助っ人・33歳のマーティンが見せた振る舞いがネット上で話題となっている。 >>ロッテ・鳥谷、今季限りでチームから追放? 突然のベテラン野手獲得で憶測の声「使う余地は無くなる」<< 注目が集まったのは、「3-1」とロッテ2点リードの4回表にマーティンが見せた振る舞い。この回ロッテはオリックス先発のプロ2年目・20歳の宮城大弥を攻め、無死一、二塁のチャンスを作り1死後にマーティンが打席に入る。しかし、マーティンは宮城がカウント「2-2」から投じた5球目のチェンジアップに全く反応できず見逃し三振を奪われてしまった。 この直後、マーティンは三塁側の自軍ベンチへ戻ろうと一歩踏み出すと同時に、マウンド上の宮城に対し笑顔でサムズアップのジェスチャーを送る。この振る舞いを受けた宮城は、右手を帽子に当てながらマーティンへ会釈を返した。 マーティンの振る舞いを受け、ネット上には「マーティンめっちゃ笑顔で宮城くん褒めてる、三振後にこんなことするのは初めて見た」、「『今のはやられたぜ』って感じのニコニコっぷりで見てるこっちもほっこりする」、「ちゃんと会釈返した宮城も礼儀正しくて好感が持てるな、どちらもナイスガイ過ぎる」といった反応が寄せられている。 同時に、「マーティンは宮城と特に仲いいとは聞かないが、なんで堂々と褒めたんだろうか」、「試合序盤に宮城から二塁打打ってるから、その分相手を褒めれるような心の余裕があったのかもしれない」、「得意にして宮城から完璧な三振奪われたから、『成長してるじゃないか』って思いも込めてジェスチャーを送ったのか?」と、宮城にジェスチャーを送った背景を推測するコメントも複数挙がった。 「同戦のマーティンは1回表1死二、三塁で迎えた第1打席で、宮城から先制の2点タイムリー二塁打を放っています。試合開始直後にいきなり結果を残したことが、その後の見逃し三振を笑顔で受け入れられるほどの心の余裕をもたらしたのではとみているファンは少なくないようです。なお、マーティンは宮城と特に親交があるわけではありませんが、今季の対戦成績は第3打席前時点で『.429・1本・5打点』と好相性。その宮城が裏をかいた球で見逃し三振を奪ってきたことで、素直にリスペクトの念を抱いたのではという見方もされています」(野球ライター) 宮城が「5回3失点・被安打8・四球4」で降板したため、7日の対戦は見逃し三振を奪われた第3打席が最後となったマーティン。次に宮城とぶつかるのは28~30日に予定される対オリックス3連戦のいずれかになるとみられるが、次回対戦でどのような振る舞いを見せるかも注目の的となりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年09月08日 19時30分
阪神・マルテ、“よそ見”で余計な失点を招いた?「やる気無いなら二軍に行け」劣勢で犯したお粗末なミスに批判
7日に行われた阪神対ヤクルトの一戦。「0-12」で阪神が敗れたこの試合で、阪神・マルテが見せたプレーがネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、「0-5」と阪神5点ビハインドの6回表に飛び出たプレー。この回から2番手としてマウンドに上がった馬場皐輔が、1死から宮本丈にヒットを許す。1死一塁となった後打席には坂口智隆が入ったが、馬場は初球を投じる前に一塁へ牽制球を投げた。 ところが、一塁を守っていたマルテはこの牽制球をグラブに当てながら後逸し、これを見た一走・宮本に三塁への進塁を許してしまう。思わぬ形でピンチを背負った馬場は2死一、三塁とした後、村上宗隆にタイムリーを浴び1点を失った。 >>阪神・矢野監督にマルテが激怒?「俺の場所はここじゃない」 金村氏が暴露、記者から聞いた二軍幽閉への不満に驚きの声<< マルテの後逸を受け、ネット上には「明らかな怠慢プレーだ、何を呑気によそ見してるのか」、「馬場は普通に胸元当たりに牽制投げたのに、捕り損ねて足を引っ張るなんてガッカリ」、「マルテのしょうもないミスで追い込まれる形になった馬場がただただ可哀想」といった批判が寄せられている。 同時に、「今日のマルテは打撃でも全くやる気が感じられなかった、明日以降もこれなら使わない方がマシ」、「打撃も守備もダメなら一軍で使う意味が無いから、首脳陣は厳しい決断を下して喝を入れてもいいのでは」、「劣勢で気を抜いてたのかは知らんが、攻守でやる気無いなら二軍に行け」と、スタメン剥奪や二軍降格を求めるコメントも複数挙がった。 「一塁手は一塁にランナーがいる場合はベースに足をつけた状態で、投手の動きに目を配りながらグラブを胸元付近に構えておくのがセオリー。しかし、今回のマルテは馬場が牽制球を投げる直前までマウンドではなく自分のグラブを見ており、そこから慌ててグラブを出すもボールを捕れずに後ろにそらしてしまいました。そのため、一連のプレーは注意力が散漫だったマルテに全責任があると考えているファンが多いようです。マルテが集中を欠いていた詳しい理由は不明ですが、5点ビハインドという状況から試合へのモチベーションを失っていたのではという見方もされています。なお、マルテは後半戦の一軍復帰試合となった8月31日・中日戦こそ『5打数2安打・3打点』と結果を出しましたが、9月は7日試合前時点で『.250・0本・1打点』と今ひとつ。7日の試合では守備ミスに加え、打撃でも『3打数無安打・3三振』と全くいいところがなかったことからか、首脳陣は懲罰の意味も込めて起用法を見直すべきではいう意見も少なくありません」(野球ライター) 後半戦は首脳陣の方針で半月ほど二軍暮らしが続き、自身の公式インスタグラムに「もう準備はできている!」と投稿するなど不満をあらわにしていたマルテ。一部からは「せっかく一軍に上がれたのに気を抜いてたら意味無いぞ」という声も挙がっている。文 / 柴田雅人記事内の引用についてマルテの公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/jmarte19
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スポーツ 2021年09月08日 17時00分
巨人・菅野、不可解な降板シーンに心配の声「あんな様子は見たことない」 原監督は軽症強調も、故障を隠しながら投げていた?
7日に行われた巨人対DeNAの一戦。「2-8」で巨人が敗れたが、試合結果以上に話題となったのが巨人のプロ9年目・31歳の菅野智之の途中降板だった。 >>巨人・井納に怒りの声「三軍に落とした方がいい」 阿部二軍監督の一喝も効果ナシ? 背信投球に歯止めがかからないワケは<< アクシデントが起こったのは、「2-5」と巨人3点ビハインドの5回裏1死二、三塁の場面。打席の山本祐大にスクイズを仕掛けられた菅野は、正面に転がってきた打球を奪取しながらのグラブトスで捕手・小林誠司に送球するも間に合わずに失点。その直後、菅野は本塁付近で両ひざに手をつくと、左ひざの裏側付近を押さえるような仕草を見せた。 これを受けベンチを出て菅野の元へ駆け寄った桑田真澄一軍投手チーフコーチ補佐は、再度左ひざ裏付近を押さえる仕草を見せた菅野にベンチへ下がるよう指示。直後に原辰徳監督が審判に投手交代を告げたため菅野は降板となったが、試合後には原監督が「(問題)ないと思うよ」と軽症を強調したことが伝えられた。 菅野の途中降板を受け、ネット上には「スクイズ処理した時に足でもつったのか? まあそこまで大事じゃなさそうで幸いだな」、「ベンチ帰る時も自分で歩けてはいたし、戦線離脱とかは無さそう」、「痛みがある中で投げてもしょうがないから、大事をとって降板させたんだろうな」といった反応が寄せられている。 一方、「今日の投球を見る限り問題が無いとは全く思えない、あんな様子の菅野はほとんど見たことないぞ」、「元々痛みがあったのを隠してたのか? 投球内容はそれぐらい酷かったぞ」、「開幕直後の故障が再発した可能性もありそう、だとしたら腰に続く爆弾を抱えたことになるが…」と、深刻な事態を懸念するようなコメントも複数挙がった。 「4回途中で負傷降板した形の菅野ですが、この日は『4.1回7失点・被安打7・与四死球5』と今季ワーストの失点を喫していました。そのため、スクイズ処理後に初めて左ひざに痛みが発生したのではなく、もともと痛みを抱えながら投げていたのではないかと考えているファンも少なくないようです。なお、菅野はプロ生活の中で複数回腰痛による戦線離脱を経験するなど腰に爆弾を抱えていることが知られているのですが、今季は3月30日に足の違和感で一時登録を抹消(4月9日に一軍復帰)。こうした経緯もあってか、今回の途中降板を受け新たに足にも爆弾を抱えたのではと状態を心配する声も複数見られます」(野球ライター) 試合後に「ゲームを作れなかったので、次の試合は作れるように頑張ります」と反省を口にしつつも、左ひざの状態については特にコメントしたとは伝えられていない菅野。次戦以降の登板でファンの不安を払しょくする投球を見せることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年09月08日 11時20分
ソフトB・工藤監督、自力優勝消滅でも余裕? 戦犯選手の擁護コメントも“王会長の秘蔵っ子”に期待か
36試合を残して、福岡ソフトバンクホークスの自力優勝の可能性が消滅した(9月7日)。とは言っても、首位・オリックスとのゲーム差は「5」。上位チームが連敗したら、5ゲーム以内に4チームがひしめく混戦状況はさらに目まぐるしく変わっていくだろう。 試合後の工藤公康監督は「あとアウト1個が難しいよね。負けて悔しい思いをして、どう自分を奮い立たせるか」と、2アウトまでこぎ着けながらも逆転の4連打を浴びた甲斐野央投手をかばった。 しかし、プラス材料もないわけではない。 4回に2点適時打を放った砂川リチャード内野手(登録名はリチャード)だ。このまま、“スタメン三塁手”として、終盤戦のキーマンにもなりそうな雰囲気だった。 >>ソフトB・リチャードの試合後コメントに驚きの声「完全に喧嘩売ってる」 恩人の山川に宣戦布告? 本人は直後に後悔「ヤバいかな」<< 「昨年3月、ようやく支配下登録を勝ち取ったんですが、一軍昇格はできませんでした。でも、二軍では本塁打と打点の二冠王に輝いており、期待していた選手がようやく出てきたというか」(スポーツ紙記者) リチャードは「王貞治会長の秘蔵っ子」とも称されている。王会長が直接指導することも少なくない。春季キャンプ中、その様子を見たが、自らバットを振ってお手本を見せるなど、本当に期待しているのが分かった。 リチャードは2017年ドラフト会議で育成3位の指名を受けた。同年のドラフト会議は、日本ハム・清宮幸太郎、ヤクルト・村上宗隆、広島・中村奨成などの“甲子園スターたち”が注目された。 「今年の春季キャンプ中、小久保裕紀ヘッドコーチの見ている前で1000スイングを敢行しました。期待されているのは間違いありません」(プロ野球解説者) 王会長はこんなことを言っていた。「将来的に、清宮は高打率を残すタイプ。ホームランはリチャード」――。 プロ初本塁打と2本目を放った9月5日のオリックス戦でのことだ。 まず、プロ1号だが、リチャードは外角の変化球にヤマを張っていたという。しかし、実際は内角の直球で、リチャードは慌てて腕をたたみながらスイングした。打球は広いペイペイドームの左中間席の中段まで運ばれた。不意を突かれても、パワーでスタンドまで運ぶことができたのだ。 「2号目も、俗に言うラインドライブの掛かった打球でした。打球が上がり、落下する時に距離が伸びていくんです。往年の田淵幸一さんの打球もそんな感じでした」(前出・同) リチャードがもう1か月早く一軍戦力になっていれば、自力優勝の消滅なんてことにはならなかったはず。いや、3位・楽天とは1・5ゲーム差だ。クライマックスシリーズ進出権を得れば、短期決戦に長けたソフトバンクにも十分チャンスはある。 リチャードの体重は公称119㎏だが、動きは軽快だ。守備も無難にこなしていた。敗れた工藤監督が平然としていたのは、「打の戦力アップ」を確信していたからではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年09月07日 18時45分
ソフトB・周東の故障離脱をファン歓迎? 右肩手術で今季絶望も「逆にいい機会」の声が挙がるワケ
2018年のプロ入りからソフトバンク(2018-/2019年3月までは育成)でプレーし、昨季まで「205試合・.252・2本・33打点・75盗塁」といった通算成績を残しているプロ4年目・25歳の周東佑京。7日、その周東が右肩手術を決断し今季絶望の見込みとなったと複数メディアが報じた。 右肩痛を理由に8月29日から登録を抹消されている周東だが、報道によると9月2~3日に都内の病院を複数受診したところ、いずれの病院でも現状のままだと送球への支障が避けられないとして手術が必要だと判断された。周東は近日中に手術を行う決断を下したというが、全治までは最長で半年かかるといい、今季はおろか来春キャンプにも間に合わない可能性があるという。 今季の周東は「70試合・.201・3本・5打点」と打撃では打率1割台目前と振るわない一方、足ではリーグ2位の21盗塁をマーク。1位の西武・源田壮亮(22盗塁)を1差で追っていたが、手術決断により2年連続の盗塁王獲得(昨季は50盗塁で1位)も絶望的となった。 >>ソフトB・周東、放心状態でベンチ裏に失踪? カメラに映った異様な光景に「メンタル壊れてる」ミスの影響か、心配相次ぐ<< 周東の手術報道を受け、ネット上には「6月の右人差し指骨折が治って間もないのに今度は肩かよ…」、「チーム盗塁数(63個)の3分の1を1人で稼いでる周東の不在は今後の優勝争いにも響きそう」、「仮に来春キャンプも間に合わないとなったら、次に一軍に戻れるのは前半戦の終わり際とかまでずれ込むのでは」と落胆の声が寄せられている。 一方、「チーム事情を考えるとそれほどの痛手ではないし、本人にとっても逆にいい機会では」、「最近はもっぱら代走でしか使われてなかったし、リハビリ中に打撃面も見つめ直せるのは大きなチャンスになりそう」、「ライバル選手が活躍してる中での離脱は辛いだろうが、来季以降大成するためには必要な時間でもあるのでは」と、長期離脱を前向きに捉えるコメントも複数挙がった。 「今季の周東は開幕直後こそ二塁レギュラーとして起用されていましたが、打撃面で調子が上がらないこともあり、5月末ごろからスタメン起用がなくなり代走出場が主に。ただ、この間に空いた二塁にはプロ5年目・22歳の三森大貴が台頭し、後半戦からは2018~19年に二塁レギュラー格だったプロ11年目・28歳の牧原大成も一軍に合流。現状では今季『.266・0本・12打点』の三森や『.331・2本・12打点』の牧原を差し置いてまで周東を起用する必要性はないため、故障の完治に踏み切るにはいいタイミングではないかと考えているファンも少なくないようです」(野球ライター) 昨季は主に1番打者として「103試合・.270・1本・27打点・50盗塁」といった数字を残し、チームの3年ぶりリーグ優勝、4年連続日本一に大きく貢献した周東。レギュラー固めが期待された今季を思わぬ形で終えることになるが、長期離脱を来季以降の復活の糧とすることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年09月07日 17時30分
オリックス首位陥落…吉田正尚ら離脱の中、7日からロッテと首位攻防戦!
6月20日からパ・リーグの首位を守り続けてきたオリックスだが、5日の福岡ソフトバンク戦に敗れ、1ゲーム差でオリックスを追っていた2位の千葉ロッテが勝利したため、ゲーム差は「0」ながら、勝率でロッテがオリックスを上回ったため、首位の座を明け渡してしまった。【オリックス 8.31〜9.5戦績】対 北海道日本ハム北海道・札幌ドーム8月31日●オリックス(山崎福也)1-3(上沢)北海道日本ハム○9月1日●オリックス(田嶋)1-12(バーヘイゲン)北海道日本ハム○2日△オリックス(竹安)6-6(河野)北海道日本ハム△対 福岡ソフトバンク福岡・福岡PayPayドーム3日○オリックス(山本)2-1(マルティネス)福岡ソフトバンク●4日●オリックス(スパークマン)4-11(石川)福岡ソフトバンク○5日●オリックス(増井)4-12(和田)福岡ソフトバンク○※6日現在、105試合50勝41敗14分のパ・リーグ2位。首位の千葉ロッテとゲーム差0。残り38試合。先週のオリックスは1勝4敗1分け。最下位の日本ハムに1つも勝てなかったのが、ソフトバンク戦まで響いてしまったと言えるだろう。 3日のソフトバンク戦では、エース山本由伸が8回まで1失点の好投を見せると、9回にジョーンズの勝ち越しタイムリーで、そのまま逃げ切り、由伸は12勝でハーラーダービー単独トップに。防御率、奪三振もリーグトップの成績だ。 しかし、この試合で主砲の吉田正尚が一塁に走った際、足を引きずりながらベンチに引き上げ、4日の試合ではスタメンを外れ、代打で出場したが、5日に登録抹消された。球団によると「4日に福岡市内の病院を受診し、左ハムストリングスの筋損傷との診断を受けました。今後につきましては、患部の状態を確認しながら、練習、リハビリ等を行っていく予定」とのことで、復帰の時期については未定となっている。既に8月22日、死球を受けたT-岡田が大阪市内の病院を受診し、右ハムストリングスの軽度筋損傷との診断を受け離脱。新外国人のランヘル・ラベロ選手もウエスタンリーグ公式戦中に死球を受けた為、大阪市内の病院を受診し、左尺骨遠位端骨折との診断を受け今シーズン中に間に合うか分からない状態。吉田正尚とT-岡田はともに好調で、オリックスが首位を走る上で欠かせない存在だっただけに、1日も早い復帰を願うばかりだ。 中嶋聡監督は、これまで由伸の翌日に投げていた、11勝を挙げている宮城大弥のローテを再編。7日から始まる千葉ロッテとの首位攻防戦の頭に持って来た。しかし現状、由伸と宮城以外に計算が出来る先発がいないのも事実で、5日には新外国人のスパークマンが、6日には増井浩俊が大量失点を喫して敗れている。1日に山崎福也、6日には増井が登録抹消されており、ロッテ戦は宮城、田嶋大樹に続いて3番手はファームからの抜擢か、新外国人でリリーフとして結果を出しているバルガスの先発もあり得るだろう。 総力戦で首位を死守し続けてきただけに、ここに来て疲れは想定出来たものの、怪我の離脱はかなり痛い。規定打席を狙っている福田周平も死球を受けた影響で途中交代しており、心配だ。だが、兵庫・ほっともっとフィールド神戸で行われるロッテとの首位攻防戦は、全力で取りに行く必要がある。ここを乗り切れば再び勢いがつくだけに、現有勢力に期待したい。(どら増田 / 写真・Rinco)
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社会 2021年09月07日 17時00分
橋下徹氏、愛知“密フェス”を擁護?「ズレてる」「感染症対策してるプロ野球とは違う」指摘の声
7日放送の『ゴゴスマ~GOGO!Smile!~』(TBS・CBC系)に、元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が出演。“密フェス”問題について持論を展開し、賛否を集めている。 8月29日に愛知県常滑市で開催された野外音楽イベント「NAMIMONOGATARI2021」。県からアルコール類の販売を自粛されていたのにもかかわらず販売し、観客の多くがノーマスクで密着していた様子などが問題視され、大きな騒動に。7日時点でイベント参加者14人が感染するクラスターに認定されている。 >>橋下徹氏「小池さんの批判は全部菅さんに回している」 都知事の“能力”を皮肉めいた評価<< この話題について話を振られた橋下氏は、「ルールをきちんと守らずに開催したということは非難に値する」としつつも、「政治行政にもいろんな問題がある」と指摘。橋下氏は「常滑市というのは、もともと緊急事態宣言の地域でもなく、まん延防止の地域でもなく、開催日の直前に緊急事態宣言が発令されて、急遽酒類提供禁止というところに持っていかざるを得なかった」とした。 さらに橋下氏は「一般論として、政治行政がイベントを止めにいくんであれば、補償はやらなきゃいけないと思いますよ」と持論を展開。「主催者がすべて正しいと言うつもりはありませんが、それでも、イベントを中止したり、特定の業種の営業を止めたりするんであれば、そこの赤字分を完全補償するような仕組みがないと、国民側からすれば、猶予期間を与えてくれないと、『中止にできないよ』『仕入れたものを廃棄にできないよ』って言い分は、これは絶対出る」とした。 また、橋下氏は3〜5日に甲子園で行われたプロ野球・阪神巨人戦で1万8000人を動員したことに言及。「そういうイベントをやっているってことは、こういう大規模イベントをやってること自体が否定されるのはおかしいと思う」と話していた。 しかし、常滑市には8月21日からまん延防止等重点措置が講じられており、県は8月12日時点で酒類の提供自粛を要請している。誤った認識が多かった橋下氏に対しネットからは「擁護がズレてる」「言ってることめちゃくちゃ」といった指摘が寄せられることに。また、プロ野球と比較したことに対しネットからは「酒売ってないし、感染症対策してるプロ野球とは違う」「イベントでひとくくりにしないで」という声も見受けられた。 一方、ネットから「確かに音楽だけ批判されるのはおかしい」「プロ野球は全然問題点取り上げられないの違和感ある」という賛同の声も集めた橋下氏のコメント。賛否両論となっていた。
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スポーツ 2021年09月07日 15時30分
阪神・藤浪の背信投球に「俺はもうよう言わん」 金村氏がプレー解説を放棄? 二軍降格やむなしとファンも呆れ
野球解説者の金村義明氏(元近鉄他)が、6日放送の『上泉雄一のええなぁ!』(MBSラジオ)に生出演。阪神のプロ9年目・27歳の藤浪晋太郎に苦言を呈しネット上で話題となっている。 >>阪神・藤浪、死球の衝撃音が敵ベンチまで響いた? 上田氏が見た衝撃の光景にファンも恐怖「聞いてるだけで脂汗出る」<< 金村氏は週末のスポーツニュースを語る番組内のコーナーで、3〜5日の対巨人3連戦を「2勝1分」で勝ち越した首位阪神についてトーク。3日の第1戦で決勝の3点三塁打を放ったドラ5ルーキー・25歳の中野拓夢への驚きや、5日の第3戦で巨人側が犯した致命的ミスなどを語った。 その中で、金村氏は5日の第3戦、3回表から2番手として登板し「3回3失点・被安打4・四球3」と炎上した藤浪の投球に言及。「解説者で藤浪の良し悪し判断できる人誰か教えてくれ。俺はもうよう言わん(呆れてものが言えない)。球は走っとると(言っても)良いのか悪いのか分かれへん」と、自己最速にあと1キロに迫る161キロをマークしながら打ち込まれた藤浪の投球にため息をついた。 金村氏は続けて、「(3回裏無死で)カウント『0-2』から坂本(勇人)を(四球で)歩かせて『えー?』って(思った)。ひじが下がってスライダーがストライクに入らない(ように見えた)」と発言。投球の際に右ひじが下がっていることが制球難の要因になっているのではと指摘した。 その上で、金村氏は「藤浪は出たとこ勝負(で計算できないん)だから、(先発ローテの)どこかの谷間で投げさすしかもうない。(僅差の場面では)使えない」とコメント。現状ではローテの谷間に先発させるぐらいしか使い道が見当たらないレベルだと苦言を呈した。 金村氏の発言を受け、ネット上には「球速自体は出てるけど、それ以上にとにかくコントロールが悪すぎる」、「あまりにも球が荒れてるから、梅野(隆太郎)も死球怖がってあまりインコース使えてなかったな」、「出してみなきゃ好不調が分からない投手を優勝争いで使うのはリスクが高すぎる」、「谷間起用でも爆発炎上しそうだし、今季はもう二軍に幽閉した方がいいと思う」と同調の声が寄せられている。 「後半戦の藤浪は8月19日・DeNA戦で先発、9月5日・巨人戦でリリーフとしてそれぞれ登板しましたが、8月19日は『4.2回4失点・被安打8・四球3・防御率7.71』、9月5日も『3回3失点・被安打4・四球3・防御率9.00』とどちらも制球を乱し失点。また、前半戦を含めても今季先発では『6登板・2勝2敗・被安打29・四球24・防御率3.34』、リリーフでも『14登板・1勝1敗4ホールド・被安打18・四球13・防御率8.59』と、シーズンを通して制球難を克服できずにいます。こうした結果もあってか、今後優勝争いを展開する中で少しでも星を落とすリスクを下げるため、今季はもう藤浪の一軍起用を打ち切るべきではないかと考えているファンも少なくないようです」(野球ライター) 巨人との首位攻防戦を負けなしで終えた阪神だが、2位巨人とは1.5ゲーム差と僅差。7日からは3.5ゲーム差につける3位ヤクルトと3連戦と厳しい戦いが続くが、矢野燿大監督が藤浪の扱いをどうするのかは要注目と言えそうだ。文 / 柴田雅人
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