プロ野球
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スポーツ 2022年01月24日 17時30分
DeNA、三浦政権2年目のスローガンは“横浜反撃”! チームの歴代スローガンを振り返る
DeNAは公式YouTubeで「横浜DeNAベイスターズ プレイボールミーティング2022」を行い、今シーズンのスローガンを「横浜反撃」に決定したと発表した。 昨年の「横浜一心」に続き、三浦大輔監督自身が考案し採用。昨シーズンはホームの横浜スタジアムでヤクルトに敗れ、目の前で胴上げを許すとともに、チームの最下位も決定。「本当に悔しい思いやうらやましい思い、いろんな思いが混ざっていました」と屈辱の瞬間から「やり返す。2022年は横浜反撃の年にしなければ」と決意。「分かりやすくシンプルでストレートに伝わる言葉」を選んだとした。 TBS時代は2004年から3年続けて「BE A HERO」、2007年からも「MOVE ON なせばなる」を3年間、2010年は「FULL SEASON FULL POWER, Analyzing Baseball」、翌年は「FULL SEASON FULL POWER」とマイナーチェンジするにとどまり、あまりスローガンを重要視していなかったことがうかがえる。 ところが親会社がDeNAになってからは、中畑清DeNA初代監督が2012年「熱いぜ!横浜DeNA」と声高らかに発表。2013年「勝」、2014年「心」、2015年「導」と和テイストで中畑氏らしい心のこもった言葉が並んだ。 2016年にアレックス・ラミレス氏が監督に就任すると「WE PLAY TO WIN」と英語のスローガンとなり、文字通り勝つためにプレーしたチームは、セ・リーグ3位と球団史上初のクライマックスシリーズに進出。自信を深めた2017年は「THIS IS MY ERA.」。“我々の時代”と、もう一つ上の目標を掲げると勝率も5割を超えセ・リーグ3位と、一歩ずつ強豪チームとなっていった。 戦力も整いつつあった2018年は「VICTORY is within US.」。“勝利は我々の中にある”と優勝に向けメッセージ性を強くしたが、成績はセ・リーグ4位に後退。悔しさを踏まえ、2019年は「Go Beyond the Limit.」と限界突破を表現し、チームも2位とステップアップに成功した。2020年は「NEW GENERATION IS HERE.」とチームの顔だった筒香嘉智の去った後の新世代到来としたが、成績は4位とBクラスに低迷したこともあり、ラミレス監督も解任された。 言葉は言霊ともよく言われる。昨年は最下位に沈んだが、心をひとつに戦う「横浜一心」は体現できた。2022年はその名の通り最下位からの“反撃”を目指して、2年目の三浦ベイスターズは発進する。取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年01月24日 11時10分
広島、鈴木の譲渡金10億円報道もむしろ損? 交渉遅延の悪影響指摘も球団側は今後を楽観視か
広島東洋カープ・鈴木誠也外野手のメジャー球団との交渉が“難航”している。レギュラーポジションを空けているSFジャイアンツ、レッドソックスなどが「提示条件を上方修正した」との情報も飛び込んできたが、鈴木サイドは“思案中”のまま(日本時間1月23日時点)。交渉が長引いてしまった影響だろう。海外メディアがこんな文言を伝えてきた。 <契約金は総額5000万ドル(約55億円)を超えてくる。鈴木の在籍していた広島球団に入る譲渡金は937万5000ドル(約10億3000万円)となる> ブルージェイズを多く取り上げているカナダのTV局のニュースサイト「スポーツネット」、米スポーツサイト「ジ・アスレチック」などがそう報じていた。 >>広島・鈴木、メジャーを目指したのは黒田氏きっかけ「これになればいける」 意外な“目標”与えられキャリア激変?<< 2018年以降、NPB選手がポスティングシステムでメジャーリーグに移籍する場合、契約金と譲渡金が連動して変わっていく方法に変わった。その譲渡金が「上限2000万ドル」と定められていた時期もあり、当時のレートだと約20億円。937万ドル強と聞くと、一瞬驚いてしまうが、広島はむしろ損をしており、それでも、鈴木の挑戦を応援したとも解釈できる。 そんな佐々岡カープにおいて、“意外なポスト鈴木”が出現するかもしれない。5年目の中村奨成捕手だ。 「外野手併用を受け入れました。正式には昨季途中、臨時措置みたいな形で外野守備をやっています。二軍戦でも外野の練習を“やらされて”いました。でも、昨年オフの契約更改の席で話し合い、気持ちの面でも割り切ることができ、前向きになれたようです」(球界関係者) 中村は2017年夏の甲子園大会で3試合連続本塁打、2度の「1試合2本塁打」をマークし、同年ドラフトで1位指名された。 「プロの壁」に苦しんだ時期もあったが、1年先輩の坂倉将吾が「捕手兼一塁」で試合に出続けたことも刺激になったようだ。 「正捕手争いを諦めたわけではありませんが、今季は外野手でのスタメンを強く意識しています」(前出・同) 今オフはかなりバットを振り込んでいたという。この大器が覚醒したら、広島打線は面白いことになるのではないだろうか。 坂倉、同じく昨季ブレイクした林晃汰、小園海斗らもいる。ドラフト3位ルーキーの中村健人外野手(トヨタ自動車)の評判も良い。若く、きっかけを掴んだら一気に爆発する新打線が編成されるはずだ。 年長のプロ野球解説者がこう続ける。 「昨季、前年最下位だったチーム同士の日本シリーズが繰り広げられました。ペナントレースが始まる前、ヤクルト、オリックスを評価する声はほとんどありませんでした。なぜ、解説者たちの予想が外れたのか? 監督がガマンして使い続けた新戦力が、シーズン途中に覚醒したからです」 「未知数の若手が覚醒して」という“解説者泣かせの変革”が、広島で再現されるかもしれない。 当初、鈴木の譲渡金で大型補強に出ると思われていた。しかし、新外国人選手は獲得したものの、ビッグネームではなかった。譲渡金約10億円が活躍した若手の昇給分に充てられたら…。それこそ、育成の広島らしい、鈴木喪失後のカネの使い方だ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年01月22日 17時30分
中日、立浪監督でも低迷脱出は厳しい? ファン待望の“切り札”が直面する深刻な課題とは
今季より、再び中日ドラゴンズのユニフォームを纏うこととなった、立浪和義新監督。2009年の現役引退以降、これが初めてのNPB球団での現場復帰となる。特に、ドラゴンズファンにとっては、長らく待望論が囁かれ続けていた指揮官の就任だ。 1988年に高卒ルーキーながらレギュラーとして活躍しリーグ優勝に貢献、日本シリーズ出場も果たした。新人王にも輝き、俊足好打のショートストップとして、若くして中日の、さらには球界のスターの座に登り詰めた。以降も中心打者としてチームを牽引、リーグ優勝4度、2007年には日本一も経験している。実働22年間で二塁打487本は歴代1位だ。 現役時を振り返るまでもなく、球団史上屈指のプレーヤーであることは言わずもがな。まさに『切り札』とも呼べる立浪新監督への期待は測り知れない。 だが、眩い新指揮官の功績とは裏腹に、現在の中日ドラゴンズの先行きへの見通しは不透明と言わざるを得ない。ここ10年間で優勝は1度も無く、8度のBクラスと、『暗黒期』を迎えている状況だ。 特に改善急務と言えるのが打撃力。昨季のチーム打率.237はリーグワースト、さらにチーム本塁打69は12球団最少の数字。特に本塁打数は4年連続で3ケタに届いておらず、かつて他球団を震え上がらせた「恐竜打線」の面影はとうの昔に消え失せてしまっている。 新指揮官は昨年の就任会見において、「投手力の再整備」を強調しており、打線に関しては言葉少なだった。裏を返せば「言及するまでもない」とも捉えられるものの、あくまでも守備意識を高める点に重きを置くつもりでいるようだ。 一方で、キャンプイン目前となった現在、チームの補強としての新加入選手は、福岡ソフトバンクホークスから岩嵜翔(FA移籍した又吉克樹の人的補償)の他、育成契約で大嶺祐太(前千葉ロッテマリーンズ)、フランク・アルバレス、ギジェルモ・ガルシア(ともにキューバ出身)の4名。積極的な戦力強化とは言い難く、ファンからの不満の声はさらに膨らんでいることも確かだ。 ともあれ、賽は投げられた。会見時に語った指揮官の言葉に則れば、12球団トップクラスの投手力の維持を生命線とし、新たなシーズンを迎えようとしている中日ドラゴンズ。長きにわたりドラゴンズの金看板でもあった立浪新監督の元で迎える、伝統球団の再スタート。竜の進む道は今季も暗雲に包まれているが、チーム、そしてドラゴンズファンも、もう後戻りはできない。(佐藤文孝)
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スポーツ 2022年01月22日 11時00分
広島・鈴木「ヤバい! 終わった!」まさかの理由で脱臼 初めての直接対決中の裏話を明かし、上原氏も驚き
野球解説者・上原浩治氏(元巨人他)の公式ユーチューブチャンネルに、広島のプロ10年目・27歳の鈴木誠也が登場。18日に投稿された動画内での発言がネット上で話題となっている。 >>広島・鈴木のメジャー流出に「悲観することではない」の声も FA交渉の行方も左右か、ファンが期待する最後の“置き土産”とは<< 今回の動画で鈴木は「衝撃を受けた投手」というテーマの下、現役・OB投手を7名挙げ、それぞれ対戦時の印象的なエピソードなどを話した。その中で、最後に名前を挙げた上原氏と2018年7月22日・巨人戦で対戦した際、左手親指を脱臼するアクシデントに見舞われた話を明かした。 鈴木はこの試合、7回裏1死の場面で上原氏と対戦。ストレート、フォークを織り交ぜた投球を見せる上原氏を相手に9球粘った後、10球目のフォークを見極め四球を選んでいる。 この対戦について、鈴木は「その時親指を脱臼したんですよ」と告白。「指がもう取れるくらい痛くて。『うわヤバイ! これ終わった!』、『どうしよう』と思って(バットを)振れなかったので四球だったんです」と、四球は痛みでバットが振れなかった結果だったと振り返った。 鈴木は続けて、「フォークを空振りしたんですよ、初球かなんかに。その時に『ゴリッ』っていって…」と、フォークを空振りした時に親指を脱臼したと説明。鈴木の話を聞いた上原氏は「知らんかったよそんなん、気付かなかったよ」、「えー、空振りで脱臼ってするんや…」と驚きの表情を浮かべていた。 この鈴木の発言を受け、ネット上には「2018年にそんな怪我してたなんて全く知らなかった」、「空振りの衝撃で指脱臼って、一体どれほどの力でスイングしたんだ」と驚きの声が寄せられた。一方、「親指痛めた状態でも成績落とさなかったのは立派」、「その後に故障離脱はおろか、目立った不振も無かったのは凄すぎるだろ」とその後の成績を引き合いに出したコメントも多数みられた。 同年の鈴木は同戦終了時点で「.292・13本・46打点」といった数字を残していたが、次戦以降も離脱はせず出場を継続。最終的に「.320・30本・94打点」とキャリアハイの本塁打数をマークし、3年連続となるセ・リーグベストナインにも選出されている。今回の動画を受け、手負いの状態でも好成績を残したことを称賛しているファンも少なくないようだ。 具体的な期間は触れなかったが、左手親指はしばらく「テーピングでグルグル巻き」の状態だったとも動画内で語っている鈴木。この発言を受け、一部からは「実質右手一本で打ってたって考えるとますますヤバいな」という声も挙がっている。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCGynN2H7DcNjpN7Qng4dZmg
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スポーツ 2022年01月21日 20時30分
巨人・小林の“特別待遇”返上が井納に飛び火?「見習って拒否すべき」S班入りに不満相次ぐ、球団は“言い訳封じ”を画策か
就任4年目(通算では16年目)の今季、2年ぶりリーグ優勝・10年ぶり日本一をめざす巨人・原辰徳監督。21日に伝えられた、チームのプロ9年目・32歳の小林誠司にまつわる発言がネット上で話題となっている。 >>巨人・秋広、目の前の先輩を煽り「メンタル強すぎる」驚きの声 球団広報への発言が話題、 過去には元木ヘッドを酷評したことも<< 報道によると原監督は同日、春季キャンプのメンバー振り分けを話し合うスタッフ会議に参加。終了後に応じた取材の中で「5人ぐらいはS班でチームのベースではない部分でやらせる。坂本(勇人)、丸(佳浩)、中島(宏之)、ウィーラー、中田(翔)の5人」と、野手5名をS班に入れたことを公表した。同時に、「小林も(S班に)入っていたんだけど、小林が(一軍で)『俺、やる!』と言うから」と、小林からはS班入りを返上されたことを明かしたという。 2020年春季キャンプからチームが導入しているS班は一・二・三軍とは別に、一部の主力や助っ人で構成されるグループ。実績・年齢などを元に選ばれた選手は、キャンプで独自調整を行うことが許される。ただ、「64試合・.093・1本・3打点」に終わった昨季からの逆襲を期す小林は、S班ではなく一軍でキャンプを過ごす方がプラスになると考えたようだ。 原監督が明かした小林の意向に、ネット上には「昨季からの巻き返しへ気合入ってて素晴らしい」、「自分の立場をよく分かってるな、その意気込みで調整するなら今年は相当やってくれるんじゃないか」と称賛の声が寄せられた。一方、「小林を見習って井納もS班拒否すべきでは」、「小林以上に体たらくだった井納はこのままS班に居座るつもりか?」と、同僚・井納翔一にS班返上を求めるコメントも多数みられた。 井納は2020年オフに2年総額2億円(推定)の条件でDeNAから巨人にFA移籍するも、昨季は一軍で「5登板・0勝1敗・防御率14.40」、二軍でも「16登板・4勝7敗・防御率4.12」とほとんど結果を残せず。ただ、21日の報道では菅野智之、ビエイラ、デラロサ、メルセデスと共にS班に振り分けられたと伝えられている。 「井納がS班入りとなった詳しい理由は不明ですが、恐らくは35歳という年齢面を考慮されたものと思われます。また、あえて独自調整を許すことで、今季も不振に終わった場合の言い訳を封じる狙いもありそうです。ただ、昨季はほとんど戦力になれていなかっただけに、小林のように特別待遇を返上し自らを追い込むべきだと考えているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 昨年12月の契約更改後会見では、「全く戦力になれず、球団、監督、コーチ、ファンの方々の期待を裏切ってしまった。申し訳ないというのが一番」と謝罪を口にしたことも伝えられている井納。一部からは「信頼を取り戻したい気持ちがあるならなおさら態度で示すべきでは」といった指摘も挙がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年01月21日 19時30分
中日・ブライトの自虐発言に「メンタルも鍛えるべき」厳しい声も 立浪監督のレギュラー獲り期待は過剰か、本人は“二軍レベル”と自覚?
13日からチームの新人合同自主トレに参加している中日のドラフト1位・22歳のブライト健太。20日に伝えられたコメントがネット上で物議を醸している。 >>中日・高橋に京田がクレーム?「周平さんが行かないので…」声かけ巡る暴露に驚きの声、性格面の影響指摘も<< ブライトは同日、自主トレでは初となるフリー打撃を敢行。しかし、全30スイングの大半が詰まったゴロやポップフライに終わり、終了後に応じた取材では「全然ですね。今までで一番悪いぐらい振れていない」と自身の打撃を酷評した。また、2月1日からスタートする春季キャンプに向けても「実力的にはまだ2軍だと思う」、「今の自分は一番下」と弱気な姿勢を見せたという。 中日は19日、立浪和義監督がドラ2・鵜飼航丞、ドラ3・石森大誠と共に、ブライトをキャンプ一軍メンバーに選んだことを明言。ただ、本人は現状では一軍メンバーに値する実力が伴っていないと考えているようだ。 このブライトの発言を受け、ネット上には「せっかく一軍に選んでもらったのに自信無さ過ぎ、打力だけじゃなくてメンタルも鍛えるべきだな」、「内心で厳しいと感じても、表向きはベストを尽くすとか前向きなコメントをしてほしかった」といった指摘が相次いだ。一方、「自分の実力をしっかり自己分析できてていいと思うが、外野の枠ほぼがら空きなんだしあんまり考えすぎるなよ」、「レギュラー固まってる訳じゃないし、アピール次第では開幕一軍・スタメンもあり得るんだから頑張れ」と、チーム事情を引き合いに出した激励のコメントも多数みられた。 「昨季の中日は100試合以上に出場した外野手が大島洋平(141試合)のみで、8月中旬~9月中旬にかけては、44歳の福留孝介がスタメンを張るなど外野の人材難が深刻。また、チーム打率(.237)、本塁打数(69本)がリーグ最下位と打力不足も課題です。それでもブライトが不安を口にした背景には、2021年しか大学での実績(リーグ戦・大学選手権で計5本塁打)がないことなどがあるものと思われますが、キャンプ・オープン戦の頑張り次第ではレギュラー奪取は十分可能と後押ししているファンも少なくないようです」(野球ライター) 19日の報道では、立浪監督が「1年目だが外野2つを争わせてみたい」と台頭に期待を寄せたことも伝えられているブライト。一部からは「立浪監督が使う気なくすリスクもあるし、今後はネガティブコメントは心に留めておいた方がいい」といった指摘も挙がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年01月21日 11時15分
日本ハム・新庄監督と清宮の知られざる信頼関係? “大好物断ち”で挑む春季キャンプは二軍スタートも期待大か
ビッグボス新庄と清宮は、「野村監督と古田捕手」のような関係になれるのだろうか。 12球団監督会議の翌日(1月20日)、北海道日本ハムファイターズが春季キャンプの一、二軍の振り分けを発表した。「BIG組」と「BOSS組」と名称を変えていたが、注目は清宮幸太郎。二軍を指すBOSS組に振り分けられた。 >>日本ハム・新庄監督、直筆のマル秘本を選手に配布? コーチ大量招集以外にもサプライズを準備中か<< 「『持ってない』と言うか…。せっかくダイエットにも成功してヤル気になっていたのに」 そんな嘆きの声も多く聞かれた。 自主トレ中の清宮は17日、新型コロナウイルスに感染したことが判明した。“二軍スタート”となったのはそのためだが、一部でこんな見方もされていた。「他選手と同じ練習メニューができなくても、一軍帯同となるのでは?」と――。 12球団監督会議後、新庄剛志監督はそのままオンライン取材に応じている。そこで話が弾み、療養中の清宮のことにも触れ、 「アイツ、今ごろ、バクバク食ってたりして?」 と冗談を言いながらも、「今年にかける思いは伝わっている」「(コロナに)かかる前以上の体に仕上げてもらいたい」と語っていたのだ。清宮への期待は間違いないが、一軍帯同説が予想された理由は、これだけではない。 「2月中盤には対外試合も始まります。対外試合から逆算すれば、キャンプ序盤で守備面でのサインプレーを終えておかなければなりません。去年までのサインを変更する箇所もあるので」(ベテラン記者) 清宮を正一塁手として使うつもりがあるのなら、「新しい守備サイン」を教えておかなければならない。健康面を回復したとしても、「即一軍」とはならないだろう。 5年目の今季も厳しいスタートとなりそうだが、正反対の情報も聞かれた。 「新庄監督と清宮は、信頼関係ができつつあると思います」(関係者) 秋季練習中、新庄監督がダイエット指令を出したのは今さらだが、シーズン後半、清宮は一部の球団スタッフに「少し痩せた方がいいのかも?」と相談していたそうだ。 「新庄監督にダイエットのことを言われた時、清宮は『何で知ってるの?』と思ったそうです。新庄監督も就任以来、選手個々に関する情報を球団職員から聞き、色々と考えてきました。そうした新庄監督の言動を、清宮は『優しさ』と捉えています」(前出・同) 清宮はシーズン終盤、体重が増える傾向にあった。「食欲の秋」ではないが、柿が大好物で“バク食い”していたという。 昨秋は食べる量をセーブし、一口も食べなかった日もあったそうだ。さらにオフ期間に本格的なダイエットを行い、10㎏近く体重を落とした。自主トレ中のシャープになった体を見て、新庄監督もその努力は認めていた。 「新庄監督は二軍宿舎にも自身が寝泊まりできる部屋を用意させています」(前出・ベテラン記者) “第2の清宮”を見出すためである。 清宮は北海道メディアの取材中、「ボスが」と、新庄監督のことを呼んでいた。かつて野村克也監督は古田敦也氏を始め、多くの選手を引き上げた。新庄監督は日本ハムの若手を育てられるのか。まずは、清宮がスタートラインに立つことが先決だが。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年01月20日 18時30分
広島・佐々岡監督の構想で栗林が壊れる?「リスクが高すぎる」の声も、回またぎ解禁匂わせ物議 深刻なブルペン事情から擁護も
就任3年目の今季、4年ぶりリーグ優勝・38年ぶり日本一をめざす広島・佐々岡真司監督。20日に伝えられた、チームのプロ2年目・25歳の栗林良吏にまつわる発言がネット上で物議を醸している。 >>広島・鈴木のメジャー流出に「悲観することではない」の声も FA交渉の行方も左右か、ファンが期待する最後の“置き土産”とは<< 報道によると、佐々岡監督は19日にオンラインで行われた12球団監督会議後に取材に対応。その中で、今季復活予定の延長12回制について「投手の起用法が大きく変わる。投手は難しい部分が出てくると思う」と見解を示した。同時に、「(ベンチに)人数がいなければ、栗林の回またぎは、ないこともないでしょう」と、場合によっては栗林に回またぎをさせることを示唆したという。 昨季の佐々岡監督は栗林の回またぎを原則禁止とし、2021年5月8日・西武戦(1回2/3イニング)でしか回またぎをさせていない。負担をかけすぎない方針も功を奏してか、同年の栗林は「53登板・0勝1敗37セーブ・防御率0.86」で新人王に輝く活躍を見せたが、今季は状況に応じての方針変更も考えているようだ。 この佐々岡監督の構想を受け、ネット上には「去年1回だけだった回またぎを急に増やすのは不振・故障のリスクが高すぎるのでは」、「あくまで状況次第とはいえ、あまりに頻発するようなら裏目に出るかもしれない」と心配の声が寄せられた。一方、「ブルペン事情を考えると、回またぎ解禁は特におかしなことでもないのでは」、「助っ人陣も調整遅れ確実だし、その分栗林にカバーしてもらわないと苦しい面もある」と、チーム事情を引き合いに擁護するコメントも多数見られた。 「昨季の広島はリリーフ防御率がリーグ4位(3.50)とブルペン陣の調子が今ひとつ。特に、栗林につなぐ7、8回のセットアッパーは最後まで目ぼしい人材が見当たらない状況でした。また、今オフは既存のリリーフ助っ人2名(フランスア、コルニエル)がコロナ感染、新リリーフ助っ人1名(ターリー)が日本政府の入国制限により来日未定となっており、春季キャンプはおろか開幕にも間に合わない可能性も浮上しています」(野球ライター) 延長12回制が復活すれば、どの球団も昨季以上にブルペンのやりくりは難しくなると予想される今季のプロ野球。特に台所事情が苦しい広島は、チーム一のリリーフである栗林に回またぎでイニングを消化してもらう方法も一つの選択肢といえそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年01月20日 17時30分
DeNA・今永、再び絶対エースの座へ! 2022年に目指す“チームを勝たせる”ピッチャー像とは
一昨年の左肩手術から昨年復帰した今永昇太が、1月4日から無休で自主トレを敢行。「着実に進んでいると思います」とヤクルト・寺島成輝、ロッテ・中村稔弥、中日・岡野祐一郎、広島・高橋樹也とともにいい汗を流していると明かした。 2021年シーズンは開幕には間に合わず、5月23日に初マウンドに立つと、そこから19試合に登板しチーム最多の120イニングを投げ抜くなどさすがの貫禄を見せつけたが、勝ち星は5勝に終わった。 2022年シーズンは「1年間ローテーションを守る」ことは大前提として「25、6試合は(先発)登板する」と逆算。「その中で自分が何勝何敗したかはあまり関係なくて、どれだけその(登板した)試合で勝つことができたのかに重点を置いていきたい。その中で(チームが)何勝したかを常に意識してやっていきたいと思います」とした。 「例えば5回5失点してもチームが勝てば、自分が登板して勝ったと思えばいい。8回無失点と自分がいいピッチングをしようが、チームが負け、または引き分けてしまえば、自分のピッチングにはあまり価値がないと思っている」とチームの勝利至上主義を全面的にアピールした。 もちろん「とにかく自分に勝ちがつけば、絶対に25、6試合のうちの1勝になるわけなんでそういったことは意識する」と自らの手で勝ち取ることが最善としながらも「勝ち負けがつかなかったときも、どうやったら勝てたかを意識しながら、1週間に1度しか投げないので高い意識を持ちたいなと思います」とスターターとしての矜持を見せた。 ルーキーイヤーの2016年、開幕ローテーションの座をつかむと5試合連続でクオリティスタートを達成するも、味方の援護に恵まれず4連敗を喫するなど“勝運”に見放された経験からも“チームを勝たせるピッチャー”へのこだわりを強くさせるのだろう。2年連続開幕投手を任されるなど絶対エースとして君臨した今永昇太。完全復活の頭脳派左腕が、チームを勝利へ導いていく。 取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年01月20日 11時00分
日本ハム・新庄監督、直筆のマル秘本を選手に配布? コーチ大量招集以外にもサプライズを準備中か
新庄監督の書いた本、読んでみたいなあ…。 12球団監督会議が開かれ(1月19日)、今季は「9回打ち切り制」を止め、コロナ禍前と同じ延長12回制となる。出場選手登録31人、ベンチ入り選手26人、外国人選手の一軍登録枠5人で出場は4人。この人数構成は昨季と変わらない。新型コロナウイルスの感染状況によって再考の余地は残されたが、今季のペナントレースの骨格が決められた。 そんなオンラインによる同会議後、各球団の監督たちはメディア取材にも応じてくれたが、注目はやはり“ビッグボス”新庄剛志監督だった。 >>日本ハム・新庄監督が藤浪の獲得に本気か 「俺のところ来たら化ける」阪神への要求に驚きの声、原巨人よりは好機アリ?<< 関係者の一人が会議中の新庄監督の様子を教えてくれた。 「おとなしく、聞き役に徹していました。会議後の会見では色々と意見したような口ぶりでしたが、実際に喋ったのは日本ハム球団の挨拶が回ってきた時だけ。他の監督は意見をぶつけ合う場面もありましたが」 しかし、日本ハムのキャンプが今から楽しみになるような“予告”もされた。 「いろんな部門のスペシャリストを呼んでいる。野球選手でない人たちからも」 8人の臨時コーチを招くという。うち一人は監督就任以降、名前を出してきた元広島の前田智徳氏だろう。要請した人たちからは複数の受諾回答を得ているとのことだ。具体名は教えてくれなかったが、“他業種のスペシャリスト”も指導するとなれば、キャンプの練習メニュー、ミーティングはバラエティーに富んだものとなる。 球界OB、他業種の著名人が次々とキャンプを訪れるとなれば、当然、2月のスポーツニュースのトップは、日本ハムが独占することになるだろう。 しかし、「新庄劇場」の始まりは、2月1日のキャンプ初日ではない。キャンプ前夜の全体ミーティングだ。自らの考えをまとめた本を選手、スタッフに配布するそうだ。その中身は非公開となるそうだが、チーム関係者の一人がこう言う。 「野村克也氏のスタイルを模倣したようです。配付される本は野球以外の話の方が多いみたい」 野村氏はヤクルトが長時間ミーティングを行い、自身の考え方を選手、スタッフに広めた。氏が阪神、楽天で指揮を執った時もミーティングは行われたが、「筆記が追いつかない」との悲鳴も出たため、プリント資料も配付されたそうだ。 「ファンだけではなく、日本ハム選手も『新庄監督はどんな野球をするのか?』と注目しています。楽しみな反面、不安もあるのでしょう。選手たちが新庄監督の出したサインに首を傾げることがなければ、強いチームに生まれ変わると思います」 そんな風に評するプロ野球解説者も増えてきた。 野村氏の薫陶を受けた何人かのプロ野球OBに聞いてみたが、「ミーティングは野球の話よりも、人生訓の方が圧倒的に多かった」と言う。 ビッグボスのキャラからして、配付される本には堅苦しいテーマはないだろう。若い選手たちをどうまとめていくのか、日本ハムキャンプが今から楽しみである。(スポーツライター・飯山満)
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2020年09月24日 20時30分
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スポーツ
歴史にその名を刻み続けろ! DeNA・梶谷がリードオフマンとして完全復活
2020年09月24日 17時30分
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スポーツ
西武・メヒアが試合中に敵選手とグータッチ!「とても心が温まった」粋な計らいに反響相次ぐ
2020年09月24日 17時00分
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スポーツ
棒立ちになる場面も…広島・鈴木に「本当に大丈夫か?」の声 トレード移籍の助っ人とも明暗か
2020年09月24日 11時00分
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スポーツ
日本ハム・清宮、追加点直後の“真顔パフォ”で異様な光景?「単なるジョークには見えない」清水の“ガン無視”に不仲説も浮上
2020年09月23日 20時30分
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スポーツ
オリックス、大下衝撃デビューで神戸熱狂!京セラは舞洲旋風!宜保&太田&西浦が躍動
2020年09月23日 17時30分
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スポーツ
広島・フランスアのミスで佐々岡監督に批判?「マウンド行って指示出せよ」勝負を分けた牽制乱発に困惑の声相次ぐ
2020年09月23日 17時15分
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スポーツ
ロッテが優勝に向けて元・中日チェンを獲得!「日本一になれるよう全力で頑張る」
2020年09月23日 11時30分
特集
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【独自】元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
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2025年04月28日 19時03分
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2025年04月18日 20時55分
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【独自】MEGA BIG2億円当選者・造船太郎、“楽して”儲けたい 興味はNHK党への出資が0円になるか3億円になるか
社会
2025年04月21日 18時25分
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能ネタ
2025年06月01日 12時00分