プロ野球
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スポーツ 2021年12月18日 11時00分
元西武・G.G.佐藤氏、松坂のせいでキャリアが狂った?「お前いい加減にしろ!」監督も激怒、プロ入り直後の大誤算を明かす
野球解説者の大久保博元氏(元楽天監督)が14日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、野球解説者で地盤調査会社『トラバース』副社長のG.G.佐藤氏(元西武他)がゲスト出演。今季限りで現役を引退した西武・松坂大輔が原因という挫折経験を明かした。 今回の動画で佐藤氏は西武(2004-2011)、ロッテ(2013-2014)で過ごした現役時代の内、西武時代の思い出をテーマにトーク。その中で、当時プロ1年目・25歳だった2004年春季キャンプにおいて、同6年目・23歳だった松坂のスライダーを捕れなかったことから捕手を断念したというエピソードを語った。 >>元横浜・斎藤氏、松坂プロ入りへの本音明かし驚きの声「当時言ってたらバッシング確実」 自軍の獲得失敗に内心喜んでいた?<< 2003年に受けた西武の入団テストで当時の伊東勤監督(前中日一軍ヘッドコーチ)に見いだされ、同年ドラフトで7位指名を受けた佐藤氏。伊東監督は佐藤氏が当時捕手を守っていた点を決め手として指名を決断したという。 ただ、佐藤氏は迎えた翌2004年の春季キャンプで捕手としてブルペンに入るも、相手を務めた松坂のスライダーを全く捕球できず。「立ち投げ(の時点)で捕れなかったです」、「『スライダー行くよ』って言われた瞬間、嫌な予感したんですよ。(その直後に)高速Vスライダーです。(捕れずに)『かぁ~』ってなっちゃって」と、肩慣らしの段階でスライダーにはほとんど対応できなかったという。 このことに「普通に捕れるとは思ったんですけど…」と相当なショックを受けたという佐藤氏は、キャンプ4日目に伊東監督に「伊東さん、僕捕手やめたいです」と直訴。これを聞いた伊東監督は「お前いいかげんにしろ! (捕手)できるから獲ったのにできねえのか!」と激怒した後、「じゃあお前どこ守るんだ?」と質問。これに佐藤氏が「三塁なら…」と答えたことから、即座に捕手から三塁へのコンバートが決まったという。 佐藤氏の発言を受け、ネット上には「GGのコンバートの原因が松坂なのは知らなかった」、「捕手できるって触れ込みで入団したのに、キャンプイン早々『捕手辞めたいです』はヤバすぎる」、「なんだかんだ言ってコンバート認めた伊東監督優しすぎだろ、こんなの一瞬で干されてもおかしくないぞ」と驚きの声が寄せられている。 一方、「松坂のスライダーは名だたる打者が対応に苦労してたから捕れないのも仕方ない」、「あのイチローですら初見では打てなかったほどの球だからなあ」、「GGに泣きつかれた伊東監督自身も変化量にビックリしたって昔言ってた気がする」と同情するコメントも数多く挙がった。 松坂は1999年のプロ入り当初から150キロ超の直球とともに、大きく曲がる高速スライダーで他球団の強打者を封じてきた投手。中でも、同年5月に初対決したイチロー氏(当時オリックス/現シアトル・マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクター)からスライダーで2三振を奪った投球は今もファンの語り草となっている。 また、伊東監督も現役時代の1999年春季キャンプで松坂のスライダーを受けた際、「18歳のボールではなかった。オーバーに言うと、スライダーがベース2つ分曲がっていた」と変化量に驚愕したと過去に語っている。捕手歴代最多のゴールデングラブ賞11回を誇る伊東監督ですら手を焼いただけに、佐藤氏が捕手の道を諦めるに至ったのも無理はなかったと考えているファンも少ないようだ。 なお、捕手断念後の佐藤氏は三塁、一塁、外野とコンバートを繰り返した結果、強打の外野手として一軍に定着し、2008年には「.302・21本・62打点」の好成績でチームのリーグ優勝・日本一に大きく貢献している。このこともあってか、一部ファンからは「結果的に打力が花開いたんだから捕手断念は大正解だったのでは」という声も挙がっている。文 / 柴田雅人記事内の引用について大久保博元氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCKa1VlSq1WwdSQWv4JFdgxg
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スポーツ 2021年12月17日 23時00分
元ロッテ里崎智也、「打たなければロッテが優勝」 今年のパリーグの優勝を決定づけたT-岡田のホームランを絶賛
元千葉ロッテ・マリーンズの捕手で、野球解説者の里崎智也が16日、都内で開催された「パシフィックリーグマーケティング、メルカリ共同記者発表会」にフリーアナウンサーの袴田彩会と登壇。今シーズンのパリーグの名シーンなどを振り返った。 >>全ての画像を見る<< この日、パ・リーグ6球団とパシフィックリーグマーケティング(PLM)がメルカリとNFT事業で連携し、パ・リーグ6球団の名場面やメモリアルシーンをコレクションできる「パ・リーグ Exciting Moments β」を開始することを発表。里崎はこれにちなんで、終盤まで優勝争いを繰り広げたオリックス・バッファローズと千葉ロッテの9月30日のZOZOマリンでの首位攻防戦を回顧。この勝負がその後のオリックスの優勝を決定づけたと力説し、今シーズンのNo.1プレーとして同日のゲームのT-岡田の逆転3ランホームランを挙げた。 里崎は「今シーズンのパリーグは、オリックスとロッテの首位争いで最後まで楽しませてくれた。楽天も田中将大の復帰の話題があったし、日本ハム(ファイターズ)は終盤めちゃくちゃ強かった。西武(ライオンズ)は平良(海馬)の無失点記録があったし、ソフトバンク(ホークス)は千賀(滉大)が怪我をしていたのにその後復帰して、二桁勝っている。フルシーズンいたらどうなっていたか。どのチームにも名場面があった」とパリーグは話題が豊富だったことを指摘。「でも、全試合の中でNo.1はこれ」と9月30日、ロッテ対オリックスの9回表。T-岡田が逆転スリーランホームランを放った瞬間を述懐。「僕はここでオリックスの優勝が決まったと思っている」と話した。 「首位攻防の3連戦で一つでもロッテが勝っていたら、ロッテにマジックが灯っていた。その中で裏ローテのオリックスが3連勝した。それだけでなく、オリックスはその後ソフトバンクにも3連勝して6連勝。2.5ゲームあったロッテとの差を一気に縮めた。ここが分岐点。T-岡田が打っていなかったらロッテが優勝していたと思います」と里崎。「両チームともこの試合がどれだけ重要かわかっていたはず。ホームランが出た後のあのクールで感情を表に出さない中嶋聡監督の表情も良かった。あそこまでがセットで今年のNo.1シーンだった」と振り返っていた。(取材・文:名鹿祥史)
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スポーツ 2021年12月17日 19時45分
ソフトB・千賀「とんでもない選手になる」 オリ・紅林の覚醒に太鼓判、過去にも突然の“告白”で話題に
『S-PARK』(フジテレビ系)の番組公式ユーチューブチャンネルが16日に投稿した動画に、ソフトバンクのプロ11年目・28歳の千賀滉大がVTR出演。自身が思う次代のブレーク候補選手を明かした。 >>ソフトB助っ人のメジャー流出が日本ハムに飛び火?「今年も手出してきたら悪夢」引き抜き説が浮上している選手は<< 今回の動画では「あなたが選ぶNEXTブレイク選手は?」というテーマの元、VTR出演したソフトバンク5選手(千賀、松田宣浩、甲斐拓也、栗原陵矢、柳田悠岐)がそれぞれ自身が思う次代のブレーク候補選手を挙げる。その中で、千賀はオリックスの同2年目・19歳の紅林弘太郎をブレーク候補として選んだ。 今季の紅林は球団では初となる10代での開幕遊撃スタメンを果たすと、そのまま正遊撃手としてシーズンを過ごし「.228・10本・48打点」をマーク。こちらも球団史上初となる10代での2ケタ本塁打クリアを達成し、チームの25年ぶりリーグ優勝に大きく貢献している。 その紅林をブレーク候補に挙げた千賀は、「2年目でほとんど遊撃守って、体も1年ですごく大きくなったってみんな言ってますし、多分意識がすごい高い選手だと思う」と指摘。全守備位置の中で最も負担が大きいとされる遊撃を守りながら、昨年からは体重10キロ超増(昨年は82キロ、今季は94キロ)と大幅なビルドアップを成功させている点を高く評価した。 千賀は続けて、「1年で体型変われるって相当な選手だと思いますし、これからどんどん選手として経験を積んでいったらとんでもない選手になるんじゃないかなって思ってます」とコメント。意識を高く持ったまま今後も経験を積んでいけば、紅林は手のつけられない打者になるのではと大きな期待を寄せた。 千賀の発言を受け、ネット上には「紅林をブレーク候補に挙げたのは納得、ファンからしてもすごくロマンを感じる選手だし」、「プロの目から見ても、レギュラーやりながら10キロ以上も体重増やしたのは凄いことなんだな」、「高卒10代で2ケタクリアはヤクルトの村上(宗隆/今季本塁打王)以来だから、紅林も同じような成長を辿るんじゃないかって期待しかない」と納得の声が寄せられている。 一方、「『紅林ファンの千賀』っていうあの発言は本当だったのか」、「今回の動画からは、ガチで紅林のファンだってことがひしひしと伝わってくるな」、「このコメントを聞くと、死球当てた時の唐突なファン告白は誤植じゃなかったっぽいね」と、千賀の過去発言を絡めた驚きの声も多数挙がった。 千賀は紅林を死球で負傷退場に追い込んだ10月10日・オリックス戦後、「今日は当ててしまった時点で何もうれしくない」、「紅林ファンの千賀として思うところはあります。まして、向こうは優勝争いをしているし余計に思うところがあります」と落胆のコメントを残したことを複数メディアが報道。当時ファンの間では「これ本当に言ったの? 誤植じゃなくて?」と真偽を疑うような声も散見されたが、今回の称賛ぶりを受け報道は正しかったと当時を思い返したファンも少なからずいたようだ。 動画内では紅林の名を挙げた際に満面の笑みを浮かべていた千賀。一部からは「元々お気に入りの選手だった分、死球退場に追い込んだ時のショックも大きかったのかな」という声も挙がっている。文 / 柴田雅人記事内の引用について『S-PARK』の番組公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC-V0J4WGVYBYhtM98rV6lVA
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スポーツ 2021年12月17日 15時30分
ソフトB・和田の更改後コメントに驚きの声「相当なビッグマウス」 史上5人目の快挙達成を宣言、不甲斐ない先発陣への怒りも?
これまでダイエー・ソフトバンク(2003-2011,2016-)、ボルティモア・オリオールズ(2012-2013/傘下マイナー)、シカゴ・カブス(2014-2015)でプレーし、今季までに「309登板・148勝82敗・防御率3.20」といった日米通算成績を残しているプロ19年目・40歳の和田毅。17日に伝えられた契約更改後会見での発言がネット上で物議を醸している。 >>又吉FA流出の中日、ソフトB・高橋を人的補償に選択? 地元出身の元ドラ1獲得は球団上層部の悲願か<< 報道によると、昨オフ年俸1億5000万円(推定)プラス出来高の2年契約を結んだ和田は、16日に契約更改に臨み現状維持でサイン。更改後会見では「優勝に向かって戦ってきた中で、それに貢献できなかったことは責任を感じないといけない」と今季の悔しさをにじませると同時に、「2ケタ勝利と規定投球回の達成。若いころはやって当たり前と思っていた数字だった。もう一度挑戦したい」と、2ケタ・規定投球回到達のダブル達成を来季目標に掲げたという。 和田は現役生活の中で計8回(2003-2007,2010-2011,2016)この目標を達成している投手だが、最後の達成翌年の2017年から今季までは4年連続で規定に到達せず、勝利数も「4勝、4勝、8勝、5勝」とほとんどの年で伸び悩んでいる。現状を考えると、41歳シーズンでの達成者は過去に若林忠志さん(1949/当時阪神)、工藤公康氏(2004/当時巨人)、山本昌氏(2006/当時中日)、黒田博樹氏(2016/当時広島)の4名しかおらず、極めて高いハードルといえる。 和田の発言を受け、ネット上には「今年の数字を踏まえたら相当なビッグマウスに聞こえるな」、「確かに昔の和田なら達成して当然だったが、今はもう年齢が年齢だしなあ」、「一年ローテ守ること自体もかなりキツそうだけど本当にやれるんだろうか」と驚きの声が寄せられている。 一方、「自身も含めて、不甲斐ない先発陣に怒りを感じてるのか?」、「今季は2ケタも規定到達もほとんどいなかったから色々思うところはあるんだろうな」、「わざと強気な目標をぶち上げることでローテ陣に気合を入れたい狙いもあったのかも」と、発言の背景を推測するコメントも数多く挙がった。 今季のソフトバンクは総勢12名の投手が先発起用されたが、2ケタ勝利・規定到達を共にクリアした投手はおらず、2ケタ勝利、規定到達で分けてもそれぞれ達成者は1名のみ。先発ローテのもろさも響いてか、チームは8年ぶりのBクラスとなる4位に沈んでいる。 「ソフトバンクは今オフ、規定まで2回1/3イニングとわずかに届かなかったもののチーム2位の9勝を挙げたマルティネスがメジャーに流出。そのため、来季は現先発陣の復調、若手の台頭などがないと2年連続Bクラスも十分あり得る状況です。チーム最年長投手である和田はこうした現状も踏まえて、あえてハードルの高い目標を公言することで自身や他先発の奮起を促した可能性も考えられるでしょう」(野球ライター) 更改後会見では「同級生に刺激を与えられるような投球を見せられたらいい」と、現役では自身だけとなった“松坂世代”の面々にも刺激を与える投球を見せたいと語ったことも伝えられている和田。有言実行の結果を来季残すことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年12月16日 19時30分
巨人・松原、来季のレギュラーは安泰? 伝統の「9」番継承に安堵の声、「自覚をもって頑張って」前任者も更なる飛躍に期待
2017年のプロ入り(2017~2018年7月は育成)から巨人でプレーし、今季までに「221試合・.269・15本・56打点」といった通算成績を残しているプロ5年目・26歳の松原聖弥。16日、今季限りで現役を引退した同17年目・39歳の亀井善行(現一軍外野守備走塁コーチ)が着用していた背番号「9」を新たに着用することが決まったと複数メディアが報じた。 >>巨人・亀井の引退、由伸氏が前日に“匂わせ”?「完全に口滑らせてる」中井引退セレモニーでのメッセージに指摘集まる<< 報道によると、球団は松原が今季球団の育成出身選手として初めて規定打席をクリアし、「.274・12本・37打点」と2ケタ本塁打をマークする結果を残したことなどから背番号の継承を決定。また、16日の契約更改で1800万円アップの年俸4000万円(推定)でサインした松原が、更改後の会見で「1年間レギュラーで出続けて、背番号に恥じないような結果を残せるように」と語ったことも伝えられている。 巨人の背番号「9」は古くは捕手・藤尾茂氏(1953-1965/ベストナイン4回)、近年では捕手・村田真一氏(1991-2001/ベストナイン1回)、外野手・清水隆行氏(2002-2008/最多安打、ベストナイン各1回)、外野手・亀井(2009-2021/ゴールデングラブ賞1回)と数々の主力選手たちが背負ってきた由緒ある番号。先々代の清水氏から数えて19年間外野手の着用が続いているが、同ポジションを守る松原もその系譜に名を連ねることとなった。 松原の背番号変更を受け、ネット上には「育成の立場から1ケタ背番号まで成り上がるのは夢があるなあ」、「結果残した選手がこうやってきちんと評価されるのはこの上なく嬉しい」、「亀井も引退セレモニーで『あんたは天才だから』って期待してた松原の継承は嬉しいだろうな」と喜びの声が寄せられている。 同時に、「チームは外野の積極補強に動いているから、『松原は評価してないのか』って思ってたけどそうじゃなさそうでよかった」、「こうやって期待されてるなら、来季不当に立場奪われることもなさそうだな」、「伝統のある番号与えてるってことは、来年は今季序盤みたいな冷遇は避けられそうで安心」といった安堵の声も数多く挙がった。 松原は今季序盤、亀井や丸佳浩ら既存の外野手に加え、梶谷隆幸、ウィーラー、テームズら複数の新戦力の存在もありスタメン落ちすることもしばしば。ただ、テームズ(4月末)、梶谷(5月下旬)が故障離脱したことや、一塁手・スモークの途中退団(6月中旬)でウィーラーが一塁起用される機会が増えたことなどからチャンスをつかみ、前述の成績を残している。 「巨人は来季に向け外野は補強ポイントと考えているようで、15日に新助っ人外野手・ウォーカー(米独立リーグ)を獲得。また、他にもポランコ(トロント・ブルージェイズ傘下マイナー)や西川遥輝(日本ハム)といった外野手の獲得に動いていることが伝えられています。こうしたことから、一部ファンの間では松原は来季も補強のあおりを受けベンチに追いやられてしまうのではないかと危惧されていたのですが、亀井の背番号継承や大幅昇給を受け、球団は松原のことを中心戦力の一員と考えてくれていると胸をなで下ろす声も散見されます」(野球ライター) 更改後の会見では背番号変更を亀井に伝えた際、「1桁なんだからレギュラーとして自覚をもって頑張ってくれよ」と激励されたことも明かしたという松原。その期待に応え、来季さらなる好成績を残すことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年12月16日 17時30分
DeNA・牧、目標の新人王ゲットならずも特別賞受賞!「来シーズンは優勝目指す」“レコードコレクター”は改めて決意
打率.314と22ホームラン、打点71にOPS.890で得点圏打率は.304。ルーキーながら内野の要のセカンドをほぼ守り続けチームに貢献した牧秀悟。球団記録は打率、安打数153本、塁打数260、猛打賞14回、1試合4安打4回、二塁打35本と数々の記録を塗り替え、8月25日には敵地・京セラドームで新人初のサイクルヒット。シーズン後半の10月23日から26日にかけて5打席連続ツーベースヒットを放ち、1994年のイチローらの4連続を更新する日本記録も達成するなど、記録ラッシュのルーキーイヤーだったが「1年目しか取れない新人王を1年間めざしてきた」と常々口にしていたターゲットには、カープの栗林良吏にあと一歩届かなかった。 「NPB AWARDS 2021」で表彰された後に取材に応じた際は「悔しい部分はある」とくちびるをかんだが「このような特別な賞を受賞することができ大変光栄です。自分だけの力ではなく、多くの方々の支えがあり受賞することができたと思っています」と周囲に感謝。「初めてとなるプロ野球選手としてのシーズンで苦しい時もありました。前半戦の後半、打率も下がり成績も良くなかった」と打率.194と不振にあえいだ7月を反省するなど、晴れやかな場でもルーキーらしからぬコメントを残した。 また「チームは最下位という結果になりましたが、来シーズンは優勝を目指すとともに、個人としてもチームの勝利に貢献できるよう頑張ります」と決意。具体的には「一番チームに貢献できる打点にこだわる」と、最下位に沈んだチームを立て直すことを誓った。 ベイスターズの打者では1959年の桑田武氏、2000年の金城龍彦氏以来の新人王の快挙は逃したが、2017年に二桁勝利をあげ、日本シリーズでも快投を見せた濱口遥大以来、2人目の新人特別賞を受賞した牧秀悟。怪物ルーキーと評されるタイガースの佐藤輝明が研究されて成績を下げるのを尻目に、8月以降打率.372と打ちまくったスラッガーは、プロの水に慣れる2年目の来シーズンこそ、チームの優勝に尽力する覚悟だ。写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2021年12月16日 15時30分
ヤクルト・村上が柳に「ちょこまかするのやめて」 タイトル表彰式での堂々クレームに驚きの声、来季への撒き餌説も浮上
15日に行われたプロ野球の年間表彰式『NPB AWARDS 2021』。出席したヤクルトのプロ4年目・21歳、村上宗隆の発言がネット上で話題となっている。 >>ヤクルト・村上、審判の三振判定に刃向かった?「こんなにゴネるなんて」打席内の態度に驚きの声、スランプの影響指摘も<< 注目が集まっているのは、ベストナインを贈られたセ・リーグ7選手(ヤクルト・村上、山田哲人、中村悠平、塩見泰隆/阪神・近本光司/巨人・坂本勇人/中日・柳裕也)が参加したパネルトークでの村上の発言。同企画では「ベストナイン選手へ聞きたいこと!」というテーマで、他選手から野球やブライベートについて質問を受けた選手がそれに回答する形でトークが展開された。 その中で、村上は「柳さんにちょっと聞きたいんですけど」と切り出し、「マウンドでなんかクイックしたり長持ちしたり、ちょこまかちょこまかするのをやめてもらっていいですか?」と間を変えながらの投球は控えてほしいと笑い交じりに要求。この発言を受け、柳を含む他6選手からも爆笑が起こった。 ただ、柳は村上の要求に対し「僕もあれやりながら『絶対ベンチ裏で悪口言われてるだろうな』って思いながらやってるんですけど、来年もやりたいと思います」と回答。来季も間を変えながらの投球は継続すると表明した。 村上の発言を受け、ネット上には「あくまで冗談半分なんだろうけど、公の場で直接クレームつけるのはメンタル強すぎだろ」、「確かに柳は結構投球間隔いじってる印象だが、打者側からしたら相当嫌なのか」、「間を変えながら投げるのは別にルール違反じゃないけど、タイミング狂うから控えてほしいのか?」と驚きの声が寄せられている。 一方、「村上は文句言うほど柳に抑えられてないだろ」、「対戦成績考えたら、『やめてもらっていいですか』って言いたいのは柳の方では?」、「村上がポンポンホームラン打つから柳も対抗して間を変えてるんじゃないのか」と、両者の相性を絡めた疑問の声も多数挙がった。 今季の柳は「26登板・11勝6敗・防御率2.20・168奪三振」で最優秀防御率、最多奪三振、ベストナイン、ゴールデングラブ賞を獲得した投手。わざと足を大きく上げて投げる、捕手からの返球後すぐにクイックで投球するなど投球間隔に変化をつけていることが活躍の一因とされており、本人も今年7月に「最近は打者を見ながら投げられるようになりました。キャッチャーミットを見ながら打者が足を上げるタイミングをぼやーっと眺めて、フォームを一瞬だけ遅らせることもできるようになってきました」と手ごたえを感じている旨を明かしたことが伝えられている。 ただ、その柳に対し村上は今季「.267・3本・6打点」と、柳が今季対戦した全打者の中ではトップとなる本塁打数をマークしている。対戦成績を見ると苦手ではなくむしろ得意にしている部類であることから、クレームをつけた点に首をかしげたファンも少なからずいたようだ。 今季は「143試合・.278・39本・112打点」でリーグMVP、本塁打王、ベストナインに輝き、“投手4冠”の柳も苦にしなかった。一部ファンからは「来年余計な対策をされないようにあえて苦手ですよって言ったのでは」という見方も挙がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年12月15日 19時30分
ソフトB・泉、又吉のFA加入に「うわぁー」 更改後会見で漏らした本音に驚きの声、ブルペン枠争い激化を危惧?
2019年のプロ入りからソフトバンクでプレーし、今季までに「85登板・3勝3敗17ホールド・防御率2.27」といった通算成績を残しているプロ3年目・24歳の泉圭輔。14日に伝えられた契約更改後会見での発言がネット上で物議を醸している。 報道によると、泉は同日の契約更改で100万円ダウンの年俸2700万円(推定)でサインし、更改後の会見では「仕方ないのかなと。自分の言いたいことは言って、それでも(100万円ダウンという)提示だったので」とダウン査定にも納得している旨などをコメント。その中で、中日のプロ8年目・31歳の又吉克樹がチームにFA加入することが13日に決定した件について聞かれると、「報道を見て『うわぁ~』って内心は思いました」と複雑な心境を抱いたことを明かしたという。 又吉は中日時代(2014-2021)に「400登板・41勝26敗143ホールド10セーブ・防御率2.86」といった通算成績を残し、今季もチームトップの66登板を記録したタフネス右腕。FA加入したソフトバンクでも中日時代と同様に、勝ちパターンの一角を主に任されるとみられている。 >>又吉FA流出の中日、ソフトB・高橋を人的補償に選択? 地元出身の元ドラ1獲得は球団上層部の悲願か<< 泉の発言を受け、ネット上には「出番奪われる可能性あるから又吉のFA加入は嫌だったのか」、「又吉でブルペン枠が1つ埋まるから、その分残り枠の争いが激化するって危機感抱いてるのかな」、「他のリリーフも公言してないだけで、皆同じようなこと考えてるのかもな」と驚きの声が寄せられている。 一方、「泉は他人よりも先に自分のことを気にしろ、このままじゃ対抗馬にもなれないぞ」、「とにもかくにもスタミナ強化だな、それさえできれば又吉とも全然張り合えるだろ」、「来年は今年みたいに離脱しないよう、又吉をお手本に気合入れて頑張ってくれ」と叱咤激励するコメントも数多く挙がった。 泉は今季「31登板・1勝2敗6ホールド・防御率2.73」という数字を残した一方、疲労の影響で登録抹消された6月末以降は再昇格できないままシーズンが終了。序盤以外は戦力になれなかったという点も響いてか、14日の契約更改では100万円のダウン査定を受けている。 「ソフトバンクは4年総額6億円(同)の条件で又吉獲得に至ったと伝えられていますが、投球内容はもちろん連投が利くタフネスぶりも高評価につながった要因とみられています。そのため、泉もリリーフ枠を又吉と争うためには、今季露呈したスタミナ不足の課題克服は必須でしょう。ただ、泉は今季成績からも分かる通り投球自体にはある程度安定感はありますので、スタミナさえつけば又吉に負けないくらい重用される可能性も十分あるのではないでしょうか」(野球ライター) 会見内では「実績のある方ですが、超えないといけない」と対抗心ものぞかせたという泉。来季はその言葉通りの結果を残すことはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年12月15日 17時30分
セ・リーグベストナイン、6度目選出のヤクルト山田哲人「来年もプロ野球界が盛り上がる熱い試合をたくさんしたい」
日本プロ野球機構(NPB)は14日、ベストナインを発表した。全国の新聞、通信、放送各社に所属し、プロ野球取材経験5年以上の記者投票により選出。セ・リーグの球団別では、前年最下位からリーグ優勝を果たしたヤクルトから最多の4人が選出された。今年は5人が初選出となった。セは有効投票総数306で、最多得票は鈴木誠也外野手(広島)が296票を獲得している。▼セ・リーグベストナイン選出選手投手柳裕也(中日)初捕手中村悠平(ヤクルト)6年ぶり2度目一塁手マルテ(阪神)初二塁手山田哲人(ヤクルト)2年ぶり6度目三塁手村上宗隆(ヤクルト)4年目で初(昨年は一塁手部門で選出)遊撃手坂本勇人(巨人)4年連続7度目外野手鈴木誠也(広島)6年連続6度目近本光司(阪神)初塩見泰隆(ヤクルト)初▼ヤクルト選出選手のコメント村上宗隆 「ベストナイン受賞ありがとうございます。素直に嬉しく思ってます。今シーズンはチームも日本一にもなることができ最高のシーズンになりました。本当にありがとうございました」塩見泰隆 「この度はベストナイン選んでいただきありがとうございます。この賞を受賞しまして、自分にとっては、少し出来過ぎかなと思っております。良い一年となりました。トータルで考えると個々の成績も含めて、うまくいかないことはたくさんあった中で、この賞を受賞でき嬉しいです。ありがとうございました」山田哲人 「この度はベストナインに選んでいただき光栄に思います。今年も1年間応援ありがとうございました。来年もプロ野球界が盛り上がる熱い試合をたくさんしたいと思います。引き続きご声援よろしくお願いいたします」中村悠平 「この度はベストナインに選出していただきありがとうございます。試合に出て、チームも優勝、そして日本一になることができた中での受賞なのでとても嬉しく思います。また、ベストナインを受賞できるようにこれからも頑張りたいと思います」 残るは15日に発表されるMVP、最優秀新人賞の選出選手に注目が集まる。(どら増田)
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スポーツ 2021年12月15日 15時30分
中日球団代表、京田ダウン査定への発言に「過小評価し過ぎ」の声も 規定クリア継続は評価対象外? 今季の低調から納得も
14日の契約更改で300万円ダウンの年俸6400万円(推定)でサインし、更改後の会見で「ダウンとは思っていなかったので、びっくりした」、「累積というか積み重ねも大事なので、そこを評価してほしかった」などと不満を口にしたと報じられた中日のプロ5年目・27歳の京田陽太。この件について同日に伝えられた加藤宏幸球団代表のコメントがネット上で物議を醸している。 >>中日・京田に「常軌を逸してる」ファンドン引き ボールボーイに防具を投げつけ、死球の怒りは2週間前に伏線アリ?<< 報道によると、京田の更改終了後に取材に応じた加藤代表は、京田へのダウン査定について「われわれは査定の通りにやっただけ」と主張。続けて、「基本は、来年の年俸はあくまで今年の成績で決めるわけなので。昨年の成績は昨年にちゃんと評価して今年の年俸になっている。例えば、5年連続で規定打席をクリアしたとしても、基本的にはそれが査定で大きく反映されることはない」と、球団は今季成績に基づいて査定したと説明したという。 今季の京田は正遊撃手として「113試合・.257・3本・24打点・105安打」をマーク。また、プロ入りした2017年から5年連続で規定打席をクリアしたが、球団側は規定クリア継続についてはそれほど査定材料に含んでいないようだ。 加藤代表の発言を受け、ネット上には「1年だけ出てきて消える選手も多い中、毎年一定数試合に出続けてる京田のことを過小評価し過ぎでは?」、「継続的な働きは評価しないって方針は選手のモチベに関わりそう」、「そもそも球団の査定方針をペラペラ喋る必要はあるのか」と疑問の声が寄せられている。 一方、「加藤代表はいらんこと言いがちな人だけど今回に関しては正論だと思う」、「球団の査定方針は別に間違ってない、今年の京田の成績でアップ査定する方がおかしいし」、「キャリアでは最低クラスの数字なのに、規定到達キープしたから昇給しろって言われたら代表側もたまったもんじゃないだろ」と理解を示すコメントも多数挙がった。 今季の京田はプロ入りからの連続規定打席クリアは守った一方、出場数、本塁打数、打点数、安打数はいずれもキャリアワーストの数字に終わっている。そのため、「来年の年俸はあくまで今年の成績で決める」としてダウン査定とした球団、加藤代表の判断は妥当であると考えているファンも少なくないようだ。 「球団はシーズン成績を最重視しているという査定方針を明かした加藤代表ですが、その一方で『あと2年でFAを取ったときに7年間、全部規定打席に到達していれば、これはすごいことだとなる』と、FA権を取得する2023年まで京田が主力として規定をクリアし続けたならその時は最大限評価することも示唆しています。もちろん、今後2年間の打撃成績にも左右されるでしょうが、京田は7年連続規定クリアとなれば単年1億円超えでの複数年契約ゲットは十分見込めるでしょう」(野球ライター) 今オフは新たに就任した立浪和義監督、中村紀洋、森野将彦両打撃コーチの指導の元、打撃フォームの改造に取り組んでいる京田。ダウン査定への不満をバネに、来季以降球団を見返すような結果を残すことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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