プロ野球
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スポーツ 2020年02月20日 17時30分
外野手戦争に殴り込み! DeNA、プロ7年目の関根大気にかかる期待
7年目の関根大気が元気だ。 2月8日に行われた紅白戦で、巧打と俊足で活躍すると、早速2軍から1軍へと昇格。15日のドラゴンズとの練習試合でも、右中間へ目の覚めるような打球を飛ばす逆転打を放ち、さらに快足を飛ばして3塁まで到達するなどの活躍でスタンドを大いに沸かせた。 関根は高卒ルーキーだった2014年には初ヒット、翌年の開幕戦でジャイアンツ澤村から初ホームランを放つなど、輝きを放ったプロスペクトプレーヤー。2016年にはスタメンも含め70試合出場と、着々と成長曲線を描いた。しかし、2017年から完全にセンターの座を桑原将志が獲得すると、出場数は激減。2018年は神里和毅の入団もあり、外野手争いが更に激化すると、関根の活躍の場は減っていき、厳しい立場へと追いやられる。昨年はファームで83試合出場し、.329と成績を残したものの、一軍では26打数でわずか1安打と、精彩を欠いた。いわゆる「一軍半」レベルからの脱却を目指し、オフにはメキシコに武者修行。異国の地で経験を積んだ若武者は、最初は苦しんだものの、最終的には3割近い打率を残し、しっかりとレベルアップしてキャンプに臨んだ。 キャンプのスタートは二軍であったが、ラミレス監督の前で一発回答を出した関根。15日は二軍の練習試合だが出場し、再びしっかりとしたバッティングで結果を残した。これには、指揮官も「とてもとてもいいね」と高評価。現在、ベイスターズの外野は、新キャプテン佐野恵太、快足神里和毅、勝負強い乙坂智、ブレイク期待の楠本泰史らの左バッター陣に、右の和製細川成也、復活期待の桑原将志、現在アピール全開の新外国人タイラー・オースティン、内野から回る可能性もある2年連続ホームラン王ネフタリ・ソトなど、名を挙げれば枚挙に暇がないが、今現在の勢いをキープできれば、関根大気が一気にその座を掴む可能性も出てきた。激戦の中、3つのポジションを誰が掴むのか!?今の時期に予想をするのもファンの醍醐味の一つである。取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2020年02月20日 13時03分
ダルビッシュ、野村克也さんの遺体公開について「アメリカならOK」か調査 現地のチームメイトらも「聞いたことがない」
カブス・ダルビッシュ有が、20日に自身のツイッターに投稿。11日に亡くなった野村克也さんの遺体を、義理の息子である団野村氏が16日に自身のツイッター上に公開したことに関する質問の“調査結果”について報告した。 野村氏の妻である沙知代さん(2017年12月8日に逝去)と前夫の長男である団氏の行為について、ダルビッシュは19日に自身のツイッターに投稿し、「本人がいいって言ってたならわかるけど、そうでないならダメでしょう。 賛否の賛の意味がわからない」と苦言。当該ツイートに返信する形で、ツイッターユーザーからは「遺体の写真をSNSにアップする神経が理解できない」、「いかに身内とはいってもさすがに非常識」といった反応が寄せられた。 同時に、ダルビッシュの元にはSNSでの遺体公開についての質問も複数寄せられたが、その中の1つである「アメリカの文化ならOKという風潮はどう思う?」との質問に対し、ダルビッシュは「アメリカにそんな文化あるんですね!明日チームメイトに聞いてみます!」とカブスの選手たちに聞き取りを行うと回答していた。 20日午前6時17分にツイッターに投稿したダルビッシュは「チームメイト、スタッフに聞きましたが『尊敬がない』『亡くなって休んでいるのになぜそれをするのかわからない』といったいった声ばかりで『アメリカにそんな文化あるのか?』と聞いたら『聞いたことない』とのことでした(原文ママ)」と、聞き取りの限りでは、アメリカにそのような文化があることは確認できなかったと報告した。 今回の投稿に返信する形で、ツイッターユーザーからは「そりゃこんな不謹慎な事が文化になっている国なんて無いですよ」、「アメリカOKとか言ってた人は1人の行動だけを見て判断したのかもしれません」、「事情はどうあれ、遺体を撮影してSNSにアップするのは故人への冒涜だと思います」といった反応が多数寄せられている。 ツイッターユーザーからの質問を受け、実際に聞き取り調査を行ったダルビッシュ。今回の投稿の中では「ただベネズエラや、ドミニカの人には聞いていないのでまた聞いてみます」と、今後、中南米出身のチームメイトやスタッフへも聞き取りを行うことを示唆してもいる。 なお、今回物議を醸している団氏は、2018年12月9日に「我が最愛なり母親ごと野村沙知代停年85歳、亡くなってはや一年、、(原文ママ)」という文章と共に、棺の中で眠る沙知代さんを写した写真を2枚投稿してもいる。ただ、この投稿には、今回のような否定的・批判的なコメントは全くと言っていいほど寄せられていない。文 / 柴田雅人記事内の引用についてダルビッシュ有の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/faridyu団野村氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/donnomura
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スポーツ 2020年02月19日 21時30分
「枠潰すくらいならクビにしろ」の声も ソフトバンク、失踪中のコラスを解雇せず“制限選手”にしたワケは
NPBは19日、球団側の申請に基づきソフトバンク・コラスを「制限選手」にしたと公式サイト上で公示した。 NPB公式サイトによると、制限選手とは「選手がその個人的事由によって野球活動を休止する場合、球団はその選手を制限選手とする理由を記入した申請書をコミッショナーに提出」することで受理される制度のこと。申請が受理された場合、対象選手は日本、アメリカ、韓国、台湾、中国の5か国の球団への移籍が制限され、年俸も1日につき300分の1に相当する金額が減額されるという。 2017年に育成選手としてソフトバンクに入団した21歳のコラスは、昨シーズン支配下昇格を勝ち取りプロ初本塁打もマークした期待の野手。しかし、先月初旬にMLBとの契約を目指して母国キューバから失踪・亡命したと複数メディアが報道していた。 現在もどこにいるのか所在がはっきりしていない中、コラスの制限選手化に踏み切ったソフトバンク。MLBへの移籍を狙って契約を反故にしようとするコラスの思惑を阻止すること、そして他の助っ人選手に対し“あの球団はゴネれば簡単に解雇にしてくれる”というレッテルを貼られることを防ぐことなどが狙いとみられている。 今回の一件を受け、ネット上のファンからは「今できる対応としては一番の正解だと思う」、「妥当な制裁、コラスのゴネ得は絶対に許しちゃいけない」、「これを許すと後に続く選手が増えるだろうから、球団には断固として抵抗してもらいたい」といった反応が多数寄せられている。 一方、「枠がもったいないからもう解雇で良くない?」、「貴重な支配下枠潰すくらいならクビにしろ」、「どうせ戻ってこないんだからさっさと切り捨ててほしい」といった声も複数見受けられた。 「今回のソフトバンクの対応は、今後に悪しき前例を作らないための当然の対応であるといえます。ただ、コラスを制限選手として支配下選手枠(最大70名)の中に留め置いたとなると、その分育成選手の支配下昇格チャンスは減少します。現在、ソフトバンクはコラスを除き65名の選手を支配下に抱えていますが、コラスで1枠、そしてシーズン中の緊急補強用に1枠必要と仮定すると、残る枠は最大でも3枠。そのため、本来なら支配下に昇格できていた選手が、コラスの存在により昇格できなかったという事態が起こることも十分に考えられるでしょう」(野球ライター) ソフトバンクは今オフ、昨シーズン中に支配下にしなかった育成選手・長谷川宙輝(現ヤクルト)の流出を許している。今回の一件に異を唱えているファンは、もしかしたらこの点も踏まえているのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用についてNPB公式サイトよりhttp://npb.jp/
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スポーツ 2020年02月19日 19時06分
右腕故障中のソフトバンク・甲斐野にサイン強要 「もうやめましょ?」本人の願いも無視、一部ファン暴走に批判殺到
昨シーズンルーキーながら「65登板・2勝26ホールド・防御率4.14」といった成績をマークするも、春季キャンプ中の15日に右ひじ靭帯の一部損傷が発覚したソフトバンク・甲斐野央。その甲斐野に対する一部ソフトバンクファンの振る舞いが、ネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、あるソフトバンクファンが19日に自身のツイッター上に投稿した約25秒の動画。撮影された日付や時間は不明だが、動画内には甲斐野がキャンプ地に詰めかけた女性ファンたちの求めに応じ、右手でサインをする様子が収められている。 ただ、動画内の甲斐野は怪我の影響からか序盤から「痛っ」と顔をしかめながら色紙にサインを書いており、中盤では「もうやめましょ?」と女性ファンたちに対してサイン対応の終了を要求。 しかし、一部の女性ファンたちは「大丈夫大丈夫、全然大丈夫」、「私にも1枚ちょうだい」と、甲斐野の言うことを聞き入れずにサインを求め続けていた。 19日の午前11時40分に投稿されたこの動画は、現在(19日午後5時)までに数十名単位のプロ野球ファンが引用リツイートなどを用いてツイッター上に広く拡散。 同時に、動画内の女性ファンたちに対しては「本人が痛いって言ってるのにサイン書かせ続けるなんて信じられない」、「怪我してる選手に無理矢理サインねだるような奴はファンじゃない」、「何考えてるんだこいつら、これで甲斐野の怪我が悪化したら責任取れるのか」、「他球団ファンだけどこれは酷すぎる、特定できるなら特定して出禁にすべき」といった批判が殺到している。 「甲斐野が負った右ひじの故障は具体的には『右肘内側側副靱帯一部損傷』といい、仮に手術となった場合は復帰までに1年以上を要する可能性もあるほどの故障です。サインを書くのにも難儀していた今回の動画を見ても、怪我の程度がどれだけ重いかがうかがい知れます。サインが欲しいというファンの気持ちは分からなくもないですが、今回ばかりは甲斐野に最大限配慮すべきだったのではないでしょうか」(野球ライター) 各メディアの報道では、少なくとも来月20日の開幕には間に合わないと伝えられている甲斐野。今回の一件が患部に余計なダメージを与えていないことを願うばかりだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年02月19日 13時12分
ダルビッシュ、野村克也さんの遺体公開に「意味が分からない」 アメリカならOKの風潮にも疑問、団野村氏のSNS投稿に苦言
カブス・ダルビッシュ有が、19日に自身のツイッターに投稿。11日に亡くなった野村克也さんのご遺体が、義理の息子である団野村氏によってツイッター上に投稿されたことに苦言を呈している。 野村氏の妻である沙知代さん(2017年12月8日に逝去)と前夫の長男である団氏は16日、自身のツイッターに野村さんが納められた棺、そしてヤクルトのユニホームを着て眠る野村さんの全身を写した写真をそれぞれ投稿。この投稿を受け、団氏の元には「最後の野村克也さんを見せてくださってありがとう」、「安らかなお顔が見られてとても嬉しいです」、「不謹慎すぎます、今すぐ消してください」、「身内にこんな非常識な事をする人がいるのは残念」と賛否の声が殺到していた。 19日にツイッターに投稿したダルビッシュは、この一件を伝える『AbemaTIMES』(AbemaTV)の記事を引用リツイートした上で、「本人がいいって言ってたならわかるけど、そうでないならダメでしょう。 賛否の賛の意味がわからない」と苦言を呈した。 今回の投稿に返信する形で、ツイッターユーザーからは「いかに身内とはいっても、さすがに非常識な気がします」、「ご遺体の写真をSNSにアップする神経が理解できません、野村監督のことを知らない人の目に入る可能性もあるのに…」、「そもそも最後の姿は心に残すもので、写真や映像に残すものではないと思う」といった反応が多数寄せられている。 なお、ダルビッシュは今回のツイートの返信欄に寄せられたツイートの一部に返信してもいる。「団氏に感謝を述べる人もいたがどう思う?」というツイートには、「単に『自分が野村克也さんの最期を見られてよかった』ってことでしょう。野村克也さん側に立っては考えていないですよね(原文ママ)」と見る側の自己満足ではないかと回答。 また、今回の一件を巡っては「アメリカなら珍しいことではない」との指摘も散見されるが、この点を踏まえた「アメリカの文化ならOKという風潮はどう思う?」とのツイートに対しては、「アメリカにそんな文化あるんですね!明日チームメイトに聞いてみます!」と、ダルビッシュ自身はこの文化を知らなかったようだ。 19日正午現在では、団氏のツイッター上にアップされたままになっている野村さんのご遺体写真。日を追うごとに波紋は広がり続けているが、今後、団氏が削除などの対応を行うことはあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用についてダルビッシュ有の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/faridyu団野村氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/donnomura
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スポーツ 2020年02月19日 11時35分
阪神・藤川、中日だけが攻略できたワケは…走り込みで復活の40歳、矢野監督の“方針転換”も助けに?
昨季、阪神は12球団トップのチーム防御率をマークした。セ・リーグの他球団は「今年もトラの投手陣は要注意」と警戒を強めていたが、その攻略の糸口は、中日ドラゴンズが握っているようだ。 「矢野燿大監督は今季40歳になる藤川球児をクローザーに据えるつもり。各メディアでもそう発言していますが、リップサービスではなく、本当にそのつもりです」(在阪記者) 藤川は昨季56試合に登板し、16セーブ、23ホールドの好成績を残している。今春キャンプでも順調な仕上がりを見せており、特に原巨人は「藤川攻略」に躍起になっているという。 昨季対戦カード別の「藤川の防御率」 巨人 0・00 DeNA 0・00 ヤクルト 0・90 広島 3・00 中日 5・23 シーズン成績としての防御率は1・77だから、「藤川は中日が苦手」と言っていいだろう。 「山本昌氏に臨時コーチを頼み、同じく中日OBの井上一樹氏を打撃コーチに招聘したのは『藤川に強い理由を聞き出すため』なんて話も出ていたんです。実際は違いましたが」(プロ野球解説者) 中日サイドを取材してみると、「特に対策はない」らしい。ザックリとだが、藤川は昨季中盤からストレートの威力も取り戻し、クローザーに返り咲いた。中日打線はストレートの威力、球速が蘇っても脅威には感じなかったとのことだ。中日打線にしか分からない藤川の弱点があるのだろう。 「藤川は中日を意識しています。中日にだけ打たれていますから、意識するなという方が無理かもしれません」(前出・在阪記者) キャンプでの藤川だが、カーブを投げる割合が多かったような気がする。関係者に確かめてみると、「中日対策の一環と思ってもらってもいい」とのことだった。 「巨人、DeNA、広島なども独自に藤川対策を立てていますが、同時に『なぜ、中日だけが藤川を攻略できたのか』も研究しています」(前出・プロ野球解説者) 今年の阪神キャンプだが、練習施設が増設されている。これまではウエイトトレーニング、選手の一時的な待機所は仮設テントだった。指揮官が矢野監督に代わって、それまで必須メニューとされていたウエイトトレーニングが「本人の自由」と改められ、昨年は「自分には合わない」とし、やらなくなった選手もすくなくなかった。新しい施設ができたことで、またウエイトトレーニングに興味を持ち始めた選手もいたが、藤川は違う。 「ウエイトトレーニングの器具を使った練習は、あくまでも補助。ランニングなど昔ながらの練習で体を作っています。復活できたのはウエイトトレーニングを止めたからでしょう」(球界関係者) 藤川は若手に混じって、黙々と走り込んでいる。矢野監督が“40歳クローザー”でもシーズンを乗り切れると思った理由は、この辺にありそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年02月18日 19時45分
巨人・高木の命が危なかった? 助手席が大破した6年前の事故、元同僚笠原氏の暴露話に驚きの声
2015年に起こした野球賭博事件での解雇・無期限失格処分を経て、現在はユーチューバーとして活動する元巨人(2009-2015)の笠原将生氏。その笠原氏が17日に自身のユーチューブチャンネルにアップした動画が、ネット上の巨人ファンの間で話題となっている。 同日の動画内で笠原氏は、巨人選手の車事情をテーマにトークを展開。菅野智之、坂本勇人といった主力選手の車種や車所有に関するチーム内のルールやしきたり、さらには“事故で痛めるリスクを回避するため、選手は利き腕とは逆方向にシートベルトがある車に乗りなさい”というコーチの教えなどについて語っている。 話題となっているのは、動画の終盤で語られた巨人(2012-2015,2017-)の高木京介についてのエピソード。笠原氏と高木は2012年から2015年の3年間、共に巨人に所属していたが、両名とも冒頭の賭博事件に関与して笠原氏は2015年11月10日に解雇・無期限失格、高木も2016年3月22日から2017年3月21日付で解除されるまで1年間の失格処分をそれぞれ受けている。 笠原氏は「一昔前、高木京介(さん)がジャイアンツ球場に行く途中で事故(に遭)って」と2014年7月11日に発生し複数メディアによっても報じられた、高木が巨人の二軍球場であるジャイアンツ球場(神奈川・川崎市)に向かう途中に見舞われた交通事故について言及。 続けて、「あの時、高木さんはポルシェの911に乗ってて左ハンドルで運転してたんですけど、右側の助手席は大破した。もし右ハンドルで運転してたら、生きてるかどうか分からないくらいの事故だった」と、ハンドルの位置次第では命に関わるほどの事故だったことを暴露した。 今回の動画を受け、ネット上の巨人ファンからは「高木が事故った話は知ってるけどそんな派手な事故だったのか」、「あの時の事故ってそんなにヤバかったのか、でも確か高木は軽傷じゃなかったか?」、「下手したら命に関わるようなレベルだったのは知らなかった」といった反応が多数寄せられている。 「不運な形で事故に巻き込まれた高木ですが、この事故による負傷は右腕打撲の軽傷のみ。同年は事故の影響もあったのか成績を若干落としましたが、幸いにも選手生命や人命に関わるような事態には至らず、その後も賭博事件での失格処分などを経て現在も巨人でプレーを続けています」(野球ライター) 巨人のブルペンを支える中継ぎ左腕として、昨シーズンも55試合に登板している高木。その高木が実は“命の危機”に見舞われていたという笠原氏の暴露に、驚いたファンが多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について笠原将生氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCGOKBW_5opgTMC1mJR_fERQ
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スポーツ 2020年02月18日 17時00分
DeNAラミレス監督、巨人・阪神より中日を警戒? 「Aクラスに入れる」昨シーズン5位から飛躍を断言するワケは
元大洋・横浜の高木豊氏が自身のユーチューブチャンネルに17日にアップした動画に、DeNA・ラミレス監督がゲスト出演。今シーズンのセ・リーグで最も警戒するチームについて言及した。 現役時代にヤクルト(2001-2007)、巨人(2008-2011)、DeNA(2012-2013)の3球団でプレーした45歳のラミレス監督と、大洋・横浜(1981-1993)、日本ハム(1994)の2球団に所属した61歳の高木氏。この2人は現役時代に共にプレーしたことはないが、高木氏がDeNAでコーチを務めていた2012、2013の2年間は選手・コーチとして共にシーズンを戦っている。 動画終盤で高木氏から「今年セ・リーグで一番警戒するチームは?」と聞かれたラミレス監督は、「中日ドラゴンズ。ドラゴンズはとてもいいチーム」と昨シーズン5位の中日を警戒していると回答。 続けて、「なぜそう感じるのかというと、(理由の1つは)伊東(勤)ヘッドコーチ。彼は捕手としても監督としても成功している。それと(もう1つは)中村(武志)バッテリーコーチ。彼もずっと(捕手として)レギュラーでプレーし、素晴らしい頭脳も持っている」と、伊東ヘッド、中村バッテリー両コーチの存在が理由であると口にした。 また、ラミレス監督は「捕手経験のある2人がいるから、投手にすごく良い影響を与える。(また、)中日を見ていると伊東、中村両コーチが、ベンチからうまく捕手をコントロールし統率しているのが分かる」と、両コーチがバッテリーにもたらす具体的な影響についても語っていた。 「去年から『中日は必ず強くなる』ってラミちゃん(ラミレス監督)言ってたもんね」と、聞き手の高木氏もうなずいたラミレス監督の見解。「中日はAクラスに入るポテンシャルを持っている」と、最後まで警戒を緩めることはしなかった。 今回の動画を受け、ネット上のファンからは「中日を一番警戒って意外だな、去年優勝した巨人を挙げるかと思ってた」、「昨シーズン8勝16敗で負け越した阪神より警戒レベル上なのか?」、「コーチ2人だけでここまでの評価にはならないだろ、絶対他の理由もあるはず」といった反応が多数寄せられている。 「昨年の中日は順位自体は5位でしたが、3位阪神とは3ゲーム差、2位DeNAとは3.5ゲーム差とAクラス圏内からそこまで離れてはいません。これはDeNAから見た1位巨人とのゲーム差(5.5ゲーム差)よりも小さいため、ラミレス監督は巨人以上に中日を優勝・Aクラス争いの直接的なライバルと位置付けているのかもしれません。また、中日のチーム成績を見ると打率(.263)、安打(1265本)、失点数(544点)といった部門でリーグで最も良い数字を残しており、さらに守備率(.992)に関してはプロ野球歴代3位、セ・リーグ歴代では1位となる記録をマークしています。ラミレス監督は非常にデータを重視する監督ですから、動画内では言及していないだけで、このあたりも警戒する理由ではないでしょうか」(野球ライター) 監督就任1年目の2016年から昨シーズンまでの4年間では、「57勝39敗4分・勝率.594」と中日相手には好相性だったラミレス監督。ただ、来たる2020年シーズンはこれまでとは違う戦いになると踏んでいるようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCgr5CkgytiVfdnk4C0M42nQ
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スポーツ 2020年02月18日 11時30分
ソフトバンク、故障者続出でも天下が続く? 全球団が将来性を確信、“千賀2世”のデビュー前倒しか
主力投手の故障と出遅れ。「いや、それくらいのハンディがあって、ようやく他球団は互角に戦えるんだから」――。そんなやっかみも聞かれる福岡ソフトバンクホークスだが、選手層の厚さを再認識させられた。 「キャンプ初日からエースの千賀が別メニューとなり、工藤公康監督(56)もかなり心配しています。高橋礼も開幕に間に合うかどうか、微妙なところ。甲斐野央に関しては絶望的」(スポーツ紙記者) 千賀は右ふくらはぎの違和感を訴えていた。2月15、17日にブルペンに入ったが、「ふくらはぎの故障は慎重にならないとダメ。ふくらはぎを痛めたベテランがそのまま引退するケースも多々ありますので」(同) と、まだ楽観視できない状況だ。 「開幕戦のオーダーに、デスパイネとグラシアルの名前もないと思われます。キューバは東京五輪の予選を戦わなければならないので、彼らの来日はかなり遅れるはず」(プロ野球解説者) 相当な戦力ダウンが予想される。しかし、三軍制を敷くチームである。「千賀2世」のデビュー戦が前倒しされそうだ。 今春キャンプで一軍主力グループを意味するA班に振り分けられた育成選手が2人いる。一人は昨秋の台湾リーグで本塁、打点の二冠王となった内野手・砂川リチャード(20)。2人目はピッチャーだ。右の剛速球投手、尾形崇斗(20)である。背番号120の尾形は昨年の練習試合、教育リーグなど31試合に投げ、防御率1・62の好成績を残している。「奪三振率」の高いピッチャーのようだ。昨年10月、若手の教育リーグでもある宮崎でのフェニックスリーグで、この尾形を見た某二軍コーチがこんなことを話していた。 「近々に、一軍の主力になるピッチャー。ストレートで勝負できるところがスゴイ」 剛速球を投げるということで、ソフトバンクの中では千賀2世と早くから呼ばれていたそうだ。しかし、主にリリーバーとして投げてきたので、もし、このまま支配下登録を勝ち取ったとすれば、セットアッパーとして一軍戦に出てくるだろう。 チーム関係者がこう言う。 「工藤監督は千賀がスロー調整となった時点で、先発陣を心配し始めました。『(6人を)固定できないかも』と周囲に漏らしており、経験値の浅い先発投手が早々に打ち込まれてしまう試合も多くなりそう。そうなると、リリーフピッチャーは何人でも欲しいところ」 尾形にも十分チャンスはありそうだ。もっとも、尾形、砂川は支配下登録を念頭にA班に振り分けたのではないという。「勉強させるため」だった。筆者も尾形のフリー打撃登板を見たが(3日)、前日に見た他球団キャンプの一軍投手よりも速い。この時点では前出のチーム関係者が「まだちょっと…」と早期の支配下登録は否定していたが、故障者の続出で状況は変わってきた。チャンスは十分にある。 尾形は17年育成ドラフト1位でプロ入りした。尾形のことを某球団スカウトに聞いてみたら、「全球団がチェックし、将来性も確信していた」と言う。では、なぜ指名しなかったのか? 「70人までしか支配下登録できません。才能はあるけど、一軍レベルになるまで5年くらい掛かるというピッチャーなら、全国にたくさんいますよ。支配下登録の人数制限もある以上、そういう投手は大学、社会人に進んだ後を見守っていくしかありません。育成で指名するにしても、カネが掛かるしね」(在京球団スカウト) 選手を育てるには、カネが掛かるのだ。専用施設の確保もそうだが、ファーム担当コーチの人数も増やさなければならない。他球団が一軍クラスになるまで5年以上掛かると見て指名を見送った尾形を3年でここまで育てたのは、ソフトバンクの指導力の高さだ。とは言え、可能性を秘めた高校生を育成枠で大量指名できるのだから、ソフトバンクの天下は、まだまだ続きそうである。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年02月18日 11時00分
オリックス西村監督、Wエース・シート打撃登板の裏で鈴木優の2軍紅白戦好投を評価
オリックス春季キャンプ第4クール 3日目▽17日 宮崎・清武SOKKENスタジアム 観衆2,400人 オリックスは春季キャンプ第4クールの3日目を行った。雨続きで野外で練習を行うのは4日ぶり。今クール初となる。 1軍グランドでは、シート打撃が行われ、開幕ローテーション当確となっている山岡泰輔、山本由伸のWエースが初登板。アダム・ジョーンズ、吉田正尚、T-岡田らと対戦した。山岡は「いろんなボールを使った」そうで、全部で7種類の直球と変化球を「確認」した。特にシュートは手応えがあったようだ。 一方の由伸は「風が強かった」と自身がフラついた場面を振り返ると、「何球かいい球が投げられました。オフに練習した球をバッター相手に試すことができた」と、ここまでは「かなり順調に来ている」と断言。緩い球はカーブを主体にチェンジアップも3球投げた。「もっと球を操れるようになりたい」由伸にとって、キャンプ終盤からオープン戦は微調整の場になるだろう。 西村徳文監督は「あの2人はシートで投げただけで(十分)…。この寒い中、初めて打者に投げた。全然心配していない」と改めて2人に対する信頼を口にした。 2軍では、雨のため紅白戦が流れてしまった1軍の選抜メンバーを加えた紅白戦が行われ、高卒6年目の鈴木優が3回を5奪三振、無失点の好投を見せた。西村監督は「報告は受けています。上で見てみたい。そういう機会を作らないとね」と語り、鈴木優の1軍紅白戦出場を示唆。2軍の球場に行けなかったという西村監督だが、高山郁夫ヘッドコーチが鈴木優のピッチングを最後まで見ており、「いいですね」と話していたことから、高山ヘッドが報告をしたものと思われる。 鈴木優は昨年末、プエルトリコのウインターリーグに参加。チャンスを与えられた時、成長した姿をしっかりと披露しアピール出来るか?キャンプ終盤までまだまだ目が離せない。(どら増田)
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2020年01月11日 11時00分
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2020年01月10日 11時40分