スポーツ
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スポーツ 2022年02月21日 11時30分
東京女子プロレス主力6選手欠場のハプニングもSKE48荒井優希らが奮闘!「成長した姿を見せられたのかな」
東京女子プロレスが2月19日、東京・両国KFCホールで「Tokyo Joshi 2022 Winter」を開催。新型コロナウイルス感染者及び濃厚接触の可能性がある選手が続出する窮地に、残された17選手が一致結束して奮闘。メインイベントではSKE48荒井優希らが激闘を繰り広げ、時間切れドローの大熱戦となった。 同団体では、プリンセス・オブ・プリンセス王者の山下実優、インターナショナル・プリンセス王者の伊藤麻希がPCR検査で陽性判定を受け、プリンセスタッグ王者の坂崎ユカ、同王座次期挑戦者の辰巳リカ、天満のどか、らくが濃厚接触者の可能性があるため、今大会を欠場。エースを始め主力6人を欠く非常事態に。 この日は全6試合が組まれたが、そんな中で出場した各選手が第1試合から奮闘。セミファイナルでは4月で卒業する小橋マリカがプリプリ王座次期挑戦者の中島翔子を相手にシングル戦で善戦健闘。あと一歩のところまで追い込んだが、中島のダイビング・セントーンで沈んだ。 そして、メインイベントでは瑞希、乃蒼ヒカリ、荒井優希組が渡辺未詩、愛野ユキ、鈴芽組と6人タッグマッチで対戦。6人が入り乱れた一進一退の目まぐるしい攻防が続いた。残り4分、荒井と渡辺が1対1となり、渡辺がジャイアントスイング、カナディアン・バックブリーカー、アバランシュホールドで攻め立てれれば、荒井もビッグブーツ、サソリ固めで反撃。残り1分を切ったところで、荒井がフルネルソンバスターからFinallyを狙うも、それを回避した渡辺がレーザービームから必殺のティアドロップに移行した。それをかわした荒井はビッグブーツを叩き込むも、ここでタイムアップのゴングが鳴り、両軍が死力を尽くした熱戦は引き分けに終わった。 試合後、瑞希は「決着がつかなかったのは悔しい。でも最後、優希ちゃんが心強くて、あとちょっとあれば勝ってた。今日は欠場の人がいっぱいで不安だなって。こんな時こそ応援してくれるみんなも一致団結して。できることはきっちりやって。いつでも休んで、いつでも戻って来れるくらいの世界にして。ずっと温かい、瑞希の好きな空間であってほしいから、みんなも一緒にいてください」とマイク。 最後は愛野が代表して、「東京女子プロレス、まだまだ突っ走るぞー!オー!」の掛け声で興行を締めくくった。 バックステージで瑞希は「しっかり取りたかったけど、でも優希ちゃんの成長を見れたし、ヒカリちゃんも力強くなってるし。負けてられへんなって。ユカっち(坂崎)のいないタッグって、あんまりないんだけど、新しい刺激をまたもらった」と話した。先輩相手に大奮闘した荒井は「急きょではあったんですけど、この3人はデビュー2戦目のサイバーファイトフェス(昨年6月6日)の時に一緒に出た2人で。久しぶりに組んで、成長した姿を見せられたのかなって思うとうれしいです」と笑みを見せた。新型コロナ感染からの復帰戦だった乃蒼は「不安だったんですけど、温かく迎えてくれて。みんな揃わなかったのは悔しいんですけど。国技館までの準備期間だと思って。休んだ分はきっちり取り戻せるようにして、帰ってくるみんなの場所を作って待ってるので。両国まで突っ走れたらいいなって思います」と語った。 団体として勝負を懸ける両国国技館大会(3月19日)まで、あと1か月。欠場者が戻って来るまで、残されたメンバーで一致結束した闘いを見せていくことになりそうだ。(どら増田)
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スポーツ 2022年02月21日 11時25分
オリックス、今季もリーグ連覇は濃厚? メキシコ帰りの元ドラ1“テスト生”がグラウンド内外でもたらすメリットとは
元ドライチ投手が「テスト生」としてフリー打撃に登板した。 2月20日、元日本ハムの中村勝投手がオリックスの安達了一、紅林弘太郎など5選手に対し、20球強を投げ込んだ。前日19日からチームに合流しており、球団発表によれば、23日の社会人チームとの練習試合にも登板させるという。 「獲得が前提でキャンプに合流させたのだと思います」 そんな風に予想する声も多く聞かれた。 >>オリックス・山岡、球団の無茶な要求にも前向き?「キャリアに響きかねない」心配も 先発・リリーフの二刀流はリスク大か<< 実は、昨シーズン中も「中村獲得」の話は出ていたのだ。それも、複数の球団から。 中村は09年ドラフト会議で1位指名され、19年まで日本ハムに在籍した。将来のエース候補と目されたが、17年7月、右肘を手術。19年オフに解雇を通告された。 しかし、中村は蘇った。海外のプロリーグチームに在籍し、昨年はメキシコで最多勝、最高勝率のタイトルも獲得した。 「中村が復活した話は、どのチームも渉外担当者を介して知らされていました。コロナ禍による混乱、帰国者の隔離期間などの問題がなければ、昨季中にNPB復活を果たしていたはずです」(ベテラン記者) NPB復帰は、中村自身も目標としていたという。今回の入団テストは“その第一歩”となりそうだが、こんな指摘も聞かれた。 「オリックスの今後に必要な選手だと思います」 どういう意味かというと、球団は昨季の勝因は“意識の変貌”とも解釈していた。 「エースの山本由伸を始め、練習熱心な選手が増えました。4番を予定している吉田正尚も僅かな時間も惜しんでバットを振っています。投打の中軸選手がマジメに練習すれば、他選手も良い影響を及ぼします」(球界関係者) 少し前までは“マイペースな選手”ばかりだった。 良く言えば、「自分を持っている」わけだが、自身の練習メニューを終了させたら、周りの選手のことは見向きもせず、宿舎に帰ってしまった。「開幕に間に合えば」「怪我をしないため」と言って無理をしない選手が投打の中核となっていたため、“勝利に対する熱量”もイマイチだった。 「昨季、本塁打王のタイトルを獲得した杉本裕太郎も一軍に定着するまで苦労しました。練習熱心な選手が増えてくれば」(前出・同) メキシコの野球環境は、恵まれていない。グラウンド整備もテキトーで、マウンドの硬さも一定ではない。強風に晒されている球場もあれば、室内練習場も広くない。「それでも這い上がってやる」の強いメンタルがなければ、生き残れない環境だ。 日本ハム時代の中村を知るプロ野球解説者がこう続ける。 「変化球の持ち球が多いタイプ。右肘の故障も癒えたからか、ストレートも速くなったと聞いていますが」 打撃投手として登板した20日のピッチングでは、球速は全て130キロ台だった。この先、球速も上げていくと思われるが、連覇をめざすオリックスの発奮材料にもなってもらいたい。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年02月21日 10時50分
新日本IWGPジュニアタッグ王者マスター・ワトが田口隆祐にダメ出し「酔っ払って試合したんですか?しっかりやってください」
新日本プロレスは20日、『新春黄金シリーズ』北海道・北海道立総合体育センター北海きたえーる大会を開催した。 第3試合では、19日のIWGPジュニアタッグ4WAYマッチを制して第69代の新王者となった田口隆祐&マスター・ワトが、エル・デスペラード&金丸義信と対決。試合は終盤、金丸は4の字固めを狙うも、田口は蹴り上げて回避。そしてロープの反動で跳ね返ってきた金丸を首固めで丸め込み、3カウントを奪取している。 バックステージで金丸は「あ~あ」と嘆くと、デスペラードは「ケツもポンコツだわ、レフェリーもポンコツだわ、お前よく見ておけ」と怒り心頭。金丸も「誰だ、あいつは?しっかり見ろよ。二つで返してんだろう!」と抗議。デスペラードは「きっちり見てくれよ、頼むから。お願いしますよ、本当に。そうじゃなくてもこっちは気が立ってんだから。(ここで金丸は先に引き上げるが、デスペラードは一人残って)田口、ワト……良かったじゃない、ワト。お前、この間、これ(デスペラードが肩からかけているIWGPジュニアのベルト)に挑戦して獲れなかったじゃない。でも、こっから伸びるかどうかはお前次第だし、落ちてくのを、自分が伸びないのを人のせいにすんなよ。まっ、それはそうとして、昨日、ファンタズモも面白いこと言ってたぞ~。リング上で俺のことを殴る前に『俺が次の挑戦者だ』って。まあ、出来るかどうかは分かんないよ。でも、あいつとはやってみてえなあ。あいつとシングルやって憶えてるのは二つ。どっちも負けてんだよ。……やりたいなあ」とファンタズモとの防衛戦を見据えていた。 田口は「やっぱりベルトが選手を育ててくれるというか逞しいよね。マスター・ワト、ワトさん。確かに……」と言いかけたところで、ワトが田口の言葉を遮り、「これを機にね、このベルトを守ります。でも、俺ね、初めてだよ、守るものが出来たの。人ってさ、守るものが出来たらさらなる強さを出すんだよ。守るものが出来たら人は強くなる。その言葉を信じて俺はベルトをしっかり田口さんと二人で守っていきます」と言うと、「田口さん!今日ちょっと動き悪くないですか?最後、丸め込んだのはあっと思いましたけど。凄いなと思いましたけど、連携で動き悪くなかったですか?飲み過ぎじゃないですか?試合後のビールは美味しかったけど、ちょっと飲み過ぎじゃないですか?コメント中に2本、3本目も行きましたからね。酔ってるんですか、今日?酔っ払って試合したんですか?しっかりやってください。俺たちタッグチャンピオンだから。しっかりやってくださいよ。しっかりやってください」と田口にダメ出ししまくって、先に控室へ。 田口は「私みたいな歳になってもまだ怒られますか?勝っても飲むなと怒られますか? 24歳に 42歳が。18歳下に。高校卒業して大学に進学するぐらいに生まれた子に怒られますか?カメラの前で、チャンピオンになったのに怒られますか?まあそれぐらい逞しくなったということでしょう。ワンパクでもいいですよ。逞しく育ってくれたらそれでいいんですよ」と語りながら、寂しげな表情を浮かべていた。◆新日本プロレス◆『新春黄金シリーズ』2022年2月20日北海道・北海道立総合体育センター北海きたえーる観衆 3751人▼タッグマッチ(30分1本勝負)○田口隆祐&マスター・ワト(10分31秒 首固め)エル・デスペラード&金丸義信●(どら増田)
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スポーツ 2022年02月20日 12時10分
「うっせーな」騒動の元五輪選手・國母和宏、かつては平野歩夢のコーチも 逮捕後の活動は?
北京オリンピックで戦う選手たちは多くのドラマや感動を生み出したが、最も盛り上がりを見せた競技の一つが、平野歩夢選手が金メダルを獲得したスノーボード・男子ハーフパイプだろう。 スノーボードで思い出されるのは、2010年のバンクーバーオリンピックに出場し何かと世間を騒がせた國母和宏だ。國母といえば、空港から現地に出発する際、ドレッドヘアに腰パン、ネクタイを緩ませた姿で登場し、その後の会見で服装の乱れについて問われると「反省してまーす」「チッ、うっせーな」との言葉を連発。そのアスリートらしからぬ態度に当時は「なめてる」「日本の代表として恥ずかしくないのか」などの批判が多く浴びせられた。 >>「金がいいですう〜」発言の銀メダリスト田島選手の現在は? 女優転身後意外な道へ<< さらに國母は2019年には大麻取締法違反の容疑で逮捕され再び悪行で話題になってしまう。何かと競技以外で注目されることが多かった國母だが、今は何をしているのだろうか。 「悪い面ばかりが目立った國母さんですが、競技者としての実績はすばらしく数々の大会で好成績を残してきました。2014年のソチオリンピックにはコーチとして日本代表のスノボチームを支え、平野選手の銀メダル獲得に貢献しています。平野選手も尊敬する選手として國母さんの名前を挙げることもあるほどでした。その後はコーチ業を離れますが、連盟は國母さんの高い経験値や人間性を評価して任命していたので、解任というよりは、自身もプロスノーボーダーとして活動しているため、その活動に力を入れたかったのだと思われます。実際、コーチを離れてからはプロスノーボーダーとしてアメリカを拠点として、スノーボードのビデオの撮影に出演するなどして活躍しています。年収は数千万円とも言われるほどです」(芸能記者) 一方で、このような活動もしているようだ。 「アパレル業界にも進出し、今は友人が手がけるスノボウェアのブランドに所属してスノボウェアの開発などに携わっています。ブランドは昨年の12月にアメリカとカナダに進出するなど順調な様子。ブランドのモデルも務め、自分が滑るのとはまた違った角度でもスノボードに携わっていますよ」(前出・同) とはいえ、いまだに当時の“やんちゃさ”が垣間見える時もある。 「自身のInstagramではタトゥーを掘られた最中の写真を添え、タトゥーを入れたことを報告するなど型にはまらない生き方をしている面が見られます。一方で、3人の幼い子どもたちに絵本を読み聞かせる写真とともに『一緒に滑れるようになったら最高だなー』とつづるなど、優しい父親の一面も見せていますよ」(前出・同) 服装への批判や逮捕など、世間から冷たい目線を向けられることが多かった國母だが、今はアスリートとして、父親として、満ち足りた生活をしているようだ。記事内の引用について國母和宏の公式Instagramよりhttps://www.instagram.com/kazukokubo/
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スポーツ 2022年02月20日 11時00分
ヤクルト・高津監督「管理はしっかりとしなければ」 今季も独自の投手起用を継続? 成功のキーマンになり得る選手は
監督就任2年目で念願の日本一を達成した東京ヤクルトスワローズの高津臣吾監督。2022年シーズンは、自身が現役時だった1993年以来となるリーグ連覇に挑む。 昨季は、先発ローテーションの間隔を十分に空けるなど独自の投手采配でペナントを制し、ポストシーズンでもしぶとさは変わらず、2001年以来となる日本一をもたらした。 特に投手起用で目立った内容としては、シーズンを通してヤクルト投手陣で規定投球回到達者はゼロだった点だ。これは優勝球団では2019年の埼玉西武ライオンズに次ぐ、史上2球団目の記録となっている。また、高津監督就任初年となる一昨年のシーズンも、ヤクルトは規定投球回を満たした投手はいない。投手の分業制が顕著となっている昨今では珍しいことでは無いものの、パ・リーグ覇者のオリックスバファローズに3人の到達者が名を連ねたことと対照的な結果となっている。 一方で、そのオリックスとの日本シリーズでも、勝負どころで白星を手繰り寄せるための驚きの采配が見られた。第2戦では、それまで完投経験のなかった高橋奎二が9回まで投げ抜き完封勝利を挙げ、さらに初戦よりリリーフで打ち込まれていたマクガフを、第2戦を除きシリーズを通して最後までマウンドに送り続けた(5登板1勝2敗2セーブ)。 それらも含む、昨年の好結果を手に出来た要因として、投手コーチ時代を含めると今季が9シーズン目を迎える指導者としてのキャリアが裏付けとなっていることは明らか。所属選手の能力を知り尽くし、現役時リリーフ専門だった高津監督の独自色とも呼べる選手起用が今季も見られるのか、興味深いところだ。 そして連覇のカギを握るのも、やはり投手陣であることは間違いないだろう。その中でも先頭に立たなければならない存在として挙げられるのが、昨シーズン中盤から存在感を示し、今季もエースとしての役割が期待される奥川恭伸、そして昨年の日本シリーズで一気に飛躍を遂げた高橋。ともに、ポテンシャルの高さはすでに発揮されているだけに、今季は開幕からローテーションの中心でどれだけ白星を積み上げられるか、また、この2人が左右のエースとして、どこまで投球回数を重ねていくのかにも高い関心が寄せられている。 「ピッチャーは投げたがるもの。だからこそ管理はしっかりとしなければならない」。そう語る高津監督。再び、延長戦の戦いも行われる今季、リリーフ陣も含めた起用法にもさらに注目していきたい。(佐藤文孝)
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スポーツ 2022年02月19日 11時00分
巨人、平内の炎上は“暗黒時代”到来の前触れか 翁田の今後にも悪影響? 球団が抱える根深い問題とは
15日に行われた練習試合・巨人対日本ハム戦。「5-8」で巨人が敗れたが、試合結果以上に話題となったのが巨人のプロ2年目・23歳の平内龍太の投球だった。 平内は「3-3」と両チーム同点の9回表に5番手として登板したが、先頭から連打を浴びるなどし1死一、二塁のピンチを招くと、水野達稀にタイムリー二塁打を打たれ勝ち越しを許す。さらに、その後も野村佑希、万波中正、杉谷拳士に3連打を浴び、「1回5失点・被安打6」と散々な内容に終わった。 敗戦につながった平内の投球を受け、ネット上には「完全な独り相撲で試合が壊れた」、「何しに出てきたんだってレベル」と批判が相次いだ。一方、「最近の巨人のドラ1投手はこんなのばっかだな」、「平内も含めて、今一つのドラ1投手が多いから嫌気がさしてくる」という厳しい声も多数みられた。 >>巨人・平内の投球に「何しに出てきたんだ」怒りの声 解説は岸田に「考えて」と苦言、敗戦を招いた大炎上が物議<< 巨人は2016~2020の5年間で、鍬原拓也(2017)、高橋優貴(2018)、堀田賢慎(2019)、平内(2020)と4名の投手をドラ1として指名している。ただ、現在一軍戦力となっているのは、昨季「27登板・11勝9敗・防御率3.39」と2ケタ勝利をクリアした高橋のみ。他3名は鍬原が通算2勝、堀田、平内が0勝とほとんど実績を残せていないため、「ドラ1なのに期待外れだ」と不満を募らせているファンも少なくないようだ。 「巨人が直近5年でドラ1指名した4投手ですが、平内は外れ1位、鍬原、高橋、堀田の3名は外れ外れ1位として指名されています。そのため、ファンの間では本来はドラ1レベルではない実力の投手を“高値づかみ”しているのではと、球団フロント・スカウトのドラフト戦略が疑問視されています。また、平内はドラフト年の春、鍬原、堀田はドラフト翌年の新人合同自主トレ中にそれぞれひじの故障に見舞われていますが、こうした不安要素を見抜けていない、適切な対策を取れていないことも苦戦の一因ではという指摘も散見されます」(野球ライター) こうした意見に加え、巨人はFAなどの補強に積極的な球団体質から、既存選手の出番が補強選手に奪われ育成が滞っている面もあるという見方もされている。今オフはFA補強は特に行っていないが、ドラ1投手らを大きく育てたいならこの路線をしばらく継続する必要もあるかもしれない。 なお、巨人は2021年ドラフトでは投手の翁田大勢(登録名は大勢)を1位指名しているが、翁田は同年春に右ひじ炎症、右ひじ疲労骨折と相次いで故障に見舞われていることから、指名当初は「最近のドラ1みたいに、翁田も入団直後から下降線を辿るのでは」と懐疑的な声が挙がっている。指名後の翁田は今年1月末に新型コロナに感染したものの、それ以外に目立ったアクシデントはないが、先輩ドラ1たちのせいで過小評価を受けている状況だ。 一般的にドラフトは1年先、5年先のチーム戦力を左右する最も大事な要素とされており、特にドラ1選手には次代の中心選手候補として大きな期待がかけられる。そのドラ1たちが苦戦続きの巨人はこのままなら暗黒時代が到来する可能性もあり得るため、既存ドラ1の育成・体調管理や新規ドラ1の人選については早急に策を打つ必要がありそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年02月18日 20時30分
ソフトB、藤本監督に釘刺されたリチャードに「師匠に怒られたばかりだろ」呆れ声 A組昇格を問題行動でフイに、ブレークも絶望か
昨季は一軍初出場・初本塁打を含め「34試合・.181・7本・20打点」といった数字を残し、今季は本格ブレークが期待されているソフトバンクのプロ5年目・22歳のリチャード。18日に伝えられた、藤本博史監督の発言がネット上で物議を醸している。 報道によると、藤本監督はこの日応じた取材の中で、前日の紅白戦でB組からA組に参加させていたリチャードの昇格を見送ったことを明かす。理由については「紅白戦やる前も、シートノックの前のキャッチボールもフリーでやっていますよね。そこでも出てくるの一番遅いとか。試合が始まる3分前まで相手のベンチにまだいた。そういうところができていない」と説明したという。 リチャードは17日の紅白戦では、白組の一員として「6番・指名打者」で先発起用され「3打数1安打」をマークしている。ただ、藤本監督は打席内容以前に、試合や試合前練習に臨む姿勢が全くなってないとして昇格を見送る判断に至ったようだ。 >>ソフトB・リチャードが小久保二軍監督に造反? 秋季キャンプでの問題行動が物議、「舐めてもいいと思ってるのか」呆れ声も<< 昇格を見送られたリチャードに対し、ネット上には「アピールがかかる試合の直前まで相手側のベンチで油売ってたってヤバすぎだろ」、「せっかくA組に呼ばれたのに何考えてんだマジで」と驚きの声が相次いだ。同時に、「時間守らんとか集中してないとか、いつになったらこの手の課題は払しょくされるのか」、「師匠の山川からもちゃんとやれってTwitterで怒られたばかりだろ」といった呆れ声も多数みられた。 「リチャードはチームの主砲・柳田悠岐をしのぐといわれるパワーを誇る一方、練習・ミーティングの時間にたびたび遅れ、試合では大差がついた展開になると集中力を欠く節があり精神面が課題とされている選手。1月20日には毎オフ、リチャードを自主トレに帯同させている西武・山川穂高が自身の公式Twitterに投稿し、『あなたは練習さえちゃんとやればとんでもない選手になります。なのでちゃんとやってください』とリチャードに忠告したことも話題となりました。今春キャンプは直前に新型コロナに感染した影響でC組スタートと出遅れるも、12日にB組に昇格しA組昇格も時間の問題とみられていたのですが…」(野球ライター) 昨季は34試合で7本と、シーズン143試合換算なら29本となるハイペースで本塁打を量産したリチャード。ただ、集中力を欠いたままキャンプ期間を過ごすようなら、今季は本格化ではなく伸び悩みのシーズンになる展開も避けられなくなりそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について山川穂高の公式Twitterよりhttps://twitter.com/AGU1123
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スポーツ 2022年02月18日 18時30分
巨人・原監督のコメントに「あからさまな嫌味だ」驚きの声 大城らの体たらくぶりに激怒? 正捕手争いはさらに混迷か
17日に行われた練習試合・巨人対ロッテ戦。「2-2」で両チーム引き分けとなった試合後に伝えられた巨人・原辰徳監督のコメントがネット上で話題となっている。 この日の巨人は8回表終了時点で「1-2」と劣勢だったが、8回裏に2死三塁とチャンスを作ると、7回表から捕手で途中出場していたプロ3年目・20歳の山瀬慎之助が同点打をマーク。この一打でチームは敗戦を逃れたが、原監督は試合後に「ああいったヒットも出ると本人は自信にはなるでしょうね。捕手で初めて打ったんじゃないの。彼は1打席しかないのに」と山瀬を評価するコメントを残したという。 巨人は現在プロ5年目・29歳の大城卓三、プロ5年目・25歳の岸田行倫、山瀬の3名が捕手として一軍に帯同しているが、大城はここまでの実戦2試合で8打数ノーヒット、岸田も7打数ノーヒットと沈黙。山瀬は17日試合前時点では実戦未出場だったが、出場機会が巡ってきた同戦でいきなり結果を出した形となった。 >>巨人・平内の投球に「何しに出てきたんだ」怒りの声 解説は岸田に「考えて」と苦言、敗戦を招いた大炎上が物議<< この原監督のコメントを受け、「原監督はこれ間接的に大城、岸田の2人にキレてないか」、「『山瀬は1打席でヒット打ったのにお前さんたちはなんだ』っていうあからさまな嫌味だな」と驚きの声が挙がった。一方、「不満なら試合前に山瀬にやったみたいに助言送ってやればいいのに」、「遠回しにチクチク言うより直接アドバイスした方が早いんじゃないか?」といった指摘も多数みられた。 今キャンプでの原監督は「捕手は横一線でやってもらいますよ」とフラットに正捕手の人選を進める意向を明かし「俺は打てる捕手が好きだから」と打力を重要な要素に挙げたことが伝えられている。そのため、ここまでノーヒットが続く大城、岸田に不満を抱いているのではとみているファンが多い一方、不満なら直接指導に乗り出すべきだとする意見も少なくない。 「原監督は17日の試合前、山瀬に室内練習場で直接打撃指導を行ったことが伝えられています。翌18日には球団公式YouTubeチャンネルが指導の模様に密着した動画を投稿していますが、動画内で原監督は『いい選手はスイングが多く見える。悪い選手はスイングが少ししか見えない』と声をかけながら、スイングの際は手を速く前に出すことを意識するように指導。山瀬も試合後に『ヒットの内容的に、教わったことが出たのかなというふうに思います』と、原監督の助言が同点打につながったとコメントしています」(野球ライター) ここまでは大城、岸田に打撃指導を行ったとは特に伝えられていない原監督。熾烈な正捕手争いを促すためには、山瀬だけでなく2人にも直接指導を施す必要がありそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について読売ジャイアンツの公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCXxg0igSYUp0tqdd6luPEnQ
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スポーツ 2022年02月18日 15時30分
DeNA・オースティンの前向き発言がファンから不評?「余計なこと考えるな」石井コーチも驚いた走塁意欲に潜む重大リスクとは
2020年に初来日、DeNA入りし、昨季までに「172試合・.296・48本・130打点」といった通算成績を残している30歳助っ人のオースティン。18日に伝えられた、石井琢朗一軍野手総合コーチの発言がネット上で話題となっている。 報道によると、石井コーチは17日に応じた取材の中で、この日オースティンから走塁面について意見を求められたことを明かす。石井コーチは「走塁の話だったのでビックリした。クリーンアップで(打線の)柱になってくる選手であろうと思いますから」と最初は驚いたことや、「去年の盗塁数が少なかったのはリードの仕方にあるんじゃないか、と。もうちょっと真っすぐ出て走った方がいいんじゃないかとアドバイスを頂きました」とオースティンからは“逆指導”も受けたことを語ったという。 昨季セ・リーグ最下位に沈んだDeNAはチーム盗塁数が12球団ワーストの「31個」と走塁面が大きな課題となっている。オースティンも昨季は盗塁を1個しか記録していないが、上位浮上に向けては自身も含めた野手陣の走塁・盗塁能力の向上が不可欠と考えているようだ。 >>元西武・松坂氏「胃腸炎になった」ストレスでダウン、フィーバー時の裏話明かす DeNA小園・斎藤佑樹氏の1年目キャンプも気遣う<< 石井コーチが明かしたオースティンの姿勢を受け、ネット上には「チームの鈍足ぶりに危機感持ってくれてるようで素晴らしい」、「コーチに逆にアドバイスしたって凄いな、それだけ走塁改革に目の色変えてるのは間違いなくいいこと」と称賛の声が相次いだ。一方、「オースティンは主砲なんだからそんな余計なこと考えるなよ、下手に走ったらまた故障するリスクもあるし」、「他野手を走らせて自分が打って返すって考えならいいけど、自分も積極的に走るつもりなら怪我が怖いからやめてほしい」と、積極走塁はするべきではないというコメントも多数みられた。 「オースティンはDeNA入りした2020~2021年にかけ2年連続で2ケタ本塁打をクリアしたチームの主砲。ただ、過去2年は脳震とう・むち打ち(2020)、左ふくらはぎ肉離れ(2021)と守備・走塁中の故障が相次いでおり、その影響で2年連続規定未到達に終わっています。実力は確かながら故障でフルに発揮できていないというシーズンが続いていることもあり、積極走塁は新たな故障につながるリスクがあると懸念しているファンも少なくないようです」(野球ライター) DeNAはレギュラー外野手・佐野恵太が13日に右腹斜筋肉離れで離脱しており、3月25日の開幕戦に間に合うかは不透明。この状況でオースティンも離脱となるとチームの開幕出遅れも避けられない状況となるため、積極的に走塁するにあたっては本人、首脳陣共にコンディション管理を第一に考える必要がありそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年02月18日 11時00分
巨人・原監督、元ドラ1・堀田の支配下復帰に苦悩? 好アピール続く一方で浮上する難題とは
将来のエースに相応しい背番号とは…。 原巨人がメジャー通算46勝のマット・シューメーカー投手(右投右打)との契約合意を発表したのは、2月15日だった。近年は故障も多く、「ピーク」を過ぎた感もあるが、「巨人入りをラストチャンスと捉えている。復活への意気込みはホンモノ」と米メディアが伝えていた。経験豊富な右腕が日本で蘇れば、V奪回の大きな戦力となるだろう。 >>巨人・平内の投球に「何しに出てきたんだ」怒りの声 解説は岸田に「考えて」と苦言、敗戦を招いた大炎上が物議<< 「シューメーカーの背番号は『99』に決まりました」(スポーツ紙記者) 同投手の加入で、巨人の支配下登録選手は61人となった。 原辰徳監督は「頑張った、力がある人に(一軍として)東京ドームで暴れるチャンスが…」と、あえて支配下枠を多めに空けて、キャンプ、オープン戦に臨むビジョンを語っていた。育成選手たちの成長に期待していたのだが、一軍戦に出場できる上限数は70人。「あと9人」となったわけだ。 その「残り9枠」を争うサバイバルレースだが、支配下昇格(2020年オフ支配下から降格)は「時間の問題」と言われているのが、堀田賢慎投手だ。 「育成選手である堀田の現在の背番号は、『032』。ドラフト1位指名された19年に渡された背番号は『32』。支配下に復帰する時は、『32』を再びつけると思われましたが」(前出・同) 現在、その「32番」は、廣岡大志内野手がつけている。 おそらく、堀田には「32番」に強い愛着はないはず。「支配下に復帰できるのなら、何番でもいい」の心境だろうが、こんな指摘も聞かれた。 「将来のエースに相応しい背番号が空いていません。菅野智之も認めた逸材です」(球界関係者) 背番号の空き番号(永久欠番除く)を調べてみると、一番若いのは「7」。その後は「46」「59」「61」となる。90番台もいくつか空いていたが、将来のエースに相応しい番号は見当たらなかった。「かつて、坂本勇人が『61』をつけていました。“出世番号”として継承されるのも面白いですが、野手のイメージも強い」(前出・同) 堀田を支配下に復帰させる際、原監督は背番号で悩むことになりそうだ。 「堀田は右肘にメスを入れているで、今年は慎重に使っていきたいと思っているはず。救援ではなく、登板間隔を決められる先発での起用となるでしょう」(前出・スポーツ紙記者) 2月17日、堀田は千葉ロッテと練習試合では満塁のピンチも招いたが、菅野も認めた剛速球で2者連続三振に斬ってみせた。 小雨も降っていて、ちょっと肌寒かったが、ネット裏には他球団のスコアラーたちが陣取っていた。堀田を戦力として“警戒”しているのだろう。入団してすぐに故障、背番号でもゴタゴタしそうだが、一軍デビューは“大舞台”が用意されそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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ロッテ激震!鳥谷敬ら主力やスタッフから新たに11名が新型コロナ陽性判明、4名が濃厚接触者と特定
2020年10月06日 17時00分
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スポーツ
ロッテPCR検査の結果は「分かり次第発表」6日からオリックス戦
2020年10月06日 11時30分
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スポーツ
DeNA・ラミレス監督に他球団がオファー? 来季が不透明な球団への“横滑り“はあるか
2020年10月06日 11時15分
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スポーツ
スターダム横浜武道館大成功!岩谷麻優の次期挑戦者は彩羽匠!
2020年10月06日 06時30分
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スポーツ
ノア中嶋勝彦『N-1』決勝進出に「楽しみに待っとけ!」
2020年10月05日 22時30分
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スポーツ
元巨人・上原氏、感染経路は不明? コロナ陽性判定受けホテル隔離、回復までの詳細を語る 「体動かせるくらい元気なのに」と驚きも
2020年10月05日 21時45分
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スポーツ
張本勲氏、“無言の計らい”で元阪神・江本氏を救う?「ストライク投げろやお前!」苦難の新人時代にあった秘話を明かす
2020年10月05日 20時00分
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スポーツ
DeNA・大貫、2桁勝利も見えてきた!「自分が出来ることをしっかりと」今シーズン3度目竜退治でチームトップの8勝目
2020年10月05日 17時30分
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スポーツ
楽天・三木監督に「意味が分からない」ファン反発 敗戦を招いた継投策に賛否、試合後の弁明も物議
2020年10月05日 17時00分
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阪神ナイン、精神的に大ダメージ? キーマンは巨人捕手・炭谷、西武時代に培った打者を出し抜く技術とは
2020年10月05日 11時40分
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ロッテ・チェン「9年前はあまり関係ない。優勝、CSに集中する」
2020年10月05日 11時30分
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スポーツ
骨折のオリックス・太田に「不運すぎる」ファン落胆 「すごくかわいそうなことをした」昨年は千賀との対決で悲劇が
2020年10月04日 17時00分
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スポーツ
V争いのロッテ、最重要人物はマーティン?「本塁打は求めていない」言葉通りの働きが今後を左右か
2020年10月04日 11時00分
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阪神・藤浪、セーブ王も狙える?「抑えをさせた方がいい」高まる待望論、松井・澤村ら成功選手との共通点とは
2020年10月03日 17時00分
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日本ハム・有原、シーズン絶望の危機だった?「何も考えられないくらい痛かった」打球が足に直撃した同僚の悲劇
2020年10月03日 11時00分
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広島・鈴木の3番起用、笘篠氏・高木氏が反対? “4番固定”を主張も、「代役の松山も頑張ってる」と反発も
2020年10月02日 20時30分
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楽天・三木監督に「意図が分からない」ファン激怒 試合後も“ノーコメント”、裏目に出た継投策が物議
2020年10月02日 17時00分
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「笑ってる…」阪神・藤浪、不振の本当の原因は? 160キロ連発、矢野監督の“アシスト”で吹っ切れたか
2020年10月02日 11時45分
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新日本『G1』バレットクラブ日本人最強対決はEVILがKENTAに暴走勝ち!
2020年10月02日 11時30分